5/16 - 箕面市国際交流協会(MAFGA)

MAFGA(公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.94(2015 年7月1日発行)
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No.94
メロン、丸い形は地球に見える?メロンのようにおいしく、その表面の網目のように
緻密なネットワークを広げる月刊活動情報誌をめざします!
報告
言葉を超えて語り合おう(春のボランティアセミナー) ……1
カレンダー
7月の comm cafe ランチカレンダー
……7
紹介
学生 NGO グループ「トゥマイニ・ニュンバーニ」……3
報告
campus+ 「子ども兵士の背景と実情」
……8
シリーズ
となりの外国語「Book Review」編
……5
投稿
MAFGA 再訪
……9
紹介
1Day シェフ紹介「山口 麗さん」
……6
お知らせ
協会、他団体からのお知らせ
……10
春の多文化ボランティアセミナー
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言葉を超えて語り合う ∼気持ちをポーズで表そう∼
(土)
初対面の人間同士のコミュニケーションは、7割が
外見などの非言語情報によっているという。
同じ言語
を話すもの同士がそうなのだから、言語が違うと非言
語情報はもっと重要になっているんじゃないか。
ということで、企画したのが今回のワークショッ
プ「言葉を超えて語り合う ボランティアのやりが
いや期待」。自分の気持ちを身体を
使って表したとき、自分の感覚や他
人からの見え方にどんな変化が生ま
れるだろうか。そのことに自覚的で
あれば、コミュニケーションの可能
講師の松田裕樹さん
性はさらに広がるのではないか。
講師は「身体で思いを形にするワークショップ」主宰
まつだ ひろき
ことで、
「私たちの地域ではこんなことで
の松田裕樹さん。
ブラジルの演劇人アウグスト・ボアー
困っている」という状況を、ポーズを取った
ルが提唱した「被抑圧者の演劇」の手法を出発点に、市
人を並べて静止した場面で表現した。
これが
民による身体を使ったワークショップに取り組む。
松田さんが取り組むワークショップの一つ、
1970年代のペルーで、全国各地の識字教育の指
「イメージシアター
(彫刻演劇)
」
の源流。
導者が集まって演劇を教育に活用しようという研修の
場で、全員が共通して理解できる言語がなかった。
で
次ページは、「めろん」編集ボランティアの土肥さ
は、身体を使ってお互いの状況を表現し合おう、という
んの感想。
発行・差出人 : 公益財団法人箕面市国際交流協会(MAFGA)
〒562-0032 大阪府箕面市小野原西5−2−36 箕面市立多文化交流センター内
Tel:072−727−6912 Fax:072−727−6920 E-mail:[email protected] Web サイト:www.mafga.or.jp
賛助会員数:281名 法人会員数20団体(2015年 6 月20日現在)
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MAFGA(公財)箕面市国際交流協会 月刊情報誌 めろん No.94(2015 年7月1日発行)
「どうやら体を動かすらしい。運動の苦手な私にもでき
るかな?」そう思って参加した、今回のセミナー。しかし、
心配は要らなかった。私たちは普段から、体を使うコミュ
ニケーションというものを無意識のうちにやっていたの
である。たとえば、アンケートに手を挙げて答えること。
嬉しいときのガッツポーズ。相手に気持ちを伝えるのは、
なにも言葉だけではないのだ。
体を動かすこと以外に、私にはもう一つ不安なことが
あった。それは、初対面の人々と上手く話せるかというこ
とである。今回のセミナーには、老若男女を問わず様々
な方が参加していた。もちろん、知り合いは一人もいな
手のひら催眠術。相手の手のひらの動きに
自分の顔をあわせ、操られる体験
い。講師はこう告げた。「あとで二人組や四人組になっ
て、ポーズをとってもらいます」。どうしよ
う。けれども結果として、私はそこまで悩
もある、
「様々な人と関わること」。それをも体験すること
まずに済んだ。というのも、前半に行われ
ができた。ここでは皆がボランティアに興味を持っている
た「体を使ったアンケート」
「言葉を使わ
人々なのだという意識が、交流の手助けになったように
ずに並んでみよう」等のワークにより、た
も思う。
くさんの人と交流することができていたか
全体を通して感じたこと、それは「同じ
らである。ボランティアの醍醐味の一つで
物事に対して共通するイメージもあれば
異なるイメージもある」ということだ。共
通するものがなければ、交流はできな
い?いやいや、そんなことはない。一人ひ
とり思いは違えど、それを共有することは
可能なのだ。願わくば、この日交流した皆さんと、また協
会のどこかでお会いしたいものである。
(土肥)
今回は2時間という限られた時間のなかで、彫刻演劇
の入門を体験した。ちょっと異色のワークショップに戸
惑った人もいたかもしれないが、「言葉を越えたコミュニ
ケーション」は国際交流を豊かにする可能性を持ってい
グループ毎に「家族」を表現するワークショップに挑戦。
る。さて、今後はどんな展開にしていこうか。ご意見をお
寄せください。
(河合)
バレーボールチームの練習を
体育館で見学できます!
箕面市粟生外院6−2−1
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サンバーズ
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