No.2 - 平野博文

2001年(平成13年)2月 (2)
第24号
ì <第151回>通常国会における課題と取り組み ì
今国会は、新世紀最初の国会として、21世紀の日本の進
むべき道を議論しなければならない重要な国会です。平成
13年度予算案をはじめとして、真の経済改革、21世紀の日
本を担う次の世代をどう育成していくかが問われる教育改
革関連法案、構造改革の進展が問われるIT関連法案や年
金改革の一環である確定拠出年金法案といった社会福祉の
充実などが、重要な政策課題となります。
しかし現在、KSD事件・機密費疑惑など、政官業のも
たれあいによる自民党的政治の膿が流れ出し、自民党によ
る疑惑隠しの姿勢と相まって政治に対する信頼を失墜させ
ています。国民の皆様とともに痛みを伴う改革を進める上
でも、まず国会はこれらの疑惑について自ら事実を解明し、
自浄能力を示して、国民の信頼を取り戻すことが必要です。
民主党そして平野博文は、政治の腐敗を厳しく追及する
とともに、日本の未来像をはっきりと示し、幅広い国民の
皆様の支持のもと、新しい世紀の政権を担うべく、全力を
尽くしてまいります。
審議予定の主な重要法案
平成13年度予算案
一般会計総額82兆6524億円(前年比2.7%減)、公共事業
関係費は9兆3625億円(前年比12億円増)。新規国債発行
は28.3兆円で、13年度末における国と地方の長期債務残高
は666兆円に膨らむ。
6法案が政府より提出予定。民主党は30人学級を正式に導
入する法案、国による画一的教育を改め個性ある学校教育
をめざすため、コミュニティースクールと呼ばれる地域運
営の公立学校を設置する法案を提出する予定。
IT関連法案
教育改革関連法案
電子商取引における消費者保護、地方自治体における電
子投票導入など15法案が提出予定となっている。
40人以下の学級の編成を可能にする、体験活動の充実、
不適格教員の配置換えを可能にするなどを内容とする関連
確定拠出年金法案
日本版401Kといわれる、掛け金の運用次第で老後に受
け取る年金額が変動する確定拠出年金を、自営業者とサラ
リーマンを対象に導入できるようにする法律案。前国会よ
り継続審議となっている。
高齢者居住安定
確保法案
今国会からの政務・党務
高齢者の居住の安定のため、
持ち家のバリアフリー化に必要
な融資が、死亡時一括返済で受
けられるようにするほか、高齢
者向け賃貸住宅の供給促進や、入居を敬遠されない
ための、滞納家賃保証制度を創設する。
衆議院文部科学常任委員会・筆頭理事に就任
省庁再編に伴い、今国会より衆議院の委員会が再編成
されました。これにより科学技術委員会は、文教委員会
と統合され、平野博文は再編後の文部科学常任委員会に
おいて、民主党の筆頭理事に就任しました。教育国会と
いわれる今国会において、この分野の野党側のトップと
して政府与党との折衝にあたることになります。
永住外国人地方選挙権付与法案
永住外国人に対し、地方自治体の長や議員の選挙
権を付与する法律案。民主党の議員立法に対して公
明・保守党も別途提出し、第148国会より継続審議
されている。
その他の政務・党務
今国会より、新たに沖縄及び北方問題に関する特別委
員会に所属いたしました。また党務としては、引き続き
党副幹事長、国会対策副委員長、大阪府連幹事長などを
務めております。
、大
西
関
™私は、地方分権社会の実現と、優先順位をつけた公共事業の見
直しを、重点政策として掲げています。財政構造改革、環境保
護の面から考えても、そして住民の視点・市民の視点から考え
ても、本当に必要な公共事業なのかを厳しく吟味しなければな
りません。一方、単純に公共事業を抑止するのではなく、住民
にとって本当に必要な公共事業は速やかに推進していく必要が
あります。そのためには、地方自治体が住民ニーズを的確に把
握し、情報公開を進めると共に、住民による参加と監視が容易
な行政が求められているのです。
昨年4月に施行された地方分権一括法は、地方が主役となる地
方分権社会を実現する第一歩となるものであり、これによって
自治体の役割と責任は以前より増しています。今後は、地方の
役割に見合う税財源を国から地方に移し、地方は国の政策誘導
に縛られずに地方自らの責任
と工夫で事業を進められるよ
うにする必要があります。
™また、関西全体の経済発展を
考えた場合、いまや関西地域における経済の要
となってる、関西国際空港の二期工事について
考えなければなりません。関西国際空港は、日
本の中核的国際空港として、またアジア圏のハ
ブ空港のひとつとして重要な役割を担っていま
す。より国際空港として継続的に利用できるだ
けの規模を整備することは不可欠であり、第二
期工事は早急に進めていく必要があると考えて
います。
し
阪、そ
て
野
交
・
枚方
平野博文と語る会
を開催いたしました。
2月4日(日)
18時より、大阪市のホテルニュー
オオタニにて、平野博文の5年間の活動紹介や、
これからの政治に対する取り組みなどご報告させ
ていただく、「平野博文と語る会」を開催いたし
ました。
™枚方市・交野市において、必要性が高く急がれる地域整備の中
に、第二京阪国道そして国道307号線周辺道路の整備がありま
す。第二京阪国道は国道1号線の慢性的な渋滞の解消のため、
30年以上も前に都市計画決定されたものですが、全体完成まで
にはいまだに至っておりません。生活道路における慢性的交通
渋滞は地域の経済活動や、日常的に排気ガスにさらされること
による住民の健康被害も懸念され、ま
た緊急時には救急病院への患者搬送に
も支障をきたす事態となっており、住
民の生活権が侵されかねない事態とな
っています。
私平野博文は、これら必要性の高い公
共事業を優先的に進めていくととも
に、地域の優先課題は地域の判断で進
められるよう、市民政治、地方分権を
一層進めていかなければならないと考
えています。
平野博文後援会
日曜日の夕方という大変出
にくい時間にもかかわらず、
1,500名の皆様のご参加をい
ただきました。来賓として出
席していただいた鳩山由紀夫
民主党代表と共に会場内で皆
様と直接ご歓談をさせていた
だきました。
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