493 故人の親しい人への弔問の礼状 改まった文例 亡 父 葬 儀 の 際 に は

改まった文例
故人の親しい人への弔問の礼状
493
亡父葬儀の際には、ご懇篤なるご弔詞に加え過分なるご厚志をたまわ
り、深謝申し上げます。
ご多忙を極める○○様が、遠路お越しくださり、父も草葉の陰で、定
めし恐懼しかつ喜んでいるものと存じます。
○○様に父はいつも感謝しておりました。まがりなりにも会社を構え、
大過なく仕事を続けられるのは、○○様のご支援の賜物であり、○○様
のご厚恩には、いつか必ずご報恩しなければと申しておりました。しか
し、その機会ついに訪れず他界した父は、さぞかし無念だったに違いあ
りません。
父になり代わり、生前たまわりし格別のご厚情に、心から感謝申し上
げる次第です。
今後も変わらぬご交誼をお願い申し上げます。
略儀ながら本状を以てお礼のみ申し置きます。