学番 平成26年度 教科(科目) 使用教科書 副教材等 履修単位(時間) 新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校 電子技術 工業(電子技術) 学科(コース) ・学年 電子技術(実教出版) 3単位(105時間) 8 電気科・3学年 履修条件 選択 1.学習目標 電子技術に関する基礎的な知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。 2.指導の重点 半導体や電子回路に関する知識を養い、実際の回路等に応用できる能力を高めるようにする。 3.学習の計画 学期 学習内容 1学期 電子技術と社会 1.電子技術の発達 2.電子技術の応用 半導体素子 1.半導体と電子の動き 2.ダイオード 3.トランジスタ 4.電界効果トランジスタ 5.いろいろな半導体 学習のねらい 学習活動(評価方法) ・電子技術の歴史的変遷と現代社 ・教科書の内容および新 会の技術の普及について学ぶ。 しい技術にも目をむけて 学習を進める。 ・半導体の結晶構造とキャリアの 働きを学び、ダイオード、トラン ジスタ、FETなどの基本的動作 と特性について理解する。 2 学期 アナログ回路の基礎 1.トランジスタ増幅回路 2.IC と FET を用いた増幅回路 3.発振回路 4.変調、復調回路 5.直流電源回路 ・トランジスタによる基本的な増 ・教科書の内容および新 幅回路の動作を理解し、IC、O しい技術にも目をむけて Pアンプ、FETなどの素子の回 学習を進める。 路とその利用方法および基本的な 回路について特性と原理を理解で きるようにする。 3学期 ディジタル回路の基礎 1.ディジタル IC と論理回路 2.パルス回路 ブール代数を基本として、論理素 ・教科書の内容および新 子の取り扱い方法について理解す しい技術にも目を向けて る。また、基本的なディジタル回 学習を進める。 路について学ぶ。 学番 4.評価規準と評価方法 関心・意欲・態度 ・ 現代の電子技術と関連 付け、積極的に授業に参 加したか。 ・学習態度はどうか。 思考・判断 ・半導体内でのキャリア の違いによる動作を考え ることができる。 ・半導体素子の動作原理 を論ずることができる。 ・簡単な電子回路の動作 原理を論ずることができ る。 8 新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校 技能 ・電子技術に関する基 礎的・基本的な技術を 身に付け、安全や環境 に配慮し、合理的な計 画のもと、その技術を 適切に活用している。 知識・理解 ・半導体の結晶構造、キ ャリアの働きを理解す る。 ・トランジスタ等の半導 体素子の動作特性を理解 しているか。 ・アナログ回路、ディジ タル回路の動作原理を理 解しているか。 具体的な評価の対象 ・年5回の定期考査 ・小テスト、授業中に使用したプリント、学習ノートなど ・学習活動への参加状況 5.その他(留意すべき点・担当者からの一言) 電子技術を応用した電気製品の発展には目を見張るものがある。このような発展にも対応できるように、 電子技術の基礎をしっかりと固めてもらいたい。また、授業で学習するだけでなく、我々の生活におい て、どのような形で電子技術が応用されているかを興味を持って観察してもらいたい。
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