(1)”はみずはなみず” 何の花?

『はみずはなみず』
何の花
花があるときは葉がなく、葉があるときは花がない
秋に花茎を伸ばして開花し、花が枯れてから葉を出し、翌春まで繁り
夏には葉も枯れてしまう。
この花は毒があり、球根は水にさらしておくと毒が抜け、食用になる
稲作や仏教とともに飢餓の時の救荒植物として中国から伝わり
現在にいたる。
*この花の球根には多量のデンプンが含まれていて救荒植物として畦道に植えられた
*球根は鍬などで切られてもすぐ再生するので、密集して咲く花です
*畦にころがった球根から出た根が地中に入ると根が縮んで、球根が土の中に引き
込まれるので、畦の強化に植えられた。
*モグラや野ネズミから田畑を守るためにも植えられた。
*墓場に多いのは、先祖供養のために植えられた。
*曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は赤い花という意味で、『天上の赤い花』という。
*この花はリコリンなどのアルカノイドも含まれ有毒です。
おう吐や下痢などをともない、はなはだしい時は呼吸麻痺を起す。
*お彼岸になるとかならず咲きだすのは何故ですか・・・
植物は夜の時間を体内時計として時間の長さをはかり咲き始める。
この時期は昼の時間と夜の時間がほぼ同じに(12時間)なります。
*名勝は宇陀地区高井の『仏隆寺』
さて、この花は何という花でしょうか