2015 年(平成 27 年)度 英数学館中学・高等学校シラバス 理科 教科名 3 単位数 生物基礎 科目名 単位 対象生徒 授業担当者 佐伯恭子 11A理 系 教科書 生 物 基 礎 (東京 書 籍 )/生物 (東 京 書 籍 ) 副教材 ニ ュ ー グ ロ ー バ ル 生 物 基 礎 (東 京 書 籍 ), フ ォ ト サ イ エ ン ス 生 物 図 録 (数 研 出 版 )/ ニ ュ ー グ ロ ー バ ル 生 物 (東 京 書 籍 ) 1.授業の概要 生物は,自分自身の体や健康にも関係する身近な教科です。この授業では,身近に見られる自然などを示しながら,まずは 生物に関心を持てるようにしていきます。そして,大学入試を突破するために必要な生物の力を身につけます。 まず,毎時の授業で生物の「重要語句」を一つずつ理解し,「重要語句」を活用しながら生物が関係する様々 な事象を説明する力を身につけていきます。次に,確認のための小テストを行います。 さらに,問題演習を 繰り返すことで問題のパターンを身につけ,どんな問題にも対応できるようにします。 疑問があれば後回しにせず,その場で解決できるような授業にしてきます。小テストや提出物を大切に,基 本をしっかりと押さえていきましょう。 2.到達目標 ・重要語句を覚えること ・重要語句の意味を,自分の言葉で説明できること ・それぞれの章ごとに,何を学んだのかを重要語句を使って要約し,説明できること ・教科書に出てくる実験について,その目的を押さえた上で結果を説明できること 3.学習計画 期 単元名 第 1編 使用教科書項目 1章 :生 物 の 多 様 性 と 生物の特徴 共通性 2章 :生 命 活 動 と エネルギー 前 学習活動と評価のポイント ○細胞と生物の定義について理解し,細胞を構 成する構造物の名称とはたらきを学ぶ。 ○光学顕微鏡の使い方やスケッチの方法をきち 評価方法 行動観察 レポート 課題 んと身についける。 ○ エ ネ ル ギ ー と 代 謝 の 関 係 性 と ATPに つ い て 学 ぶ。 期 第 2編 1章 :生 物 と 遺 伝 子 遺伝子と ○遺伝について正しく理解し,遺伝子の本体で あ る DNAの 構 造 を 知 る 。 そのはたらき 実力確認テスト 試験までの学習内容に関する出題 試 験 返 却 時 に 解 答 解 説 と 自 己 評 価 (授 業 評 価 を 含 む )を 実 施 2章 :遺 伝 情 報 の 分 配 3章 : 遺 伝 情 報 と ○ DNAの 複 製 の し く み や , DNAか ら 始 ま る 遺 伝 情 報の流れについて学ぶ。 タンパク質の合成 第 3編 1章 :体 内 環 境 生物の体内環 レポート 課題 ○体液の循環や調節にかかわる心臓,腎臓,肝 臓について学ぶ。 境の維持 第一回考査 行動観察 試験までの学習内容に関する出題 試 験 返 却 時 に 解 答 解 説 と 自 己 評 価 (授 業 評 価 を 含 む )を 実 施 -1- 2章 :体 内 環 境 の 調 節 ○自律神経とホルモンによる体内環境の調節に 3章 : 免 疫 ○異物の体内への侵入を防いだり,侵入した異 ついて学ぶ。 行動観察 レポート 課題 物を排除するしくみを学ぶ。 第二回考査 試験までの学習内容に関する出題 試 験 返 却 時 に 解 答 解 説 と 自 己 評 価 (授 業 評 価 を 含 む )を 実 施 第 4編 1章 :植 生 の 多 様 性 と 分 布 生物の多様性 ○生態系の成り立ちと植生の役割,遷移のメカ ニズムを学ぶ。 と 生 態 系 2章 :気 候 と バ イ オ ー ム ○世界や日本におけるバイオームの分布につい 行動観察 レポート 課題 て学ぶ。 後 3章 :生 態 系 と そ の 保 全 ○生態系の保全について学び,自分たちに何が できるかを考える。 期 第三回考査 試験までの学習内容に関する出題 試 験 返 却 時 に 解 答 解 説 と 自 己 評 価 (授 業 評 価 を 含 む )を 実 施 「生物」 第 1編 行動観察 1章 :生 体 物 質 と 細 胞 生命現象と 物質 ○細胞をつくる物質や,細胞小器官のはたらき について学ぶ。 2章 :生 命 現 象 を 支 え る タンパク質 第四回考査 レポート 課題 ○生命現象を支えるタンパク質の構造やはたら きについて学ぶ。 試験までの学習内容に関する出題 試 験 返 却 時 に 解 答 解 説 と 自 己 評 価 (授 業 評 価 を 含 む )を 実 施 4.評価の観点・方法 a)評価は次の4つの観点ごとに行います。 関心・意欲・態度 日常生活や社会との関連を図りながら学習内容について関心をもち,意欲的に探究 しようとしている。 思考・判断・表現 学習の中で問題を見出し,探究する過程を通して,事象を科学的に考察し,導き出 した考えを的確に表現している。 技能 観察,実験などの過程を的確に記録,整理するなど科学的に探究する技能を身につ けている。 知識・理解 生物に関する基本的な概念や,原理,法則を理解し,知識を身につけている。 b)評価を行うための対象は次の通りです。 ・試験(年 4 回の定期考査・5 月の実力確認テスト・休み明けの校内模試) ・提出物(課題・レポート・授業ノート) ・学習活動への取り組み状況(授業中の態度及び発言・実験等の探究活動への取り組み状況) ・出席状況 c)前期・後期末にa)に掲げた観点ごとの評価をABCの3段階で評価します。さらに学年末には、これらを総合的に判断し て、1~5の5段階で評価します。 -2- 5.担当者からのメッセージ(学習サポートに関することを含む) ・教科書を読み,内容を把握する程度の予習はしてきましょう。 ・まずは授業で出てきた重要語句を覚えましょう。(小テストで確認していきます) ・学習した内容に該当する問題番号(副教材の問題集etc.)を授業で言いますから,その授業ごとにやっていき ましょう。 ※膨大な内容にもかかわらず授業時間は限られます。毎時間の授業を大切に,またその日のうちに必ず復習し ましょう! 6.その他 授 業 は , 11A教 室 で 実 施 し ま す 。 教科書,ノート,問題集,資料集を毎時間持参してください。 -3-
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