中国・天津新港における大規模爆発に関する物流への影響について

2015 年 8 月 21 日
中国・天津新港における大規模爆発に関する物流への影響について
8 月 12 日深夜(現地時間)発生した天津新港における大規模爆発事故に関し、物流への影響をお知らせします。
【8 月 21 日午前 9 時時点】
<港湾・ターミナル・海上輸送関連>
天津新港
依然として混乱が続いている。
・本船の入出港:通常通り。
・コンテナターミナルでの荷役:通常通り。
・危険品の取扱いを全面的に禁止。
他の中国各港湾
ターミナルにより一部危険物引き受けの規制を強化している。
(→危険品の全面取扱い禁止、Class によりトランシップの禁止、ターミナル
への蔵置禁止、滞留日数の限定措置、等。
)
<空港・ターミナル・航空輸送関連>
天津空港
19 日以降、リチウム電池、航空機発動機、完成車以外の危険物の
輸出入を停止。今のところ解除の見通しは立っていない。
北京空港
22 日から開催される世界陸上北京大会、9 月 3 日の戦勝 70 周年記
念行事の開催により、8 月中旬から 9 月上旬までの間、危険物の取
り扱いを停止中。
(→今後、さらに規制が厳しくなる可能性あり。
)
華北など、他の空港
危険品取り扱いを停止する動きが出ている。
(青島・大連など)
航空会社
天津向けを中心に危険物の受託を停止している。
<その他>
中国全土
危険物取り扱いを規制・強化する動きが出ており、保安対策の強化が図られて
いる。
*事故の規模が大きく情報の動きも早いため、最新状況や詳細につきましては、
お手数でも弊社営業・CS 担当までご確認くださいますようお願い申し上げます。
以 上