酪農経営科・農業特別専攻科だより12月号

別海高校 酪農経営科・専攻科
●【経営科】農ク全国大会、堀君が入賞!
10月21日(水),22日(木)に群馬県で開催され
た学校農業クラブ全国大会に本校から3名の生徒が
が出場しました。大会期間中は好天に恵まれ、北海
道から参加した私たち
にとっては少し汗ばむ
ような気温の中での大
会となりました。本校
からは、農業鑑定競技
では3年生の井上季音
君と 2 年生の堀有樹君
大会式典会場にて
が畜産コースに出場し
ました。また、代議員会には 3 年生の内田佑机君が
東北海道連盟を代表して会議に参加しました。大会
の結果、2年生の堀有樹君が畜産コースでは昨年に
引き続いて入賞を果たす活躍をしてくれました。大
会式典では全国大会で最優秀賞を受賞した発表を参
観し、充実した取り組みを学習できたのは大変良い
機会となりました。また、農業高校を応援する議員
連盟より石破茂様からも熱のこもったメッセージを
いただき、多いに刺激を受けた大会参加となりまし
た。結果は、次のとおりです。
【農業鑑定競技(畜産)】 堀 有樹(2年) 優秀賞
●【経営科】海外研修を実施!
11 月 9 日(月)
より 16 日(月)の
8 日間本校生徒の海
外視察研修が行われ
ました。別海町酪農
後継者を育てる会
(原井松純会長)と
山口団長から説明を受ける生徒
別海町のご支援のも
と、カナダの酪農視察を実施しております。今年
は、昨年度同様ローヤルウインターフェアと合わ
せ、ケベック州の酪農場 3 戸を視察いたしました。
世界最高峰のウシ達、それを支える農場は見応え
が十分であるとともに、日本との大きな違いを実
感させられるものとなりました。詳細は次号にて
お伝えいたします。
●【専攻科】新規参入者交流会へ参加
10月16日(金)、
根室管内新規参入者
交流会が中標津町で
開催され、専攻科学
生10名が参加しま
した。根室管内農業
士会が新規参入者・
研修生・後継者に呼
びかけ、関係者を含
佐藤さんの発表
めて約 50 名が集まっての交流会となりました。
「私が目指す酪農」というテーマのもと、専攻
科学生の佐藤さんが法人研修生の立場からの事例
発表をおこないました。その後、グループ毎に分
かれての討議と昼食交流会がおこなわれました。
グループ討議では、紹介者として参加した佐藤
さんはじめ、参加学生は、新規参入者の皆さんや
指導農業士の皆さんと今抱えている問題点や、改
善すべき点について、活発に相談や討議をおこな
い、今後の農場経営に向けた良い刺激と、多くの
ヒントを得ることができた様子でした。また、そ
の後の昼食会においても、参加者との交流を深め、
実りある交流会となりました。
●【専攻科】“あ・ら・かると"交流会
11月6日(金)根室農業改良普及センターで、
ねむろ農村女性グループネットワーク協議会主催
の「“あ・ら・かると”交流会」が行われました。
農業特別専攻科1年目学生の佐藤さんと酒井さ
んが交流会に参加し、女性部の皆様が作ってくだ
さった料理を食べながら様々なお話を聞くことが
でき、より深く交流ができたと思います。こうい
った機会を是非、今後の学生生活に生かしてほし
いです。
●【専攻科】草力展2015へ参加
11 月 9 日(月)
にホクレン根室地
区家畜市場にてネ
ムロ草力活性化プ
ラン「草力展20
15」が開催され、
専攻科学生も展示
各ブースを訪問中
会やサイレージ品
評会へ参加させていただきました。
フォーラムでは、子宮内膜炎を減らす飼養管理
のポイントについて、また、これからの草地更新・
植生改善について聴講し、日々乳牛の管理と草地
管理を実践している学生にとって、非常に良い機
会となりました。
また、サイレージの品評会では真剣にサンプル
のサイレージの色・臭気などを参考の成分表と見
比べながら検討し、各展示ブースでは、新商品の
説明や各企業の取り組みについて耳を傾け、経営
に生かせる良い草づくりに向けたヒントを多く得
た様子でした。
今後、冬期間のうちに各学生は、今回の展示会・
フォーラムで得たことを参考に、実際に専攻科で
各圃場の土壌分析や飼料分析をおこなうことで、
各農場に合った粗飼料生産と飼養管理を目指して
いきます。