全国土壌改良資材協議会 通 信 平成27年8月10日発行 No.134 ヘッドライン 1.平成27年度第31回定期総会の報告 2.第2回役員会の報告 3.事務局から (1)微生物資材部会から講演会のご案内 (2)全国土壌改良資材協議会へのホームページのリンクについて (3)農林水産省から「消費者の家」特別展示の協力依頼 (4)平成27年度土壌医検定試験について 4.新聞記事等 ・会員商品紹介:岡部産業(株)、(株)松本微生物研究所 ・平成20年~26年の政令指定土壌改良資材供給量(生産量及び輸 入量) 1.平成27年度第31回定期総会の報告 平成27年度第1回役員会に引き続いて第31回定期総会が5月28日 (木)午後1時30分から日本教育会館(千代田区一ツ橋2-602)で 開催されました。議事に先立ち農林水産省生産局農産部農業環境対策課 課 長補佐相原忠典氏、消費・安全局農産安全管理課 課長補佐伊藤博行氏の来 賓挨拶と山本会長から退任のご挨拶がありました。山本会長は14年の在 任中、微生物資材の自主表示基準の策定、3.11東日本大震災における 行政と協力・連携した事故対応、創立30周年記念行事の開催、秋の現地 研修会の定例化等多くの協議会活動に尽力されました。ご苦労様でした。 事務局からも感謝申し上げます。議事は会員総数62 出席会員24 委 任状提出25。過半数を持って総会は成立し全て承認されました。 1 (1)役員改選と規約の改正 会長山本正信氏(富士見工業株式会社)と副会長を長年務められた門馬 義芳氏(日本ライフ株式会社)の退任による役員改選が行われ新しい執行 体制が決まりました。また新たに相談役を設けることとし、規約の改正(第 9条、10条、12条)を行いました。規約改正は協議会のHPをご覧く ださい。 ◆新会長 牧 孝昭氏(株式会社松本微生物研究所) ◆新副会長 門馬 義幸氏(日本ライフ株式会社) 眞鍋 和裕氏(株式会社関東農産) ◆新監事 岡本 秀一氏(岩谷産業株式会社) 前監事 横坂英信氏退任(岩谷産業株式会社) ◆新顧問 藤澤 英司氏(全国農業協同組合連合会) ◆理事相談役 山本 正信氏(富士見工業株式会社) (2)講演会 ◆演目1:国際土壌年に寄せて「世界にみる土壌劣化の現状と対策」 ◆講 師:前(一社)日本土壌肥料学会 会長 首都大学東京 教授 小崎 隆氏。 ◆演目2:土壌改良資材としてのセッコウ新たな大量需要市場に向けて ◆講 師: (一財)日本土壌協会 会長 松本 聰氏 2.第2回役員会の開催報告 7月23日(木)午前11時~12時まで日本教育会館810号室で行わ れました。出席者 15 名(代理を含む) 事務局 3 名 (1)今後の活動方針について ①部会の活性化 ◆部会長、副部会長の決定。 ・微生物資材部会 部会長 門馬 義幸氏(日本ライフ株式会社) 副部会長 野口 勝憲氏(片倉チッカリン株式会社) ・ピートモス・培土部会 部会長 岡本 秀一氏(岩谷産業株式会社) 副部会長 眞鍋 和裕氏(株式会社関東農産) ・環境部会 部会長 牧 孝昭氏(松本微生物研究所) (会長が部会長を兼務) 2 ◆微生物資材部会から勉強会(講演会)の提案 微生物の自主表示基準と並んで協議会の存在を世の中にアピールす るものが必要である。それには効果基準までやる必要がある。そこに1 歩1歩近づけて行くために野口副部会長から勉強会の提案が出された。 従来から腸内細菌を中心とした共生微生物が人の健康に重要である ことが認識されている。そこで国立研究開発法人農業・食品産業技術研 究機構 北海道農業研究センター 主任研究員 池田 成志氏に9月 4日の東京出張に合わせて講演をお願いすることにした。 ②HPを利用した協議会の周知 協議会のホームページを多くの人に見てもらう必要がある。方策とし て会員のホームージから協議会のホームページへリンクすることで閲 覧者はどちらからでも協議会のホームページを見ることができるよう になる。 リンクを張るために事務局で協議会のバナーサンプルを作成する。 ③グローバルな土壌改良資材の現状把握 輸出入の市場の現状と商取引上の規制等相手国の問題点について 情報収集に努める。 (2)秋の合同現地研修会について 昨年度、台風の影響で急遽中止となった研修会を同じコースで3.1 1東日本大震災、東電福島第1原発の被災地を訪問先とすることとして 再度訪問先とスケジュール調整を行う。 日程は10月30日(金)~31日(土)、宿泊先はモンタナリゾート (宮城県岩沼市)に決定した。 (3)新規入会について 有限会社 Joy Consulting(東京都江戸川区東小岩4-1-6)が入 会されました。社長 高村 斉治 連絡担当者:高村 圭一郎 微生物土壌改良資材の開発・輸入業務の勉強と情報収集のため。 (4)その他 国際土壌年記念に絡んだ世界の土壌分類をビニール製の風船に描写し た「土壌儀」40個を会員に先着順に無償配布することになった。 3.事務局から (1)微生物資材部会からの講演会のご案内 講演会は既に案内文書及びメールでご案内をしております。8月25 日までに事務局までにFAXで申し込み下さい。 ・講演演題:植物共生微生物と農業 3 ・講 師:国立研究開発法人農業・食品産業技術研究機構 北海道農 業研究センター 主任研究員 池田 成志氏 ・開催日時:9月4日(金) 午後2時30分~午後5時。 終了後午後5時15分から講師を囲んだ懇親会。 ・会 場:(一財)日本教育会館 7階 702号室 懇親会場 日本教育会館 8階 喜山倶楽部 ・費 用:受講料 無料 懇親会費 5、000 円 ・定 員:70名 ・申 込:FAXで事務局まで。FAX(03-3219-1646) ・締 切:8 月 25 日(火) (2)全国土壌改良資材協議会へのホームページのリンクについて 微生物資材部会及び役員会で今後の活動方針を討議しました。 した。その中で、ホームページの活用方策として現在のホームページは 協議 会のホームページ(http://japan-soil.info/DOKAI/)に登録されて いる会員から会員企業、団体のホームページに行けるようにリンク(協 議会HP→会員HP)が張ってあります。しかし、逆方向はリンクされ ていないため今後は会員HPから協議会にリンク(会員→協議会)を張 って頂くことによって協議会と会員のHPが双方向にリンクすることに よって協議会の認知度の向上を図ることにしました。 協議会はリンクフリーです。基本的には皆様のホームページのトップペ ージにバナーを張って頂くと有難いのですが、どのページでも以下の 4 つ のリンク用バナーサンプルから選んでスペースに合わせたサイズでリン クを張って頂きますようご協力をお願い申し上げます。リンクを張った際 にはご連絡をお願いいたします。リンク用バナーは既にメールで会員の皆 様には送信してあります。ご利用ください。 「バナーのサンプル」 4 (3)農林水産省」「消費者の家」特別展示の協力 農林水産省生産局農産部農業環境対策課から国際土壌年に絡んで特別 展示「土ってなんだろう?地味だけどすごい!土のヒミツをときあかそ う!」を消費の部屋で実施するあたり、協議会会員に土壌改良資材のサ ンプル配布の協力依頼がありました。この企画は一般消費者を対象に埼 玉川の博物館と農業環境技術研究所が共催する巡回展の一環として行い ます。会員の皆様からのご協力もあり農林水産省担当者からお礼の言葉 を頂きました。霞が関にお越しの際は立ち寄って見てください。詳細は 別紙の開催チラシをご覧ください。 展示期間:平成27年8月17日(月)~8月21日(金) 10時~17時(17日は12時~、21日は13時まで)) 展示場所:農林水産省北別館1階「消費者の部屋」 展示内容:土壌断面標本、土の重さの体験、土を使ったアート展示等 問い合わせ:農林水産省生産局農業環境対策課 地力増進係長 松本真歩 電話:03-3502-5956(直通) (4)国際土壌年記念「土壌儀」のサンプル配布 国際土壌年に絡んで協議会は寄付、講演会の開催等で協力・応援をし ています。その一環として世界の土壌分類を描写したビニール製の風船 「土壌儀(直径約25㎝)」を40個購入しました。会員の皆様に先着順 1社1個にて無償配布しています。まだ、余部がありますのでご希望の 方は事務局にメールで申し込んで下さい。 (4)平成27年度土壌医検定試験のご案内 検定試験日は平成28年2月14日(日)1級から3級まで同時に全 国8会場で行われます。本年度は過去問題集の発行(10月末)をしま す。また、土壌医資格登録制度と土壌医の会の組織運営が改正されまし た。詳細は土壌医検定ホームページをご覧ください。 5 編集後記 創立31年目の夏。会長、副会長が代わり新年度がスタートしま した。総会、役員会で討議された今後の活動方針。どれも重要な課 題です。規約に協議会の目的は「会員相互の親睦、土壌改良資材の 品質の向上、生産、流通の円滑化を図り、もって、地力増進対策の 発展・強化を資する」とあります。親睦からさらに協業へ。1会員 ではできなこと、やりたいことが会員同士の知識、技術を出し合っ て取り組んで行くこと。そんな事例が一つでも生まれるようにお役 に立ちたいと考えています。 最近インターネットによるテレビ電話を利用した遠隔レッスンの 講習会に参加しました。テレビ電話とはご存じの Skype です。遠隔 地からの個別相談として英会話等のマンツーマンの教育では広く利 用されています。知人友人、親戚(おじいちゃん、おばあちゃん、孫) とのコミニケーションの手段でもあります。 PCからスマートフォン、タブレットの時代。協議会のHPも会員 ブログ、SNS機能を取り入れたHPの見直しを会員有志の力で検討 することも意義のあることだと思います。 お盆休みの東京は静かになります。帰省先がない小生は、自宅近 くのスポーツ倶楽部で汗を流し、近所の店で食事、夜はのんびり。 小4の孫娘から戦争の体験を聞かせて欲しいと電話がありました。 さて、困った。何を伝えるのか。疎開体験・・・。 盛夏 皆様もご自愛ください (NK記) 発 行:全国土壌改良資材協議会 http://japan-soil.info/DOKAI 所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-58 パピロスビル6階 事務局:(一般財団法人)日本土壌協会内 担当:越谷、平澤 Tel:03-3292-7281 Fax:03-3219-1646 E-mail:[email protected] 6
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