6月 平田中学校の先生方の出前授業(4年生) ~ 教員の感想から

6月 平田中学校の先生方の出前授業(4年生)
~ 教員の感想から ~
■ 体育
マットの上での前転から、セーフティーマットで踏み切りの板のある無しの
前転へ、そして最後にとび箱でと流れるように進んでいきました。このように、
段階を追ってご指導いただき、子どもたちにとって抵抗なくできたという感想
が多かったようです。前転の補助も子どもが主体でできるように、さりげなく
サポートするような形でしたので、自分だけの力だけでとび箱前転ができるよ
うになったと思っている子も多かったと思います。何より一つのことに集中し
ていた子どもたちの姿が印象に残っています。
■ 理科
液体窒素の科学実験を子どもたちの目の前で実演していただきました。いろ
いろある実験の中でも液体窒素の実験は大人気です。おもしろくないはずがあ
りません。村田先生の軽快なトークにものせられ、子どもたちはもうすっかり
理科のおもしろさに引き込まれていました、今から既に中学校で理科を学ぶこ
とを楽しみにしている子どももたくさんいます。この気持ちをしぼませないよ
う、今後の授業に取り組んでいきたいと思います。
■ 国語
言葉のゲームを使った導入に子どもたちは引き込まれ、どの子も抵抗なく金
子みすずの詩の世界に入り込んでいきました。中学校の国語の先生の授業展開
は子どもたちにとって刺激的でとても印象に残ったようでした。さっそく詩を
覚えた子もおり、詩の世界に関心を向けている様子がよく分かりました。国語
にもっと興味を持って取り組めるよう私自身も授業を工夫して行っていきたい
と思いました。
■ 算数
「折れ線グラフは、中学校では、あまり出てこない。理科や社会によく出てく
る。本当の勉強は、自分で課題を見つけて考えてやるんだよ。」等、中学校への
展望や勉強の本質を話してくださり、子どもたちも納得しながら中学校の先生
の話を熱心に聞いていました。このような姿から、今回の授業は、貴重な体験
となったように感じています。子どもたちに、時々自主勉強の課題を出します
が、今までは、漢字や計算ドリルが主となっていましたが、今後は関心の方向
性が変わってくるのではと期待しています。