保護者・地域とのパートナーシップでつくる地域の学校 戸田市立芦原小学校 芦 原 ブ ル ー 校長室だより N0.8 平成27年9月17日 地域について学ぶ - 6年生「総合的な学習の時間」から - 6年生は、総合的な学習の時間「キラッと戸田大発見」の学習を4月から進めてきました。 9月14日(月)、フィールドワークとして「笹目川船下り体験」を行いました。これは、平 成24年から27年にかけて水辺施設が整い、水辺に親しめる快適な空間が誕生したからです。 加えて、本事業の当初から、隣接する学校としての関わりがありました。しかし、市民・関係 団体・戸田市・埼玉県が協働し、まちづくりと連携した笹目川の再生が進んでいることを子供 達が実感できる機会はありませんでした。そこで、今年度から、地域の河川「笹目川」を教材 としました。 笹目川に興味津々 いざ、出発 クラスごとにクルーズ 戸田市・埼玉県のご担当から、本事業について出前授業をしていただきました。その後、一 人一人の課題に沿って学習を進めてきましたが、体験を通して学んだ子供達の反応は素晴らし いものです。緊張しながら始まった船下り体験も、五感を通して学び多くの発見をした子供達 の表情に表れていました。 体験を通して学ぶ 保護者も北部橋から参観 今年度実施した「全国学力・学習状況調査」では、本校の6年生は、総合的な学習の時間に 対する関心や学び方はについて、高い意識をもっています。また、地域や社会で起こっている 問題やできごとに関心があるかについても同様です。一方、地域の行事に参加する・地域をよ りよくするために何をするべきかについては、意識の低さが認められます。今回のように地域 の河川やそれを取り巻く取組を通して学ぶことは、将来に羽ばたく子供達にとって価値ある学 習と捉え、教育活動を進めて参ります。
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