機械材料 II (Mechanical Engineering Materials 144 1.担 当 者 2.授 業 目 3 三村 年 標 次 前 期 II) 選 2 単 択 位 耕司 機械材料 II では、機械材料 I に引続き工業材料の性質と機能について、より力学的な立 場からの理解を深めることを目的としている。 材料の機械的性質の定量的な評価体系を学ぶと同時に、その具体的な値を得るため各種材 料試験法について理解する。また,これに加えて材料の衝撃強度の評価や疲労・破壊現象 のメカニズムについて理解し,機械や構造体の設計に必要不可欠な力学的な知識を身に付 ける。 3.授 業 の 概 要 第1∼3 週:塑性変形と材料の応力−ひずみ関係〔(1)(2)降伏条件(3)応力−ひずみ曲線〕第 4 ∼7週:材料試験法〔(4)引張・圧縮試験 (5)ねじり・曲げ試験 (6)硬さ試験 (7)衝撃強度・ シャルピー試験〕,第8∼10 週:破壊現象〔(8)破壊力学パラメータ (9)小規模降伏とき裂 先端塑性域 (10)破壊靭性試験〕,第 11∼14 週:疲労現象・き裂進展〔(11)疲労のメカニズ ム (12)SN曲線/疲労限度線図 (13)各種効果 (14)低サイクル疲労他〕 4.テ キ ス ト 日本材料学会編:改訂『機械材料学』;(2000) 5.参 小寺沢良一著:増補『材料強度学要論』;マグロウ・ヒル (1988) 考 書 6.関 連 科 目 機械材料I,材料力学AI,材料力学AII 7.試 験 ・ 成 績 評 価 定期試験 および 出席により総合的に評価する。 など
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