BULLETIN OF SAKURA KOUSEIEN HOSPITAL 2010.4 理 念 Since 2003 http://www.sakurakouseien.jp/ № 22 佐倉厚生園誌/Bulletin of Sakura Kouseien Hospital 8(2),2010 職員一人ひとりが「やさしい心」、「人を思いやる心」、「自ら向上させよ うとする心」 、更には「感謝する心」を見せかけではない「真心」を持って、 病院に関わるすべての人々に接すれば、医療にとってもっとも大切な、お 互いの「信頼」が生まれ、安心して満足できる療養生活を送っていただく ことが出来る。佐倉厚生園の職員は、そのことを常に念頭に置いて、職務 に勤めなければならない。 診療を求めて来院した方には等しく 次の権利があると心得ています 基本方針 1.真心をこめて、設立理念の結核の予防・早 期発見・治療にあたる。 2.真心をこめて、高齢者医療を推し進める。 3.真心をこめて、専門職の誇りを持って、チ ーム医療を実践する。 4.真心をこめて、質の高い医療にもとづい て、安全で快適な療養環境を提供する。 そして、本院に関わる全ての方々に信頼さ れる病院を築く。 医療を受ける者と医療をなす者との良好な関係が良好な医 療をもたらします。この関係を基礎に、医療を受ける方、一人ひ とりの権利を尊重して、業務に努めるべきと心得ます。特に、次 の6つの権利を尊重して、真心をこめ、誠意をつくし、不断の医 療・看護・介護に励みます。 1.尊重される権利:人格が尊重され、尊厳が保たれる権利 2.良質な医療を受ける権利:社会的身分・人種・民族・信条・ 性別・障害によらず、良質な医療を提供してもらえる権利 3.インフォームド・コンセントの権利:自分の病気・その重症度 や自分の受ける検査や治療の効果や危険性、他の治療方 法の有無について、理解できるまで判り易く説明してもらえ る権利 4.自己決定権:自分の治療計画を立てる過程に参加し、自分 の意見を表明し、自己決定させてもらえる権利 5.知る権利:自分が受けている医療について知らされる権利 6.プライバシー保護の権利:自分の情報が承諾なくして、第三 者に知らさないでもらえる権利 目 次 ☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸ ☸ ☸ ☸ ☸ ☸ ☸ ☸ ・メッセージ 平成22年度診療部活動方針 ☸ 診療部長 遠山 正博 1 ☸ ・メッセージ 平成22年度ドック健診に向けて ☸ 健診部長 鈴木 利也 2 ☸ ・メッセージ 看護部長としての思い ☸ 看護部長 伊藤 恵美 3 ☸ ・メッセージ 事務職の配属と育成への考え方 ☸ 事務部長 青山 正美 4 ☸ ・メッセージ 平成22年度佐倉ホワイエの展望 ☸ 施設長 丸山 孝士 6 ☸ ・メッセージ 2010年度の方針 ☸ 所長 深山 春枝 7 ☸ ・メッセージ 介護保険10年を振り返って ☸ 管理者 豊田マリコ 8 ☸ ・レ ポ ー ト 新年会 ☸ ホワイエ 介護サービス課 魚住 公成 9 ☸ ・レ ポ ー ト 厚愛会ディナー ☸ 看護部 介護職 吉竹美智子 ☸ ・ニ ュ ー ス 千葉県医業健康保険組合被保険者ボウリング大会 ☸ 編集員 ☸ ・掲 示 板 新入職員紹介 ☸ 編集員 10 ☸ ・掲 示 板 人事異動 ☸ 編集員 13 ☸ ☸ ☸ ☸ ☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸☸ 佐倉厚生園誌/Bulletin of Sakura Kouseien Hospital 8(2),2010 レポート ニュース 新 年 会 ホワイエ 介護サービス課 厚愛会ディナー 魚住公成 看護部 介護職 吉竹美智子 1 月 16 日(土)、佐倉ホワイエに て新しい年を祝い、同時に昨年ホ ワイエの活動にご協力いただいた 皆様への感謝の意を表した「新年 会」が開催されました。新年会は 2 部構成とし、第 1 部では利用者の 方々と職員で構成する各クラブの 活動紹介やボランティアの方々へ の感謝状贈呈が行われ、第 2 部はフロアにて、おや つクラブで調理した豚汁や栗きんとんを利用者様と ご家族の方々、およびボランティアの方々と共にい ただきました。私は他の 8 名のメンバーと共に第 1 部での職員の出し物としてロックソーランの踊りを 担当しました。昨年2入職の私には新年会は初めて の体験でイメージが無く、 「練習に参加して下さいね。 痩せますよ(笑)」と言われても、ロックソーランがど ういうものなのかもわからず、 「はぁ・・・」と答え るしかありませんでした。その後、平均して週に 2 回ほど練習しました。踊りは通しで 3 分半ほどです が、動きは速く密度も濃く、すぐに汗だくになりま した。それでも、全く初心者の私に周りのメンバー が気遣って合せてくれ、回を重ねるごとに全体の流 れがつかめていき、練習が楽しくなっていきました。 前日の合同練習では、自分の中で曖昧だった部分が 消え、改めて手ごたえを感じていました。 そして迎えた当日、3 階の会場は利用者の方々で 一杯で、法被を身にまとうと気持ちが引き締まりま した。踊っている間は「これで最後なのだな」とい う思いでしたが、アンコールの拍手が予想以上で、 もう一度通しで踊ることになる盛況振りでした。 新年会終了後も、利用者の方々から「踊りすごか ったね」と幾度と無く声をかけられ、私たち職員の 頑張りで、利用者の方々に今年 1 年を元気に過ごし て頂くエネルギーを注入できたことを改めて嬉しく 思いました。私自身はダイエットできたかと問われ ると、いや何とも、なのですが・・・ (笑) 2 月 24 日(水)、サンルートプラザ 東京にてのディナーに参加させて 頂きました。仕事を終え、駐車場に 向かうとそこにはミッキーバスが 待っていました。ワクワクしながら 乗り込み、さぁ出発です。ホテルに 着き、あまり経験することの無いホ テルでの食事に感激しながら美味しく頂いていると、 各テーブルを回りながら、マジックショーが始まり ました。あちらこちらのテーブルから「なんで?ど うして?不思議」の声と共に歓声が上がっていまし た。食後にはホテルの窓から東京ディズニーリゾー トの花火の美しさにうっとりと見入っていました。 帰りのバスの中は、ちょっぴりアルコールが入って いるせいか、日頃の疲れを吹き飛ばす笑い声が一杯 でした。楽しい、ひと時を過ごすことができ、本当 に有り難うございました。 ニュース 医業健保ボウリング大会 ~団体戦 3 位~ 編集員 3 月 14 日(日)、千葉リバーレーンにおいて、第 39 回千葉県医業健康保険組合被保険者ボウリング大会 が開催されました。鈴木(淳)選手(4 西病棟)、大谷選 手、圓城寺選手(新館病棟)、森川選手(3 東病棟)、磯 田選手(外来)の 5 名で臨んだ団体戦はトータル 2336 ピンで見事 3 位に入りました。前回大会 5 位に躍進 し、今年は更に3位に浮上。初優勝を飾った第 26 回 大会以来 13 年ぶりの見事な成績を収めました。中で も、圓城寺選手はトータル 561 ピンで一般女子の部 で第 2 位に入り、同時に 234 ピンでハイゲーム賞も 獲得しました。 -9-
© Copyright 2024 ExpyDoc