生活情報誌「くらしの情報局」紙上相談室③ に掲載されました 生活情報誌

2009
12
37
3ヶ月ほど前に相談に来られたお客様は、両親の家に自分の子供と同居する娘さ
んです。父親には前妻との子供があり、相続のときに母娘孫が住む家がなくなるよう
なことがあると困るので何か方法はないかというのが相談内容でした。課題はそれだ
けでなく、父親の住宅ローンの返済額が多いため、同居の条件として自分もローンの
負担をしているとのこと。その両方の課題を一度に解消するため、娘が新たなローン
を組んで親から不動産を買い取る手続きを提案し、融資先も見つけて契約、返済額も
1/3に減らしました。
弁護士、司法書士などあちこち相談に行っても解決策が見つからず、最後にこちら
へ来られたわけで、新たなローンを組む手続きは簡単ではありませんでしたが、粘り
強く対処することで、経済的、感情的にも安心できる状況を作ることができました。
法的、税務的な可能性を探り、融資元の理解も得てようやく実現することですが、
基本はなんとかしたいという気持ちで親身になることだと、全社員で日々取り組んで
います。
相続コーディネーター
曽根 恵子
〔
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私
の
色
☆生活情報誌 「 くらしの情報局 」 紙上相談室③ に掲載されました
に掲載されました。
相続税を申告するほど、財産が無いと思われ
ていても、財産評価をしておくことが肝要だと
感じる相談内容です。
また生前から財産の評価をなさることで、相続
税の申告・納税が必要か否かが分かりますし、
対策を講じやすくなります。また残された家族
も対応しやすいので、財産評価をお勧めします。
暮らしに役立つ情
報が掲載されており
ます。
詳細は下記HPをご
覧ください。
http://kurasino.jp/
生活情報誌
「くらしの情報局」
株式会社ジー・エフ発行
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セミナーへ行ってきました!
読売・中公・女性フォーラム21
「譲る愛、譲らぬ愛―熟年世代の財布と相続を考える」
11月14日(土) 福岡銀行本店 大ホール(福岡県福岡市)にて、読
売・中公・女性フォーラム21主催で
「譲る愛、譲らぬ愛―熟年世代の財布と相続を考える」をテーマに、
基調講演・パネル討論が開催されました。
当社代表の曽根がパネリストとして参加し、相続について女優の冨
士眞奈美さん、大分大学教授の椋野美智子さんと、「熟年世代は、
自らのエンディングに向けどのような心構えが必要か」を語り合いま
した。
会場にお集まりになられた500名もの聴衆の方々は熱心に耳を傾
け、相続についてお考えになる貴重なひと時を過ごされていらっしゃ
いました。
その模様が「読売新聞 11月26日(木)の朝刊 15面」全面に掲載
されました。
是非、ご一読下さい。
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★
今 月 の 面 談 風 景
【11月 第1週】
顧問税理士が相続税に詳しくないようで不安です。どうすれば良いですか?
お父様の相続税申告のご相談でB様が来社されました。
ご相談内容を伺ったところ、すでに相続税申告期限まで1ヶ月余りの切迫した状況でした。今まで、申告の準備が進んでいなかった
経緯をお聞きしたところ、被相続人であるお父様が生前、確定申告をお願いしていた税理士が一方的に話を進めていた様子が判明
しました。
税理士からは節税の提案などは一切なく、また、相続人の意向を汲んでいない納税案や遺産分割方法などに納得がいかなかったた
め、やむを得ずその税理士を断って弊社へご相談に来られました。
時間もないことから早急に相続専門の税理士とチームを組み、財産評価をしたところ、資産の大多数が不動産であったため、まず、
その評価減を図ることと特例の利用による節税案からスタートし、一部不動産を売却しての納税案も提示、売却へのご決断も早かっ
たなど、相続人のご協力もあって何とか申告期限までに遺産分割と納税を済ますことができました。
最終的には、約9000万円もの相続税額が、土地の評価減と特例を利用することによって約7000万円まで節税することができ、預
金を持ち出すことなく相続を終えられてひと安心の様子でした。
税の専門家である税理士にも得意、不得意分野があり、
決してすべての税理士が相続に詳しいとは言えません。
税理士の選択ミスをすれば、思いがけない相続税の納税を強いられるケースもあります。
弊社がチームを組む税理士あるいは弁護士などは、相続を専門としておりますので、
節税を諦めず、まずはご相談してみてください。
担当 遠藤 ・ 佐藤
【11月 第2週】 円満な相続手続きを希望しています。
お父様が亡くなり相続が発生したと、Y様がご来社されました。相続人はお子様方3名で、相続人がほぼ均等に財産を取得したいと
の事でした。
相続財産を確認しますと、ご自宅と預貯金、有価証券、生命保険でした。
課題となる点は、生命保険の受取人がお子様方に指定がされておりましたが、受取金額に大きな差がある点でした。
長男であるY様が、生命保険は父の意志としてその点は考慮せず、その他の部分で均等であれば良いと相続人間で話をまとめてく
ださったため、問題なく分割協議がまとまり、手続きを終えることができました。
相続が開始した際、分割案をまとめることはたいへんな事ですが、
相続人間でお互いが意見を主張しながらも、歩み寄りが図れれば、
円満な相続ができ、皆が幸せになるものと考えています。
担当 伊藤 ・ 稲見
【11月 第4週】 ”争続”にならないように、遺言書を作成したいのですが?
遺言作成のご相談でH様ご夫婦がご来社されました。代表の曽根が講演したセミナーに参加された方からのご紹介との事で、当社
としてもたいへん嬉しく思いました。
ご相談内容は旦那様の相続開始時に子供達の中でもめることがないよう、全ての財産を一度奥様に相続させたいとのことでした。
遺留分等の検討も必要でしたが、ご家族皆さんの了解も得ているとのことでしたので、スムーズに遺言内容の作成に入ることが出来
ました。
遺言書を作成するにあたり、より安全かつ確実なものをご希望されていらっしゃいましたので、公正証書遺言の作成を薦めました。
その結果、遺言者として相続開始時のまとめ役を事前にはっきりと決め、もめ事を回避し、家族に対する思いを残すことができ、目的
に適した内容の遺言を作ることができました。
遺産の分割には遺言の有無で状況は大きく違ってきます。 自身の意志を極力反映するため、遺言の作成はやはり重要であり、
H様にも満足していただくことができました。
担当 多田 ・ 水口
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★ 相続相談 Q&A リアルストーリー
本には載っていない!こんなときどうする?
<家系図>
公正証書遺言で不動産の遺贈を受けますが、
附属建物の記載がありません。
相続登記をするうえで何か問題がありますか?
被相続人
亡父
●ご相談者の背景
被相続人
相続人
財産
状況
長
男
母
長男、次男、三男
自宅、マンション、現預金
母が逝去し相続が発生。公正証書遺言あり。
次
男
三
男
(相談者)
■ご相談内容
母に相続が発生しました。公正証書遺言があります。相続税の申告は必要ありませんが、相続財産の中にマンショ
ンがあるので、不動産の相続登記が必要です。遺言書を確認したところ、母が共有持分を持っているマンションの
附属建物(集会場・ゴミ置き場)が記載されていませんでした。相続登記をする上で何か問題はあるのでしょうか。
■夢相続からのアドバイス
公正証書遺言で特定の不動産を相続させると記載されていても、マンションなど附属建物がある不動産で遺言者
が共有持分を持っており、登記されている場合、公正証書遺言の中にその附属建物の記載がされていないと、申
請しても法務局では受け付けてくれないため、遺言書を使っての相続登記はできません。せっかく公正証書遺言が
あっても、附属建物についてのみ相続人全員で遺産分割協議を行い、遺産分割協議書を作成する必要があります。
■ポイント
不動産は附属建物や未登記建物の記載漏れに注意する
・不動産は附属建物や未登記建物の記載漏れに注意する。
・公正証書での登記に問題がないか、記載内容を事前に司法書士に確認する。
・記載漏れを防ぐために、「ここに記載のない財産が判明した場合は○○に相続させる」と
記載しておく。
担当 飯塚 ・ 戸坂
★ 平成21年11月 相談データ
10
0
申告
登記
遺産分割
有効利用
遺言書
贈与
(生前対策)
売買
―年末年始の休暇のお知らせ―
平成21年12月28日(月)~平成22年1月6日(水)の期間、休業させていただきます。
なお、来年は平成22年1月7日(木)から通常営業を行います。
今年も一年ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
株式会社 夢相続
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