2094 - 静岡日本平ロータリークラブ

2014∼2015年度
RI会長
ゲイリー C.K.ホァン
岡本 一八
2014∼2015年度
静岡日本平RC会長
村松 克己 静岡日本平ロータリークラブ週報 第2,094回例会 平成27.1.23
奉仕プロジェクト 職場見学会 東海大学海洋学部清水キャンパス
会 長 挨 拶
村松 克己 会長
皆さん、こんにちは。
今日は2094回目の例会です。奉仕プロジェクト委員会による職場見学ということ
で、東海大学海洋学部におじゃましています。
後ほど、秋山先生の「マグロ」の話が聞けると思います。宜しくお願いします。
さて、マグロにもいろいろ種類がありますが、やはり皆さんも大好きなクロマグ
ロが本命でしょう。そして、クロマグロと言えば大間となる訳ですが、平成25年
の築地市場の初セリで222キロのクロマグロに1億5540万円の値がつき、まさに黒
いダイヤでした。しかし、いつもマグロを食べている割には、皆さんもその生体については知らな
い事が多いと思います。クロマグロは別名ホンマグロとも言われ、3mを超えることもあり、寿命は
20年∼30年で、大間では100キロ前後の7∼8才ぐらいのマグロが多いと考えられています。又、普
通、時速40キロ程度で泳ぎ、身の危険を感じた時や獲物を獲るときは120キロものスピードを出すと
いわれています。
日本は世界のマグロ漁獲量の半分近くを消費していますが、近年、その資源の減少に伴い、我々の
食卓に上ることも少なくなって来ていますし、値段も高くなって来ているように思います。マグロ
の養殖も難しい事業ですが、日本人にとってマグロは食の基本です。これからも美味しい寿司、刺
身が食べられるよう、一人一人が、海洋資源を大切にしていく必要があります。
追記.
この寒い時期、コタツに横たわってじっとしている人のことを「マグロ」と呼ぶそうです。
幹 事 報 告
狩野 育史 幹事
①本日の例会は奉仕プロジェクトによる職場見
学会です。奉仕プロジェクト委員長後ほどお
願いします。
②次週1/30は招聘卓話です。清水エスパレスア
ンバサダーの斎藤俊英さまをお迎えし、お話
をおうかがいいたします。
お客様紹介
委員会報告
奉仕プロジェクト委員会
宮澤 圭輔 委員長
東海大学海洋学部
秋山信彦先生の紹介
本日のレクチャーと水産飼育実験室、
水産養殖実験施設の案内
東海大学海洋学部 秋山信彦教授
WHA株式会社 塩坂邦雄様
以上2名のお客様です。
2015年1月28日までのホームページ閲覧総回数:23630回
THE ROTARY CLUB OF SHIZUOKA-NIHONDAIRA Dist.2620
静岡日本平ロータリークラブ週報
場所 東海大学海洋学部清水キャンバス
地下海水を利用したクロマグロの陸上養殖研究
東海大学海洋学部 秋山信彦先生
本研究は東海大学フロンティアリサーチセンターで水産学科秋山教授とWHA株式会社との共同研究として2006年より
開始された。現時点で直径5mの水槽で飼育に関する基礎データーを取っている。
この陸上養殖は地下海水(三保半島の淡水の地下海水)を組み上げて海水温の上昇や環境汚染のリスクを少なくマグロ
等の水産資源の確保、自然環境保全において多大な貢献をもたらします。
飼育に利用した海水の排水は沈殿槽を通過させ海域への負荷を軽減します。 またHACCPが比較的容易であらゆる段階で分析管理ができる。トレサビリティの保障。
ただ、地下水条例で取水制限が静岡にありふんだんに使えない。水槽の数を少なくして使用量を調節。
従来の養殖では粗い生簀から小魚等が出入りしマグロが捕食し外部から様々な菌が入り込む、水銀の蓄積、海底の汚
染、周辺海域の汚濁と言う環境問題がありました。
水産養殖施設にはクロマグロ、アワビ、カワハギ、たつのおとしご等たくさん見ることができました。 秋山教授によるレクチャー
水産コンテナを利用した養殖施設
ドッグフードみたいな、
アワビのエサ
生簀の魚
アワビの養殖
養殖施設での
説明
たつのおとしご
例会日 毎週金曜日 12:30∼13:30 例会場 ホテルアソシア静岡ターミナル4F ◉会長 村松 克己 副会長 芦澤 政広 幹事 狩野 育史 副幹事 大林 久人
事務所 追手町2-12 静岡 安藤ハザマビル5F TEL 054-254-5611 FAX 054-221-0515 http://www.nihondaira-rc.org