山形さくら町病院 永田 資料

精神保健福祉法下の入院(入院形態)
入院形態
【高】
緊急度
強制力
【低】
対象者像(精神障がい者)
入院要
否
診断
同意書
書面
告知
入院手続
有効(退院)期間
緊急措置
(29-2)
精神症状により自傷他害のおそれ
又は疑いがあり急速を要す
指定医
(公務)
知事命令
知事
72時間以内
改めて措置診察
措置
(29)
精神症状により自傷他害のおそれ
のある
原則、外出外泊不可
指定医
(公務)
2名以上
知事命令
知事
指定医による診察
措置症状消退届
(外泊時:仮退院届)
移送による
応急・医療保護
(34)
直ちに入院させなければ
医療及び保護を図るうえで支障あり
家族等が説得の努力を尽くした
指定医
(公務)
家族等
(急速を要す
場合なし
:応急入院)
知事
(移送)
移送から入院
(72時間以内退院時:
指定医診察)
応急
(33-7)
直ちに入院させなければ
医療及び保護を図るうえで支障あり
本人及び家族等の同意を得られな
い
指定医
特定医
師
:12時間
なし
病院
管理者
入院届
⇒直ちに県へ
72時間以内
(特定:12時間以内)
医療保護
(33)
直ちに入院させなければ
医療及び保護を図るうえで支障あり
任意入院を行える状態にない
家族等の同意のある
指定医
特定医
師
:12時間
家族等
病院
管理者
(4週間以内の
告知延期)
入院届
同意書
入院診療計画書
⇒10日以内に
県へ
医師による診察
退院届
※任意入院への変更
促進
(特定:12時間以内)
任意
(20)
自らの入院について同意する
原則、開放処遇
※任意入院となるよう努めなければ
ならない
医師
本人
病院
管理者
同意書
⇒病院
退院の申出
(指定医・*特定医師
による72時間・*12時
間の退院制限)
精神保健福祉法下の入院(県)
警察
自傷他害
行為
措置通報
事前
調査
指定医の措置診察(2名(1名))
精神症状により
自傷他害のおそれがある
(緊急)措置入院
連絡
本人
家族
地域住民
児童相談所
生活保護窓口
相談支援事業
等
県
事前
調査
(保健所)
家族等が
説得の努力を
尽くした
移送 指定医の診察
医療保護入院
直ちに入院させなければ医療
及び保護を図るうえで支障あり
応急入院
訪問指導等による受療支援
*地域保健活動の一環
本人・家族の同意により訪問
危機介入時は保健所長の許可
○未受診・治療中断
○地域での他害・迷惑行為
○家庭内暴力・自傷・ひきこもり
受診
(通院・入院)
精神保健福祉法下の入院(精神科病院)
家族等
除く
自傷他害
あり
自傷他害
なし
保健所
指定医又は*特定医師の診察
依頼
直ちに入院させなければ
医療及び保護を図るうえで著しく支障がある
本人及び保護者の同意が得られない
応急入院
72時間又は*12時間
相談
警察
他の入院形態へ
介入
救急隊
他病院
本人
家族
受診
地域住民
又は退院
精神科
病院
指定医又は*特定医師の診察
直ちに入院させなければ
医療及び保護を図るうえで著しく支障がある
任意入院を行える状態にない
家族等の同意がある
退院制限
“医療及び保護”のために入院継続が必要
(72時間・*12時間)
生活保護窓口
等
(*特定医師:12時間)
指定医・*特定医師の診察
児童相談所
相談支援事業
医療保護入院
医師の診察
本人の同意
任意入院
自
傷
他
害
の
お
そ
れ
は
な
い
が
、
任
意
入
院
の
状
態
に
な
い
者
家
族
等
の
同
意
【
同
意
書
】
・
市
町
村
長
同
意
医療保護入院の流れ
医
療
保
護
入
院
入院後
7日以内
入院後
10日以内
推定される入院期間
前後2週間
入院後
12ヶ月
【医療及び保護】
退
院
通院
任意入院
『入院届』
指
退院支援
定期病状
『入院診療計画書』
定
委員会
報告書
(推定される入院期間) 『入院診療計画書』
医
退院後生活環境
『家族等同意書』
①入院継続必要性
の
相談員の選任 又は『市長村長同意書』
指定医診察
の有無と理由
診
②委員会開催時点から 『審議記録』
察
退院請求
推測される入院期間
・
特
③退院に向けた取組
処遇改善請求
定
退院に向けた
⇒『審議記録』の作成
病院管理者名の
医
具体的指示 『退院届』
知事に対し、
師 『書面』による告知
12 (4週間以内の延期可)入院者・家族等請求
医師診察
時
地域援助事業者
以
の参加
県で受理
県で受理
内
医療及び保護
のため入院が必要
任意入院が行えない
精神医療審査会