インバウンド旅行者の利便性向上のための受入環境整備事業補助金

インバウンド旅行者の利便性向上のための受入環境整備事業補助金交付要綱
(趣旨)
第1条 富士山世界遺産登録により富士山周辺を訪れる外国人観光客は大幅に増加しているが、
多くの飲食店では日本語のメニューしかなく、外国人観光客が安心して飲食店に入りにくいのが
現況であり、おもてなし富士吉田としては、早急に改善しなければならない。また、この好機を
確実に捉え経済の活力に繋げることが肝要である。
この補助金は、会員事業者によるインバウンド旅行者の利便性向上のための受入環境整備に係
る経費に対し、予算の範囲内で補助金を交付する。
(補助対象事業者)
第2条 補助金の交付の対象となる者(以下「補助対象事業者」という。
)は、1年以上富士吉田
商工会議所の会員資格を有する者のうち飲食事業者 食品衛生法(昭和22年法律第233号)第
51条の営業を営む者をいう。但し、本補助金の交付は年度に関わらず1回限りとする。
(補助対象事業及び補助対象経費)
第3条 補助金の交付の対象となる事業(以下「補助対象事業」という。)及び補助金の交付の対
象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は以下のとおりとする。
補助対象事業者が実施する次に該当する事業
①メニュー表示の多言語化事業(英語は必須)(店舗内外含む)
②補助対象事業者が自ら開設するウェブサイト等の多言語化事業
補助対象事業の実施に要する次に掲げる経費
①筆耕翻訳料
②印刷製本費
③店舗内外掲示用メニュー作成費
但し、補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税は対象外とする。
(補助金の額等)
第4条 補助金の額は、補助対象経費の2分の1以内の額で、5万円を限度とし、予算の範囲内
において交付するものとする。
2 前項の規定により補助金の額を算定する場合において、その額に1,000円未満の端数が生
じたときは、これを切り捨てるものとする。
(交付申請)
第5条 補助金の交付を受けようとする者は、インバウンド旅行者の利便性向上のための受入環境
整備事業補助金交付申請書(様式第1号)を富士吉田商工会議所に対し、事業実施前までに提出
しなければならない。
(交付決定)
第6条 富士吉田商工会議所は、前条第1項の規定による申請書の提出があったときは、当該申請
に係る書類の審査及び必要に応じて行う現地調査等により、補助対象事業の目的及び内容が適正
であるかどうかを調査し、補助金の交付の可否について決定し申請者に通知するものとする。
(様
式第2号)
(実績報告)
第7条 補助事業者は、補助対象事業が完了したときは、当該補助対象事業の完了した日から30
日を経過する日又は当該補助対象事業の完了した日の属する年度の3月20日のいずれか早い日
までに、インバウンド旅行者の利便性向上のための受入環境整備事業補助金実績報告書(様式第
3号)に次に掲げる書類を添え、富士吉田商工会議所に提出しなければならない。
・対象経費に係る領収書の写し ・補助事業で作成したメニュー等の写真
(補助金額の確定)
第8条 前条の規定による実績報告書の提出があったときは、当該実績報告書等の審査及び必要
に応じて現地調査等を行い、交付すべき補助金額を確定し、インバウンド旅行者の利便性向上の
ための受入環境整備事業補助金交付確定通知書(様式第4号)により確定した額を補助事業者に
通知するものとする。
(交付請求)
第9条 補助事業者は、補助金の交付を受けようとするときは、インバウンド旅行者の利便性向
上のための受入環境整備事業補助金交付請求書(様式第5号)を富士吉田商工会議所に提出しな
ければならない。
附 則
この告示は、平成27年8月11日から施行する。