申請書 様式1-2 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 利用終了報告書(教育共同利用・実習) 2015 年 10 月 16 日 貴センターを利用して行った実習が終了しましたので報告します。 受付番号 2015_04_A 実習名 野外実習(北海道教育大学生物科実施) 利用 期間 自 西暦 区 分 利用者 人 数 うち 受講者 人 数 2015 教 員 4 年 9 月 28 日 ~ 至 西暦 2015 年 大学院生 学部学生 その他 1 31 0 1 31 0 9 月 備 29 日 考 1.実習の内容について、簡潔にお書きください。 1日目 オリエンテーション,キノコの採集,同定の実習,キノコの分類に関する講義 2日目 キノコの採集,同定 2.成果をお書きください。(可能であれば写真なども該当シートに添付してください。) 今回の実習は時折強い雨が降る中での実施であったが,野外活動中はさほど雨にあたらず,材料 も十分採集でき,充実した内容の実習となった。実習では2日間に渡ってキノコの採集,同定を 行った。講師は昨年同様,小林孝人先生(北海道大学総合博物館研究員)にお願いした。小林先生 からは,同定する際の観点や記載シートの書き方,胞子やシスチジアの顕微鏡観察の方法などを教 わりながら,苫小牧研究林内で採集したキノコの観察,同定を行った。その結果,2日間で27科111 種のキノコを観察することができた。また,1日目の夜には小林先生にキノコの分類に関する講義 を行っていただき,昨年まで研究員をされていた西表島で採集されたキノコの紹介という普段目に する機会のない南方のキノコに関する話から始まり,キノコの学名の話,マツタケの分類に関する 専門的な話までしていただき,菌類の分類に関して理解を深めることができた。 3.教育共同利用拠点をご利用いただいた感想、ご要望などご自由にお書きください。 昨年同様,今年度も共同利用拠点により小林先生を招聘し,キノコの実習を行うことができ,感 謝しています。北海道をフィールドにして菌類を研究されている研究者が少ないため,今後も共同 利用拠点で小林先生を招聘し,菌類の多様性の理解を深めていきたいと考えていますので,今後と もご協力をお願いいたします。 4.当センターでは研究林利用概要を一般の方に紹介するためにホームページ等において成果の一 部公開を行っています。上記1、2、3において公開を希望されない内容がありましたらお知らせ ください。 特にありません。 氏名 髙久 元 所属 北海道教育大学札幌校 職名 教授 北大研究林では、ホームページ等で実習の成果報告を行っています。 教育関係共同利用拠点利用の方には、写真の提供をお願いしています。 ホームページ上での掲載可能な写真を、コメントと共に頂けませんか? 皆さんの充実した実習報告をお待ちしております。 (以下のスペースに自由に写真をはりつけ、コメントをつけてください。) 講義をされる小林孝人先生 記載シートに特徴を書きこむ学生 ホコリタケ ロクショウグサレキン ムラサキフウセンタケ ドクベニタケ ハナイグチ(ラクヨウ)
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