砺波地区中学校陸上競技選手権大会 H27.6.5 第98号 今朝は早くから、小矢部陸上競技場 へと向かった。今日は砺波地区中学校 陸上競技選手権大会の日である。この 陸上競技が他の競技に先駆けて行われ る。選手権のスタートである。出来る ことならこの陸上競技で弾みをつけ て、砺波地区の雄としての出町中学校 の力を他校に示したいところである が、何処の学校も一生懸命にこの日に 向けて練習を積み重ねて来ている。な かなかそう簡単には行かない。だが、 そうなるにしろならないにしろそこに 向かって努力することは、重要なこと である。大切なことは結果ではなく、そこに至る過程であるとはよく言われる ことだ。ただそれが言い訳になるのはいけないと思っている。よくあることだ が、先に言い訳をしてしまうケースがある。そしてその場合、責任は自分では なく他に求めるのもよくあることである。 私の尊敬する指導者はみなさん 、「勝ったら子供がよかったのだよ。負けた ら指導者が悪かったんだよ」と教えて下さった。だから私はいつもその言葉を 大切にしている。そのことは単に部活動の指導に留まらない。授業が上手くい かないのは、その授業者に力が無いからである。学級経営が上手くいかないの は、まだまだ担任が力をつける必要があるからである。学校経営が上手くいか ないのは、校長に力が無いからである。ここまで書いて来て、反省しきりであ る。 話を陸上に戻そう。今日は選手宣誓を本校の S さんが行った。昨日 S さん は私に、「校長先生、今回私が選手宣誓をしますので宜しくお願いします」と 話していた。それを聞いて私は、 「素晴らしいね、緊張しない?がんばってね!」 と声をかけていた。 今日 S さんは素晴らしい選手宣誓を した 。「自分を信じ、仲間と共にがん ばります!」という選手宣誓は、中学 生らしく爽やかであった。そして何よ りも S さんの透き通った大きな声が、 小矢部市陸上競技場一杯に響き渡った ことに感動した。周りにおられた他校 の校長先生方からも 、「出町中学校の 子供の選手宣誓は素晴らしかった」と 沢山お褒めの言葉をいただいた。本当 にありがたかった。 こうやって来年もそして再来年も子 供たちに伝統というタスキが繋がって行くことだろう。そんな出町中学校を皆 さんは大切にしていってほしいものだと思う。 さあー、結果を楽しみにしていよう。がんばれ!出中陸上部! -1-
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