ssh -X ah.s.kyushu

プログラミング、計算機利用上のTips
分類
項目
計算機利用
計算機の利用について
補足資料
ページ
Unix (Linux)の基本的なコマンド
容量制限について
サーバ上のディスク容量のチェック方法
ターミナルで文字を大きくする方法
X11ターミナルで文字を大きくする方法
Fortran
プログラミングについて
最近あった事例 : コンパイル・実行時のエラー
コンパイルオプション
配列サイズを越えて使用していないかのチェック
プログラムは正しそうなのに、エラーが出る場合
データファイルは正しそうなのに、読み込みエラーが出る場合
描画
グラフィックスの出力方法
Mac OSXの画面のキャプチャ (付:Windowsの画面のキャプチャ)
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計算機の利用方法
ホスト計算機へのログイン方法 : Mac OS X
① 文字端末としての利用
・「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を起動
「ssh ah.s.kyushu-u.ac.jp」 と打ち込み、enterキー
② X端末としての利用
・「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「XQuartz」(X11)を起動
→ xtermが開く
「ssh -X ah.s.kyushu-u.ac.jp」 と打込み、enterキー
情報講義室ではログインIDの入力が不要だが、自宅等からの接続には必要
「ssh -X -l loginID ah.s.kyushu-u.ac.jp」 と打ち込み、enterキー
・いずれの場合も、接続されたら、パスワードの入力を行う。
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計算機の利用方法
ホスト計算機へのログイン方法 (Mac OS X上)
②’ X端末としての利用
※こちらのほうが使いやすいかもしれない。
・「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を起動
「ssh -Y ah.s.kyushu-u.ac.jp」 と打込み、enterキー
接続されたら、パスワードの入力を行う。
・「ターミナル」を使うので、日本語表示が可能。
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計算機の利用方法
ホスト計算機への接続方法 : Windows
・文字端末としての利用
・「tera term」等のターミナルソフトを起動
・下左図のように設定して接続し、下右図の画面で「ユーザ名」にID, 「パスフレーズ」に
パスワードを入力する。
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基本的なLinux(UNIX)のコマンド(1)
ls
現在のディレクトリの内容を表示
ls [ファイル1] [ファイル2]
指定したファイル名の一覧を表示
ls [ディレクトリ]
指定したディレクトリの内容を表示
ls -l [ディレクトリ]
指定したディレクトリ内のファイルの属性の表示
pwd
現在のディレクトリ名を表示
cd [ディレクトリ]
指定したディレクトリにカレントディレクトリを変更
cd
ホームディレクトリへ移動
cat [ファイル]
指定したファイルの内容を表示
more [ファイル]
指定したファイルの内容をenterキーで進めながら表示
cp [ファイル1] [ファイル2]
ファイル1の内容をファイル2にコピー
rm [ファイル1]
指定したファイルを削除
rmdir [ディレクトリ]
指定したディレクトリを削除(ディレクトリが空の場合)
rm -r [ディレクトリ]
指定したディレクトリを削除する。(ディレクトリ内の内容も削除)
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基本的なLinux(UNIX)のコマンド(2)
mv [ファイル1] [ファイル2]
ファイル名を[ファイル1]から[ファイル2]へ変更
mv [ファイル] [ディレクトリ]
指定したファイルを指定したディレクトリへ移動
mkdir [ディレクトリ]
ディレクトリを指定したディレクトリ名で作成
chmod
ファイル・ディレクトリのパーミッション変更
ps
プロセスの状態を表示
kill [プロセス番号]
指定したプロセスを強制終了
ex [ファイル]
ラインエディタ
emacs [ファイル]
テキストエディタ
vi [ファイル]
テキストエディタ
view [ファイル]
テキストエディタ (Read only mode)
man [コマンド名]
指定したコマンドのマニュアルの表示
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容量制限について
~ 教育情報サービスのページの記載
• http://ecs.kyushu-u.ac.jp/?page_id=197
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自分がどれくらい容量を使っているかの確認
● Finderで、自分のIDの箇所をクリックした後、
「ファイル」メニュー→「情報を見る」を選択
「サイズ」の欄を見る(少し時間がかかる)
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「ターミナル」で文字を大きくするには、
● 「ターミナル」メニュー → 「環境設定」
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「xterm」で文字を大きくするには、
(方法その1)
● 次の内容のファイルを作り、「.Xdefaults」という名前で保存する。
XTerm*VT100*font: 10x20
● xterm上で次のコマンドを実行する。
$ xrdb .Xdefaults
● 「アプリケーション」メニューから、新たに「xterm」を実行する。
(方法その2)
● xtermを実行する際のオプションで、フォントサイズを指定する。
$ xterm -fn 10x20
(新しいウインドウが開く)
◯ 使えるフォントサイズは、5x7 5x8 6x9 6x10 6x12 6x13 7x13 8x13 7x14 9x15
8x16 10x20 12x24 など。 対応していないサイズを指定すると、デフォル
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トのサイズになってしまう模様。
プログラミングについて
・いきなりプログラムを書くのではなく、計算式、計算手順を明
確にしておく。(特に複雑な処理の場合)
・フローチャートを書く。
・プログラム中にwrite文を入れ、変数の値を書き出す。
・簡単な例で検証する。
・サブルーチン毎に動作確認をする。
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最近あった事例 : コンパイル、実行時のエラー
・値を代入していない変数の値は、ゼロではなく、不定。
・サブルーチンや関数の引数の型(real, integerなど)の不一致
・宣言した配列サイズを超えて使おうとした。
・fortran95(自由形式)では、1行の文字数が132文字まで。
複数行にわたって1つの式を書く場合は、継続行として、先行
する行の末尾に「&」をつける。
a=a+b+c
a=a+b&
+c
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コンパイラオプションについて
・プログラム実行中にエラーが発生した場合にエラー情報を
出力させる方法として、コンパイラオプションの利用がある。
・コンパイラによって、使えるものと使えないものがあるのに注
意。
使用例
目的
f95 ○○.f90 -fbounds-check
プログラム実行時に、配列宣言した範囲を超えた
配列要素を使おうとしたときに、警告が表示される。
(gfortranでも使える)
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プログラムは正しそうなのにコンパイルでエラーが出る場合
エラーメッセージに、「UTF-16がどうしたこうした」と出る場合、Emacsでプ
ログラムを編集した際に、ファイルの先頭に妙な文字が入ってしまっているこ
とがある。(Emacs上では見えないため、原因がわかりづらい。)
確認方法
$ cat ファイル名
として、画面上にファイルの中身が表示されるので、先頭に「??」があるか
どうかを確認する。
対処方法
(「??」があった場合。根本的な解決ではないが。)
・ 上で、画面に表示されたものの「??」を除く部分をマウスで選択してコピー
・ Emacs等のエディタで、新しいファイルの編集を行い、コピーしたものを貼付け
て、別名のファイルとして保存する。
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プログラムは正しそうなのにコンパイルでエラーが出る場合(2)
コンパイル時に、何も文字がない行でエラーが発生する場合は、
全角スペース(日本語文字の空白文字)が入っている可能性がある。
(エディタ上では見えないため、原因がわかりづらい。)
対処・確認方法
・エラーが発生している行の左端に、コメント記号を入れてみる。
・エラーが発生している行を消してみる。
・ スペースの部分で1文字ずつ、全角文字が入っていないかをチェックする。
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データは正しそうなのに実行時に読み込みエラーが出る場合
データファイル読み込み時に、プログラムもデータも正しそうなのに、「Fortran
runtime error: End of file」のエラーメッセージが出る場合、Emacsでデータファ
イルを編集した際に、中に妙な文字が入ってしまっていることがある。
(Emacs等からではその文字が見えないため、原因がわかりづらい。)
対処方法
・ 怪しげなデータは捨ててしまって、新しくデータファイルを作り直す。
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X Window Systemで描画プログラムを実行する場合
● 「XQuarts, X11(xterm)」上で「ssh -X ah.s.kyushu-u.ac.jp」でログインし、 実行。
または、
● 「ターミナル」でホスト計算機に「ssh -Y ah.s.kyushu-u.ac.jp」でログインし、 実行。
これをやらずに「ターミナル」上で実行すると、Segmentationなんとかというエ
ラーメッセージが表示される。
●コンパイルする場合は、「ターミナル」でも「XQuartz」でもどちらでもよい。
● ホスト計算機にログインした時に、「.Xauthorityでエラーが発生」とかいう
エラーメッセージが表示される場合は、個人の使用容量制限(100MB?)を
オーバーしている可能性がある。
→ 不要なファイルを削除。
だめなら、パソコンから一旦ログアウトしてみる。
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グラフィックスの出力方法
X
windowでディスプレイ上に表示し、作図結果を見る.
 eps形式でファイルに出力
・ダブルクリックして「プレビュー」で開いて確認.(PDFに変換
される)
・Wordに貼付ける場合は、「挿入」→「写真」→「ファイルから
の画像…」→ファイルを選択.
(または、「挿入」→「図」→ファイルを選択)
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Mac OSXで画面のキャプチャ

「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「グラブ」
グラブを起動したら、「取り込み」→「ウインド
ウ」と選択して、あとは表示に従って操作。
(参考)Windowsの場合は、
・「Print Screen」を押すと、画面全体がクリップボードにコピーされる。後は、Word
等で「貼り付け」とする。
・「Alt」+「Print Screen」をおすと、選択したウインドウのみがコピーされる。
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