Shimada hospital Quality Indicator Shimada hospital Quality Indicator • • • • • • 病床利用率 平均在院日数 疾患統計 疾患別平均在院日数(ICD-10細分類 年度別/上位15位) 手術部位感染発生率 2週間以内の退院サマリー完成率 日本病院会QIプロジェクト • 患者満足度調査(外来) • 患者満足度調査(入院) • 転倒・転落発生率 • a)入院患者の転倒・転落発生率 b)入院患者の転倒・転落による損傷発生率(損傷レベル4以上) • 褥瘡発生率 • 退院後6週間以内の救急医療入院率 • 特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 Shimada hospital Quality Indicator 病床利用率 当院の病床がどの程度、効率的に稼動しているのかを示す指標です。 100%に近いほど、空き病床が無い状況で利用されていることになりますが、病院機能に おいて、急性期医療を展開している病院と療養型では数値の意味するところが異なります。 【定義・計算方法】 分子 : 入院延患者数(年間) 分母 : 許可病床数×診療実日数(年間) 【当院の数値】 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% 2009 98.6% 2010 97.3% 2011 94.1% 2012 94.5% 2013 97.4% 2014 97.6% Shimada hospital Quality Indicator 平均在院日数 平均在院日数とは、入院患者さんの入院日数の平均です。病床利用率は高いほど、平均在院 日数は短いほど、沢山の患者さんの診療に携わっていることになります。 適切に診断し、患者さんの身体になるべく負担をかけない手術や治療を行うなどにより、必 要以上の長期入院を回避し地域の医療ニーズに答えて行きたいと考えています。 【定義・計算方法】 分子 : 年間在院患者数 分母 : (年間新入院患者数+年間退院患者数)/2 【当院の数値】 11.0 10.6 10.5 10.2 9.8 10.0 9.6 9.6 9.5 8.8 9.0 8.5 8.0 2009 2010 2011 2012 2013 2014 Shimada hospital Quality Indicator 疾病統計 【当院の数値】 当院を退院された患者さんの疾患を国際疾病分類(ICD)に分類した件数。 2011 年度 ICD-10大分類 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 合計 感染症・寄生虫症 新生物 血液・造血器疾患および免疫機能障害 内分泌・栄養・代謝疾患 精神および行動の障害 神経系の疾患 眼および付属器の疾患 耳および乳様突起の疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 消化器系疾患 皮膚・皮下組織疾患 筋骨格系・結合組織疾患 泌尿生殖系疾患 妊娠・分娩・産褥の合併症 周産期疾患 先天奇形、変形および染色体異常 症状・徴候・異常臨床所見・以上検査 所見で他に分類されないもの 損傷、中毒およびその他の外因の影響 傷病および死亡の外因 健康状態に影響を及ぼす要因および保 健サービスの利用 2012 年度 2013 年度 2014 年度 A00-B99 C00-D48 11 2 4 8 D50-D89 1 E00-E90 F00-F99 G00-G99 10 12 2 1 6 6 H00-H59 H60-H95 I00-I99 J00-J99 2 K00-K93 L00-L99 3 M00-M99 801 783 1 1 3 814 892 N00-N99 O00-O99 P00-P96 1 Q00-Q99 R00-R99 S00-T98 543 603 616 654 1,370 1,404 1,442 1,564 V01-Y98 Z00-Z99 Shimada hospital Quality Indicator 疾患別平均在院日数(ICD-10細分類 年度別/上位15位) 当院を退院された患者さんの疾患別件数と平均在院日数を求めたものです。患者さんの疾患 を国際疾病分類(ICD)に分類したうえで、件数をだしております。 病院に何日間入院するかは気になるところですが、同じ病状でも一概に同じ日数ではありま せん。あくまでも当院で入院された方の合計と入院日数上の平均値であり、当然個人差があ ります。 【定義・計算方法】 ※退院者の疾病分類は、1退院につき1主病名の1件とする。 分子 : 退院者を国際疾病分類(ICD)で疾患ごとに分類した在院日数の合計 分母 : 退院者を国際疾病分類(ICD)で疾患ごとに細分類した件数 【当院の数値】 ICD-10細分類 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 退院件 平均在 退院件 平均在 退院件 平均在 退院件 平均在 数 院日数 数 院日数 数 院日数 数 院日数 M512 M4806 M171 S837 S835 S460 S832 S5250 M163 S7200 S4240 M932 S4200 S860 S498 上記以外 合計 その他の明示された椎間板ヘル ニア<変性> 脊柱管狭窄症、腰部 その他の原発性膝関節症 膝の組織の多発性損傷 膝の(前)(後)十字靭帯の捻 挫及びストレイン 肩(回旋筋)腱板の腱損傷 半月裂傷<断裂><tear>、新鮮 損傷 橈骨遠位端骨折、閉鎖性 その他の形成不全性股関節症 大腿骨頚部骨折、閉鎖性 上腕骨遠位端骨折、閉鎖性 離断性骨軟骨炎 鎖骨骨折、閉鎖性 アキレス腱損傷 肩及び上腕のその他の明示され た損傷 274 9.0 318 9.0 362 9.3 342 8.3 252 10.3 218 9.8 182 10.0 230 9.0 71 23.5 87 22.1 84 25.2 80 20.9 72 15.9 73 15.4 80 15.0 88 14.7 44 14.5 54 14.3 52 13.1 45 13.2 56 11.7 51 10.5 59 9.3 84 9.7 47 3.7 53 4.3 49 4.1 52 4.8 36 3.1 32 3.3 43 3.0 51 3.0 43 23.0 25 22.9 36 21.9 35 24.3 33 19.3 30 16.2 26 17.5 25 15.6 29 2.9 26 3.3 20 2.4 14 3.3 25 5.3 21 5.7 19 5.7 29 5.2 18 2.4 24 2.9 33 3.0 23 2.7 25 2.9 26 3.0 22 4.0 22 3.9 5 11.8 20 5.5 37 4.6 31 4.6 340 9.4 346 10.5 338 10.3 413 9.5 10.6 1,564 9.8 1,370 10.7 1,404 10.6 1,442 Shimada hospital Quality Indicator 手術部位感染発生率 手術部位感染(Surgical site infection: 以下SSI)は外科手術後30日以内における手 術を行った部位に発生する感染症のことです。さらに切開部表層・切開部深層・臓器/体腔 と区分があります。 発生率はJANISのコード分類に準じて求めており、毎年コード変更に対応しています。 感染リスクのある「手術」という医療行為においては、現在のところ100%感染を防ぐ方 法はありませんが、手術前・中・後に適切な取り組みを行っています。今後も感染の原因追 究を継続的に行い、SSIを減らす努力をしていきたいと考えます。 集計期間:年単位・2010/1/1-2014/12/31 【定義・計算方法】 分子 : 手術部位感染(SSI)発生数 分母 : SSI対象術式件数 注)SSI対象術式 FUSN:脊椎固定術 FX:骨折観血的手術(四肢骨) HPRO:人工 関節置換術(股)/人工骨頭挿入術(股) KPRO:人工関節置換術(膝) LAM:内視鏡 下椎間板摘出(切除)術/椎弓形成手術 【当院の数値】 感染未発生件数 感染発生件数 SSI対象術式件数 950 発生率 918 1.0% 900 0.9% 866 849 850 5 2 822 8520.7% 6 9 7 800 815 1.0% 0.8% 0.5% 913 0.6% 0.4% 857 847 0.2% 1.2% 846 0.2% 750 0.0% 2010 ★JHAIS 0.00% FUSN FX HPRO 2011 計 2013 2014 SSIサーベイランス集計結果 (201301-201312) 0.50% 1.00% 1.50% 0.00% 2.00% 2.50% 3.00% 3.50% 1.78% 0.42% 0.69% 1.75% 0.52% KPRO LAM 2012 3.41% 1.17% 0.19% 0.35% 0.70% 0.65% 当院 全体 4.00% Shimada hospital Quality Indicator 2週間以内の退院サマリー完成率 退院サマリーは、入院患者さんの病歴や、入院時の身体所見、検査所見、入院中に受けた医 療内容についてまとめた記録(要約書)です。 診療内容についての検証や、退院後の外来診療等では、主治医以外の患者さんに関わる全て の医療スタッフが、入院中の治療、診断情報を的確に把握するために重要な記録です。 退院サマリーを一定期間内に作成することは、病院の医療の質の向上に繋がります。 【定義・計算方法】 分子 : 退院後2週間以内に作成された退院サマリー数 分母 : 退院患者数 【当院の数値】 75.0% 80.0% 85.0% 90.0% 2013 2014 100.0% 92.8% 2011 2012 95.0% 88.7% 91.3% 98.8% Shimada hospital Quality Indicator 患者満足度調査(外来) 毎年アンケート調査を実施し、患者さまからの貴重なご意見をお伺いしています。 「受けた治療の結果」、「入院期間」、「安全な治療」に対する患者さんの満足度を知るこ とは、医療の質を測るための直接的な指標になります。 頂いたご意見から、当院の提供する医療やサービス等が適切であるかどうかを検討し、今後 の医療サービスをより充実するために参考にさせていただいています。 【定義・計算方法】 (日本病院会QIプロジェクト定義) 分子 : a) 「この病院について総合的に満足している」と回答した外来患者数 b) 「この病院について総合的に満足またはやや満足している」と回答した外来患者数 分母 : 患者満足度に回答した外来患者数 2 0 1 3 - 「不満/ やや満足/ ど ちら と もい え ない/ や や満 足/ 満足 」 の5 段 階評 価 ※2 0 1 1 - 2 0 1 2 は「大変不満足/ 不満 足/ ど ち らと も いえ な い/ 満 足/ 大変 満 足」 の5 段 階 評 価 【当院の数値】 a)「満足」+「やや満足」(※2011-2012 「大変満足」+「満足」) 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% 87.7% 82.0% 2011 2012 79.7% 2013 82.2% 89.6% 90.1% 92.2% 2014 当院の数値 参考値 b)「満足」(※2011-2012 「大変満足」) 0.0% 2011 2012 2013 2014 10.0% 20.0% 30.0% 20.3% 22.9% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 35.7% 32.4% 39.0% 47.5% 48.6% ※参考値 一般社団法人日本病院会 「QIプロジェクト推進事業結果報告」より事業参加施設の平均値 80.0% 90.0% 100.0% Shimada hospital Quality Indicator 患者満足度調査(入院) 毎年アンケート調査を実施し、患者さまからの貴重なご意見をお伺いしています。 「受けた治療の結果」、「入院期間」、「安全な治療」に対する患者さんの満足度を知るこ とは、医療の質を測るための直接的な指標になります。 頂いたご意見から、当院の提供する医療やサービス等が適切であるかどうかを検討し、今後 の医療サービスをより充実するために参考にさせていただいています。 【定義・計算方法】 (日本病院会QIプロジェクト定義) 分子 : a) 「この病院について総合的に満足している」と回答した入院患者数 b) 「この病院について総合的に満足またはやや満足している」と回答した入院患者数 分母 : 患者満足度に回答した入院患者数 2013- 「不満/やや満足/どちらともいえない/やや満足/満足」の5段階評価 ※2011-2012は「大変不満足/不満足/どちらともいえない/満足/大変満足」の5段 階評価 【当院の数値】 a)「満足」+「やや満足」(※2011-2012 「大変満足」+「満足」) 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 2011 90.0% 88.0% 2012 85.6% 100.0% 98.3% 98.2% 95.2% 88.8% 2013 96.6% 2014 当院の数値 参考値 b)「満足」(※2011-2012 「大変満足」) 0.0% 2011 2012 2013 2014 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 44.8% 60.0% 70.0% 80.0% 52.0% 46.6% 59.6% 54.2% 70.2% 67.0% ※参考値 一般社団法人日本病院会 「QIプロジェクト推進事業結果報告」より事業参加施設の平均値 90.0% 100.0% Shimada hospital Quality Indicator a)入院患者の転倒・転落発生率 b)入院患者の転倒・転落による損傷発生率(損傷レベル4以上) 病院に入院したにもかかわらず、ベッド周辺、歩行途中、トイレに行く戻りなど思わぬと ころで転倒転落があります。 インシデント、アクシデントレポートとして報告された件数をもとに、入院患者さん全体よ り転倒転落の報告がされた比率を求めています。 (日本病院会QIプロジェクト定義) 【定義・計算方法】 分子 : a) 医療安全管理室へインシデント・アクシデントレポートが提出された転倒・転落件数 b) 医療安全管理室へインシデント・アクシデントレポートが提出された転倒・転落件数のうち損傷レ ベル4以上の転倒・転落件数 分母 : 入院延べ患者数 注)損傷レベル4 手術、ギブス、牽引、骨折を招いた・必要となった、または神経損傷・身体内部の損傷 の診察が必要となったもの。 【当院の数値】 a)入院患者の転倒・転落発生率 0.00‰ 0.50‰ 1.00‰ 1.50‰ 2.00‰ 2.50‰ 1.55‰ 2011 2.53‰ 1.48‰ 2012 2.52‰ 1.63‰ 2013 3.00‰ 2.57‰ 1.11‰ 2014 当院の数値 参考値 b)入院患者の転倒・転落による損傷発生率(損傷レベル4以上) 0.00‰ 2011 0.50‰ 1.50‰ 0.14‰ 0.05‰ 2012 0.00‰ 0.05‰ 2013 0.00‰ 0.05‰ 2014 1.00‰ 0.07‰ ※参考値 一般社団法人日本病院会 「QIプロジェクト推進事業結果報告」より事業参加施設の平均値 2.00‰ 2.50‰ Shimada hospital Quality Indicator 褥瘡発生率 褥瘡とは、患者さんが長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合、体と支持面(多く はベッド)との接触局所で血行が不全となって、周辺組織に壊死を起こすものをいい、一般 的には「床ずれ」と呼ばれるものです。当院では、褥瘡対策を専門的に行う認定看護師の配置 や褥瘡対策を行う委員会の設置を通じて褥瘡発生率の低下に努めています。 【定義・計算方法】 (日本病院会QIプロジェクト定義) 分子 : 調査期間における分母対象患者のうち、d2以上の褥瘡の院内新規発生患者数 分母 : 入院延べ患者数 注)d2 真皮までの損傷 【当院の数値】 0.00% 0.02% 0.04% 0.08% 0.10% 0.12% 0.04% 2011 0.07% 0.06% 2012 2013 0.06% 0.11% 0.03% 0.11% 0.09% 2014 当院の数値 参考値 ※参考値 一般社団法人日本病院会 「QIプロジェクト推進事業結果報告」より事業参加施設の平均値 Shimada hospital Quality Indicator 退院後6週間以内の救急医療入院率 当院を退院後、再び6週間以内に予定しない再入院となった割合です。 医療の効率化の一つの指標として在院日数が用いられますが、在院日数の短縮が図られる中 で、提供されている医療サービスが低下していないかどうかを、再入院の頻度やその理由を 指標として検証する必要があります。 【定義・計算方法】 (日本病院会QIプロジェクト定義) 分子 : 退院後6週間以内の救急医療入院患者数 分母 : 退院患者数 分母は様式1 の「退院年月日」が調査期間に該当する症例数、分子は様式1 の「予定・救急医療入院区分」が「救急医療入 院」「救急医療入院以外の予定外入院」に該当し、かつ、入院日の42 日前以降に様式1 の「前回退院年月日」が該当する症 例数 【当院の数値】 0.00% 2011 2012 2013 2014 1.00% 2.00% 3.00% 4.00% 5.00% 6.00% 0.58% 3.69% 0.71% 5.24% 0.62% 5.52% 0.45% 当院の数値 参考値 ※参考値 一般社団法人日本病院会 「QIプロジェクト推進事業結果報告」より事業参加施設の平均値 Shimada hospital Quality Indicator 特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 手術後に、手術部位感染(Surgical Site Infection : SSI)が発生すると、入院期間が延 長し、入院医療費が有意に増大します。SSI を予防する対策の一つとして、手術前後の抗菌 薬投与があり、手術開始から終了後2~3 時間まで、血中および組織中の抗菌薬濃度を適切 に保つことで、SSI を予防できる可能性が高くなります。このため手術執刀開始の1 時間 以内に、適切な抗菌薬を静注することで、SSI を予防し、入院期間の延長や医療費の増大を 抑えることができると考えられています。 【定義・計算方法】 (日本病院会QIプロジェクト定義) 分子 : 手術開始前1 時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数 分母 : 特定術式の手術件数(股関節人工骨頭置換術、膝関節置換術) ※2011-2012 分子:手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された退院患者数 分母:入院手術を受けた退院患者数 【当院の数値】 84.0% 86.0% 88.0% 90.0% 92.0% 96.0% 98.0% 100.0% 100.0% 2011 91.1% 99.9% 2012 2013 94.0% 91.4% 100.0% 89.7% 100.0% 2014 当院の数値 参考値 ※参考値 一般社団法人日本病院会 「QIプロジェクト推進事業結果報告」より事業参加施設の平均値
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