ファイヤーストームの手引き

ファイヤーストームのてびき
国立大雪青少年交流の家
ファイヤーストーム実施までの準備
1
井 桁 用 ま き の 準 備
本 館 2 階 、 青 少 年 交 流 の 家 売 店 永 井 商 店 ( 0 1 6 6 -9 4 -3 1 4 6 ) で 購 入 し ま す 。
大 ( 1 6 本 ≪ 8 段 ≫ )
5 , 0 0 0 円
小 ( 1 0 本 ≪ 5 段 ≫ )
3 , 0 0 0 円
※ 燃 料用 の ま き も 含 ん だ 値 段 で す。
ま き は 営 火 場 横 の ま き 置 場 に 置 い て あ り ま す 。 一 輪 車 で 営 火 場 ま で 運 び 、 井 桁 を 組 ん
で く だ さ い 。( 井 桁 の 組 み 方 は P 5 を 参 照 )
灯油 を 燃 料 用 ま き に し み こ ませ ま す 。
※
ま き は 、 井 桁 用 と 燃 料 用 が あ り ま す 。 燃 料 用 ま き は 「 本 館 1 階 吹 抜 」 に 準 備 し
て い ま す 。灯 油 は 、 燃 料 用 ま き に の みし み こ ま せ て く だ さい 。
2
放 送 機 器 の 準 備
放 送 機 器 ボ ッ ク ス を 開 錠 し て く だ さ い 。( 鍵 は 、 事 務 室 に あ り ま す )
マ イ ク の セッ テ ィ ン グ や リ ハ ー サ ル を行 い ま す 。
3
営 火 場 ま で の 通 路 の 点 灯
営 火 場 通 路入 口 左 側 に あ る 配 電 盤 を 開け て 、 ス イ ッ チ を 入れ て く だ さ い 。
4
貸 出 物 品 と 受 取 り 場 所
必 要 な 物 品を 事 前 に 連 絡 し て く だ さ い。
使 用 す る 物品 を 下 記 の 場 所 か ら 持 っ てい っ て く だ さ い 。
本 館 1 階
吹
抜
ト ー チ 、 灯 油、 柄 杓 、 ス コ ッ プ 、一 輪 車 、 革 手 袋
チ ャ ッカ マ ン 、 燃 料 用 ま き
※ ナ タ が 必要 で あ れ ば 、 事 前 に 連 絡 して く だ さ い 。
本 館 2 階
事 務 室
マ イ ク 、 懐 中 電 灯 ( 大 ・ 小 )、 新 聞 紙
B G Mテ ー プ
( 1 ) 遠 き 山 に日 は 落 ち て ( 伴 奏 の み )
( 2 ) も え ろ よも え ろ
( 3 ) 今 日 の 日は さ よ う な ら
( 4 ) と も し び
-1-
ファイヤーストームの後片づけ
1
消
火
備 え つ け の消 火 ホ ー ス を 使 用 し 、 完 全に 消 火 し て く だ さ い。
※ 次 の日 の 朝 、 も う 一 度 確 認 し てく だ さ い 。
消 火 後 、 燃え 残 り の ま き を 営 火 場 横 の所 定 の 場 所 へ 捨 て てく だ さ い 。
2
放 送 機 器 の 確 認
放 送 機 器 やマ イ ク の 電 源 を 切 っ て く ださ い 。
放 送 機 器 ボ ッ ク ス を 施 錠 し て く だ さ い 。( 鍵 は 事 務 室 へ 戻 し て く だ さ い )
3
物 品 の 返 却
青 少 年 交 流の 家 か ら 借 り た 物 品 は も との 場 所 へ 返 却 し て くだ さ い 。
※ ト ー チ は 燃 や さ な い で 返 却 し て く だ さ い 。
4
活 動 終 了 の 報 告
活 動 終 了 後、 必 ず 事 務 室 へ 報 告 し て くだ さ い 。
-2-
ファイヤーストームについて
1
2
意 義
自然のふところに抱かれ、燃え上がる友情の炎を囲みながら心身を躍動させ、仲間と
の交流・交歓を深めたり、集団の中での新しい自分を見い出したりするなど、日常生活
では味わうことのできない感動を体験するとともに、自然の中で集う喜びや集団の連帯
意識を培うものである。
営火場について
(1)会 場
・営火場
・グラウンド
50名∼250名
50名∼250名
※少人数で行うこともできます。
(2)設置してある物
・放送機器(アンプ・CD・MD・カセットデッキ・ワイヤレスマイク)
・照明灯(200W水銀灯1基)
・消火用水道(ホースをつけています∼1本)
(3)貸出物品・貸出場所
・トーチ、灯油、柄杓、スコップ
一輪車、ナタ、革手袋、チャッカマン…………………………本館1階
・懐中電灯、マイク…………………………………………………本館2階
・BGMテープ………………………………………………………本館2階
遠き山に日は落ちて
もえろよもえろ
今日の日はさようなら
ともしび
※
必要な物品の数を事前にお知らせください
(4)団体で用意する物
・井桁用のまき、燃料用のまき
(売店永井商店≪ 0166-94-3146 ≫で購入できます。)
・料金は、
大(16本≪8段≫) 5,000円
小(10本≪5段≫) 3,000円
-3-
吹 抜
事務室
事務室
(5)会場見取り図
3
△
電源盤、アンプ
CD・MD・テープデッキ
○
照明灯ー200W水銀灯1基
ア
集合場所
・グラウンドまたは営火場
イ
着席できる場所
・C斜面(人数により、1重円∼4重円)
ウ
交歓会を行う場所
・Aフロアー
・B斜面上面
(交歓内容・方法によって、どの場所でも活動することが可能です)
留意事項
(1)事前準備(まき組等)は1時間程度が目安です。
(2)時間は1時間∼1時間30分が目安です。
(3)実施時期を考慮し、服装等に十分注意すること。(防虫、防寒対策)
(4)火の取り扱い、火の後始末には十分注意すること。
-4-
4
展開例
(1)ねらい
ア
イ
ウ
集団の中での新しい自分を見いだす機会とする。
燃え上がる炎を囲みながら、心身を躍動させ、研修への意欲を高める。
創意と工夫を凝らした発表を鑑賞する中で、仲間との交流を図り、集団の連帯
意識を培う。
(2)役割分担
役
割
人
数
営火長(火の長)
1名
聖火棒持者(火の使い)
1名
火守(火の氏)
4名
代表挨拶者
1名
6名
スタンツ・フォークダンス係
放送係
2∼3名
司会・進行(火の司)
2∼3名
営火係(ファイヤーキーパー)
2名
運営協力者
2∼3名
対
象
教師
児童・生徒
児童・生徒
児童・生徒
教師・児童・生徒
教師・児童・生徒
教師・児童・生徒
教師・
生徒
(クラス)
備
考
団長または団体リーダー
スタンツ・フォークダンス実施時のみ
営火の管理
会場準備、後片づけなど
※営火係は、危険を伴うので、長袖、長ズボン、革手袋(軍手)を着用してください。
(3)事前準備
・営火を組む
井桁用の枕木(丸太)を四角くやぐら状に積み上げる。営火の煙突の役目をする
物なので、グラグラしたり、すぐに倒れることのないように組んでください。
(下図参照)
※
※
※
ナタ等で刻みを入れると安定します。
新聞紙やたきつけを下部にセットし、燃料用のまきをその上に組み、灯油をしみこ
ませます。
井桁用のまきに灯油をかけない。
-5-
(4)全体の流れ(例)
準
時 間
17:20
項
目
全 体 指 導
18:00
会 場 準 備
井桁組み(P5参照)
・青少年交流の家売店永井商店で井桁用まきを購入
してください
・まきを営火場横まき置場から一輪車で運んでくだ
さい。
・灯油を燃料用まきにしみこませます
2 放送機器の確認
・放送機器ボックスの開錠(事務室にあります)
・マイクのセッティング
3 青少年交流の家で貸し出す物品と受取場所
・トーチ、灯油、柄杓、スコップ、チャッカマン
一輪車、ナタ、革手袋∼本館1階吹抜け
・懐中電灯(大と小があります)∼事務室
・マイク(ワイヤレスマイク)∼事務室
・BGMテープ(希望団体のみ)∼事務室
①遠き山に日は落ちて
②もえろよもえろ
③今日の日はさようなら
④ともしび
4 営火場への通路の点灯
・営火場通路入口横にある配電盤を開けてスイッチ
を入れてください
18:30
リハーサル
1
1
2
内
容
全体指導(事前指導)
開始までの行動の指示
1
備
2
3
合
19:10
集
19:30
20:30
(1)はじめのことば
〈第1部〉ともしびを迎える
(2)ともしび入場
「遠き山に日は落ちて」
(3)営火長のことば
(4)分火(火守は誓いのことば)
(5)点火
(6)営火に捧げる歌
「もえろよもえろ」
〈第2部〉交歓・交流
(7)ゲーム
(8)出し物
(9)フォークダンス
〈第3部〉ともしびを送る
( 10 )静寂な歌斉唱
( 11 )黙想
( 12 )代表あいさつ
( 14 )営火長あいさつ
( 15 )ともしび退場
( 16 )終わりのことば
20:30
消
火
1
営火長・聖火棒持者・火守と司会・進行との打合
せ
トーチの確認
交歓の進行について、各グループの担当者との打
合せ
1
営火場に集合
営火場の水道で完全に消火
1
2
3
燃え残りのまきを営火場横の所定の場所へ捨てる
会場の清掃
放送機器の確認
・放送機器やマイクの電源をきる
・放送機器ボックスの施錠
4 通路電灯の消灯
5 物品の返却
・借りた物品を元の場所に返却してください
6 錠の返却及び活動修了の報告(事務室へ)
※
次の日の朝、もう一度片付け等ご確認してください。
-6-
(5)展開内容
時間
プログラム
19:20
1
19:30
第
1
部
(
と
も
し
び
を
迎
え
る
)
19:45
第 30 分
2
部
全
員
内容
入
・係りの指示により静かに入
場し円形に立つ
2 火 の 長 入 場 ・火の長は円形の内側を1周
し所定の場所に立つ
3 ヤッホーコール ・ヤッホーコールでともしび
を呼ぶ
4 と も し び 入 場 ・歌「遠き山に日は落ちて」
( 火 の 使 、火 の 司 )
の1番を斉唱する。2番か
らハミングを続ける
・ハミングになったら点火さ
れたトーチを右手でかかげ
火の氏を従えて場内を1周
し、火の長の前に立ちトー
チを長にわたす。
氏は長の前に1列横隊で整
列する
5 火の長のことば ・トーチを右手に高くかかげ
感銘を与える話によって開
会を宣言する
・火の長は火の氏のともしび
を分火する
6 分火の誓いの
・火の氏は順に分火されたと
言葉
もしびを右手に高くかかげ
誓いのことばを述べる
(友情、情熱、生命、平和、
勤労、理想、奉仕、規律
など)
・火の使は、火の長からとも
しびを受ける
7 点
火 ・火の使、火の氏はまきをと
り囲み、火の使から順に点
火する
(点火と同時に歌「もえろよ
もえろ」斉唱
8 集 い を た た え る ・「 若 者 た ち 」 を 斉 唱 す る
歌
交
1
全
第
2
歌
3
3
黙
部
4
誓いのことば
5
分
6
火の長のことば
7
ともしび退場
8
閉会のことば
(
と
も
し
び
を
送
る
)
20:30
員
整
火の司のことば
場
・
20:15
摘要
長
使
・・・・
氏 ♯
・火の長入場後
消灯する
・全員静かに所定の場所に入場
してください
・第1部ともしびを迎える儀式
を始めます。このつどいの主
である火の長が入場しますの
で私語を慎み厳粛にお願いし
ます。ファイヤーストームが
私たちの友情と団結を深め、
楽しい思い出となるようご協
力ください。
・「 遠 き 山 に 日 は 落 ち て 」 の 1
番斉唱、その後は火の長の前
に聖火が到着するまでハミン
グを続けてください
一節歌って続け
ることもよい。
・誓いのことばは
まきを囲んだ位
置でもよい
・火の氏は、火の長からともし
びを分けていただき、誓いの
ことばを述べてください
一節歌って続け
ることもよい。
・歌が終わったら
点灯してもよい
・点火に移ります。みなさんは
火に祈りを込めて点火と同時
に「もえろよもえろ」を3番
まで歌いましょう
・8を省略するこ
ともある
・まもなくともしびを迎える第
1部が、終わろうとしていま
す。このつどいの成功のため
に「若者たち」を歌いましょ
う
・全体、グループごとの出し
物を行う。
(歌・フォークダンス・ゲー
ム等)
・隊形は自由
・第2部はみなさんで楽しいひ
とときを過ごしましょう
列
・第1部と同様に全員円形に
立つ
(火の長、火の使も所定の場
所へ)
・静かな歌斉唱(1日の終わ
り、四季のうた)
・全員整列したら
消灯
・第1部と同じ位置に整列して
ください
・1分間黙想し、自分の願い
を込める
・静粛を保つ
(詩の朗読などを
してもよい)
・第3部ともしびを送る儀式を
始めます。
全員で「1日の終わり」を2
番まで歌いましょう
・全員黙想し、この思いをふり
返り、明日への願いを自分に
誓いましょう。
はじめ → やめ
・代表者は1歩前進し、最後の
誓いを火の長に申し述べてく
ださい。
火
ヤッホー
ヤッホー
・火の長から開会にあたっての
おことばをいただきます
歓
想
備考
・代表者は一歩前に出て感想 ・4を省略するこ
を含めたことばを簡潔に述
ともある
べる
(代表者1名の場合もある)
・火の使は聖火から点火し、
火の長にトーチをわたす。
・トーチを右上方にかかげ、 ・ともしびを退場
研修生活の反省や明日への
させないことも
前進などについて話す
ある
・ 歌「 今 日 の 日 は さ よ う な ら 」 ・ と も し び 退 場 の
の1番を斉唱し、2番から
後、点灯
ハミングを続ける。
ハミングに入ったらともし
びを先頭に火の長も退場す
る
・火の司はファイヤーストー
ム成功に対する感謝の意を
込めてあいさつをする
-7-
楽しい雰囲気で
静かに歌わせる
右手をあげて述
べる
・ 火 の 使 は 、と も し び を 分 火 し 、
火の長にわたしてください
・ともしびを送るにあたって、 ゆっくりした静
火の長からわかれのあいさつ かなムードで歌
をいただきます
う
・「 今 日 の 日 は さ よ う な ら 」 の 歌
でともしびを送りましょう。
1番は斉唱、続いてハミング
をお願いします
・みなさんのご協力によって、
このつどいが厳粛に、しかも
楽しく終えることができまし
た。
本当にありがとうございまし
た。
後片づけや解散
後の動きなどの
連絡を含めると
よい