Arduino プログラミング

Arduino プログラミング
with Linux
Arduino
Arduinoはボードコンピュータの一つです
ボード(基板)の上にマイクロプロセッサ(コ
ンピュータ)とその周辺機器(USBなど)が
載っています
望んだ動作をさせるには、プログラミング
が必要で、右図のArduino IDE(プログラム開
発環境)を使います
これはCプログラミング言語に似たプログラ
ミングができるようになっており、PC(OS
はWindowsでもLinuxでも)上で動きます
ここにプログラムを書く
Arduino IDE
C(のような)言語を使って、PC上で動
くと言っても、PCで動く『実行ファ
イル』ができるわけではありません
Arduino IDEではプログラムをコンパ
イルし(文法などのエラーをチェック)、
Arduinoで動く「実行データ」を作成
して、USB経由でArduinoに送ります。
なぜLinux?
かなりの間、Windows上でのArduino IDEを使い続けてきました
しかし、PCとArduinoをUSBケーブルで接続した時に、PCがArduinoを
認識してくれない( = Arduinoに実行データを送れない)ことがよく起こ
りました。
それに対してLinuxは安定しているようです。
またArduinoのプログラミングは、(Linuxを知らなくても)Arduino IDEさ
え知っていればできます。
そのため、Linuxを使うことにしました
基本的な使い方
Arduino IDEの使い方を覚えよう – VstoneWiki
から引用しています
Arduino IDEの基本的な使い方は以下の通りです。
1. Arduino(今回の例ではFreaduino UNO)をUSBケーブルでPCに接続
2. Arduino IDEのメニューからArduinoの種類を選択(大抵は自動判別される)
メニューのツール>マイコンボードからArduino UNOを選択
3. シリアルポートを選択
Windowsの場合はちょっと大変。Linuxでは /tty/ACM0 となる(他にUSBを使っていな
ければ)
4. ソースコードを書く(サンプルプログラムを利用可能)
5. コンパイルし、エラーがなければArduinoに送る
6. PCとArduinoとのシリアル通信する場合は、「ツール」から「シリアルモニタ」が使
えます
Linux(Ubuntu)でArduino IDE起動
使用するPCでは、電源をいれたなら
右のような画面が表示されるはずで
す
左にアイコンが並んでいます
使うのはFirefox(ブラウザ)と「端末」
プログラム(Windowsのコマンドプロ
ンプトに相当)
端末アイコン(黒い■)をクリック
すると。。。
Arduino IDE起動まで
右図のようにウィンドゥが開きます
ここに「コマンド」を打ち込んでLinux
に仕事をさせるのです(CUI)
sudo arduino
と打ち込んで最後にEnterキーを押して
ください(コマンドの最後には必ずEnter
キーを押す必要があります)
[sudo] password for stud:
と出てくるでしょう(studというのがここ
でのアカウント名)。それには sirai-semi
と打ち込んでEnterしてください
Arduino IDEを起動するまで
これでArduino IDEが起動します
実際にプログラムするには、
Arduino基板とPCとをUSBケーブルで接続
することをお忘れなく
Linuxの終了
プログラムを記憶したい場合は、次のようにし
てください:
1) 自分の学籍番号のフォルダをデスクトップ
に作り、そこにいれる
2) ブラウザを立ち上げ、gmailやyahoo mailなど
を使って自分あてにファイルを送る
3) その他、scp や sftp などを使って他のコン
ピュータにファイル転送する
また、Linuxを終了(PCの電源をオフ)するには、
画面右上段のアイコンをクリックし「シャット
ダウン」を選びます