「第31回 秋田県緩和ケア研究会」のご案内

「第31回 秋田県緩和ケア研究会」のご案内
謹啓
早春の候、皆様方におかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この度「第31回 秋田県緩和ケア研究会」を下記の内容で開催させて戴くこととな
りました。
特別講演の講師と致しまして、
緩和ケア診療所いっぽ
萬田緑平
先生をお招き致し
ます。ご多用中とは存じ上げますが、万障お繰り合わせの上、ご出席賜ります様ご案内申
し上げます。
謹白
記
日
時:平成27年4月25日(土)
場
所:秋田市文化会館 5F 大会議場
15:30~17:30
秋田市山王 7-3-1
電話 018-865-1191
参加費:1,000円(当研究会会員は無料)
【総合司会】JCHO 秋田病院
看護係長(がん性疼痛看護認定看護師) 野呂田
新
15:30~15:45 総会
15:45~16:00(情報提供)「オキシコドン徐放カプセル」 テルモ株式会社
16:00~17:30
【開催挨拶】 市立横手病院
院長
丹羽 誠
【特別講演】
座長 秋田大学大学院医学系研究科 臨床看護学講座 教授 伊藤
登茂子
「 最 後 ま で 目 一 杯 生 き る 」
講師
緩和ケア診療所いっぽ
萬田 緑平
先生
【閉会挨拶】JCHO 秋田病院
看護係長(がん性疼痛看護認定看護師) 野呂田
新
以上
※ 本研究会は日本医師会生涯教育講座
10:チーム医療
80:在宅医療
81:終末期のケア
に申請済みです。
共催
秋田県緩和ケア研究会
テルモ株式会社
P/C14-532
第31回秋田県緩和ケア研究会 特別講演
平成27年4月25日(土曜日) 16時より
秋田市文化会館5階大会議室
演題「最期まで目一杯生きる」
講師
緩和ケア診療所 いっぽ
医師 萬田 緑平 先生
講演内容 (ご本人からのメッセージ)
緩和ケアのテクニックの話しではありません。患者、家族の写真、生の声、動画を
中心に癌患者さんの自宅で目一杯生きる姿を伝えたいと思ってます。そして、そこから
「あなた」が「何が出来るのか」「何をしたいのか」の、ヒントをつかんでもらえればいいと
思っています。
【講師経歴】 平成3年 群馬大学医学部卒業
平成20年3月まで 群馬大学第一外科に所属 県内外の病院外科勤務
平成20年4月から 緩和ケア診療所・いっぽ 勤務
【緩和ケア診療所・いっぽ】
ペインクリニック小笠原医院を前身とし、平成3年の開設以来在宅緩和ケアに取
り組んできた。
平成 20 年 4 月「緩和ケア診療所・いっぽ」として「癌患者を中心とする在宅緩和ケ
ア」を専門に再スタート。現在、小笠原院長以下、医師2人、看護師 8 人、事務4人のス
タッフで、常時 60 人程度の癌患者さんの訪問診療をしている。緩和ケア外来もあり、
通院できる方を支えています。看取ることが仕事じゃない。緩和ケアが仕事じゃない。
自宅で目一杯、その人らしく生きることを支援する事が仕事です。
【伝えたい事】
終末期医療。体はもう治らない。死に向かって行く。医療を中心に立ち向かうと必ず
失敗に終わる。その人の人生も「残念でした」と終わる。
一分一秒でも長生きしてもらいたいと言う家族の希望の先には満足はない。
唯一の家族が満足する方法は、本人が満足すること、本人の最後の願いを叶える事
だと思う。
治す医療から離れて、「本人の願いを叶える方針」にすると、人生を成功に終える事
が出来るのです。そんな事があることを知ってもらいたいです。
自宅で穏やかに亡くなれることを広める目的でツイッター、ブログ、講演、本などで
活動しています。
P/C14-532