【REPORT 2015(1)】 /PDFデータ

REPORT 2015
音声認識システム導入開始
音声認識システム
2015年2月、松江支店に音声認識システムを導入しました。従来のピッキングは紙で出力された
ピッキングリストを担当者が手持ちで見ながら倉庫内ピッキングしていく方式で、商品知識やイレ
ギュラー時の対応・要領など、ある程度のスキルも必要で、業務時間増大の一因でした。
■ 紙不要・手間の削減
ピッキングリストの内容が音声で指示。紙は不要。
手書きする時間や欠品時の伝票再発行の手間がゼロ。
在庫再引き当てもその場で音声で指示。
導入した音声認識システムは、ピッキン
「1個」
「はい」など発話作業をしながら、次の指示内容を
グ商品をコンピュータが音声を読みあげ、
確認。
『もう一度』
と言えば、聞きなおし可能。
■ 業務標準化
それに応答することでピッキング作業が完
音声指示に従うだけなので業務標準化が向上。熟練者
了する仕組みです。両手が使えることの業
でなくても作業に入れる。
■ 安全性向上
務効率化と、熟練を要しない業務標準化に
両目・両手が自由に使えるので商品の取り扱いやカゴの
効果が出ることを期待しています。松江支
移動が丁寧で安全。
店での初期運用のなかでさらに改良を行
■ 低温庫内作業対応
い、2015年度から16年度にかけて、他の拠
点に順次導入する計画です。
低温度帯対応:−30℃∼50℃の耐性、100%結露耐性、
衝撃耐性。
青い卵型の送受信機とヘッドセットを装着し業務に入る
管理業務集約とフードディフェンス
新製品発表 夏でも食べやすいコロッケ3種類!
2014年下期から、さんれいフーズとさんれい製造の総務・人事・経理など
2015年4月1日、
コロッケ3種類を発表しました。全国のスーパーマーケット
管理部門をさんれいフーズ本社に統合集約し、
ワンオペレーションに移行し
惣菜売場で、野菜や豆乳を使った夏向けのヘルシー感と当社製品の特長で
ました。管理業務を集約し、合理化と高度化を目指します。
また食品物流改革
ある「とろけるなめらかさ」を訴求します。柔らかなベジタブルカラーを使っ
室も下期より発足、音声認識システム導入のほか、拠点整備検討も含む物流
たポップなお持ち帰り袋も注目のポイントです。
業務最適化の基本プラン策定を継続しています。
一方、近年大きなリスク要因となりうる食品事故事案について重要な経営
課題として、改めて管理体制を見直しました。自社工場製品については工場
内でのフードディフェンスおよび異物混入防止の強化と、地域販売では仕入
商品で発生した事案の初期対応のルール化を図るのと同時に、安全・安心な
商品供給の徹底を図るよう仕入先にも協力を呼びかけました。
なめらか仕立て
クリームポテトコロッケ
えんどう豆と豆乳の
ポタージュコロッケ
7種の野菜入り
トマトソースコロッケ