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糖尿病(テスト)
テストは難しめに作成しています。テキストや講義、解答と照らし合わせて復習していただけれ
ばと思います。なお、採点を目的としていないので点数は設定していません。
また、記述式の解答は答えが一つとは限りません。私の答案よりも良い解答があることは十分に
考えられますので、参考解答として認識していただければと思います。
第一章.糖尿病の生理学
第一問:次の問いに対して、下枠に解答を記入してください。
① すい臓から分泌される血糖値を下げるホルモンの名前は何ですか
② すい臓のホルモンを分泌する細胞の集まりを何と呼びますか
③ 「血液やリンパ管など体の中に向けて分泌される物質」を何と呼びますか
④ 消化管への分泌など、分泌腺から体の表面や消化管などに向けての分泌を何と呼びますか
第二問 :すい臓に存在する細胞から分泌されるホルモンについて、ホルモンの名前 と役割を
(
)内に記入してください。
分泌される
細胞の名称
役割
ホルモン
α細胞(A 細胞)
(
)
β細胞(B 細胞)
(
)
血糖値を上げる
(
)
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第三問:次の認知症に関する基礎知識について正しいものには○を、間違っているものには×を
(
)内に記入してください。
①(
)インスリン以外にも血糖値を下げるホルモンはいくつもある
②(
)ホルモンは ppm(百万分の一)など微量で作用する
③(
)ホルモンによる作用を内分泌と呼ぶ
④(
)食物に含まれる糖は炭水化物として存在しており、二糖類にまで分解されると腸から
吸収されるようになる
⑤(
)インスリンが作用すると、血液中に存在する糖が筋肉や肝臓、脂肪細胞などの組織へ
移行する
⑥(
)血糖値を上げる機構はグルカゴンによる作用以外にいくつも存在する
⑦(
)インスリンによって筋肉に取り込まれたブドウ糖はグリコーゲンとして蓄えられる
第四問:次の問いに対して、下枠に解答を記入してください。
① 二糖類から単糖類(ブドウ糖など)への変換に関わる酵素の名前は何ですか
② 血液中に溶け込んだブドウ糖を何と呼びますか
③ 尿中に溶け込んだブドウ糖を何と呼びますか
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第五問:糖尿病患者では血糖値が高いために尿中に糖が検出されます。ただし、正常な人であれ
ば尿中に糖が出ることはありません。なぜこのような違いが起こるか、下図を参考にして説明して
ください。
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第六問:インスリンが作用するとなぜ血糖値が下がるのかを、下の用語を用いて説明してくださ
い。
用語:ブドウ糖、筋肉、肝臓、脂肪細胞
第七問:糖新生とはどのような機構であるかを簡潔に説明してください。
第二章.糖尿病とは
第八問:1 型糖尿病に関する文章について、次の(
)に当てはまる言葉を記入してくださ
い。なお、同じ言葉が何度も使われることもあります。
このインスリンは血糖値を下げるための唯一のホルモンである。そのため、何らかの原因によっ
て(
)が破壊されるとインスリンが分泌されなくなり、血糖値が下がらなくなってしま
う。血糖値が下がらないため、血糖値の高い状態が維持されてしまう。
私たちの体には外からの病原体から身を守るために免疫機構が存在する。この免疫機構が正常に
働けば良いが、免疫が自分自身を攻撃することもある。この状態が(
同じように、1 型糖尿病患者の多くは(
)である。
)によって体の免疫機構がすい臓を攻
撃してしまう。これによって、すい臓のβ細胞が破壊されてインスリンが出なくなってしまう。
1 型糖尿病は(
)や若い人で多く発症するが、大人や高齢者で発症することもある。肥
満が病気発症のリスクとなる 2 型糖尿病とは違い、1 型糖尿病患者は(
なお、1 型糖尿病の治療には(
)人が多い。
)が絶対となる。
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第九問:次の糖尿病に関する基礎知識について正しいものには○を、間違っているものには×を
(
)内に記入してください。
①(
)日本人にいる糖尿病患者の多くは 1 型糖尿病である
②(
)2 型糖尿病は中高年が多く、肥満の人で多く発症する傾向にある
③(
)2 型糖尿病患者であってもインスリン療法が絶対となる
④(
)生活習慣の乱れなどによって 2 型糖尿病を発症しやすくなる
⑤(
)2 型糖尿病ではインスリンが有効に使われていない状態となっている
第十問:2 型糖尿病を考える上で重要となる「インスリン分泌低下」と「インスリン抵抗性」に
ついて、それぞれどのような病態であるかを説明してください。
・インスリン分泌低下
・インスリン抵抗性
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第十一問:糖尿病で問題となる三大合併症の種類を(
)の中に記入してください。
第十二問:糖尿病によって太くて大きい血管に動脈硬化が起こる障害として大血管障害がありま
す。この障害によって引き起こされる病気を下の(
病気
)の中に記入してください。
特徴
(
)
・冠状動脈が細くなる
(
)
・冠状動脈が詰まる
(
)
・脳血管が詰まる
第十三問:次の糖尿病に関する基礎知識について正しいものには○を、間違っているものには×
を(
)内に記入してください。
①(
)糖尿病では自覚症状が強く表れる
②(
)糖尿病の主な自覚症状としては多飲、多尿、多食、体重減少がある
③(
)糖尿病による三大合併症は太くて大きい血管に起こる障害によって引き起こされる
④(
)失明原因として糖尿病性網膜症は関係ない
⑤(
)人工透析が必要になる原因の第一位が糖尿病性腎症である
⑥(
)糖尿病によって神経障害が引き起こされると手足のしびれや痛みが起こり、発汗障害
や便通異常、起立性低血圧、勃起障害(ED)にまで陥る
⑦(
)動脈硬化や血管障害によって血流が悪化すると足などの傷から細菌が感染し、治療が
遅れると壊死した部分を切断する必要が出てくる
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第十四問:血糖値を基準とした糖尿病の診断に関して、次の(
)に該当する診断基準を記
入してください。
① 早朝空腹時血糖値が(
)mg/dl 以上
② 75g ブドウ糖負荷試験で 2 時間後の血糖値が(
③ 随時血糖値が(
④ HbA1c 値が(
)mg/dl 以上
)mg/dl 以上
)%以上
第十五問:糖尿病の判定を行う上で HbA1c が多用されます。HbA1c はその場で測定する血糖値
よりも糖尿病診断で優れていると言われているが、この理由について説明してください。
第三章.糖尿病の治療(食事療法・運動療法)
第十六問:食品換算表における一単位は何 kcal かを下枠に記入してください。
第十七問:食事療法を長続きさせるために心がけるべきポイントを思いつくだけ記載してくださ
い。
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第十八問:運動療法はただ単にカロリーを消費させる以上の効果があります。この効果について
「インスリン抵抗性の改善」という立場から説明してください。
第四章.糖尿病の治療(食事療法・運動療法)
第十九問:糖尿病治療の流れについて、下図を参考にしながら説明してください。
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第二十問:糖毒性について簡潔に説明してください。
第二十一問:食後高血糖について、下図を参考にして説明してください。
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第二十二問:スルホニル尿素薬(SU 剤)に関する文章について、次の(
)に当てはまる
言葉を記入してください。なお、同じ言葉が何度も使われることもあります。
すい臓からのインスリン分泌機能がなくなっている(
)とは違い、2 型糖尿病で
はインスリン分泌機能が弱っていたとしてもインスリン分泌自体が行われていない訳ではない。
そのため、2 型糖尿病患者では薬をすい臓に作用させることでインスリン分泌を促進させること
ができる。
すい臓のβ細胞には(
(
)受容体が存在し、この受容体に薬が結合することで、
)が分泌される。このような種類の薬をスルホニル尿素薬(SU 剤)と言う。
スルホニル尿素薬の半減期はさまざまであるが、その作用時間は 12~24 時間と比較的長い。その
ため、常にインスリン分泌が促されている状態となる。これによって、全体の(
)を下
げることができる。
ただし、常にインスリン分泌が行われているため、空腹時や少し運動した後などでは副作用とし
て(
)が起こりやすい薬でもある。
第二十三問:スルホニル尿素薬(SU 剤)と速攻型インスリン分泌促進薬の違いを説明してくだ
さい。
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第二十四問:速攻型インスリン分泌促進薬は主に糖尿病のどのような状態を改善する薬であるか
を下枠に記入してください。
第二十五問:速攻型インスリン分泌促進薬の服用に当たって、どのタイミングで薬を飲まないと
いけないかを下枠に記入してください。
第二十六問:次の糖尿病治療薬に関する基礎知識について正しいものには○を、間違っているも
のには×を(
①(
)内に記入してください。
)スルホニル尿素薬(SU 剤)と速攻型インスリン分泌促進薬の基本的な作用機序は同
じである
②(
)速攻型インスリン分泌促進薬は数分で作用を表す
③(
)α-グルコシダーゼ阻害薬は食後高血糖を改善する
④(
)ブドウ糖などの単糖類にまで分解されなくても、糖は小腸から吸収される
第二十七問:α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)の作用機序を説明してください。
第二十八問:α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)の服用に当たって、どのタイミングで薬を飲ま
ないといけないかを下枠に記入してください。
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第二十九問:α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)を服用したとしても、結局は全ての糖が小腸か
ら吸収されてしまう。これだけを考えればα-グルコシダーゼ阻害薬を服用しても意味がないように
思えてしまいますが、実際はそうではありません。この理由について下図を参考にして説明してく
ださい。
第三十問:α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)を服用中に低血糖症状が表れた場合、注意すべき
点とその理由について説明してください。
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第三十一問:ビグアナイド系薬(BG 薬)の作用機序を下枠に三つ記入してください。
第三十二問:次の糖尿病治療薬に関する基礎知識について正しいものには○を、間違っているも
のには×を(
)内に記入してください。
①(
)ビグアナイド系薬(BG 薬)はインスリン分泌低下を改善する薬である
②(
)チアゾリジン系薬の重篤な副作用として乳酸アシドーシスがある
③(
)チアゾリジン系薬はインスリン抵抗性を改善する薬である
④(
)チアゾリジン系薬は肥大化した脂肪細胞をいくつかの小さい脂肪細胞へと変化させる
第三十三問:「肥大化した脂肪細胞」を「小さい脂肪細胞」へと変化させることでインスリン抵
抗性が改善する理由を説明してください。
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第三十四問:食事をとる事が合図となり、インスリンを分泌させるために放出されるホルモンの
名前を下枠に記入してください。
第三十五問:第三十四問で答えたホルモンを分解する酵素の名前を下枠に記入してください。
第三十六問:糖尿病の治療薬を創出する上で、第三十四問で答えたホルモンの作用をどのように
すれば糖尿病を改善させる事ができるかを簡潔に説明してください。
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第三十七問:DPP-4 阻害薬の作用機序に関して、下図を参考にして説明してください。
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第三十八問:次の低血糖に関する基礎知識について正しいものには○を、間違っているものには
×を(
)内に記入してください。
①(
)糖尿病治療薬で問題となる副作用の一つに低血糖がある
②(
)糖を摂取すると血糖値が上昇してしまうため、低血糖の症状が出たとしても我慢する
必要がある
③(
)α-グルコシダーゼ阻害薬を服用中に低血糖を起こした場合、砂糖(ショ糖)の摂取が
有効である
④(
)ブドウ糖の錠剤や粉を持っていなかったとしても、飲料水やスポーツドリンクにブド
ウ糖が含まれている可能性がある
第五章.糖尿病の治療(インスリン療法)
第三十九問:「インスリン療法が絶対適応となる場合」と「インスリン療法が相対適応となる場
合」について、どのような疾患が該当するか下枠に記入してください。
・インスリン療法が絶対適応となる場合
・インスリン療法が相対適応となる場合
第四十問:妊娠糖尿病を発症するメカニズムを説明してください。
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第四十一問:妊娠糖尿病と糖尿病合併妊娠の違いを説明してください。
第四十二問:インスリン製剤を理解する上で重要な「追加分泌」と「基礎分泌」について、それ
ぞれどのような作用であるかを説明してください。
インスリン分泌
特徴
追加分泌
基礎分泌
第四十三問:インスリン製剤には主に三つに分類されますが、それぞれどのような特徴があるか
(
)の中に記入してください。
① (
)を補うインスリン製剤
② (
)を補うインスリン製剤
③ (
)と(
)を補うインスリン製剤
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第四十四問:第四十三問で答えたインスリン製剤に対して、下図においてそれぞれどの種類のイ
ンスリン製剤に該当するかを答えてください。
インスリン分泌
特徴
超速攻型
(
)を補うインスリン製剤
速攻型
(
)を補うインスリン製剤
中間型
(
)を補うインスリン製剤
混合型
(
)を補うインスリン製剤
持効型
(
)を補うインスリン製剤
第四十五問:自分自身で血糖値を測定し、日常生活の中でチェックすることを何と呼ぶが下枠に
記入してください。
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第四十六問:下にある表について、(
)の中に入る言葉を記入して表を完成させてくださ
い。
○ 糖尿病の主な治療薬
薬の種類
一般名
スルホニル尿素薬
商品名
グリメピリド
(SU 剤)
(
)
スターシス
速攻型
(
)
ファスティック
インスリン分泌促進薬
α-グルコシダーゼ
阻害薬
ビグアナイド系薬
(BG 薬)
チアゾリジン系薬
ミチグリニド
グルファスト
アカルボース
グルコバイ
ボグリボース
(
)
メトホルミン
(
)
ピオグリタゾン
(
)
(
)
シタグリプチン
グラクティブ
DPP-4 阻害薬
(
)
ビルダグリプチン
ネシーナ
エクア
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