材 料 力 学 A Ⅰ (Mechanics and Strength of Materials AⅠ) 122 1.担 2.授 当 業 者 目 1 標 3.授 業 の 概 要 4.テ キ ス ト 5.参 考 書 6.関 連 科 目 7.試 験 ・ 成 績 評 価 年 次 後 期 選 択 2 単 位 谷川 義信 機械構造物、機器などの設計においては、それらの構造要素がどれだけの荷重に対して安 全に耐えうるか、あるいは荷重を受けたときにどのような変形をするかを知ることが極め て重要である。材料力学は、 「使用される材料と種々の構造要素に関する強度、変形および 安定性をどのようにして把握するのか」を学ぶための基礎的な学問であり、特に機械系の 工学分野では、必要欠くべからざる基礎学理である。材料力学 AⅠでは、その入門的内容 を理解し、基礎学力をつけることを目指す。 第 1 週 材料力学の概念と目的、応力とひずみの概念、応力-ひずみ関係式、 第 2 週 垂 直応力-垂直ひずみ、せん断応力-せん断ひずみ、ポアソン比、鋼材の引張試験における応 力-ひずみ線図、工業材料の機械的性質、安全率、第 3 週 棒・トラスの引張・圧縮における 静定問題、自重の影響、平等強さの棒、遠心力が作用する棒、第 4 週 棒およびトラスの 引張・圧縮における不静定問題、棒の熱応力、第 5 週 はりに生じるせん断力と曲げモー メント、はりの支持方法と荷重の種類、第 6 週 種々の荷重が作用する片持ちはり、両端 単純支持はりのせん断力と曲げモーメント、せん断力図と曲げモーメント図、第 7 週 は りに生じる曲げ応力、中立軸、曲げ応力と極率変化、断面2次モーメント、断面係数、第 8 週 はりのせん断力、薄肉はりとせん断中心、曲げによるはりの熱応力、第 9 週 はり のたわみの基礎式、種々の荷重が作用する片持ちはりと両端単純支持はりのたわみ、第 10 週 重ね合わせ法、平等強さのはり、第 11 週 面積モーメント法、せん断力によるはりの たわみ、第 12 週 不静定はりのたわみの導出法、重ね合わせ法、重複積分法、第 13 週 一 端固定他端支持はり、両端固定はり、連続はり、第 14 週 曲がりはりの応力、組合せはり、 鉄筋コンクリートはり 野田直剛、谷川義信 他著:「要説 材料力学」; 日新出版(2004) 野田直剛、谷川義信 他著: 「基礎材料力学演習(第 5 版)」 ; 日新出版(1998) 材料力学 AⅡ、材料力学演習、機械設計、弾性力学、塑性力学、機械材料Ⅰ、機械材料Ⅱ 試験、レポート、出席により総合的に評価する。 材 料 力 学 A Ⅱ (Mechanics and Strength of Materials AⅡ) 123 1.担 当 者 2.授 業 目 2 大多尾 標 年 次 前 期 選 択 2 単 位 義弘 機械構造物、機器などの設計においては、それらの構造要素がどれだけの荷重に対して安 全に耐えうるか、あるいは荷重を受けたときにどのような変形をするかを知ることが極め て重要である。そのために、材料力学 AⅡでは、材料力学 AⅠで習得した入門的内容を発展 させて、基礎学力をつけるとともに、実際の設計に役立つ基礎概念を習得させることを目 指す。 3.授 業 の 概 要 第1週 ねじり(その1)、第2週 ない軸のねじり、第4週 験式、第6週 第12週 カスチリアノの定理、第13週 衝 薄肉円筒・厚肉円筒、第 厚肉球殻・組合せ円筒 野田直剛、谷川義信 他著: 「要説 5.参 野田直剛、谷川義信 他著: 「基礎材料力学演習(第5版)」; 書 モールの ひずみエネルギ、第11週 4.テ キ ス ト 考 長柱の座屈、柱の実 組合せ応力(その2) 、第8週 3次元応力状態・応力集中、第10週 撃応力・相反定理 コイルバネ、円形断面で 安定・不安定、柱(単柱・長柱) 、第5週 組合せ応力(その1) 、第7週 応力円、第9週 14週 ねじり(その2)、第3週 材料力学」; 日新出版(2004) 日新出版(1998) 6.関 連 科 目 材料力学 AⅠ、材料力学演習、機械設計、弾性力学、塑性力学、機械材料Ⅰ、機械材料Ⅱ 7.試 験 ・ 成 績 評 価 試験、レポート、出席により総合的に評価する。 7/18
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