(事業報告書)(PDFファイル) - 美作大学

平成25年度
事 業 報 告 書
平成25年4月 1日から
平成26年3月31日まで
学校法人 美作学園
1
法人の概要
(1) 建学の精神
本学園は豊かな情操と知性とを育むことにより、人としての道を培い、一人の自立した人間として
国際的視点から社会に貢献できる、自由で創造的な人格の育成を目的とする。
あわせて本学園は、寒さに耐え凛として薫り高い花を咲かせる白梅を学花に定め、これを目指す
人間像の象徴とする。
(2) 学校法人の沿革
大正
昭和
平成
4
9
10
3
8
15
23
25
26
28
30
33
37
40
42
42
43
44
53
53
56
58
59
63
12
12
12
13
13
14
15
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
年
4
4
4
9
4
4
4
12
4
4
5
3
4
4
4
4
4
4
3
4
4
9
12
4
4
4
4
4
4
4
4
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
15
15
17
19
20
20
23
24
年
年
年
年
年
年
年
年
4
4
4
4
4
4
4
4
月
月
月
月
月
月
月
月
津山高等裁縫学校創設 設立者苫田郡教育会
津山実科女学校と改称
津山実科高等女学校と改称
津山市山北500番地に移転
津山女子商業学校を併設
津山実科高等女学校を岡山県美作高等女学校と改称
新制岡山県美作高等学校設置
財団法人苫津教育会を学校法人苫津学園に改組
美作短期大学に家政科開設 場所 津山市山北
美作短期大学に英語科増設 場所 津山市山北
学校法人苫津学園を学校法人美作学園と改称
美作短期大学の英語科募集停止
美作短期大学に服飾科増設
美作短期大学に保育科増設
美作女子大学(家政学部家政学科)開学 場所 津山市上河原
美作幼稚園創設 場所 津山市山北
幼稚園名称を美作大学附属幼稚園に変更
美作短期大学の学科を家政学科・服飾学科・幼児教育学科に名称変更
美作短期大学校舎新築移転 場所 津山市上河原
美作短期大学を美作女子大学短期大学部と名称変更
美作女子大学家政学部の学科を食物学科・児童学科に改組
美作女子大学短期大学部服飾学科廃止
美作女子大学家政学科廃止
美作女子大学短期大学部家政学科を生活科学科に名称変更
美作女子大学家政学部を生活科学部に名称変更
美作女子大学生活科学部に福祉環境デザイン学科設置
美作女子大学短期大学部生活科学科生活科学専攻募集停止
美作女子大学短期大学部生活科学科食物栄養専攻を栄養学科に名称変更
岡山県美作高等学校通信制課程設置
美作女子大学短期大学部に専攻科介護福祉専攻増設
美作大学・美作大学短期大学部を男女共学化
美作女子大学・美作女子大学短期大学部を美作大学・美作大学短期大学部
へ名称変更
美作女子大学附属幼稚園を美作大学附属幼稚園へ名称変更
美作大学児童学科保育士養成コース設置
美作大学・美作大学短期大学部地域生活科学研究所設置
美作大学大学院修士課程生活科学研究科開設
美作大学大学院博士課程生活科学研究科開設
美作大学大学院修士課程人間発達学研究科開設
美作大学生活科学部福祉環境デザイン学科を福祉のまちづくり学科へ名称変更
美作大学生活科学部福祉のまちづくり学科を社会福祉学科へ名称変更
美作大学大学院生活科学研究科博士後期課程募集停止
-1-
(3) 設置する学校・学部・学科等
設置する学校
開校年月
学部・学科等
摘要
美作大学
生活科学部
昭和42年4月 (食物学科、児童学科、福祉のまちづくり学科、
社会福祉学科)
美作大学大学院
平成17年4月 生活科学研究科生活科学専攻(博士前期)
平成19年4月 生活科学研究科生活科学専攻(博士後期)
平成20年4月 人間発達学研究科人間発達学専攻(修士)
美作大学短期大学部 昭和26年4月 栄養学科、幼児教育学科
平成14年4月 専攻科介護福祉専攻
岡山県美作高等学校 昭和23年4月 全日制(普通科)
平成13年4月 通信制(普通科)
美作大学附属幼稚園 昭和42年4月
(4) 学校・学部・学科等の学生数の状況
平成25年5月1日現在
学校名
(単位:人)
平成26年5月1日現在
入学
収容
入学
収容
現員数
現員数
定員数 定員数
定員数 定員数
美作大学
生活科学部(食物学科、児童学
科、社会福祉学科)
美作大学大学院
210
870
964
210
840
959
生活科学研究科(博士前期課程)
3
6
4
3
6
2
生活科学研究科(博士後期課程)
0
3
3
0
0
3
人間発達学研究科(修士課程)
5
10
4
5
10
3
110
220
247
110
220
237
20
20
15
20
20
17
250
750
772
250
750
806
65
205
202
65
205
209
663
2,084
2,211
663
2,051
2,236
100
300
147
100
300
123
美作大学短期大学部 栄養学科、幼児教育学科
専攻科介護福祉専攻
岡山県美作高等学校 全日制(普通科)
美作大学附属幼稚園
合計
岡山県美作高等学校 通信制(普通科)
-2-
(5) 役員の概要
(平成25年5月1日現在)
定員数 理事 6~13名,監事3又は4名
常勤・非常勤の別
摘 要
平成10年11月理事就任
常勤
平成18年11月理事長就任
非常勤
平成8年4月理事就任(人事担当)
非常勤
平成13年6月理事就任(財務担当)
常勤
平成15年4月理事就任(人事担当)
常勤
平成17年4月理事就任(人事担当)
常勤
平成19年4月理事就任(人事・財務担当)
平成20年11月理事就任(財務担当)
非常勤
(株式会社すえ木工代表取締役)
区分
氏名
理事長
藤 原 修 己
理 事
理 事
理 事
理 事
理 事
園 田
稔
押目美恵子
船 盛
茂
鈴 木 昌 徳
片 山
学
理 事
須 江 英 典
理 事
多 胡 幸 郎
非常勤
理 事
本 郷 順 子
常勤
理 事
理 事
理 事
監 事
監 事
監 事
谷口 圭三
真 木
源
鵜 﨑
実
朝比奈泰子
井手絋一郎
頭 士 浩 子
非常勤
常勤
常勤
非常勤
非常勤
非常勤
平成20年11月理事就任(財務担当)
(合資会社多胡本家酒造場代表社員)
平成21年4月理事就任(人事・財務担当)
平成24年11月24日理事就任(財務担当)
平成25年4月1日理事就任(人事・財務担当)
平成25年4月1日理事就任(人事担当)
平成16年11月監事就任
平成18年4月監事就任
平成18年11月監事就任
(6) 評議員の概要
氏名
藤原 修己
園田 稔
押目 美恵子
船盛 茂
鈴木 昌徳
片山 学
須江 英典
多胡 幸郎
本郷 順子
谷口 圭三
真木 源
鵜﨑 実
牧野 恭典
早川 石峯
岡田 勢津子
日下 秀子
岡田 泰子
蔵合 安子
日下 孝子
木下 なほ子
前 克浩
河本 幸雄
浦上 みゆき
山根 誉史
藤井 わか子
栗田 美佐子
平田 淳子
福武 輝正
早瀬 直紀
在任年数
15年1か月
17年1か月
11年11か月
12年5か月
9年1か月
7年1か月
4年5か月
4年5か月
10年1か月
0年5か月
0年1か月
0年1か月
16年5か月
16年5か月
12年5か月
11年1か月
10年5か月
6年5か月
6年5か月
6年5か月
6年1か月
4年1か月
4年1か月
2年7か月
2年1か月
2年1か月
0年5か月
0年1か月
0年1か月
(平成25年5月1日現在)
定員数 27~31名
主な現職等
理事長
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
理事
みのり学園園長
高校非常勤講師
短大同窓会副会長
大学同窓会顧問
短大同窓会副会長
高校同窓会副会長
大学同窓会顧問
高校経理主幹
高校教頭
高校教頭
附属幼稚園教頭
大学・短大経理課長
短大教授
大学・短大総務課長
高校同窓会副会長
高校通信制教頭
高校教頭
-3-
(7) 教職員の概要
(平成25年5月1日現在)
性別
男
女
男
女
男
女
教員
職員
美作大学
計
計
男
女
男
女
男
女
教員
美作大学短期大学部
職員
計
計
男
女
男
女
男
女
教員
岡山県美作高等学校
職員
計
計
男
女
男
女
男
女
教員
美作大学附属幼稚園
職員
計
計
男
女
男
女
男
女
教員
計
職員
計
計
計
31
22
16
22
47
44
91
11
12
3
14
14
26
40
31
17
4
7
35
24
59
0
11
2
1
2
12
14
73
62
25
44
98
106
204
-4-
常勤
21
14
12
7
33
21
54
8
7
2
8
10
15
25
31
17
3
2
34
19
53
0
9
0
1
0
10
10
60
47
17
18
77
65
142
勤務形態
常勤
特任
契約
10
0
4
4
0
4
0
15
10
4
4
19
14
23
2
1
5
0
0
1
0
6
2
2
5
6
7
8
0
0
0
0
0
1
0
5
0
1
0
5
6
0
0
0
0
2
0
2
0
0
0
2
0
2
0
4
12
1
9
6
0
8
0
26
12
9
9
32
21
41
非常勤
非常勤
36
38
4
2
40
40
80
10
28
2
0
12
28
40
15
15
0
1
15
16
31
1
3
0
0
1
3
4
62
84
6
3
68
87
155
2
事業の概要
(1)事業の概要
① 学校法人
平成 25 年度は、東日本震災後 3 年経過し、長引く不況、デフレ経済からの脱却を目
指し、政府は強い日本経済の復活を掲げ政策を推進してきた。その結果デフレからの脱
却、雇用の創造等、景気浮上の様相を呈しそれが報道されているが、これは大企業と特
定地域、特定業種に限られた経済回復感が強く依然として地方経済は厳しく景気浮上の
きっかけは掴めていない。さらに少子化の煽りを受けて教育機関の競争激化は進み、相
当数の私立学校が学生、生徒等の定員割れを起こしている。
本学園においても同様の環境下の中で、特に高校、大学・短大では学生の安定的確保、
授業料等学納金の支払い困難者の増加、授業料減免・奨学金競争の激化の下での安定的
財政基盤の確保が大きな課題であった。
美作学園創立 100 周年に向けて
平成 21 年度から、
「学園創立 100 周年」の平成 27(2015)年に向けて、美作学園は「教
育力」のブランド化を掲げ、大学・短大、高校、附属幼稚園がそれぞれの使命を全うし
教職員が一体となって努力し続けている。学生、生徒、園児募集が一定の成果を修めて
いることはその証左であると自己評価している。また、学園の各学校間の相互連携につ
いては、人的・物的資源を相互に提供する基盤ができつつあり、次年度は学園全体がさ
らに一体感を共有できるよう相互連携を推進する。
そして、近年地域貢献の使命を負う大学・短大では地元地域の行政機関等との相互連
携を深めており、美作学園が地域の知の拠点となりつつあり、地元地域の人材を美作学
園が養成し、地元に輩出する構図ができ、確固たる地位を確立するまで継続的な努力が
必要である。
1.学園全体の中期経営展望については、創立 100 周年の年度を目指し検討中であ
り、老朽化した施設設備等の更新等、校舎の耐震化を含め継続検討中であり、平
成 27 年度中に教育の展望を含んだ中期財政計画を策定する。
2.高等学校と大学・短大の連携強化については「高大連携協議会」のワーキング
グループが「美作大学コース」の教育内容について定期的に協議を重ね、5 年~7
年で地元人材を養成する枠組みを検討している。
3.附属幼稚園と大学・短大の連携については、従来の大学教員の保育現場指導、
幼稚園長による大学での授業に加え「親塾」の充実を図ってきたが、さらに多角
的に検討する必要がある。
4.経営意志決定の明確化、迅速化と責任管理体制づくりに関しては、理事長のリ
ーダーシップの下で各学校の経営会議が理事会の意思と教学部門の意思決定の協
議機関として機能しているが、より充実した責任体制を検討する必要がある。
5.人材育成計画とその組織づくりについては学園創立 100 周年度までの目標であ
るが、平成 25 年度においては推進できずに終わっている。美作学園の教職員像を
明確にし、その人材を育成する組織体制を次年度検討する。
6.学園創立 100 周年事業では、学園の整備事業(ハード面)については大学は図
書館機能と情報処理教育機能を併せもつ学園創立 100 周年記念館(仮称)、高校は
校舎の整備を検討、附属幼稚園は子ども園の設置を検討中で、関連して寄附金事
業、創立 100 周年記念史編纂事業、記念式典等イベントの計画を行っているが遅
延気味であり新年度早々に委員会により実行に移す予定である。
-5-
②
美作大学及び美作大学短期大学部
4 年前募集を停止した福祉のまちづくり学科(社会福祉専攻と建築・まちづくり専攻)
については、平成 26 年 3 月末をもって学生が全員卒業となったことで閉鎖することに
なる。なお、社会福祉専攻も学生がいなくなったことで、平成 26 年度から全学年が社
会福祉学科となる。
また、建築系の教員については 3 月末をもって全て退職となる。
1.高い教育力と教育の質の向上へ向けた取組みの更なる推進
①社会福祉士や管理栄養士の国家試験合格実績
社会福祉士(今年:66.7% 私大 4 位 ←昨年:54% 私大 4 位)
管理栄養士(昨年:94.3% 私大 104 校中 14 位)
②小学校教諭や栄養教諭(学校栄養職員を含む)等の採用試験合格者数増
小学校:31 人(現役生延べ 13 人)
栄養教諭等:10 人(現役生延べ 5 人)
2.二巡目を迎えた第三者評価(短期大学部は平成 26 年度、大学は平成 27 年度)へ向け
て、自己点検・評価の具体的な取組みの推進
短大の第三者評価へ向け、自己点検・評価委員会を数回開き評価を受けるための報
告書の作成を進めている。
3.美作高校美作大学コースとの 5~7 年間を見通した一体的な教育の推進
高校・大学の関係者で定期的に同コースの教育について、生徒の学力等に関する各
種のデータを活用しながら向上へ向けた取組みを進めている。
4.学生の満足度を高める施策の点検と整備
平成 25 年度については十分な整備はできなかったが、この 3 月末をもって福祉の
まちづくり学科が閉鎖されることで、5 号館 2 階の設計製図の教室については、社会
福祉関係の演習室や試験勉強のための自学自習室、実習指導室更には研究室に模様替
えし、社会福祉学科の教育の充実が図れるようにする。
実験工作棟 1 階(構造材料実験室)については、小・幼稚園教諭、保育士教育の工作
室として活用を図る。
-6-
③
美作高等学校
1.地域に支援され、認められる「美作高等学校」づくりに邁進する。
1)高大連携で優秀な人材を大学に送る教育を展開する
「美作大学コース」設置二年目として、高大の実務者による定期的な協議から
コース生徒の意識付けが図られ、的確かつ有効な施策が行われたため、コース教
育の充実が展開されている。将来はこのコースから地域で活躍する人材を多く輩
出したい。
2)「美作高校ならでは」の特色教育をさらに展開する。
地域(町内会・青年会議所・ユネスコ・福祉施設等)と関わりを持ち自己成長に
生かすため、協同的な教育活動を展開し地域から一定の成果を得られた。1年後
の創立 100 周年に向け新たな取り組みを企画し、きめ細かい生徒指導や教科指導
が求められる。
3)進学実績の向上を図る。
年々生徒の質の向上が見られ、学校全体にいい雰囲気が生じているが、進路実
績にまだまだ十分な成果と言えるまでには結びついていない。進学希望の生徒へ
の有効な教科指導に取り組み、一層の実績を挙げることが今後の大きな課題とな
っている。また、次年度新設の「エクセル特進コース」の募集では予定以上の志
願者が入学するが、保護者・地域の期待に応えなければならない。このため、教
職員一人ひとりがたゆまない自己研鑽とチーム全体で取り組む意識改革が次年
度の重要な課題となっている。
4)通信制課程の課題は 2 つ、「出席率と単位修得率の向上を図ること」、「地域
社会に通信制教育の情報を発信し理解と支援を得ること」だった。前者は十分な
成果を上げられたが、地域への情報発信は不十分であった。地域の信頼を得られ
る教育が一層求められている。
2.大学との接続を一層図る。
大学、高校の連携は、教職員間ばかりでなく保護者にもその趣旨を多くの場面で
伝えてきた。モチベーションの高いコース生徒の指導も順調に進んでいる。大学と
高校の両輪が一体となり学園挙げて今後の厳しい経営環境に取り組んでいく姿勢
が確立している状況にある。
-7-
④美作大学附属幼稚園
1.「地域の家庭教育センター」的役割
① 幼稚園と大学の連携おいて、発達課題の研究を遂行するために、実習生の受け
入れは積極的にした。また幼稚園と小学校の連携においては、小学校主催の会
合にもできるだけ参加した。小学校側の窓口がひろくなってきているのを感じ
る。
② 卒論、総合演習等、園児対象の学生研究は 4 項目に及んだ。これらの研究を通
して教員の問題意識を高めていきたい。
③ 体育指導・英語指導については回を重ねるごとに意欲や態度に変化がみられ継
続の大切さを痛感した。
④ 「わかばくらぶ(未就園児)」は出席率が良く、親同士の親睦も積極的にでき、
子育て支援や就園につながっているため今後も充実させていきたい。預かり保
育は働く母親の増加で利用者が増えてきた実態がある。午睡希望児が増え、部
屋の確保に苦慮している。今後も保育内容の益々の充実を図りたい。
2.附属幼稚園として、時代的要請に応じた幼児教育への取り組みを大学と共に進める。
「親塾・公開講座」は今年で 3 回目の試みであったが、毎回 30 名前後の参加者があ
った。
「子育てを見直す良い機会だった。
」と好評であった。保護者も希望している
ので次年度にもつなげたい。託児の実施により定員が充足した。
3.教育内容の充実
① 絵本や物語などの読み聞かせやことばによる表現力育成において、十分な教材
研究ができているとはいえなかった。次年度に向けてより充実させていきたい。
② 基本的な生活習慣のアンケートを取ったことによって実態の把握ができた。問
題点を精査し、親を巻き込んで生活習慣の確立に向けた方法を考えていきたい。
4.教職員の研修の在り方
各自の資質向上のために自己目標を設定し取り組んだ。自己評価も行い、意識改
革と資質向上の態勢を育成する上で刺激となった。学びの土台作りができているか
どうかについて、今後も考察を重ね、教職員の意欲を高めるよう努めたい。
5.教育環境の条件整備
園内外の美化に関しては全職員での取り組みを増やし、自然環境作りをもっと充
実させたい。また環境整備の補助として学生の実習やボランティアを活用したい。
(2)施設・設備の状況
所在地
岡山県津山市
施設等
地
1 土
大学短大高校共用校地
大 学 短 大 共 用 校 地
短
大
校
地
高
校
校
地
幼
稚
園
校
地
計
物
2建
(1) 校
舎
(2) 図
書
館
(3) 講 堂 ・ 体 育 館
(4) 寄
宿
舎
(5) そ
の
他
計
書
3図
4教 具 ・ 校 具 ・ 備 品
築
物
5構
輌
6車
面積等
-8-
帳簿価格
2,051.07
57,209.61
1,143.00
54,584.27
2,981.00
117,968.95
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
34,450,000
311,134,091
30,288,950
118,189,658
29,070,988
523,133,687
円
円
円
円
円
円
27,591.01
1,308.92
5,184.10
4,764.81
592.46
39,441.30
164,810
8,374
165
11
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
㎡
冊
点
件
台
2,138,526,534
38,695,675
543,926,342
167,876,253
19,620,867
2,908,645,671
555,217,339
163,448,518
94,079,885
1,029,138
円
円
円
円
円
円
円
円
円
円
3 財務の概要
(1) 決算の概要
平成25年度決算の概要を、資金収支計算書、消費収支計算書および貸借対照表に基づきご報告します。
1 資金収支計算書
(単位 円)
収入の部
科 目
学生生徒等納付金収入
手数料収入
寄付金収入
補助金収入
国庫補助金収入
岡山県 補助金収入
兵庫県 補助金収入
津山市 補助金収入
資産運用収入
事業収入
雑収入
前受金収入
その他の収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
支出の部
科 目
人件費支出
教育研究経費支出
管理経費支出
借入金等利息支出
借入金等返済支出
施設関係支出
設備関係支出
資産運用支出
その他の支出
資金支出調整勘定
次年度繰越支払資金
支出の部合計
平成24年度末
1,664,356,266
34,990,720
37,283,430
518,356,261
197,942,000
300,969,711
265,000
19,179,550
2,790,653
13,277,339
73,908,215
334,669,000
88,582,376
△ 391,188,954
2,724,721,371
5,101,746,677
本年度末
1,664,807,380
32,856,075
32,514,511
479,797,855
174,348,000
292,225,426
290,000
12,934,429
2,997,422
21,419,047
86,448,322
310,901,016
436,079,965
△ 397,047,740
2,942,837,999
5,613,611,852
前年比
451,114
△ 2,134,645
△ 4,768,919
△ 38,558,406
△ 23,594,000
△ 8,744,285
25,000
△ 6,245,121
206,769
8,141,708
12,540,107
△ 23,767,984
347,497,589
△ 5,858,786
218,116,628
511,865,175
平成24年度末
1,392,068,187
429,392,324
99,089,012
151,332
11,480,000
38,172,250
41,014,026
125,000,000
44,272,068
△ 21,730,521
2,942,837,999
5,101,746,677
本年度末
1,414,988,249
449,085,811
105,932,743
8,654
5,743,500
44,940,820
44,138,772
475,000,000
43,491,639
△ 21,775,291
3,052,056,955
5,613,611,852
前年比
22,920,062
19,693,487
6,843,731
△ 142,678
△ 5,736,500
6,768,570
3,124,746
350,000,000
△ 780,429
△ 44,770
109,218,956
511,865,175
平成24年度末
1,664,356,266
34,990,720
37,283,430
518,356,261
197,942,000
300,969,711
265,000
19,179,550
2,790,653
13,277,339
78,377,346
2,349,432,015
△ 66,275,117
2,283,156,898
本年度末
1,664,807,380
32,856,075
32,561,787
479,797,855
174,348,000
292,225,426
290,000
12,934,429
2,997,422
21,419,047
64,264,990
2,298,704,556
△ 365,020,115
1,933,684,441
前年比
451,114
△ 2,134,645
△ 4,721,643
△ 38,558,406
△ 23,594,000
△ 8,744,285
25,000
△ 6,245,121
206,769
8,141,708
△ 14,112,356
△ 50,727,459
△ 298,744,998
△ 349,472,457
平成24年度末
1,372,051,110
590,603,543
155,070,308
151,332
7,226,097
0
2,125,102,390
158,054,508
344,823,526
18,752,312
本年度末
1,386,961,276
603,764,875
159,636,351
8,654
14,102,867
578,701
2,165,052,724
0
△ 231,368,283
484,125,722
81,624,313
前年比
14,910,166
13,161,332
4,566,043
△ 142,678
6,876,770
578,701
39,950,334
△ 158,054,508
△ 231,368,283
139,302,196
62,872,001
484,125,722
171,133,126
本年度は大学生・短大生が増加、高校生が減少しました。
大学の受験生が減少しました。
大学の補助金が減少しました。
高校の補助金が減少しました。
法人の補助金が減少しました。
大学の事業収入が増加しました。
退職者の退職金減少のため退職金財団収入が増加しました。
次年度の大学・短大の入学生が減少しました。
学園充実特定預金から350百万円の繰入をしました。
教員人件費 12百万減、職員人件費 1百万減、退職金支出36百万増でした。
増加要因は奨学費の増加です。
土地取得しました。(大学駐車場)
全部門の教育研究機器の整備を行いました。
65百万円の学園充実、60百万円の退職給与引、350百万円の第2号引当をしました。
2 消費収支計算書
消費収入の部
科 目
学生生徒等納付金
手数料
寄付金
補助金
国庫補助金
岡山県 補助金
兵庫県 補助金
津山市 補助金
資産運用収入
事業収入
雑収入
帰属収入合計
基本金組入額
消費収入の部合計
消費支出の部
科 目
人件費
教育研究経費
管理経費
借入金等利息
資産処分差額
徴収不能額
消費支出の部合計
当年度消費収入超過額
当年度消費支出超過額
前年度繰越消費収入超過額
基本金取崩額
翌年度繰越消費収入超過額
本年度は大学生・短大生が増加、高校生が減少しました。
大学の受験生が減少しました。
大学の補助金が減少しました。
高校の補助金が減少しました。
法人の補助金が減少しました。
法人・大学・短大で基本金組入を行いました。
退職金は7百万円、退職給与引当金繰入額は60百万円でした。
うち、減価償却費は155百万円です。その他は資金収支と同じです。
うち、減価償却費は54百万円です。その他は資金収支と同じです。
図書除却14百万円です。
大学・高校で除籍による徴収不能がありました。
大学・高校・幼稚園で機器備品除却に係る基本金取崩を行いました。
△ 312,992,596 本年度、繰越消費収入超過となりました。
-9-
3 貸借対照表
(単位 円)
科 目
平成24年度末
資産の部
本年度末
前年比
6,285,989,096
4,378,912,909
480,133,687
3,050,872,005
110,924,486
168,589,776
6,311,224
557,984,618
4,097,113
1,907,076,187
20,000,000
287,679,547
980,000,000
577,000,000
29,640
230,000
42,137,000
0
3,018,406,953
2,942,837,999
58,926,954
16,642,000
9,304,396,049
6,268,171,445
4,245,554,238
523,133,687
2,908,645,671
94,079,885
157,848,042
5,600,476
555,217,339
1,029,138
2,022,617,207
20,000,000
347,679,547
695,000,000
577,000,000
0
230,000
32,707,660
350,000,000
3,133,534,695
3,052,056,955
63,298,740
18,179,000
9,401,706,140
△ 17,817,651
△ 133,358,671
43,000,000
△ 142,226,334
△ 16,844,601
△ 10,741,734
△ 710,748
△ 2,767,279
△ 3,067,975
115,541,020
0
60,000,000
△ 285,000,000
0
△ 29,640
0
△ 9,429,340
350,000,000
115,127,742
109,218,956
4,371,786
1,537,000
97,310,091
535,328,299
0
535,328,299
385,071,479
5,743,500
2,040,000
21,730,521
334,669,000
20,888,458
920,399,778
530,084,658
0
530,084,658
353,973,379
0
1,440,000
21,775,291
310,901,016
19,857,072
884,058,037
△ 5,243,641
0
7,742,870,549
0
157,000,000
7,899,870,549
7,839,514,977
350,000,000
157,000,000
8,346,514,977
翌年度繰越消費収入超過額
484,125,722
171,133,126
△ 312,992,596 本年度、繰越消費収入超過となりました。
消費収支差額の部合計
484,125,722
171,133,126
△ 312,992,596
9,304,396,049
9,401,706,140
97,310,091
固定資産
有形 固定 資産
土
地
建
構
物
築
物
教育研究用機器備品
その他の 機器備品
図
書
車
輌
その他の固定資産
減価償却引当特定資産
退職給与引当特定資産
学園充実資金引当特定資産
教育充実資金引当特定資産
長期貸付金
有 価 証 券
奨学貸付金
第2号基本金引当特定預金(図書館)
流動資産
現 金 預 金
未 収 入 金
奨学貸付金
資産の部合計
資産減少については、減価償却費によるものです。
土地取得しました。(大学駐車場)
図書除却による減少です。(図書は減価償却を行いません)
60百万円の退職給与引当特定預金をしました。
65百万円の学園充実引、350百万円の第2号基本金引当をしました。
長期(固定)から短期(流動)への振替です。
350百万円の第2号基本金引当をしました。
退職金増加(前年度)のため退職金財団収入が増加しました。
負債の部
固定負債
長期借入金
退職給与引当金
流動負債
短期借入金
学
校
債
未
払
金
前
受
金
預
り
金
負債の部合計
△ 5,243,641
△ 31,098,100
△ 5,743,500
△ 600,000
44,770
△ 23,767,984 大学・短大 入学生が減少しました。
△ 1,031,386
△ 36,341,741
基本金の部
第1号 基本金
第2号 基本金(図書館建設)
第4号 基本金
基本金の部合計
96,644,428
350,000,000
0
446,644,428
消費収支差額の部
負債の部、基本金の部
及び消費収支差額
- 10 -
(2)経年比較
①貸借対照表
(単位 円)
科 目
平成21年度末
資産の部
固定資産
有形 固定 資産
平成22年度末
平成23年度末
平成24年度末
本年度末
増 減
(A)
6,523,726,991
6,393,272,735
6,319,283,432
6,285,989,096
6,268,171,445
△ 17,817,651
(B)
△ 133,358,671
4,893,777,253
4,709,582,237
4,524,145,245
4,378,912,909
4,245,554,238
土
地
457,133,687
457,133,687
457,133,687
480,133,687
523,133,687
43,000,000
建
物
3,453,436,331
3,314,416,337
3,181,696,639
3,050,872,005
2,908,645,671
△ 142,226,334
構
築
物
教育研究用機器備品
その他の 機器備品
174,512,530
152,585,237
131,657,128
110,924,486
94,079,885
△ 16,844,601
235,907,219
212,107,672
184,380,060
168,589,776
157,848,042
△ 10,741,734
13,602,014
10,648,117
8,523,991
6,311,224
5,600,476
△ 710,748
図
書
543,644,506
549,923,852
553,364,739
557,984,618
555,217,339
△ 2,767,279
車
輌
15,540,966
12,767,335
7,389,001
4,097,113
1,029,138
△ 3,067,975
1,629,949,738
1,683,690,498
1,795,138,187
1,907,076,187
2,022,617,207
115,541,020
20,000,000
20,000,000
20,000,000
20,000,000
20,000,000
0
167,679,547
167,679,547
227,679,547
287,679,547
347,679,547
60,000,000
学園充実資金引当特定資産
785,000,000
850,000,000
915,000,000
980,000,000
695,000,000
△ 285,000,000
教育充実資金引当特定資産
577,000,000
577,000,000
577,000,000
577,000,000
577,000,000
0
197,191
151,951
29,640
29,640
0
△ 29,640
その他の固定資産
(C)
減価償却引当特定資産
退職給与引当特定資産
(D)
長期貸付金
有 価 証 券
230,000
230,000
230,000
230,000
230,000
0
79,843,000
68,629,000
55,199,000
42,137,000
32,707,660
△ 9,429,340
350,000,000
350,000,000
(E)
2,213,495,058
2,555,419,822
2,796,133,289
3,018,406,953
3,133,534,695
115,127,742
(F)
2,111,087,119
2,524,878,513
2,724,721,371
2,942,837,999
3,052,056,955
109,218,956
4,371,786
奨学貸付金
第2号基本金引当特定預金
流動資産
現 金 預 金
未 収 入 金
87,990,939
14,970,309
54,847,918
58,926,954
63,298,740
有 価 証 券
0
0
0
0
0
0
貯
0
0
0
0
0
0
蔵
品
奨学貸付金
資産の部合計
14,417,000
15,571,000
16,564,000
16,642,000
18,179,000
1,537,000
(G)
8,737,222,049
8,948,692,557
9,115,416,721
9,304,396,049
9,401,706,140
97,310,091
(H)
603,054,348
597,243,058
564,928,007
535,328,299
530,084,658
28,703,500
17,223,500
5,743,500
0
0
△ 5,243,641
0
(I)
574,350,848
580,019,558
559,184,507
535,328,299
530,084,658
(J)
347,945,419
379,919,754
390,822,068
385,071,479
353,973,379
△ 5,243,641
△ 31,098,100
11,480,000
11,480,000
11,480,000
5,743,500
0
△ 5,743,500
△ 600,000
負債の部
固定負債
長期借入金
退職給与引当金
流動負債
短期借入金
学
校
債
3,600,000
3,000,000
2,670,000
2,040,000
1,440,000
未
払
金
22,541,846
27,243,755
22,955,247
21,730,521
21,775,291
44,770
前
受
金
(K)
290,561,160
318,531,750
332,700,000
334,669,000
310,901,016
△ 23,767,984
預
り
金
19,762,413
19,664,249
21,016,821
20,888,458
19,857,072
△ 1,031,386
(L)
950,999,767
977,162,812
955,750,075
920,399,778
884,058,037
△ 36,341,741
第1号 基本金
7,638,165,724
7,646,841,029
7,657,843,120
7,742,870,549
7,839,514,977
96,644,428
第2号 基本金
0
0
0
0
350,000,000
350,000,000
第4号 基本金
157,000,000
157,000,000
157,000,000
157,000,000
157,000,000
0
7,795,165,724
7,803,841,029
7,814,843,120
7,899,870,549
8,346,514,977
446,644,428
△ 8,943,442
167,688,716
344,823,526
484,125,722
171,133,126
△ 312,992,596
△ 8,943,442
167,688,716
344,823,526
484,125,722
171,133,126
△ 312,992,596
8,737,222,049
8,948,692,557
9,115,416,721
9,304,396,049
9,401,706,140
97,310,091
51,663,500
40,183,500
28,703,500
17,223,500
5743500
△ 11,480,000
負債の部合計
基本金の部
基本金の部合計
(M)
消費収支差額の部
翌年度繰越消費収入超過額
(又は翌年度繰越消費支出超過額)
消費収支差額の部合計
負債の部、基本金の部
及び消費収支差額
財務比率表に使用
基 本 金 未
組
入
額
基
組
入
本
金
要
(N)
額 (O)
7,846,829,224
7,844,024,529
7,843,546,620
7,711,109,425
7638761727
△ 72,347,698
減 価 償 却 累 計 額 ( 図 書 を 除 く ) (P)
2,784,571,971
2,965,962,292
3,150,921,375
3,332,196,516
3393207489
61,010,973
減価償却資産取得価額(図書を除く) (Q)
4,350,132,747
4,159,658,385
3,970,780,506
3,820,928,291
3690336899
△ 130,591,392
- 11 -
②収支計算書
ア)資金収支計算書
収入の部
科 目
学生生徒等納付金収入
(単位 円)
平成21年度末
平成22年度末
平成23年度末
平成24年度末
本年度末
前年比
1,597,842,233
1,575,274,800
1,615,796,766
1,664,356,266
1,664,807,380
451,114
手数料収入
36,212,935
36,562,100
35,050,325
34,990,720
32,856,075
△ 2,134,645
寄付金収入
36,437,914
37,899,180
36,994,745
37,283,430
32,514,511
△ 4,768,919
補助金収入
552,745,079
539,654,187
514,551,894
518,356,261
479,797,855
△ 38,558,406
国庫補助金収入
220,305,000
227,958,000
214,620,000
197,942,000
174,348,000
△ 23,594,000
岡山県 補助金収入
312,834,977
291,302,652
278,989,359
300,969,711
292,225,426
△ 8,744,285
兵庫県 補助金収入
796,000
55,000
241,250
265,000
290,000
25,000
津山市 補助金収入
18,809,102
20,338,535
20,701,285
19,179,550
12,934,429
△ 6,245,121
0
0
0
0
0
0
資産運用収入
8,001,402
4,647,209
2,780,034
2,790,653
2,997,422
206,769
資産売却収入
0
0
0
0
0
0
20,632,380
16,948,342
15,426,625
13,277,339
21,419,047
8,141,708
雑収入
115,510,618
52,152,565
92,309,474
73,908,215
86,448,322
12,540,107
前受金収入
290,561,160
318,531,750
332,700,000
334,669,000
310,901,016
△ 23,767,984
93,912,425
99,843,484
49,041,441
88,582,376
436,079,965
347,497,589
△ 384,800,139 △ 306,083,234 △ 373,630,548 △ 391,188,954 △ 397,047,740
△ 5,858,786
学術振興研究資金
事業収入
その他の収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
1,862,594,730
2,111,087,119
2,524,878,513
2,724,721,371
2,942,837,999
218,116,628
収入の部合計
4,229,650,737
4,486,517,502
4,845,899,269
5,101,746,677
5,613,611,852
511,865,175
本年度末
前年比
支出の部
科 目
人件費支出
平成21年度末
平成22年度末
平成23年度末
平成24年度末
1,434,010,519
1,355,091,467
1,396,008,068
1,392,068,187
1,414,988,249
22,920,062
教育研究経費支出
387,986,112
385,108,627
410,899,097
429,392,324
449,085,811
19,693,487
管理経費支出
101,998,076
100,782,754
97,753,903
99,089,012
105,932,743
6,843,731
借入金等利息支出
644,427
499,118
327,707
151,332
8,654
△ 142,678
借入金等返済支出
11,480,000
11,540,000
11,480,000
11,480,000
5,743,500
△ 5,736,500
施設関係支出
1,886,850
5,776,840
15,018,064
38,172,250
44,940,820
6,768,570
設備関係支出
42,698,836
39,549,623
40,138,302
41,014,026
44,138,772
3,124,746
資産運用支出
110,000,000
65,000,000
125,000,000
125,000,000
475,000,000
350,000,000
その他の支出
50,400,644
25,534,315
47,508,004
44,272,068
43,491,639
△ 780,429
資金支出調整勘定
△ 22,541,846
△ 27,243,755
△ 22,955,247
△ 21,730,521
△ 21,775,291
△ 44,770
次年度繰越支払資金
2,111,087,119
2,524,878,513
2,724,721,371
2,942,837,999
3,052,056,955
109,218,956
支出の部合計
4,229,650,737
4,486,517,502
4,845,899,269
5,101,746,677
5,613,611,852
511,865,175
- 12 -
イ)消費収支計算書
(単位 円)
消費収入の部
科 目
学生生徒等納付金
(ア)
手数料
平成21年度末
平成22年度末
平成23年度末
平成24年度末
本年度末
前年比
1,597,842,233
1,575,274,800
1,615,796,766
1,664,356,266
1,664,807,380
451,114
36,212,935
36,562,100
35,050,325
34,990,720
32,856,075
△ 2,134,645
寄付金
(イ)
36,856,714
37,899,180
37,213,745
37,283,430
32,561,787
△ 4,721,643
補助金
(ウ)
552,745,079
539,654,187
514,551,894
518,356,261
479,797,855
△ 38,558,406
国庫補助金
220,305,000
227,958,000
214,620,000
197,942,000
174,348,000
△ 23,594,000
岡山県 補助金
312,834,977
291,302,652
278,989,359
300,969,711
292,225,426
△ 8,744,285
兵庫県 補助金
796,000
55,000
241,250
265,000
290,000
25,000
津山市 補助金
18,809,102
20,338,535
20,701,285
19,179,550
12,934,429
△ 6,245,121
0
0
0
0
0
0
8,001,402
4,647,209
2,780,034
2,790,653
2,997,422
206,769
事業収入
20,632,380
16,948,342
15,426,625
13,277,339
21,419,047
8,141,708
雑収入
90,474,785
27,759,804
76,053,578
78,377,346
64,264,990
△ 14,112,356
2,298,704,556
△ 50,727,459
学術振興研究資金
資産運用収入
帰属収入合計
(エ)
2,342,765,528
2,238,745,622
2,296,872,967
2,349,432,015
基本金組入額
(オ)
△ 25,361,943
△ 21,822,891
△ 17,961,612
△ 66,275,117 △ 365,020,115 △ 298,744,998
消費収入の部合計
(カ)
2,317,403,585
2,216,922,731
2,278,911,355
2,283,156,898
平成21年度末
平成22年度末
平成23年度末
平成24年度末
1,933,684,441 △ 349,472,457
消費支出の部
科 目
本年度末
前年比
人件費
(キ)
1,408,560,779
1,335,827,416
1,358,587,121
1,372,051,110
1,386,961,276
14,910,166
教育研究経費
(ク)
569,710,644
550,691,421
586,177,516
590,603,543
603,764,875
13,161,332
管理経費
(ケ)
164,100,283
158,988,691
156,366,359
155,070,308
159,636,351
4,566,043
借入金等利息
(コ)
644,427
499,118
327,707
151,332
8,654
△ 142,678
1,970,263
5,732,748
6,921,483
7,226,097
14,102,867
6,876,770
0
0
0
0
0
0
1,134,450
1,698,765
355,880
0
578,701
578,701
2,146,120,846
2,053,438,159
2,108,736,066
2,125,102,390
2,165,052,724
39,950,334
当年度消費収入超過額
171,282,739
163,484,572
170,175,289
158,054,508
当年度消費支出超過額
0
0
0
△ 220,581,956
△ 8,943,442
167,688,716
344,823,526
484,125,722
139,302,196
40,355,775
13,147,586
6,959,521
18,752,312
81,624,313
62,872,001
△ 8,943,442
167,688,716
344,823,526
484,125,722
資産処分差額
徴収不能引当金繰入額
徴収不能額
消費支出の部合計
(サ)
前年度繰越消費支出超過額
(又は前年度繰越消費支入超過額)
基本金取崩額
翌年度繰越消費支出超過額
(又は翌年度繰越消費収入超過額)
0 △ 158,054,508
0 △ 231,368,283 △ 231,368,283
171,133,126 △ 312,992,596
財務比率表に使用
平成21年度末
平成22年度末
平成23年度末
平成24年度末
減価償却額(教育)
181,724,532
165,582,794
175,278,419
161,211,219
154,679,064
△ 14,067,200
減価償却額(管理)
62,102,207
58,205,937
58,612,456
55,981,296
53,703,608
△ 2,631,160
243,826,739
223,788,731
233,890,875
217,192,515
208,382,672
△ 16,698,360
減価償却額(合計)
(シ)
- 13 -
本年度末
前年比
(3)財務比率比較
(単位 %)
区
比
分類
分
率
1 固 定 資 産 構 成 比 率
貸
1-2 有 形 固 定 資 産 構 成 比 率
1-3 そ の 他 の 固 定 資 産 構 成 比 率
借
2 流 動 資 産 構 成 比 率
3 固 定 負 債 構 成 比 率
対
4 流 動 負 債 構 成 比 率
5 内 部 留 保 資 産 比 率
照
6 運 用 資 産 余 裕 比 率
7 自 己 資 金 構 成 比 率
表
8 消 費 収 支 差 額 構 成 比 率
9 固
関
10 固
定
定
長
11 流
係
12 総
14 前
期
動
負
13 負
比
比
適
合
比
債
債
受
率
率
比
率
比
金
保
率
率
有
率
15 退 職 給 与 引 当 預 金 率
率
16 基
17 減
消
本
価
1 人
2 人
金
償
件
比
却
比
費
件
費
率
比
依
率
率
存
率
費
3 教 育 研 究 経 費 比 率
収
4 管
理
経
費
比
率
支
5 借 入 金 等 利 息 比 率
計
6 帰 属 収 支 差 額 比 率
算
7 消
費
収
支
比
率
書
8 学 生 生 徒 等 納 付 金 比 率
関
9 寄
付
金
比
率
10 補
助
金
比
率
係
比
11 基
率
12 減
本
価
金
償
組
却
入
費
比
率
率
固
総
有
総
そ
総
流
総
固
総
流
総
運
総
運
消
自
総
消
総
固
自
固
自
流
流
総
総
総
自
現
前
算
定
式
(×100)
資
資
形
固
定
資
資
の 他 の 固 定 資
資
動
資
資
定
負
資
動
負
資
用 資 産 - 総 負
資
用 資 産 - 外 部 負
費
支
己
資
資
費 収 支 差
資
定
資
己
資
定
資
己 資 金 + 固 定 負
動
資
動
負
負
資
負
己
資
金
預
受
産
(A) (G)
産
産
(B) (G)
産
産
(C) (G)
産
産
(E) (G)
産
債
(H) (L)+(M)+(N)
金
債
(J)
(L)+(M)+(N)
金
債
((C)+(E)-(L))
(G)
産
債 ((C)+(E))-((L)-((I)+(K))
(サ)
出
(M)+(N)
金
(L)+(M)+(N)
金
額
(N) (L)+(M)+(N)
金
産
(A)
(M)+(N)
金
産
(A) ((M)+(N))+(H)
債
産
(E) (J)
債
債
(L) (G)
産
債
(L)
(M)+(N)
金
金
(F)
(K)
金
退職給与引当特定預金(資産)
退 職 給 与 引 当 金
基
本
金
基 本 金 要 組 入 額
減価償却累計額(図書を除く)
減 価 償 却 資 産 取 得価 額( 図 書 を 除 く)
人
件
帰
属
収
人
件
学 生 生 徒 等 納 付
教 育 研 究 経
帰
属
収
管
理
経
帰
属
収
借 入 金 等 利
帰
属
収
帰 属 収 入 - 消 費 支
帰
属
収
消
費
支
消
費
収
学 生 生 徒 等 納 付
帰
属
収
寄
付
帰
属
収
補
助
帰
属
収
基 本 金 組 入
帰
属
収
減
価
償
却
消
費
支
費
入
費
金
費
入
費
入
息
入
出
入
出
入
金
入
金
入
金
入
額
入
額
出
平成21年度末
平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末
本年度末
74.7
71.4
69.3
67.6
66.7
56.0
52.6
49.6
47.1
45.2
18.7
18.8
19.7
20.5
21.5
25.3
28.6
30.7
32.4
33.3
6.9
6.7
6.2
5.8
5.6
4.0
4.2
4.3
4.1
3.8
33.1
36.5
39.9
43.0
45.4
175.1
202.6
214.7
229.4
236.2
89.1
89.1
89.5
90.1
90.6
△ 0.1
1.9
3.8
5.2
1.8
83.8
80.2
77.4
75.0
73.6
77.8
74.6
72.4
70.5
69.3
636.2
672.6
715.4
783.9
885.2
10.9
10.9
10.5
9.9
9.4
12.2
12.3
11.7
11.0
10.4
726.6
792.7
819.0
879.3
981.7
(D)
(I)
29.2
28.9
40.7
53.7
65.6
(M)
(O)
99.3
99.5
99.6
102.4
109.3
(P)
(Q)
64.0
71.3
79.4
87.2
91.9
(キ)
(エ)
60.1
59.7
59.1
58.4
60.3
(キ)
(ア)
88.2
84.8
84.1
82.4
83.3
(ク)
(エ)
24.3
24.6
25.5
25.1
26.3
(ケ)
(エ)
7.0
7.1
6.8
6.6
6.9
(コ)
(エ)
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
(エ)-(サ)
(エ)
8.4
8.3
8.2
9.5
5.8
(サ)
(カ)
92.6
92.6
92.5
93.1
112.0
(ア)
(エ)
68.2
70.4
70.3
70.8
72.4
(イ)
(エ)
1.6
1.7
1.6
1.6
1.4
(ウ)
(エ)
23.6
24.1
22.4
22.1
20.9
(オ)
(エ)
1.1
1.0
0.8
2.8
15.9
(シ)
(サ)
11.4
10.9
11.1
10.2
9.6
日本私立学校振興・共済事業団 今日の私学財政 財務比率比較表を活用
総
金
負債+基本金+消費収支差額
(L)+(M)+(N)
8,737,222,049 8,948,692,557 9,115,416,721 9,304,396,049 9,401,706,140
自
己
資
資
産
基 本 金 + 消 費 収 支 差 額
(M)+(N)
7,786,222,282 7,971,529,745 8,159,666,646 8,383,996,271 8,517,648,103
運
用
資
産
その他の固定資産+流動資産
(C)+(E)
3,843,444,796 4,239,110,320 4,591,271,476 4,925,483,140 5,156,151,902
外
部
負
債
総負債-(退職給与引当金+前受金)
(L)-((I)+(K))
運用資産余裕比率の単位は(年)
- 14 -
86,087,759
78,611,504
63,865,568
50,402,479
43,072,363
(4) その他
① 有価証券の状況
券面金額
銘柄
山陽放送株式会社
数量
利率
200
100,000 円
株
年
15.0
%
取得年月日
計上科目
昭 和 43 年 6 月 19 日
有価証券
山陽放送株式会社
50,000
100
年
15.0
平成7年4月1日
有価証券
株式会社津山信用金庫
50,000
1,000
年
6.0
昭 和 45 年 12 月 10 日
有価証券
かがみの森林組合
30,000
10
年
5.0
平 成 18 年 10 月 1 日
有価証券
②
株
借入金の状況
借入残高
借入先
該当無し
利率
円
貯
種
出 (4)
版 蔵類 品
物
計
学校債の状況
発行年度
摘要
返済期限
年
%
0円
合計
③
1,310
230,000 円
合計
用
途
配布・販売等
本年度末残高
0
評
価円
額
00 円
円
償還期限
利率
摘要
平成17年度
480,000
年
0.0
%
平成27年3月
高校 60千円x 5名 30千円x 6名
平成18年度
750,000
年
0.0
%
平成28年3月
高校 60千円x 8名 30千円x 9名
平成19年度
210,000
年
0.0
%
平成29年3月
高校 60千円x 2名 30千円x 3名
1,440,000 円
合計
④
その他
寄付金の状況
金額
寄付者
寄付金の種類
摘要
30,000
円
図書購入金助成金
津山ロータリクラブ
300,000
円
専攻科学生奨学金
岡山県工業会
100,000
教育・研究助成
150,000
振興活動研究助成金
福武教育文化振興財
特別寄付金
ツヤマ新産業産業振興
28,213,511
高校PTA・大学・短大後援会
846,000
貸付金事業
一般寄付
個人・卒業生
現物寄付
他大学からの受入機器備品
収益事業の状況
該当無し
⑥
関連当事者等との取引状況
該当者無し
美作学園育英会
2,875,000
卒業寄付金
47,276
合計
⑤
高校PTA・大学・短大後援費
32,561,787
- 15 -
ノートPC
円
摘要
消費収支 推移
億
24
22
20
円 18
16
14
12
10
年度
H21
H22
学生生徒等納付金
H23
H24
帰属収入合計
人件費
H25
消費支出の部合計
学生・生徒・園児数 推移
2,500
2,000
208
168
212
173
210
163
206
153
202
147
1,500
674
701
746
815
772
259
253
257
241
262
979
953
937
970
975
H21
H22
H23
H24
H25
人
1,000
500
0
年度
大学
短大
高校全日制
高校通信制
附属幼稚園
学生・生徒・園児数
5/1現在
H21
大
学
短
大
高校全日制
高校通信制
附属幼稚園
計
H22
979
259
674
168
208
2,288
H23
953
253
701
173
212
2,292
H24
937
257
746
163
210
2,313
- 16 -
H25
970
241
815
153
206
2,385
975
262
772
147
202
2,358