第 35 号 江戸川清掃工場だより 発行日 平成 27 年6月 26 日 発行者 東京二十三区清掃一部事務組合 江戸川清掃工場 **工場周辺にお住まいの皆さまへ** 住所 江戸川区江戸川2-10 電話 03(3676)4446 江戸川清掃工場URL: http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kojo/edogawa/index.html ★不適正ごみの搬入防止 清掃工場に搬入された可燃ごみの中に、金属やガ ラスなどの焼却に適さない物や、清掃工場の処理能 力を超える大きな物が混ざっていることがあります。 このような不適正ごみが混ざっていると、焼却炉 の停止や故障の原因となり、復旧のために多額の費 用や日数がかかります。また、ごみの受入れが困難 となった場合には、収集・運搬に支障が生じ、23 区全体のごみ処理に重大な影響を及ぼします。 焼却灰とともに出てきた フォーク、空 き 缶 、鉄アレーなど 適切な分別をしていただくよう、皆さまのご協力をお願いいたします。 一斉搬入物検査 不適正ごみの搬入を防止し、安全で安定的な工場の操業のため、 各清掃工場で搬入物検査やプラットホームでの監視等を強化する 週間や月間を設けています。また、23区と連携して、一斉搬入物 検査を全清掃工場で定期的に行っています。 ★地域防災のため、工場敷地を活用しています 江戸川清掃工場のある地域を管轄している江戸川消防団が当工場の敷地を利用して消防操 法大会や訓練を行っています。消防団の皆さん、地域のためにありがとうございます。 夜間訓練 消防操法大会 ★排ガスや排水をきれいにしています ごみを焼却すると、その過程で、ばいじん、ダイオキシン類、塩化水素、硫黄酸化物、窒素 酸化物などの環境汚染の原因となる有害物質が発生します。清掃工場では、いくつもの公害防 止設備で排ガスや排水をきれいにしてから工場外に出しています。大気汚染防止法、下水道法、 ダイオキシン類対策特別措置法などの関係法令を遵守することに加え、さらに厳しい自己規制 値を設けて、環境汚染防止対策を徹底しています。 職員による排水の水質検査 ※平成 27 年1月 15 日 東京都下水道局の立入検査を受け、合格しています。 ★ごみ焼却により発生する熱エネルギーを有効利用しています 清掃工場では、ごみ焼却により発生する熱エネルギーを発電や熱供給に有効利用しています。 つくられた電気は工場を稼働するために利用して、電気購入量や燃料費を削減しています。 余った電気は電気事業者へ売却しており、電気需要へも貢献しています。 江戸川清掃工場では隣接する江戸川区立くつろぎの家へも熱供給しており、お風呂や足湯に 利用され、多くの皆さまに喜ばれています。 江戸川清掃工場 平成26年度の焼却及び発電実績(速報値) 焼 却 量:約13.1万トン 売 電 量:約2,400万kWh 発 電 量:約4,700万kWh 売電金額:約3億8千万円 ★環境報告書2014を発行しました 江戸川清掃工場は、平成12年にISO14001の認証を 取得し、毎年の定期審査を受けながら継続的に環境負荷の低減 を目指しています。常に地域の皆さまの目線に立った環境活動 を続けてまいります。 そうした環境への取組を皆さまに報告するため、 『環境報告 書2014』を発行しました。工場の環境方針とそれをもとに した環境目的・目標、その達成状況などを掲載しています。 環境報告書は、当工場で配布しています。また、ホームペー ジでもご覧いただけます。 http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kojo/edogawa/documents/edogawa2014.pdf
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