平成26年度 事 業 報 告 書 平成26年4月 1日から 平成27年3月31日まで 学校法人 美作学園 1 法人の概要 (1) 建学の精神 本学園は豊かな情操と知性とを育むことにより、人としての道を培い、一人の自立した人間として 国際的視点から社会に貢献できる、自由で創造的な人格の育成を目的とする。 あわせて本学園は、寒さに耐え凛として薫り高い花を咲かせる白梅を学花に定め、これを目指す 人間像の象徴とする。 (2) 学校法人の沿革 大正 昭和 平成 4 9 10 3 8 15 23 25 26 28 30 33 37 40 42 42 43 44 53 53 56 58 59 63 12 12 12 13 13 14 15 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 4 4 4 9 4 4 4 12 4 4 5 3 4 4 4 4 4 4 3 4 4 9 12 4 4 4 4 4 4 4 4 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 15 15 17 19 20 20 23 24 年 年 年 年 年 年 年 年 4 4 4 4 4 4 4 4 月 月 月 月 月 月 月 月 津山高等裁縫学校創設 設立者苫田郡教育会 津山実科女学校と改称 津山実科高等女学校と改称 津山市山北500番地に移転 津山女子商業学校を併設 津山実科高等女学校を岡山県美作高等女学校と改称 新制岡山県美作高等学校設置 財団法人苫津教育会を学校法人苫津学園に改組 美作短期大学に家政科開設 場所 津山市山北 美作短期大学に英語科増設 場所 津山市山北 学校法人苫津学園を学校法人美作学園と改称 美作短期大学の英語科募集停止 美作短期大学に服飾科増設 美作短期大学に保育科増設 美作女子大学(家政学部家政学科)開学 場所 津山市上河原 美作幼稚園創設 場所 津山市山北 幼稚園名称を美作大学附属幼稚園に変更 美作短期大学の学科を家政学科・服飾学科・幼児教育学科に名称変更 美作短期大学校舎新築移転 場所 津山市上河原 美作短期大学を美作女子大学短期大学部と名称変更 美作女子大学家政学部の学科を食物学科・児童学科に改組 美作女子大学短期大学部服飾学科廃止 美作女子大学家政学科廃止 美作女子大学短期大学部家政学科を生活科学科に名称変更 美作女子大学家政学部を生活科学部に名称変更 美作女子大学生活科学部に福祉環境デザイン学科設置 美作女子大学短期大学部生活科学科生活科学専攻募集停止 美作女子大学短期大学部生活科学科食物栄養専攻を栄養学科に名称変更 岡山県美作高等学校通信制課程設置 美作女子大学短期大学部に専攻科介護福祉専攻増設 美作大学・美作大学短期大学部を男女共学化 美作女子大学・美作女子大学短期大学部を美作大学・美作大学短期大学部 へ名称変更 美作女子大学附属幼稚園を美作大学附属幼稚園へ名称変更 美作大学児童学科保育士養成コース設置 美作大学・美作大学短期大学部地域生活科学研究所設置 美作大学大学院修士課程生活科学研究科開設 美作大学大学院博士課程生活科学研究科開設 美作大学大学院修士課程人間発達学研究科開設 美作大学生活科学部福祉環境デザイン学科を福祉のまちづくり学科へ名称変更 美作大学生活科学部福祉のまちづくり学科を社会福祉学科へ名称変更 美作大学大学院生活科学研究科博士後期課程募集停止 -1- (3) 設置する学校・学部・学科等 設置する学校 美作大学大学院 設置年月 学部・学科等 摘要 平成17年4月 生活科学研究科生活科学専攻(博士前期) 平成19年4月 生活科学研究科生活科学専攻(博士後期) 平成20年4月 人間発達学研究科人間発達学専攻(修士) 美作大学 昭和42年4月 生活科学部 昭和56年4月 食物学科 昭和56年4月 児童学科 平成12年4月 社会福祉学科 美作大学短期大学部 昭和26年4月 栄養学科 昭和40年4月 幼児教育学科 平成14年4月 専攻科介護福祉専攻 岡山県美作高等学校 昭和23年4月 全日制(普通科) 平成13年4月 通信制(普通科) 美作大学附属幼稚園 昭和42年4月 (4) 学校・学部・学科等の学生数の状況 学校名 平成26年5月1日現在 (単位:人) 平成27年5月1日現在 入学 収容 定員数 定員数 入学 収容 定員数 定員数 3 生活科学研究科(博士前期課程) 美作大学大学院 生活科学研究科(博士後期課程) 人間発達学研究科(修士課程) 美作大学 生活科学部 - 6 - 現員数 2 3 3 - 6 - 現員数 1 3 5 10 3 5 10 2 食物学科 80 320 375 80 320 377 児童学科 80 320 378 80 320 380 社会福祉学科 50 200 206 50 200 210 210 840 959 210 840 967 栄養学科 40 80 82 40 80 84 幼児教育学科 70 140 155 70 140 136 110 220 237 110 220 220 20 20 17 20 20 18 250 750 806 250 750 790 65 205 209 65 205 202 663 2,051 2,236 663 2,051 2,203 100 300 123 100 300 140 合計 美作大学短期大学部 合計 専攻科介護福祉専攻 岡山県美作高等学校 全日制(普通科) 美作大学附属幼稚園 合計 岡山県美作高等学校 通信制(普通科) -2- (5) 役員の概要 (平成26年5月1日現在) 定員数 理事 6~13名,監事3又は4名 常勤・非常勤の別 摘 要 平成10年11月理事就任 常勤 平成18年11月理事長就任 非常勤 平成8年4月理事就任(人事担当) 非常勤 平成13年6月理事就任(財務担当) 常勤 平成15年4月理事就任(人事担当) 常勤 平成17年4月理事就任(人事担当) 常勤 平成19年4月理事就任(人事・財務担当) 平成20年11月理事就任(財務担当) 非常勤 (株式会社すえ木工代表取締役) 区分 氏名 理事長 藤 原 修 己 理 事 理 事 理 事 理 事 理 事 園 田 稔 押目美恵子 船 盛 茂 鈴 木 昌 徳 片 山 学 理 事 須 江 英 典 理 事 多 胡 幸 郎 非常勤 理 事 理 事 理 事 理 事 監 事 監 事 監 事 本 郷 順 子 谷口 圭三 真 木 源 鵜 﨑 実 朝比奈泰子 井手絋一郎 頭 士 浩 子 常勤 非常勤 常勤 常勤 非常勤 非常勤 非常勤 平成20年11月理事就任(財務担当) (合資会社多胡本家酒造場代表社員) 平成21年4月理事就任(人事・財務担当) 平成24年11月24日理事就任(財務担当) 平成25年4月1日理事就任(人事・財務担当) 平成25年4月1日理事就任(人事担当) 平成16年11月監事就任 平成18年4月監事就任 平成18年11月監事就任 (6) 評議員の概要 氏名 藤原 修己 園田 稔 押目 美恵子 船盛 茂 鈴木 昌徳 片山 学 須江 英典 多胡 幸郎 本郷 順子 谷口 圭三 真木 源 鵜﨑 実 牧野 恭典 早川 石峯 岡田 勢津子 日下 秀子 岡田 泰子 蔵合 安子 日下 孝子 木下 なほ子 前 克浩 河本 幸雄 浦上 みゆき 山根 誉史 藤井 わか子 栗田 美佐子 平田 淳子 福武 輝正 早瀬 直紀 在任年数 16年1か月 18年1か月 12年11か月 13年5か月 10年1か月 8年1か月 5年5か月 5年5か月 11年1か月 1年5か月 1年1か月 1年1か月 17年5か月 17年5か月 13年5か月 12年1か月 11年5か月 7年5か月 7年5か月 7年5か月 7年1か月 5年1か月 5年1か月 3年7か月 3年1か月 3年1か月 1年5か月 1年1か月 1年1か月 (平成26年5月1日現在) 定員数 27~31名 主な現職等 理事長 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 理事 みのり学園園長 高校非常勤講師 短大同窓会副会長 大学同窓会顧問 短大同窓会副会長 高校同窓会副会長 大学同窓会顧問 無職 高校教頭 高校教頭 附属幼稚園教頭 大学・短大経理課長 短大教授 無職 高校同窓会副会長 高校通信制教頭 高校教頭 -3- (7) 教職員の概要 (平成26年5月1日現在) 性別 男 女 男 女 男 女 教員 職員 美作大学 計 計 男 女 男 女 男 女 教員 美作大学短期大学部 職員 計 計 男 女 男 女 男 女 教員 岡山県美作高等学校 職員 計 計 男 女 男 女 男 女 教員 美作大学附属幼稚園 職員 計 計 男 女 男 女 男 女 教員 計 職員 計 計 計 30 23 17 22 47 45 92 10 12 3 13 13 25 38 34 18 5 7 39 25 64 0 10 2 2 2 12 14 74 63 27 44 101 107 208 -4- 常勤 20 13 13 7 33 20 53 8 7 2 8 10 15 25 34 18 4 2 38 20 58 0 9 0 1 0 10 10 62 47 19 18 81 65 146 勤務形態 常勤 特任 契約 9 1 6 4 0 4 0 15 9 5 6 19 15 24 1 1 5 0 0 1 0 5 1 2 5 5 6 7 0 0 0 0 0 1 0 5 0 1 0 5 0 6 0 0 0 1 0 2 0 1 0 2 0 2 0 4 10 2 11 5 0 8 0 26 10 10 11 31 21 41 非常勤 非常勤 34 31 4 2 38 33 71 13 25 2 0 15 25 40 14 17 0 1 14 18 32 1 3 0 0 1 3 4 62 76 6 3 68 79 147 2 事業の概要 (1)事業の概要 学校法人美作学園 平成 26 年度は次年度の学園創立 100 周年を迎えるために、学園の教育の歴史を総括し今後の教 育を展望してきた1年である。学園創立時の建学目的、理念を再確認し、県北津山の地域で本学園 が果たしてきた役割は「地域を支える人づくり」であり創立時から 100 年間に亘りブレることなく それに邁進してきた。 本学園を取り巻く環境は、少子化高齢化、競争激化が進み数年先が予測できないほど厳しい状況 であるが、平成 26 年度、本学園の高校・短大・大学・附属幼稚園は入学定員、収容定員等を満足 しており、これは学園の創立理念に基づく教育が評価されてきたことの証左であると自己評価して いる。 また、本学園は山間部の地方都市に位置しており、活況を呈してきた大都市とは違い、地方経済 は疲弊したままである。そのため高校、大学・短大は共通して入学志願者の安定的確保の課題に加 え、授業料等の支払困難者が増加傾向にあり、奨学金支給・授業料減免措置等、奨学費の増加が直 接に財務内容に大きな影響を与えてきた。 しかし、本学園は 1915 年創設当初より地元の地域人材を養成することを期待され、創立以来永 年その使命を果たしてきた。創立 100 周年を迎える 2015(平成 27)年を 1 年後に控え、ここ数年 来美作学園のブランド、大学、短期大学、高等学校、附属幼稚園のブランド戦略を継続的に展開し てきている。また財務内容の基盤安定計画を検討中で平成 27 年度中に中期計画をまとめる。 ■美作学園創設100周年を迎える学園の教育 美作学園の「建学の理念」に基づき、大学・短期大学部、高等学校、大学附属幼稚園の教育理念・ 目標に沿った人材の育成の成果について自己点検・評価しつつ、2015 年(平成 27 年)の美作学園 創設 100 周年に向けて着実に歩みを進めている。特に重点的な課題である美作学園の各学校の「教 育力」は着実に高められており、定員充足がその地域からの評価である。 また、本学園全体が一体となって各学校間の協働・協力等連携の強化(大学・短大と高校・附属 幼稚園と教育連携)を推進してきた。地元・近隣行政機関や教育機関との連携を深め本学園の各種 「人的・物的資源」を地域に提供する事業も年々増加している。 1.美作学園の教育計画の策定 ① 100 周年を期に各部門の教育内容を総括中であり、学園全体が連携した中期的教育計画は平成 27 年度に跨る課題なっており、総合学園化を目指して将来構想委員会を設置し大学附属小学校、中学校 設置について検討しているところである。 ② 「地域がキャンパス」を標語に「みまさか子育てカレッジ」、 「寺子屋塾」 「じ・ば・この家」な どをはじめ地元地域団体や産業界と連携し互恵的に教育成果を生み出す仕組みを構築しつつある。 -5- 2.高等学校、大学・短期大学部の接続連携強化 「高大連携協議会」を活性化し高校「美作大学コース」生徒の学力向上を図り 5 年~7 年で地元地 域人材の養成をめざしているが、定期的開催が課題である。 3.附属幼稚園、大学・短期大学部の連携 ① 附属幼稚園の事業「親塾」に大学・短大の教員の専門性を活用した講座を実施したが、継続的な 取り組みとし、 「地域の子育てセンター」的役割を果たしつつある。 ② 子ども園の検討は、行政の政策が不透明であり幼稚園として就学前教育の専念することとした。 4.100 周年以降の学園経営のための安定的財政基盤の計画 ① 平成 26 年消費税増税、学園創立 100 年記念事業契機に実施する学園キャンパス整備に多額の支 出を要するため学園財政計画を再検討し、各部門独立採算の財政基盤づくりを進めている。 ② 中長期の財政基盤の数値目標を見直し、平成 27 年度前期を目途に財政計画を策定中である。 ③ 平成 26 年度は安全な資産運用の検討を行い、次年度から運用実施計画をたて実行する。 5.学園 100 周年事業の実行 ① 学園内の委員会と各部門同窓会との共働体制により具体的に周年事業の準備計画をたてた。平成 27年度は学園を挙げて実行していく。 ② 学園創立 100 周年記念館(大学附属図書館機能を含む)を 10 月に着工し、平成 27 年 7 月末が竣 工予定である。駐輪場、クラブハウスについても平成 27 年度中に完成予定である。高校の学園創 立 100 周年記念校舎、食堂の建設は平成 27 年度中に竣工予定で準備してきた。 ③ 老朽化した施設設備の長期的な更新計画については財政課題もあり遅延しているが、一級建築士 の指導により耐震化診断の概要計画を策定した。 美作大学及び美作大学短期大学部 1.平成 27 年の学園創設 100 周年へ向け、本学の「地域社会を支える専門的職業人の養成」 という目的・目標の共有及び到達点の確認を行い、更なる高みを目指した取組み・教育力 の向上を図る。 ① 100 周年の周年行事の準備とも重なり、平成 26 年度は短大の第三者評価受審、平成 27 年度は 大学・大学院の第三者評価受審へ向けた点検・評価を実施。その中で、それぞれの学科単位で 教育目的・目標についての確認と一部見直しを行い、本学の理念・目的についての確認・一部 手直しを図った。 ② 就職状況について大学・短大共に毎年 90%台後半の就職率、内専門職への就職率は大学が 80% 台半ば短大は 90%強であった。 ③ 児童学科について教育成果を上げるための取組みを進めているところである。 -6- 2.地(知)の拠点としての取組みの加速 ① 児童学科学生による市内外小学生への放課後「寺子屋塾」 ② 岡山県とタイアップした子育て支援の各種取り組み「みまさか子育てカレッジ」 ③ 福祉の教員と学生による物見地区や城東地区における地域づくり ④ 食物学科の教員と学生及びマルイとで共同開発した弁当は、昨年に続いてスーパーマーケット お弁当・惣菜部門で最優秀賞を受賞 ⑤ その他、研究所、ボランテイアセンター、スポーツセンターによる地域貢献 ⑥ これらの取組みによる地域貢献と、学生の課題発見力・社会人基礎力のアップを図ってきた。 3.大学・短大それぞれの定員充足の取組みを推進。そのための教育力の更なる向上 ① 管理栄養士(H.25 卒:97.7%)、社会福祉士(H.26 卒:65.5%)・・全国トップレベル ② 教員採用及び学校栄養職員:小学校 20 人(含既卒)、栄養教諭等 5 人(含既卒) ③ これらの成果を有効に使った学生募集活動により、大学・短大共に定員を充足できる見通し。 4.美作高校美作大学コースとの 5~7 年間の一体的教育の取組み ① 平成25年度までの入学生は「美作大学系」からの入学生だったが、平成26年度入学生から 「美作大学コース」の卒業生で、大学 12 人、短大 7 人が入学。 ② 定期的に校長・学長も出席して、コースの教育充実について意見交換してきており、100 周年 記念館が完成した後は、現図書館を活用して週何日かはコースの生徒が大学で学習する(サテ ライト教室)ことで、より一体的な教育が進められるよう検討も行っている。 5.教育環境及びアメニテイの整備計画 ① 次年度(平成 27 年度)に学園創立 100 周年を記念し、キャンパス整備に着手した。図書 館と情報処理センターとの機能を融合した「学園 100 周年記念館」が来年 7 月に竣工予定 ② クラブハウス、駐輪場、倉庫の改築、現附属図書館の改修計画中である。 6.その他 ① 平成 26 年度短大:短期大学評価機構による第三者評価受審・・先日「適格」の判定通知 ② 平成 27 年度大学・大学院:日本高等教育評価機構による第三者評価受審へ向けた準備 ③ 学校教育法等の改正に対応した学則及び学内諸規程の全面的な見直しを実施 岡山県美作高等学校 1.職員が職務の意義と責任を明確に認識し充実を図ることができた。 創立 100 周年の前年に当たる今年度を「美作高校の新スタート」と教職員全員が共通の目標を持 ち、各自が経営感覚の下、職責を全うする態勢で臨み、教育的にも経営的にも地域社会から高い評 価と信頼を得られるようベクトルを一方向に合わせ取り組むことができた。 -7- 2.「地域との協働」を展開し、私学の特色授業・学校行事を一定度展開できた。 学校周辺の清掃活動、中国地区ユネスコ活動研究会の主催、津山ロータリーとの協働作業、 「ご んご踊り」への職員・生徒の参加、部活動の地域ボランティアなど、学校内外での教育活動も 行われ、生徒の視野が広がり、さらに絆を深めることができた。 3.「エクセル特進コース」の順調な取り組みができたが、まだ課題も多い。 今年度新設した「エクセル特進コース」は着実に学力を向上させており、本校教育の質向上に寄 与している。学習環境の整備や衛星機器の利用で一層の学力向上を図ることが課題である。 4.進路充実の定例委員会で課題発見と改善に向けて取り組み、教員意識が向上した。 5.高大連携の「美作大学コース」の協議を重ね、より改善する。 美作大学・美作大学短期大学部へ進学した卒業生の課題が明確になってきた。5 年~7 年の高校・ 大学一貫教育により有為な地元人材を輩出する仕組みを強化する協議を行う基盤ができた。 6.通信制生徒の支援態勢は充実してきたが、地域への教育活動の発信に課題がある。 7.100 周年記念事業では部門の計画を推進し同窓会総会の計画も順調に進行している。 美作大学附属幼稚園 1.「地域の家庭教育センター」的役割に向けて基盤作りの準備をしてきた。 ① 幼大、幼小連携おいて、発達課題の研究を遂行するための連携として実習生の受け入れを4 0名に増員した。行事にボランティアで参加する学生は46名である。 ② 卒論、総合演習等、園児対象の学生研究は5項目に及んだ。これらの研究を通して教員も問 題意識を高めていきたい。 ③ 体育指導・英語指導…回を重ねるごとに意欲や態度に変化がみられ継続の大切さを痛感した。 ④ わかばくらぶ(未就園児)は出席率も良く、親同士の親睦も積極的にでき、子育て支援や就 園につながっているので今後も充実させていきたい。預かり保育は働く母親の増加で利用者 が増えてきた実態がある。今後も保育内容の益々の充実を図りたい。 2.大学附属幼稚園としての取り組みを大学と共に進める。 ① 「親塾・公開講座」は昨年に続き4回目の試みであったが、毎回 30 名前後の参加者があっ た。 「子育てを見直す良い機会だった。」と好評であった。保護者も希望しているので次年度 にもつなげたい。託児をしたことで定員の充足が早かった。 ② 松坂先生や長谷川先生との話し合いをもち、指導・助言を頂いている。 -8- 3.教育内容の充実と見直し ① 絵本や物語などの読み聞かせは美作子どもの国語力研究会会長の神崎博彦先生による教育 講演会をおこなったことにより、関心が高まった。又12月より読み聞かせカードの配布に より読み聞かせをより身近に感じてもらえ、実践に意欲的に取り組む保護者が増えた。 ② 基本的な生活習慣のアンケートを取ったことによって実態の把握ができた。問題点を精査し、 親をも巻き込んで生活習慣の定着に向けた方法を示唆することができた。 4.教職員の研修の充実 ① 各自の資質向上のために自己目標を設定し取り組んだ。自己評価も行い、意識改革と資質向 上の態度を育成する上で刺激となった。 ② 夏季休暇を中心に研修会に参加し、園内活動ができるかどうかについて考慮をした。 ③ 毎日の連絡会で情報の交換をすることがチームワークにつながっているので、今後も継続す る。 5.教育環境の条件整備 ① 園内外の美化に関しては全職員での点検や整備を行う、また自然環境作りをもっと充実さ せたい。 ② 環境整備については学生の実習やボランティアを通じた補助により充実していた。 以上 (2)施設・設備の状況 所在地 岡山県津山市 施設等 1 土 大 学 短大 高校 共用 校 大 学 短 大 共 用 校 短 大 校 高 校 校 幼 稚 園 校 計 2 建 (1) 校 (2) 図 書 (3) 講 堂 ・ 体 育 (4) 寄 宿 (5) そ の 計 3 図 4 教 具 ・ 校 具 ・ 備 築 5 構 6 車 7 建 設 仮 勘 面積等 地 地 地 地 地 地 物 舎 館 館 舎 他 書 品 物 輌 定 -9- 帳簿価格 2,051.07 57,209.61 1,143.00 54,584.27 2,981.00 117,968.95 ㎡ ㎡ ㎡ ㎡ ㎡ ㎡ 34,450,000 316,734,091 30,288,950 118,189,658 29,070,988 528,733,687 円 円 円 円 円 円 27,591.01 1,308.92 5,184.10 4,764.81 592.46 39,441.30 164,810 8,374 165 11 ㎡ ㎡ ㎡ ㎡ ㎡ ㎡ 冊 点 件 台 2,048,656,088 36,062,047 524,999,638 161,536,812 18,553,569 2,789,808,154 555,217,339 163,448,518 94,079,885 1,029,138 624,037,680 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 円 3 財務の概要 (1) 決算の概要 平成26年度決算の概要を、資金収支計算書、消費収支計算書および貸借対照表に基づきご報告します。 1 資金収支計算書 (単位 円) 収入の部 科 目 学生生徒等納付金収入 手数料収入 寄付金収入 補助金収入 国庫補助金収入 岡山県 補助金収入 兵庫県 補助金収入 津山市 補助金収入 資産運用収入 事業収入 雑収入 前受金収入 その他の収入 資金収入調整勘定 前年度繰越支払資金 収入の部合計 支出の部 科 目 人件費支出 教育研究経費支出 管理経費支出 借入金等利息支出 借入金等返済支出 施設関係支出 設備関係支出 資産運用支出 その他の支出 資金支出調整勘定 次年度繰越支払資金 支出の部合計 平成25年度末 1,664,807,380 32,856,075 32,514,511 479,797,855 174,348,000 292,225,426 290,000 12,934,429 2,997,422 21,419,047 86,448,322 310,901,016 436,079,965 △ 397,047,740 2,942,837,999 5,613,611,852 本年度末 1,669,944,332 32,164,070 44,189,190 488,297,802 177,476,000 303,513,402 330,000 6,978,400 2,635,127 14,932,641 153,170,611 319,282,000 1,722,497,167 △ 421,630,878 3,052,056,955 7,077,539,017 前年比 5,136,952 △ 692,005 11,674,679 8,499,947 3,128,000 11,287,976 40,000 △ 5,956,029 △ 362,295 △ 6,486,406 66,722,289 8,380,984 1,286,417,202 △ 24,583,138 109,218,956 1,463,927,165 平成25年度末 1,414,988,249 449,085,811 105,932,743 8,654 5,743,500 44,940,820 44,138,772 475,000,000 43,491,639 △ 21,775,291 3,052,056,955 5,613,611,852 本年度末 1,511,508,577 449,741,178 102,910,481 0 0 652,578,360 48,129,190 1,140,962,320 41,782,363 △ 20,845,249 3,150,771,797 7,077,539,017 消費収入の部 科 目 学生生徒等納付金 手数料 寄付金 補助金 国庫補助金 岡山県 補助金 兵庫県 補助金 津山市 補助金 資産運用収入 事業収入 雑収入 帰属収入合計 基本金組入額 消費収入の部合計 平成25年度末 1,664,807,380 32,856,075 32,561,787 479,797,855 174,348,000 292,225,426 290,000 12,934,429 2,997,422 21,419,047 64,264,990 2,298,704,556 △ 365,020,115 2,283,156,898 本年度末 1,669,944,332 32,164,070 44,189,190 488,297,802 177,476,000 303,513,402 330,000 6,978,400 2,635,127 14,932,641 123,291,462 2,375,454,624 △ 698,649,056 1,676,805,568 前年比 5,136,952 △ 692,005 11,627,403 8,499,947 3,128,000 11,287,976 40,000 △ 5,956,029 △ 362,295 △ 6,486,406 59,026,472 76,750,068 △ 333,628,941 △ 606,351,330 消費支出の部 科 目 人件費 教育研究経費 管理経費 借入金等利息 資産処分差額 徴収不能額 消費支出の部合計 当年度消費収入(支出)超過額 前年度繰越消費収入(支出)超過額 基本金取崩額 翌年度繰越消費収入(支出)超過額 平成25年度末 1,386,961,276 603,764,875 159,636,351 8,654 14,102,867 578,701 2,165,052,724 △ 231,368,283 521,630,346 81,624,313 371,886,376 本年度末 1,477,326,676 600,487,281 153,484,185 0 1,842,349 723,200 2,233,863,691 △ 557,058,123 371,886,376 74,620,159 △ 110,551,588 前年比 90,365,400 △ 3,277,594 △ 6,152,166 △ 8,654 △ 12,260,518 144,499 68,810,967 △ 325,689,840 △ 149,743,970 △ 7,004,154 △ 482,437,964 本年度は高校生が増加しました。 短大の受験生が減少しました。 大学・短大の補助金が増加しました。 高校・幼稚園の補助金が増加しました。 法人の補助金が減少しました。 高校の事業収入が減少しました。 退職金財団収入が増加しました。 次年度の大学入学生が増加しました。 学園充実資金引当特定資産・教育充実資金引当特定資産から繰入をしました。 前年比 96,520,328 教員人件費 21百万増、職員人件費2百万増、退職金支出73百万増でした。 655,367 △ 3,022,262 △ 8,654 △ 5,743,500 607,637,540 大学記念館の建設仮勘定624百万円 3,990,418 全部門の教育研究機器の整備を行いました。 665,962,320 10百万の有価証券、65百万円の学園充実、60百万円の退職給与引、120百万円の特定預金繰入支出 886百万円の第2号引当支出です。 △ 1,709,276 930,042 98,714,842 1,463,927,165 2 消費収支計算書 - 10 - 本年度は高校生が増加しました。 短大の受験生が減少しました。 大学・短大の補助金が増加しました。 高校・幼稚園の補助金が増加しました。 法人の補助金が減少しました。 退職金財団収入が増加しました。 大学・短大・高校で基本金組入(2号基本金)を行いました。 退職金は12百万円、退職給与引当金繰入額は121百万円でした。 うち、減価償却費は150百万円です。その他は資金収支と同じです。 うち、減価償却費は50百万円です。その他は資金収支と同じです。 高校で図書除却1.8百万円を行いました。 大学・高校で除籍による徴収不能がありました。 大学・短大で機器備品除却に係る基本金取崩を行いました。 本年度、繰越消費支出超過となりました。 3 貸借対照表 (単位 円) 科 目 平成25年度末 本年度末 前年比 資産の部 固定資産 有形 固定 資産 6,268,171,445 4,245,554,238 6,266,821,159 4,743,099,632 △ 1,350,286 497,545,394 資産減少については、減価償却費によるものです。 土 地 523,133,687 528,733,687 建 物 2,908,645,671 2,789,808,154 △ 118,837,517 5,600,000 大学駐車場の造成を行いました。 94,079,885 75,982,330 △ 18,097,555 その他の 機器備品 157,848,042 5,600,476 153,828,759 5,797,704 △ 4,019,283 197,228 図 書 555,217,339 564,701,604 9,484,265 車 輌 1,029,138 209,714 △ 819,424 構 築 物 教育研究用機器備品 0 624,037,680 減価償却引当特定資産 2,022,617,207 20,000,000 1,523,721,527 20,000,000 退職給与引当特定資産 347,679,547 407,679,547 学園充実資金引当特定資産 695,000,000 200,000,000 △ 495,000,000 教育充実資金引当特定資産 577,000,000 452,000,000 △ 125,000,000 125百万円の取崩をしました。(記念館経費) 0 230,000 0 10,230,000 建 設 仮 勘 定 その他の固定資産 長期貸付金 有 価 証 券 奨学貸付金 第2号基本金引当特定預金 流動資産 現 金 預 金 未 収 入 金 奨学貸付金 資産の部合計 32,707,660 22,849,660 350,000,000 410,962,320 3,133,534,695 3,280,895,659 3,052,056,955 63,298,740 3,150,771,797 112,042,862 624,037,680 大学記念館に係る建設仮勘定です。 △ 498,895,680 0 60,000,000 60百万円の退職給与引当特定預金をしました。 65百万円の学園充実引、560百万円の取り崩しをしました。(記念館経費) 0 10,000,000 有価証券を購入しました。(新津山国際ホテルホールディングス) △ 9,858,000 長期(固定)から短期(流動)への振替です。 60,962,320 410百万円の第2号基本金引当をしました。 147,360,964 98,714,842 48,744,122 退職金増加(前年度)のため退職金財団収入が増加しました。 △ 98,000 18,179,000 18,081,000 9,401,706,140 9,547,716,818 146,010,678 530,084,658 530,084,658 526,261,906 526,261,906 △ 3,822,752 △ 3,822,752 353,973,379 362,215,876 8,242,497 1,440,000 960,000 △ 480,000 負債の部 固定負債 退職給与引当金 流動負債 学 校 債 未 払 金 21,775,291 20,845,249 △ 930,042 前 受 金 預 り 金 310,901,016 19,857,072 319,282,000 21,128,627 8,380,984 1,271,555 884,058,037 888,477,782 4,419,745 第1号 基本金 7,839,514,977 8,201,828,304 362,313,327 第2号 基本金 350,000,000 157,000,000 410,962,320 157,000,000 60,962,320 0 8,346,514,977 8,769,790,624 423,275,647 371,886,376 371,886,376 -110,551,588 -110,551,588 9,401,706,140 9,547,716,818 負債の部合計 基本金の部 第4号 基本金 基本金の部合計 消費収支差額の部 翌年度繰越消費収入(支出)超過額 消費収支差額の部合計 負債の部、基本金の部 及び消費収支差額 △ 482,437,964 本年度、繰越消費支出超過となりました。 △ 482,437,964 146,010,678 - 11 - (2)経年比較 ①貸借対照表 (単位 円) 科 目 平成22年度末 資産の部 固定資産 有形 固定 資産 土 建 構 築 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 本年度末 増 減 (A) 6,393,272,735 6,319,283,432 6,285,989,096 6,268,171,445 6,266,821,159 △ 1,350,286 (B) 4,709,582,237 4,524,145,245 4,378,912,909 4,245,554,238 4,743,099,632 497,545,394 地 457,133,687 457,133,687 480,133,687 523,133,687 528,733,687 5,600,000 物 3,314,416,337 3,181,696,639 3,050,872,005 2,908,645,671 2,789,808,154 △ 118,837,517 152,585,237 131,657,128 110,924,486 94,079,885 75,982,330 △ 18,097,555 212,107,672 184,380,060 168,589,776 157,848,042 153,828,759 △ 4,019,283 物 教育研究用機器備品 その他の 機器備品 10,648,117 8,523,991 6,311,224 5,600,476 5,797,704 197,228 図 書 549,923,852 553,364,739 557,984,618 555,217,339 564,701,604 9,484,265 車 輌 12,767,335 7,389,001 4,097,113 1,029,138 209,714 △ 819,424 建 設 仮 勘 定 その他の固定資産 (C) 減価償却引当特定資産 退職給与引当特定資産 (D) 0 0 0 0 624,037,680 624,037,680 1,683,690,498 1,795,138,187 1,907,076,187 2,022,617,207 1,523,721,527 △ 498,895,680 20,000,000 20,000,000 20,000,000 20,000,000 20,000,000 0 167,679,547 227,679,547 287,679,547 347,679,547 407,679,547 60,000,000 学園充実資金引当特定資産 850,000,000 915,000,000 980,000,000 695,000,000 200,000,000 △ 495,000,000 教育充実資金引当特定資産 △ 125,000,000 577,000,000 577,000,000 577,000,000 577,000,000 452,000,000 長期貸付金 151,951 29,640 29,640 0 0 0 有 価 証 券 230,000 230,000 230,000 230,000 10,230,000 10,000,000 68,629,000 55,199,000 42,137,000 32,707,660 22,849,660 △ 9,858,000 0 0 0 350,000,000 410,962,320 60,962,320 (E) 2,555,419,822 2,796,133,289 3,018,406,953 3,133,534,695 3,280,895,659 147,360,964 (F) 奨学貸付金 第2号基本金引当特定預金 流動資産 現 金 預 金 2,524,878,513 2,724,721,371 2,942,837,999 3,052,056,955 3,150,771,797 98,714,842 未 収 入 金 14,970,309 54,847,918 58,926,954 63,298,740 112,042,862 48,744,122 有 価 証 券 0 0 0 0 0 0 貯 蔵 品 0 0 0 0 0 0 15,571,000 16,564,000 16,642,000 18,179,000 18,081,000 △ 98,000 (G) 8,948,692,557 9,115,416,721 9,304,396,049 9,401,706,140 9,547,716,818 146,010,678 (H) 597,243,058 564,928,007 535,328,299 530,084,658 526,261,906 △ 3,822,752 17,223,500 5,743,500 0 0 0 0 (I) 580,019,558 559,184,507 535,328,299 530,084,658 526,261,906 △ 3,822,752 (J) 379,919,754 390,822,068 385,071,479 353,973,379 362,215,876 8,242,497 奨学貸付金 資産の部合計 負債の部 固定負債 長期借入金 退職給与引当金 流動負債 短期借入金 11,480,000 11,480,000 5,743,500 0 0 0 学 校 債 3,000,000 2,670,000 2,040,000 1,440,000 960,000 △ 480,000 未 払 金 27,243,755 22,955,247 21,730,521 21,775,291 20,845,249 △ 930,042 前 受 金 318,531,750 332,700,000 334,669,000 310,901,016 319,282,000 8,380,984 預 り 金 19,664,249 21,016,821 20,888,458 19,857,072 21,128,627 1,271,555 977,162,812 955,750,075 920,399,778 884,058,037 888,477,782 4,419,745 7,646,841,029 7,657,843,120 7,705,365,925 7,638,761,727 8,201,828,304 563,066,577 60,962,320 (K) 負債の部合計 (L) 基本金の部 第1号 基本金 第2号 基本金 0 0 0 350,000,000 410,962,320 第4号 基本金 157,000,000 157,000,000 157,000,000 157,000,000 157,000,000 0 7,803,841,029 7,814,843,120 7,862,365,925 8,145,761,727 8,769,790,624 624,028,897 167,688,716 344,823,526 521,630,346 371,886,376 -110,551,588 △ 482,437,964 167,688,716 344,823,526 521,630,346 371,886,376 -110,551,588 △ 482,437,964 8,948,692,557 9,115,416,721 9,304,396,049 9,401,706,140 9,547,716,818 146,010,678 基本金の部合計 (M) 消費収支差額の部 翌年度繰越消費収入超過額 (又は翌年度繰越消費支出超過額) 消費収支差額の部合計 負債の部、基本金の部 及び消費収支差額 (N) 財務比率表に使用 基 本 金 未 組 入 額 40,183,500 28,703,500 17,223,500 5,743,500 0 △ 5,743,500 基 組 入 額 (O) 7,844,024,529 7,843,546,620 7,711,109,425 7,638,761,727 8201828304 563,066,577 減 価 償 却 累 計 額 ( 図 書 を 除 く ) (P) 2,965,962,292 3,150,921,375 3,332,196,516 3,393,207,489 3,458,728,672 65,521,183 減価償却資産取得価額(図書を除く) (Q) 4,159,658,385 3,970,780,506 3,820,928,291 3,690,336,899 4,178,398,028 488,061,129 本 金 要 - 12 - ②収支計算書 ア)資金収支計算書 収入の部 科 目 学生生徒等納付金収入 (単位 円) 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 本年度末 前年比 1,575,274,800 1,615,796,766 1,664,356,266 1,664,807,380 1,669,944,332 5,136,952 手数料収入 36,562,100 35,050,325 34,990,720 32,856,075 32,164,070 △ 692,005 寄付金収入 37,899,180 36,994,745 37,283,430 32,514,511 44,189,190 11,674,679 補助金収入 539,654,187 514,551,894 518,356,261 479,797,855 488,297,802 8,499,947 国庫補助金収入 227,958,000 214,620,000 197,942,000 174,348,000 177,476,000 3,128,000 岡山県 補助金収入 291,302,652 278,989,359 300,969,711 292,225,426 303,513,402 11,287,976 兵庫県 補助金収入 55,000 241,250 265,000 290,000 330,000 40,000 津山市 補助金収入 20,338,535 20,701,285 19,179,550 12,934,429 6,978,400 △ 5,956,029 0 0 0 0 0 0 資産運用収入 4,647,209 2,780,034 2,790,653 2,997,422 2,635,127 △ 362,295 資産売却収入 0 0 0 0 0 0 事業収入 16,948,342 15,426,625 13,277,339 21,419,047 14,932,641 △ 6,486,406 雑収入 52,152,565 92,309,474 73,908,215 86,448,322 153,170,611 66,722,289 318,531,750 332,700,000 334,669,000 310,901,016 319,282,000 8,380,984 99,843,484 49,041,441 88,582,376 436,079,965 1,722,497,167 1,286,417,202 △ 306,083,234 △ 373,630,548 △ 391,188,954 △ 397,047,740 △ 421,630,878 △ 24,583,138 学術振興研究資金 前受金収入 その他の収入 資金収入調整勘定 前年度繰越支払資金 2,111,087,119 2,524,878,513 2,724,721,371 2,942,837,999 3,052,056,955 109,218,956 収入の部合計 4,486,517,502 4,845,899,269 5,101,746,677 5,613,611,852 7,077,539,017 1,463,927,165 支出の部 科 目 人件費支出 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 本年度末 前年比 1,355,091,467 1,396,008,068 1,392,068,187 1,414,988,249 1,511,508,577 96,520,328 教育研究経費支出 385,108,627 410,899,097 429,392,324 449,085,811 449,741,178 655,367 管理経費支出 100,782,754 97,753,903 99,089,012 105,932,743 102,910,481 △ 3,022,262 借入金等利息支出 499,118 327,707 151,332 8,654 0 △ 8,654 借入金等返済支出 11,540,000 11,480,000 11,480,000 5,743,500 0 △ 5,743,500 施設関係支出 5,776,840 15,018,064 38,172,250 44,940,820 652,578,360 607,637,540 設備関係支出 39,549,623 40,138,302 41,014,026 44,138,772 48,129,190 3,990,418 資産運用支出 65,000,000 125,000,000 125,000,000 475,000,000 1,140,962,320 665,962,320 その他の支出 25,534,315 47,508,004 44,272,068 43,491,639 41,782,363 △ 1,709,276 資金支出調整勘定 △ 27,243,755 △ 22,955,247 △ 21,730,521 △ 21,775,291 △ 20,845,249 930,042 次年度繰越支払資金 2,524,878,513 2,724,721,371 2,942,837,999 3,052,056,955 3,150,771,797 98,714,842 支出の部合計 4,486,517,502 4,845,899,269 5,101,746,677 5,613,611,852 7,077,539,017 1,463,927,165 - 13 - イ)消費収支計算書 (単位 円) 消費収入の部 科 目 学生生徒等納付金 平成22年度末 (ア) 手数料 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 本年度末 前年比 1,575,274,800 1,615,796,766 1,664,356,266 1,664,807,380 1,669,944,332 5,136,952 36,562,100 35,050,325 34,990,720 32,856,075 32,164,070 △ 692,005 寄付金 (イ) 37,899,180 37,213,745 37,283,430 32,561,787 44,189,190 11,627,403 補助金 (ウ) 539,654,187 514,551,894 518,356,261 479,797,855 488,297,802 8,499,947 国庫補助金 227,958,000 214,620,000 197,942,000 174,348,000 177,476,000 3,128,000 岡山県 補助金 291,302,652 278,989,359 300,969,711 292,225,426 303,513,402 11,287,976 兵庫県 補助金 55,000 241,250 265,000 290,000 330,000 40,000 津山市 補助金 20,338,535 20,701,285 19,179,550 12,934,429 6,978,400 △ 5,956,029 0 0 0 0 0 0 4,647,209 2,780,034 2,790,653 2,997,422 2,635,127 △ 362,295 事業収入 16,948,342 15,426,625 13,277,339 21,419,047 14,932,641 △ 6,486,406 雑収入 27,759,804 76,053,578 78,377,346 64,264,990 123,291,462 59,026,472 2,298,704,556 2,375,454,624 76,750,068 学術振興研究資金 資産運用収入 帰属収入合計 (エ) 2,238,745,622 2,296,872,967 2,349,432,015 基本金組入額 (オ) △ 21,822,891 △ 17,961,612 △ 66,275,117 △ 365,020,115 △ 698,649,056 △ 333,628,941 消費収入の部合計 (カ) 2,216,922,731 2,278,911,355 2,283,156,898 1,933,684,441 1,676,805,568 △ 256,878,873 消費支出の部 科 目 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 本年度末 前年比 人件費 (キ) 1,335,827,416 1,358,587,121 1,372,051,110 1,386,961,276 1,477,326,676 90,365,400 教育研究経費 (ク) 550,691,421 586,177,516 590,603,543 603,764,875 600,487,281 △ 3,277,594 管理経費 (ケ) 158,988,691 156,366,359 155,070,308 159,636,351 153,484,185 △ 6,152,166 借入金等利息 (コ) 499,118 327,707 151,332 8,654 0 △ 8,654 5,732,748 6,921,483 7,226,097 14,102,867 1,842,349 △ 12,260,518 0 0 0 0 0 0 1,698,765 355,880 0 578,701 723,200 144,499 2,053,438,159 2,108,736,066 2,125,102,390 2,165,052,724 2,233,863,691 68,810,967 163,484,572 170,175,289 158,054,508 △ 231,368,283 △ 557,058,123 △ 325,689,840 △ 8,943,442 167,688,716 344,823,526 521,630,346 13,147,586 6,959,521 18,752,312 81,624,313 167,688,716 344,823,526 521,630,346 資産処分差額 徴収不能引当金繰入額 徴収不能額 消費支出の部合計 (サ) 当年度消費収入超過額 (又は当年度消費支出超過額) 前年度繰越消費収入超過額 (又は前年度繰越消費支出超過額) 基本金取崩額 翌年度繰越消費収入超過額 (又は翌年度繰越消費支出超過額) 財務比率表に使用 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 371,886,376 △ 149,743,970 74,620,159 △ 7,004,154 371,886,376 △ 110,551,588 △ 482,437,964 平成25年度末 本年度末 前年比 減価償却額(教育) 165,582,794 175,278,419 161,211,219 154,679,064 150,746,103 △ 3,932,961 減価償却額(管理) 58,205,937 58,612,456 55,981,296 53,703,608 50,573,704 △ 3,129,904 223,788,731 233,890,875 217,192,515 208,382,672 201,319,807 △ 7,062,865 減価償却額(合計) (シ) - 14 - (3)財務比率比較 (単位 %) 区 比 分類 1 貸 固 定 分 率 資 産 構 成 比 率 1-2 有 形 固 定 資 産 構 成 比 率 1-3 そ の 他 の 固 定 資 産 構 成 比 率 借 対 照 表 関 2 流 動 資 産 構 成 比 率 3 固 定 負 債 構 成 比 率 4 流 動 負 債 構 成 比 率 5 内 部 留 保 資 産 比 率 6 運 用 資 産 余 裕 比 率 7 自 己 資 金 構 成 比 率 8 消 費 収 支 差 額 構 成 比 率 9 固 10 固 定 定 長 11 流 係 12 総 14 前 期 合 比 負 債 率 比 金 率 率 比 債 受 率 適 動 13 負 比 比 率 保 有 率 15 退 職 給 与 引 当 預 金 率 率 16 基 17 減 消 本 金 価 償 件 比 却 率 比 費 1 人 2 人 3 教 4 管 5 借 入 金 等 利 息 比 率 6 帰 属 収 支 差 額 比 率 7 消 8 学 生 生 徒 等 納 付 金 比 率 9 寄 付 金 比 率 10 補 助 金 比 率 件 費 比 率 依 率 存 率 費 育 研 究 経 費 比 率 収 理 経 費 比 率 支 計 算 費 収 支 比 率 書 関 係 比 11 基 率 12 減 本 価 金 償 組 却 入 費 比 率 率 固 総 有 総 そ 総 流 総 固 総 流 総 運 総 運 消 自 総 消 総 固 自 固 自 流 流 総 総 総 自 現 前 算 定 式 (×100) 資 資 形 固 定 資 資 の 他 の 固 定 資 資 動 資 資 定 負 資 動 負 資 用 資 産 - 総 負 資 用 資 産 - 外 部 負 費 支 己 資 資 費 収 支 差 資 定 資 己 資 定 資 己 資 金 + 固 定 負 動 資 動 負 負 資 負 己 資 金 預 受 産 (A) (G) 産 産 (B) (G) 産 産 (C) (G) 産 産 (E) (G) 産 債 (H) (L)+(M)+(N) 金 債 (J) (L)+(M)+(N) 金 債 ((C)+(E)-(L)) (G) 産 債 ((C)+(E))-((L)-((I)+(K)) (サ) 出 (M)+(N) 金 (L)+(M)+(N) 金 額 (N) (L)+(M)+(N) 金 産 (A) (M)+(N) 金 産 (A) ((M)+(N))+(H) 債 産 (E) (J) 債 債 (L) (G) 産 債 (L) (M)+(N) 金 金 (F) (K) 金 退職給与引当特定預金(資産) 退 基 基 職 給 本 金 与 本 要 引 当 組 入 金 金 額 減価償却累計額(図書を除く) 減 価償 却 資 産取 得価 額( 図 書 を除 く) 人 件 帰 属 収 人 件 学 生 生 徒 等 納 付 教 育 研 究 経 帰 属 収 管 理 経 帰 属 収 借 入 金 等 利 帰 属 収 帰 属 収 入 - 消 費 支 帰 属 収 消 費 支 消 費 収 学 生 生 徒 等 納 付 帰 属 収 寄 付 帰 属 収 補 助 帰 属 収 基 本 金 組 入 帰 属 収 減 価 償 却 消 費 支 費 入 費 金 費 入 費 入 息 入 出 入 出 入 金 入 金 入 金 入 額 入 額 出 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 本年度末 71.4 69.3 67.6 66.7 65.6 52.6 49.6 47.1 45.2 49.7 18.8 19.7 20.5 21.5 16.0 28.6 30.7 32.4 33.3 34.4 6.7 6.2 5.8 5.6 5.5 4.2 4.3 4.1 3.8 3.8 36.5 39.9 43.0 45.4 41.0 202.6 214.7 229.4 236.2 213.2 89.1 89.5 90.1 90.6 90.7 1.9 3.8 5.6 4.0 △ 1.2 80.2 77.4 75.0 73.6 72.4 74.6 72.4 70.5 69.3 68.2 672.6 715.4 783.9 885.2 905.8 10.9 10.5 9.9 9.4 9.3 12.3 11.7 11.0 10.4 10.3 792.7 819.0 879.3 981.7 986.8 (D) (I) 28.9 40.7 53.7 65.6 77.5 (M) (O) 99.5 99.6 102.0 106.6 106.9 (P) (Q) 71.3 79.4 87.2 91.9 82.8 (キ) (エ) 59.7 59.1 58.4 60.3 62.2 (キ) (ア) 84.8 84.1 82.4 83.3 88.5 (ク) (エ) 24.6 25.5 25.1 26.3 25.3 (ケ) (エ) 7.1 6.8 6.6 6.9 6.5 (コ) (エ) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 (エ)-(サ) (エ) 8.3 8.2 9.5 5.8 6.0 (サ) (カ) 92.6 92.5 93.1 112.0 133.2 (ア) (エ) 70.4 70.3 70.8 72.4 70.3 (イ) (エ) 1.7 1.6 1.6 1.4 1.9 (ウ) (エ) 24.1 22.4 22.1 20.9 20.6 (オ) (エ) 1.0 0.8 2.8 15.9 29.4 (シ) (サ) 10.9 11.1 10.2 9.6 9.0 日本私立学校振興・共済事業団 今日の私学財政 財務比率比較表を活用 総 金 負債+基本金+消費収支差額 (L)+(M)+(N) 8,948,692,557 9,115,416,721 9,304,396,049 9,401,706,140 9,547,716,818 自 己 資 資 産 基 本 金 + 消 費 収 支 差 額 (M)+(N) 7,971,529,745 8,159,666,646 8,383,996,271 8,517,648,103 8,659,239,036 運 用 資 産 その他の固定資産+流動資産 (C)+(E) 4,239,110,320 4,591,271,476 4,925,483,140 5,156,151,902 4,804,617,186 外 部 負 債 総負債-(退職給与引当金+前受金) (L)-((I)+(K)) 運用資産余裕比率の単位は(年) - 15 - 78,611,504 63,865,568 50,402,479 43,072,363 42,933,876 (4) その他 ① 有価証券の状況 銘柄 券面金額 山陽放送株式会社 数量 150,000 円 利率 300 株 年 15.0 % 取得年月日 計上科目 昭 和 43 年 6 月 19 日 有価証券 株式会社津山信用金庫 50,000 1,000 年 6.0 昭 和 45 年 12 月 10 日 有価証券 かがみの森林組合 30,000 30 年 5.0 平 成 18 年 10 月 1 日 有価証券 10,000,000 200 年 平 成 26 年 11 月 28 日 有価証券 新津山国際ホテルホールディングス 合計 ② 10,230,000 円 株 借入金の状況 借入先 借入残高 該当無し 利率 円 合計 ③ 1,530 年 返済期限 摘要 % 0円 (4) 種 類 貯 計 出 版 蔵 品 物 学校債の状況 発行年度 0 円 評 価 額 00 円 円 用 途 配布・販売等 本年度末残高 利率 償還期限 摘要 平成18年度 750,000 年 0.0 % 平成28年3月 高校 60千円x 8名 30千円x 9名 平成19年度 210,000 年 0.0 % 平成29年3月 高校 60千円x 2名 30千円x 3名 合計 ④ 摘要 960,000 円 その他 寄付金の状況 寄付金の種類 寄付者 金額 摘要 ウエスコ学術振興財団 450,000 福武教育文化振興財 610,000 教育研究助成金 津山ロータリークラブ 300,000 専攻科学生奨学金 津山圏域工業協会 100,000 教育・研究助成 150,000 振興活動研究助成金 ツヤマ新産業産業振興 円 学術研究助成金 特別寄付金 岡山県私学協会 30,000 図書購入費助成 日本臨床心理士資格認定協会 1,540,000 臨床心理士支援事業支援金 100周年記念寄附金 8,955,870 100周年記念事業寄附金 高校PTA・大学・短大後援会 28,060,320 高校PTA・大学・短大後援費 貸付金事業 1,443,000 美作学園育英会 一般寄付金 個人・卒業生 2,550,000 幼稚園・高校・大学・短大 卒業寄付金 現物寄付金 該当無し 0 合計 ⑤ 収益事業の状況 該当無し ⑥ 関連当事者等との取引状況 該当者無し 43,739,190 - 16 - 円 消費収支 推移 億 24 22 20 円 18 16 14 12 10 年度 H22 H23 学生生徒等納付金 H24 H25 帰属収入合計 人件費 H26 消費支出の部合計 学生・生徒・園児数 推移 2,500 2,000 212 173 210 163 206 153 202 147 209 123 1,500 701 746 815 772 806 1,000 253 257 241 262 254 500 953 937 970 975 967 H22 H23 H24 H25 H26 人 0 年度 大学 短大 高校全日制 高校通信制 附属幼稚園 学生・生徒・園児数 5/1現在 H22 大 学 短 大 高校全日制 高校通信制 附属幼稚園 計 H23 953 253 701 173 212 2,292 H24 937 257 746 163 210 2,313 H25 970 241 815 153 206 2,385 - 17 - H26 975 262 772 147 202 2,358 967 254 806 123 209 2,359
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