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トップメッセージ
~TOP MESSAGE~
みなさまには、日ごろよりご愛顧賜りまして誠にあ
りがとうございます。
グループの総力を
昨年度の日本経済は、消費税率引き上げに伴う駆け
込み需要の反動の影響はあったものの、各種財政・金
融政策等を背景に雇用・所得環境の改善の動きがみら
結集して、
れ、また企業収益も改善するなど、景気は緩やかな回
復基調が続きました。
生命保険業界におきましては、新契約高・保有契約
企業価値の向上に
高はほぼ前年並みとなりましたが、収入保険料は前年
を上回りました。資産運用環境につきましては、国内
取り組んでおります。
株式は景気の回復基調により年度始から上昇する一
方、国内長期金利は低下しました。
当 社 グ ル ー プ は、「Try&Discover( 挑 戦 と 発 見 )
による価値の創造を通じて、人と社会に貢献する」こ
とを経営理念とし、この理念のもと「最優の商品・
サービスの提供により、お客さま満足度のトップを目
指す」とともに「安定的・持続的に企業価値を向上さ
せ、確固たる存在感のある大手生保グループを目指
す」ことを経営ビジョンとして定めております。そし
て、この経営ビジョンを実現するため、平成26年4月
を始期とする2年間の中期経営計画を策定し、グルー
プの中核事業である生命保険事業の収益拡大と、更な
る財務の健全性向上に取り組んでまいりました。
具体的には、収益・リスク・資本を経済価値ベース
で一体的に管理する経営管理態勢(エンタープライ
ズ・リスク・マネジメント[ERM])について、管理の
高度化や体制の整備に取り組み、健全性を確保しつつ
収益性の更なる向上を目指すための基盤強化を図りま
した。
株式会社T&Dホールディングス
代表取締役社長
また、お客さまの幅広いニーズにお応えするため
に、生命保険会社3社で新商品の発売や商品改定を進
め、さらに、平成27年3月より、太陽生命と大同生命
との間で、商品の相互供給・販売を開始し、お客さま
のニーズへの対応力を強化いたしました。
サービスの向上では、高齢化が進展している社会情
勢を踏まえ、高齢のお客さまの利便性や満足度の向上
に向けた取組みをグループ全体で進めました。太陽生
命および大同生命では、この取組みを「ベストシニア
サービス」と名付け、各種施策を展開しております。
内部管理面におきましては、お客さまに迅速かつ確
実に保険金等をお支払いできるよう更なる態勢の整備
を行うとともに、お客さまの声を活かした業務改善に
積極的に取り組みました。
今 後 も 引 き 続 き、T&D保 険 グ ル ー プ は、「Try&
Discover(挑戦と発見)による価値の創造を通じて、
人と社会に貢献する」ことを経営理念とし、生命保険
会社3社の独自性のあるビジネスモデルの強みを活か
しながら、持株会社の組織形態のもとで、グループ各
社が強みを最大限発揮できるグループ経営を維持・発
展させることにより、グループの成長と企業価値の向
上に取り組んでまいります。
何とぞご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあ
げます。
平成27年7月
◆
CO N TEN TS
◆
トップメッセージ
T&D保険グループ経営ビジョン・
基本方針
T&D保険グループ経営戦略 コーポレート・ガバナンスの状況
Ⅰ保険持株会社及び少額短期保険
持株会社の概況及び組織
1. 沿革
2. 経営の組織
3. 資本金及び株式の状況
4. 主要株主の状況
5. 取締役・監査役・執行役員
6. 会計監査人の名称
巻頭
2
5
6
10
Ⅱ保険持株会社及び少額短期保険
持株会社及びその子会社等の概
況 16
1. 主要な事業の内容及び組織の構成
2. 子会社等に関する事項
Ⅲ保険持株会社及び少額短期保険
持株会社及びその子会社等の主
要な業務 18
1. 直近の事業年度における事業の概況
2. 主要な業務の状況を示す指標
Ⅳ保険持株会社及び少額短期保険
持株会社及びその子会社等の財
産の状況 22
1. 連結財務諸表等
(1)連結貸借対照表
(2)連結損益計算書
(3)連結包括利益計算書
(4)連結株主資本等変動計算書
(5)連結キャッシュ・フロー計算書
(6)連結附属明細表
2. 保険金等の支払能力の充実の状況並び
に子会社等である保険会社及び少額短
期保険業者の保険金等の支払能力の充
実の状況(ソルベンシー・マージン比率)
3. 市場整合的エンベディッド・バリュー
(MCEV)
4. 連結財務諸表に関する公認会計士又は
監査法人の証明
5. 有価証券報告書の記載内容に係る確認
書の提出
6. 財務報告に係る内部統制報告書の提出
7. 事業年度の末日において、保険持株会
社及び少額短期保険持株会社が将来に
わたって事業活動を継続するとの前提
に重要な疑義を生じさせるような事象
又は状況その他保険持株会社及び少額
短期保険持株会社の経営に重要な影響
を及ぼす事象が存在する場合には、そ
の旨及びその内容、当該重要事象等に
ついての分析及び検討内容並びに当該
重要事象等を解消し、又は改善するた
めの対応策の具体的内容
※当資料は、保険業法第271条の25及び第272条の40に基づいて作成したディスクロージャー資料です。
株式会社T&Dホールディングス
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