学校管理下における救急処置体制

学校管理下における救急処置体制
周南市立菊川小学校
災害事故発生
通報による場合
(学校外)
*現場確認・事情聴取
教職員が現場にいる場合
被災生徒
応急処置(養護教諭または養教が不在の場合
や緊急を要する場合は、他の教職員で対応)
連絡(担任・担当教師)
AED(体育館玄関)・担架(保健室)
養護教諭
病院に連絡
保健主任
担任・担当教師
生徒指導主任
状況把握
保 護 者 に 連絡
(緊急連絡先)
・いつ
・どこで
*緊急連絡先
移送
・誰が
(保健調査票)
・どうしていて
↓
(養教・担任・担当)
保健室の机の左側
・何が原因で
(119)
の棚(引き出しに
・どのような状
●タクシー(チケット)
クラスが表示)に
●重症の場合は救急車
(63−0733)
教頭
校長
態になり
・どの部位を
保管
・どうしたか?
第一交通
保護者と連絡が
取れない場合
保健調査票に記載されているかかりつ
けの病院か、救急指定病院に搬送・受
診(教頭先生に連絡、タクシー利用∼
タクシーチケット:チケットは職員室
治療
*引率者は、経過を
学校に報告し、必要
医師より診断結果を
があれば担任教師な
聞き、指示を受ける。
どが病院に行く。
吉光机上の最上段右の引き出し に保
管)その後、必ず保護者への説明を十
分に行う。
災害発生状況報告書への記入→保健室
(できれば保護者と共に)
受診後は、帰
日本スポーツ振興センターの災害
帰校後、関係者に報告
校か帰宅か
共済給付制度について説明する。
し、災害の再発防止につ
を保護者に
・給付まで2∼3ヶ月かかること
いて検討、指導を行う。
確認する。
や給付手続きについて説明する。
首から上のけが・腰部のけが・加害者がいるけが→医療機関へ受診
★初期対応が大切
★保護者への誠意ある対応
諸機関への報告
(校長)
○ 教育委員会
(22-8541)
○ 警察署
○ 消防署
水泳時事故救急体制(水泳指導時には必ず携帯電話・AEDを持参)
保護者
救急処置(担任、養護 )
事故発生
第一発見者
プール
医療機関
他の児童の管理
(担任、学年主任 )
事務室、職員室
携帯電話
AED
救急車要請
校長
☆救急車には事故の状況をよく把握
しているものが同乗する。
教頭
市教委他関係機関
救急車要請マニュアル
【救急車の呼び方】
(校長の指示)
119番
「救急車をお願いします。」
①
菊川小学校です。
【救急車が来るまでにすること】
①
要な手当てをする
【救急車が到着したら】
①救急隊員に伝える内容
・気道確保
・事故発生の状況
・AED(体育館玄関)
・患者の容体
・人工呼吸
・行った応急手当
・心臓マッサージ
・持病があればその病名
・傷の手当て
②
下上 88 番地
・保温
電話 62-2813 です。
③事故の状況を伝える。
いつ・どこで・どうなった
④負傷した児童の名まえ、年
・窒息予防の体位をとる
けておく
③保護者へ連絡する
・希望の病院名
⑤児童の意識、呼吸、出血、負
・保険証、医療費など
傷部位を話す。
手当てについて諸注意を聞
④記録をとる
く
⑤病院へ行く準備をする
⑥待っている場所
(グランド・体育館・保健室)
など
⑥学校の入り口付近でサイレ
ンを止めてもらう
える
②救急車に連絡した電話をあ
・事故発生状況と容体
令、性別を伝える
②希望する病院があれば伝
(同乗者が持参するもの)
・保健調査票
・筆記具、メモ
・携帯電話
・小銭
☆傷病児に対応した職員は現場を
離れない。経過を観察する。
☆まわりの児童の指導管理をする。
・適切な事故の報告
・現場接近の禁止
・その他必要な事項
☆外で、ひとりは救急車の誘導にあ
たる。
救急処置をする
病院への搬送が必要な場合
① 保護者へ連絡
② 病院へ連絡
(保健調査票で病院確認)
保険証と現金を持参する
③タクシー、救急車連絡
63-0733 第一交通
診療の可否確認
負傷した児童の氏名
生年月日(保健調査票参照)
タクシーの到着場所を伝える
(玄関前、運動場、体育館)
けがの原因・状況
タクシーチケットの準備
(職員室養護右一番上引き出しの中)
*意識不明・大出血・強度の打撲などの動かせない場合は、救急車を判断して要請する。
(救 急 車 119)
持参するもの
・保健調査票
・筆記具、メモ
・タクシーチケット
・携帯電話
・現金(場合によっては医療費を請求される。
)
・スポーツ振興センター書類(一回で終わる場合は必要)
「医療等の状況」1500 円以上の場合手続き
現場確認
・①いつ②どこで③誰が④どうしていて⑤何が原因でどのようになり⑥どの部位を⑦どうなったか
事後措置
・家庭に経過確認の電話を入れる。誠意を持って対応を。
・担任は、校長・教頭へ報告し、学級・学年→全校で事故防止の指導を行う。また、職員に状況を周知
徹底する。
・事故対応について、記録をとる。
・安全点検の強化を図る。
●
日本スポーツ振興センターへの手続き
・ 校内災害報告書にけがの発生および状況を記入し、保健室に提出する。
(別紙参照)
・
受診後、保護者に渡した「医療等の状況」の書類を病院で記入してもらい、保健室へ提出してもら
う。
(児童・または担任を通して)
・ 手続きの対象は支払額が1500円以上。原則として保護者の立て替えをお願いし、手続きの後2.
3ケ月後給付されることを了解していただく。
●
養護教諭が不在の場合
・ 救急処置は原則として担任、または職員室にいる教師で行う。連絡を受けた教師が担任、校長、教
頭と連絡をとる。
・ 事故内容は後日保健室へ報告をする。(けがの記録カード・病気の記録カードに記入する。)
処置台
ベッド
ベッド
ベッド
ベッド
★ AEDは、体育館の玄関
★ タクシーチケットは、職員室吉光の机の右の引き出し
* 日常多い擦り傷・切り傷の手当てについて
① 傷を良く洗い、砂や小石を取り除く。
(保健室にあるペットボトルで良く洗浄する。)
↑
水道水が入っています。
消毒薬ではなくてもOK(消毒剤はかえって傷の治りを悪くするとも言われています。
)
マキロンはその作用が弱いので、使っても良い。
② ティッシュで洗浄したところを拭き取る。
(ガラス瓶に消毒液に浸した綿を用意している保健室もありますが、消毒綿そのものが
不潔になりやすいので、ティッシュペーパーを使用します。)
③ 救急絆創膏を貼る。
(ガーゼは、傷口にくっついてしまうのでよくない。
)
④ 出血が多い傷や、傷面がぎざぎざしている傷、深くえぐれている傷、汚れがなかなか取れな
い傷は保護者に連絡して病院への受診をすすめる。
けがのきろく