設 立 趣 意 書 1.趣旨 日本は、バイオテクノロジーの領域では、屈指の

設
立
趣 意
書
1.趣旨
日本は、バイオテクノロジーの領域では、屈指の先進国である。しかし、バイオテクノ
ロジーは瞬時もとまることなく急激な進歩を続けている工業分野である。しかも、今まで
の産業と異なり、多品種、少量生産の柔らかい精密工業の世界である。このような世界で
は、従来、標準化はなじまないとも考えられてきたが、むしろ、このような領域であるか
らこそ技術の進歩にあわせて素早く標準化し、その進歩に応じて素早く工業化し、必要に
応じて素早く規格を改定していかなければならない世界である。標準化された手法がなけ
れば、このような最先端の領域には、常に新しい人々を導入することも不可能である。
その意味では、今までの標準化の進み方では対応できない。すなわち、必要に応じて素早
く標準化し、必要に応じて素早く改定することが必要である。
このような背景において、各専門領域、各系列で行われてきた標準化の作業を包括化する
とともに、作業の効率化をはかり、国際的な視野を導入し、調和を図りながら作業を進め
ることが必要である。
よって、われわれは、意欲ある専門家を募り、非営利団体を設立し、その支援活動を通じ
て新しい企業活動の場を指示し、社会に貢献することを目的とするものである。
2.申請にいたるまでの経過
代表者らは過去 10 数年にわたって(財)日本規格協会あるいは(財)バイオインダストリ
-協会の活動の一部としてバイオテクノロジー標準化事業についての経過および将来計画
について調査を行ってきた。しかしながら国際的な標準化活動としては、それらの領域は
さらに広がり、さらに大きな流れとなりつつある。このような流れに対応するためには、
国内でのこの領域の理解を進め、国際的な連携を高めるために意欲ある専門家を募り定常
的な活動を続ける必要がある。その意味で法人の設立発起を数年前から構想していたが、
ここに具体化し、申請するに至った。
年
月
日
バイオテクノロジー標準化支援協会
設立代表者
住所 神奈川県横浜市青葉区桜台 39­1533
氏名
奥
山 典
生
印