こども教育学科

こども教育学科
目 次
1.1年次開設科目… ……………………………………………………………… 1
2.2年次開設科目… ………………………………………………………………41
3.3年次開設科目… ………………………………………………………………83
3.4年次開設科目… …………………………………………………………… 127
索 引
【1年次】
【2年次】
【3年次】
【4年次】
いのちのふしぎ
1
倫理学
41
生命と科学
83
いのちの理解
127
文学と人間
2
人体のふしぎ
42
生活とことば
84
こころの理解
128
健康スポーツⅠ
3
政治学
43
生物と環境
85
医療と文化
129
健康スポーツⅡ
4
野外あそび実践
44
地域福祉
86
生涯学習論
130
法学(日本国憲法)
6
英語コミュニケーションⅢ
45
海外研修
87
国際社会の理解
131
国際文化比較
7 キャリアの基礎Ⅲ
46
プレゼンテーション技法
88
手話コミュニケーション
132
初期演習
8
基礎実習Ⅱ
47
人間と教育
89
キャリアプロデュース
133
情報処理Ⅰ
9
小学校基礎実習
48
こどもの食と栄養
90
教育行政学
134
情報処理Ⅱ
10
社会福祉
49
発達心理学B
91
家庭支援論
135
英語コミュニケーションⅠ
11
こどもの保健Ⅱ
50
相談援助
92
保育相談支援
136
英語コミュニケーションⅡ
12
幼児理解
51
教育課程総論B
93
生徒・進路指導論
137
中国語コミュニケーション
13
保育内容(健康)
52
保育指導法
94
社会的養護内容
138
多文化コミュニケーション
14
保育内容(環境)
53
乳児保育Ⅱ
95
教職実践演習(幼稚園・小学校)139
キャリアの基礎Ⅰ
15
保育内容(人間関係)
54
障がい児の理解と援助Ⅰ
96
課題別実習
キャリアの基礎Ⅱ
16
保育内容(造形表現)
55
障がい児の理解と援助Ⅱ
97
保育・教育内容研究F(ピアノ実践奏法) 141
保育原理
17
保育内容(リズム表現)
56
教育方法・技術論
98
リトミックⅡ
教育原理
18
乳児保育Ⅰ
57
体育Ⅱ
99
保育・教育メソッドの探究 143
教職論
19
道徳教育の理論と実践
58
教科指導法(国語)
100
現代こども教育論
144
発達心理学A
20
特別活動の指導法
59
教科指導法(社会)
101
多文化教育論
145
基礎実習Ⅰ
21
国語
60
教科指導法(算数)
102
法と教育
146
児童福祉
22
社会
61
教科指導法(理科)
103
こどもと病気
147
社会的養護
23
算数
62
教科指導法(家庭)
104
こどもの歯と健康
148
教育心理学
24
生活
63
教科指導法(体育)
105
こどもとレジリエンス
149
こどもの保健ⅠA
25
理科
64
英語教育論
106
児童虐待対応実践
150
こどもの保健ⅠB
26
家庭
65
保育所実習指導Ⅱ
107
医療から見た特別支援
151
保育の心理学
27
音楽AⅡ
66
保育所実習Ⅱ
108
卒業研究
152
教育相談
28
音楽AⅢ
67
施設実習指導Ⅱ
109
こどもの活動 ( コミュニティワーク演習 ) 153
教育課程総論A
29
音楽BⅢ
68
施設実習Ⅱ
110
保育内容総論
30
図画工作Ⅱ
69
幼稚園実習Ⅱ
111
保育内容(言葉)
31
体育Ⅰ
70
小学校実習
112
音楽AⅠ
32
教科指導法(生活)
71
保育・教育内容研究A(おもちゃと文化) 113
音楽BⅠ
34
教科指導法(音楽)
72
保育・教育内容研究B(おはなしの世界) 114
音楽BⅡ
35
教科指導法(図画工作)
73
保育・教育内容研究C(こどもと造形) 115
図画工作Ⅰ
36
保育所実習指導Ⅰ
74
保育・教育内容研究D(こどもの運動学) 116
幼稚園実習Ⅰ
38
保育所実習Ⅰ
75
保育・教育内容研究E(こどもと音楽) 117
こどもの活動 ( コミュニティワーク演習 )
39
施設実習指導Ⅰ
76
保育・教育内容研究G(自然環境づくり) 118
キャリア入門
40
施設実習Ⅰ
77
保育・教育内容研究H(科学するこころ) 119
こどもの安全(コミュニティワーク演習) 78
リトミックⅠ
120
児童の健全育成と福祉
79
教育と情報
121
児童館の機能と運営
80
保育実践演習
122
こどもの活動 ( コミュニティワーク演習 )
81
こどもの活動 ( コミュニティワーク演習 ) 124
児童館実習
125
担当者欄の
◎は科目責任者、*は客員教授を表す
140
142
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
いのちのふしぎ
(E11060)
2
15
1 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
井上 文雄
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
普段は見向きもされない虫や雑草。生き物の素朴で小さな身体には、種を保存し生きながらえていくための「ふ
しぎ」がたくさん隠されている。このような小さな生き物に目をやると、その生態や形態には驚きが満ち溢れて
いることに気付く。そこで、身近な生き物について考察を進めていく中で、必死に生きている生き物の「いのち」
について考えていく。そして、いろいろな生き物の「ふしぎ」を追求しながら、生物の多様性と共通性、
「いのち」
の連続性と神秘性について考察する。
② 学習の到達目標
身の回りの生き物の、生きるための工夫や秘密にせまることにより、生き物に対する知識を高め、生き物や自
然環境に対する理解を深めることができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
はじめに・ねらいと学習計画
第2回
無性生殖と有性生殖
第3回
身近な野草のふしぎ
第4回
虫と昆虫
第5回
雑草の生き延びる知恵(休眠・光合成)
第6回
生き物の生き延びる知恵(共生)
第7回
身近な野鳥
第8回
メダカの雌雄、産卵、孵化
第9回
命が宿る水田の生き物
第10回
チョウの生態(越冬、変態、羽化)
第11回
生物と無生物
第12回
水生昆虫と絶滅危惧種
第13回
鳴く虫
第14回
甲虫の生態と形態
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
日常生活の中で生き物に対する関心を持ち、「なぜ」という視点で自分の意見や感想を持てるようにしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度・授業記録・小レポート
⑥ 履修上の注意など
授業時に配布する課題プリントをまとめ、毎時間提出すること。別途小レポート。
子どもたちは生き物が好きである。そのような子供に対して、一緒に疑問に立ち向かえる教師・保育士であっ
てほしい。そのためにも積極的に生き物と触れ合ってほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。毎時間ワークシートを配布する。
参考書:適宜紹介する。
−1−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
文 学 と 人 間
(E11070)
2
15
1 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
尾上新太郎
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
芭蕉の伝記・作品を通し、日本文化の特徴を考える。特に、日本人の死観を問題にする。学生各自が、日本文
化について、主体的に意見が言えるようになることを目指す。
② 学習の到達目標
まず第一に、学生各自が、どんな句でも、一応とも、解釈できるようになることを目指す。ついで、学生各自
が、紙背に徹するということで、様々な問題意識を持つようになることを目指す。
③ 授業の内容・計画 第1回
芭蕉の故郷「伊賀」
第2回
芭蕉の家族
第3回
江戸の芭蕉
第4回
深川移住
第 5 回 「侘びの美」を求めて
第6回
旅の人生へ
第 7 回 「野ざらし紀行」の旅
第8回
芭蕉と荘子
第 9 回 「笈の小文」の旅
第10回
芭蕉と禅
第11回 「更科紀行」
第12回
芭蕉と国家
第13回 「おくのほそみち」の旅
第14回
表現とは何か
第15回
芭蕉の死
④ 授業時間外の学習
予習復習をちゃんとやること
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:積極的な授業参加等を評価
⑥ 履修上の注意など
なし
⑦ 教科書・参考書
教科書:なし
参考書:適宜、授業中に指示
−2−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
健康スポーツⅠ
(E11080)
1
15
1 後期 選択
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
近藤みづき
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
現代社会における環境の急激な変化の中、私たちは慢性的な運動不足に陥りがちであるため、生涯にわたり自
らの健康を保持、増進していくための知識や能力を養う必要がある。一方、これらの能力を育てるにあたり 各
自が取り組む運動や各種スポーツには、それぞれ特有の身体活動が求められ、実践における身体の動かしかた
が常に問題となる。本講義では、健康の保持、増進について正しく理解し、知識を習得すると共に、運動実践理
論の視点から運動習得について理解することをねらいとする。
② 学習の到達目標
・健康の保持、増進について正しく理解し、知識を習得する。
・運動実践理論における運動習得について理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
健康について
第2回
健康と体力
第3回
運動と健康
第4回
運動をめぐる諸問題
第5回
スポーツ運動学①人間の運動
第6回
スポーツ運動学②動きのかたちと運動構造
第7回
スポーツ運動学③運動の習熟位相
第8回
補足とまとめ
③ 授業時間外の学習
新聞等を通じて日頃から健康・運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、授業への積極性
「製作物・実技など」:提出物
⑥ 履修上の注意など
レベルは問わないが、自身の運動経験を増やしておくこと。健康生活の実践を心がけること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時プリントを配布する。
参考書:『教師のための運動学』 大修館書店
『運動学講義』 大修館書店
−3−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
健康スポーツⅡ
(E11090)
1
45
1 通年 選択
実 技
資格取得要件区分
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
担当者名
研究室
◎近藤みづき 7 号館 5 階
藤本 達男 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
健康の保持増進のためには運動が不可欠であるにもかかわらず、利便性の進んだ現代社会においては慢性的な
運動不足に陥りがちである。授業では、実際に身体を動かすことでスポーツの楽しさや爽快感を体感し、生涯に
わたって主体的にスポーツに取り組むことの重要性を理解する。また、新しい動きかたを習得する過程を通して
人格形成の契機とする。
② 学習の到達目標
・スポーツを通じて現在の体力を把握し、健康における運動の重要性を体感する。
・生涯にわたるスポーツライフの基礎的な考え方を学ぶ。
・新しい動きかたを身につける楽しさを体験する。
③ 授業の内容・計画
クラスを 2 グループに分け、近藤がその他スポーツ・藤本がテニスを担当する。
第 1 グループ
第 2 グループ
第1回
オリエンテーション(授業の説明・グループ分け)(担当者:近藤・藤本)
第2回
バドミントン①(基本のストローク)
基本のストローク(バックハンドスト
(担当者:近藤) ローク)
(担当者:藤本)
第3回
バドミントン②(サービスからの応用 基本のストローク(フォアハンドスト
練習) (担当者:近藤) ローク)
(担当者:藤本)
第4回
バドミントン③(ゲームの進め方・ル 基本のストローク(グラウンドストロ
ール・マナー)
(担当者:近藤) ークラリー)
(担当者:藤本)
第5回
バドミントン④(ダブルスゲーム)
基本のストローク(サービスとリター
(担当者:近藤) ン)
(担当者:藤本)
第6回
卓球①(基本のストローク)
応用練習(グラウンドストロークの安
(担当者:近藤) 定性を高める)
(担当者:藤本)
第7回
卓球②(ゲームの進め方・ルール・マ 応用練習(サービスリターンからラリ
ナー) (担当者:近藤) ーまで) (担当者:藤本)
第8回
卓球③(シングルス・ダブルスゲーム) ゲームの導入(ゲームの進め方・ルール・
(担当者:近藤) マナーの説明) (担当者:藤本)
第9回
ソフトバレーボール①(基本技術の習 ゲームの実施(シングルス・ダブルス
得) (担当者:近藤) ゲーム①)
(担当者:藤本)
第10回
ソフトバレーボール②(ゲームの進め ゲームの実施(シングルス・ダブルス
方・ルール・マナー) (担当者:近藤) ゲーム②)
(担当者:藤本)
第11回
ソフトバレーボール③(ゲーム・リー ゲームの実施(シングルス・ダブルス
グ戦) (担当者:近藤) ゲーム③)
(担当者:藤本)
第12回
オリエンテーション・諸測定(担当者:近藤・藤本)
第13回
基本のストローク(バックハンドスト バドミントン①(基本のストローク)
ローク)
(担当者:藤本) (担当者:近藤)
第14回
基本のストローク(フォアハンドスト バドミントン②(サービスからの応用
ローク) (担当者:藤本) 練習) (担当者:近藤)
第15回
基本のストローク(グラウンドストロ バドミントン③(ゲームの進め方・ル
ークラリー) (担当者:藤本) ール・マナー) (担当者:近藤)
−4−
第16回
基本のストローク(サービスとリター バドミントン④(ダブルスゲーム)
ン) (担当者:藤本) (担当者:近藤)
第17回
応用練習(グラウンドストロークの安 卓球①(基本のストローク)
定性を高める)
(担当者:藤本) (担当者:近藤)
第18回
応用練習(サービスリターンからラリ 卓球②(ゲームの進め方・ルール・マ
ーまで)
(担当者:藤本) ナー) (担当者:近藤)
第19回
ゲームの導入(ゲームの進め方・ルール・ 卓球③(シングルス・ダブルスゲーム)
マナーの説明)
(担当者:藤本) (担当者:近藤)
第20回
ゲームの実施(シングルス・ダブルス ソフトバレーボール①(基本技術の習
ゲーム①)
(担当者:藤本) 得) (担当者:近藤)
第21回
ゲームの実施(シングルス・ダブルス ソフトバレーボール②(ゲームの進め
ゲーム②)
(担当者:藤本) 方・ルール・マナー) (担当者:近藤)
第22回
ゲームの実施(シングルス・ダブルス ソフトバレーボール③(ゲーム・リー
ゲーム③)
(担当者:藤本) グ戦) (担当者:近藤)
第23回
まとめ(担当者・近藤・藤本)
④ 授業時間外の学習
新聞等を通じて日頃から健康、運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:授業への取り組み
「製作物・実技など」:確認テスト
⑥ 履修上の注意など
日頃から健康管理に十分留意すること。 学校指定の体操服(ポロシャツ)を着用すること。
運動に適した服装と靴(外履き・体育館シューズ)を着用すること。
系統的に授業を進めていくので欠席しないこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。随時プリントを配布する。
参考書:なし。
−5−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
法学(日本国憲法)
(E11110)
2
15
1 前期 必修
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
佐野 光彦
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
私たちが日常生活を送る場合には、様々なルールを意識しています。ルール=規範には、常識、習慣、道徳などが
含まれます。また、法律も規範の中では大きなウェイトを占めています。コミュニティの絆が弱くなってき現代の日本社
会では、隣人関係、職場、学校など様々な場所で私たちはトラブルに巻き込まれる可能性が高まり、訴訟社会になり
つつあります。そこで本講義では、知らなかったでは許されない憲法や法律の基礎を学び、合わせて法的な問題と倫
理との関係についても、みなさんと一緒に考えて見ようと思います。そして、みなさんが社会を構成する一員として、基
本的な法律知識を身につけ、それを生かすことができるようになることをねらいとします。
② 学習の到達目標
1. 基礎的な法律用語を説明することができる。日常生活上での様々な(法律)手続ができるようになる。
2. 教員・保育士として要求される社会的教養の修得を目指し、教員・保育士としての資質の向上を目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
私たちと法律とのかかわりを考える―法とは何か?(規範、法源、裁判)
法律はどのようにしてできるのかを考える①―国家と法との関係
第2回
(近代立憲主義、三権分立、社会契約論)
法律はどのようにしてできるのかを考える②―国家と法との関係
第3回
(日本国憲法誕生と基本原理)
第4回
基本的人権の尊重とは?何かを考える①-精神的自由、経済的自由、人身の自由
基本的人権の尊重とは?何かを考える②-生存権、教育を受ける権利、
第5回
労働基本権
第6回
子どもを守る法律について考える①-教育と憲法、法律との関係
第7回
子どもを守る法律について考える②-誕生と親子関係の変化
第8回
憲法 9 条だけで平和は守れるか?を考える-隣国との良好関係構築へ
人はなぜ罪を犯すと罰せられるのかを考える①―刑法と私たち
第9回
(罪刑法定主義、犯罪の成立要件)
人はなぜ罪を犯すと罰せられるのかを考える②―刑法と私たち
第10回
(裁判員裁判、死刑廃止、冤罪)
第11回
少子高齢化は何が問題か?-憲法と社会保障、シルバー民主主義
第12回
差別と人権問題を考える-いじめ、身分格差、平等権
若者を取り巻く法律問題とは?-悪徳商法などから身を守る
第13回
(借金、クレジット、連帯保証)
第14回
まとめ①―私たちの生活に法律を
第15回
まとめ②―試験対策など
④ 授業時間外の学習
新しい事件やトピックスも講義の中で取り上げるので、世の中の出来事をテレビのニュースや新聞などでチェックして下さい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:レポート、コメントペーパー、授業中の質疑・発表
⑥ 履修上の注意など
講義時にレジュメ、資料等を配布しますので、紛失しない様に保管して下さい。また、レジュメには講義の内
容をどんどん書き込んで下さい。現代日本社会の様々な法律的な問題を共に考えましょう!
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:講義中に提示します。
−6−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
国 際 文 化 比 較
(E11150)
2
15
1 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
児島建次郎
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
文明の道とは何か。2300 年前のアレクサンドロス大王の東方遠征は、人類の衝突の歴史がそこから始まった
といっていいほどの出来事でした。こうした行動の一方で「共存」や「融合」を探りました。授業では(1)ヨ
ーロッパ文明の基層をなすギリシア文化(2)大王の遠征(3)ヘレニズム文化の 3 点をキーワードに進めます。
東西文化交流の中に不透明な 21 世紀に生きるヒントを見つけ出したいと思います。
② 学習の到達目標
・ユーラシア大陸の歴史をぬりかえた文明の道、シルクロードに民族興亡や交流の姿を見て文明とは何かを知
る。
・アレクサンドロス大王の東方遠征という壮大な人類の物語を通して、新たな文明を生み出していくあり様を理
解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
オリエンテーション 授業の展開とこの科目のめざすもの
第2回
バルバロイと呼ばれたマケドニアが、どうして世界帝国を築いたか
第3回
アレクサンドロス大王を東方遠征にかりたてたペルシア戦争とは
第4回
ギリシア文明・都市国家、アテネとスパルタ
第5回
アテネ黄金期のシンボル・人間を刻んだパルテノン・神殿それはルネッサンスへ
第6回
アレクサンドロス大王の少年時代と家庭教師アリストテレス・ギリシア哲学
第7回
ロマンチストか冷酷な政治家か・大王の東方へのまなざし
第8回
大王・ペルシア帝国の政治体制を知る
第9回
世界最大の宮殿・ペルシア帝国の都ペルセポリス
第10回
アレクサンドロス大王は、何故ペルセポリスを破壊したか
第11回
アレクサンドロス大王・インドから帰還バビロンで死す
第12回
ユーラシア大陸に展開されたヘレニズム王朝の興亡とシルクロード
第13回
仏像誕生はヘレニズム文化の影響によるものか
第14回
現代にもつづく文明の衝突と融合をめぐって
第15回
21 世紀・地球文明の潮流とキーワード
④ 授業時間外の学習
教科書をよく読んで内容を理解するとともに、関連する本などにも目を通し、知的好奇心を持続させて下さい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
10%
0%
40%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、レポート
「その他」:論文(2,000 字)作成
⑥ 履修上の注意など
高校時代の『世界史』の教科書に目を通すとともに、新聞やテレビで紹介される文化のニュースに関心を持ち、
グローバルな世界の動きに目を向けて下さい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『未来への遺産・シルクロードのドラマとロマン』 児島建次郎著 雄山閣出版
参考書:『アレクサンドロスの征服と神話』 森谷公俊著 講談社
−7−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
初 期 演 習
(E11200)
1
30
資格取得要件区分
1 前期 必修
担当者名
研究室
◎牛頭 哲宏 7 号館 5 階
尾上新太郎
研究室
-
演 習
① 授業の概要・ねらい
大学における書くことの導入教育として、文献・データの検索、専門書・論文の読解、レポート・論文の作成
の技能の習得を目指す。各自の設定したテーマに基づいたリサーチを行い、そこで得た情報を再構築して小論文
を書き、それを口頭発表する。これらの活動を通して、情報活用能力と書く力を高めてもらいたい。
② 学習の到達目標
原稿用紙の使い方や文字の表記など、文章を書くに際しての基本的なきまりを確認し、大学生活に必要な実践
的な日本語表現能力を高めることを目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
イントロダクション:大学教育では何を、どう学ぶのか
(担当者:牛頭)
第2回
情報の収集と整理
(担当者:牛頭)
第3回
話を聞き、重点をメモし、文章にまとめる力を養う
(担当者:牛頭)
第4回
大学生にふさわしい「考える」力を養う
(担当者:牛頭)
図書館を活用したりインターネットを利用したりして情報を収集する力を養う
第5回
(担当者:牛頭)
第6回
レポートの作成①
(担当者:牛頭)
第7回
レポートの発表①
(担当者:牛頭)
第8回
分かりやすい口頭発表と基本スキルを身に付ける
(担当者:牛頭)
第9回
口頭発表や文章を通じて、自分の「考え方」を表現する力を養う(担当者:牛頭)
第10回
話し言葉と書き言葉
(担当者:尾上)
第11回
詩と散文の論理
(担当者:尾上)
第12回
論理とは何か
(担当者:尾上)
第13回
論理的に文章を書くこと
(担当者:尾上)
第14回
ポートフォリオの作成
(担当者:牛頭)
第15回
ポートフォリオの発表
(担当者:牛頭)
④ 授業時間外の学習
課題について、リサーチとまとめを行う。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題の提出
「製作物・実技など」:あるテーマについて各々プレゼンテーションを行う
⑥ 履修上の注意など
初期演習は導入教育であるため、必ず出席すること。提出物の未提出・遅刻・欠席が一定以上に達すると単位
を与えないために注意すること。
情報検索や編集のためにスマートフォン・タブレット・パソコンなどの情報機器端末が扱えること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に使用しないが、複数の文献を指示することや、配布資料を用意することもある。
参考書:適宜授業中に紹介する
−8−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
情 報 処 理 Ⅰ
(E11210)
1
30
1 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
まず Windows と Office Word の基本的な操作方法をマスターし、次に文書作成についての基本的な知識と技
術を習得する。具体的には、Windows の基本操作と Word の基本操作(文字入力、書式設定、レイアウト変更など)
を理解する。その上で、案内状や通信といった応用文書を作成する方法を習得する。さらに、学びの場における
ICT の活用方法も学習し、ICT を積極的に教育現場で活用できる能力の向上をはかる。その際には、ICT の活用
において重要な情報セキュリティと情報モラルに関する学習も行う。
② 学習の到達目標
コンピュータの基礎知識を修得し、同時に Windows の基本操作ができるようになること。
ワープロソフトの基本操作を修得した上で、さまざまな文書が作成できるようになること。
教育現場における ICT の活用方法を理解し、自らも積極的に ICT を活用できるようになること。
ICT を活用する際の最低限の情報倫理を理解し実践できること。
③ 授業の内容・計画
第1回
ガイダンス、Windows の基本操作
第2回
描画ソフトの活用
第3回
Word の操作①(基本課題:チラシの作成)
第4回
Word の操作②(応用課題:ポスターの作成)
第5回
Word の操作③(自由課題)
第6回
通信の創作①(コンセプトの作成)
第7回
通信の創作②(内容とレイアウト)
第8回
通信の創作③(完成と振り返り)
第9回
レポートの作成
第10回
保育・教育の場における ICT の活用方法
第11回
事務処理のツールとしての ICT の活用
第12回
コミュニーケーションの手段としての ICT の活用
第13回
学びのツールとしての ICT 活用
第14回
ICT を活用した問題解決
第15回
情報セキュリティと情報モラル
④ 授業時間外の学習
各授業で学習したコンピュータ操作に関する演習を、自宅のパソコンや情報教室の空き時間を活用して行い確
実に定着させること。各回授業で学んだ内容を振り返り、保育・教育の現場におけるコンピュータ活用に関する
理解を深めておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題・作品
⑥ 履修上の注意など
USB メモリを必ず持参のこと(演習で作成したファイルを保管するため)。
演習を中心とする授業なので、できる限り欠席が無いように心がけて欲しい(欠席の場合は、自己責任でフォ
ローしておくこと)。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『学生のための Office2013 &情報モラル』 noa 出版
参考書:使用しません。
−9−
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
情 報 処 理 Ⅱ
(E11220)
1
30
1 後期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
Office Excel の基本的な操作方法、Office Power Point の基本的な操作方法を習得し、また Power Point を用い
たプレゼンテーションが実施できる能力の育成をねらいとする。具体的な内容としては、まずは Excel の基本操
作について学ぶ。その後、基礎的な表計算やグラフの作成、Excel を教育現場で活用する方法を身につける。また、
PowerPoint を使用したスライドを作成し、実際にプレゼンテーションを行うことを通して、教育現場における
プレゼンテーション実践力を身につける。
② 学習の到達目標
Excel の基本操作ができ、それを教育現場で活用することができるようになること。
PowerPoint の基本操作ができ、PowerPoint を用いて効果的なプレゼンテーションコンテンツの作成ができる
になること。
プレゼンテーションツールを用いて、説得力があるプレゼンテーションができるようになること。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンス Windows の基本操作
第2回
Excel の操作①(基本課題:スコアの集計)
第3回
Excel の操作②(基本課題:データの可視化)
第4回
Excel の操作③(応用課題:学術データの処理)
第5回
プレゼンテーションの基礎
第6回
PowerPoint の操作①(基本課題:コンテンツ作成)
第7回
PowerPoint の操作②(応用課題:学術的内容のプレゼンコンテンツ作成 1)
第8回
PowerPoint の操作③(応用課題:学術的内容のプレゼンコンテンツ作成 2)
第9回
プレゼンテーション作品の創作①(作品コンセプトの立案)
第10回
プレゼンテーション作品の創作②(コンテンツ作成)
第11回
プレゼンテーション作品の創作③(作品完成、発表練習)
第12回
プレゼンテーション実践①(作品発表会 クラス人数の 1/3)
第13回
プレゼンテーション実践②(作品発表会 クラス人数の 1/3)
第14回
プレゼンテーション実践③(作品発表会 クラス人数の 1/3)
第15回
振り返りと作成した作品の改善
④ 授業時間外の学習
各授業で学習したコンピュータ操作に関する演習を、自宅のパソコンや情報教室の空き時間を活用して行い確
実に定着させること。授業時間内に完成できなかった課題については、次回の授業までに完成させておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
15%
10%
25%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「製作物・実技など」:プレゼンテーション
「その他」:授業内で提出する課題・作品
⑥ 履修上の注意など
USB メモリを必ず持参のこと(演習で作成したファイルを保管するため)。
演習を中心とする授業なので、できる限り欠席が無いように心がけて欲しい(欠席の場合は、自己責任でフォ
ローしておくこと)。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『学生のための Office2013 &情報モラル』 noa 出版 (情報処理Ⅰと同じ)
参考書:使用しません
− 10 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
英語コミュニケーションⅠ
(E11230)
1
30
1 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
CAROLK.DALLOS
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
The class will consist of oral / aural tasks striving to improve these abilities with concentration placed on
conversation. Priority will be placed on listening and speaking.
② 学習の到達目標
The focus of this course will be to enhance the students’communicative use of spoken English. Emphasis will
be placed upon language acquisition, with the aim of utilizing this skill as a tool for students to fulfill their own
personal goals.
③ 授業の内容・計画 第1回
Pronunciation exercise; Hi there! , Where do you work?
第2回
I never get up late. , I do karaoke on Wednesday.
第3回
Can you use a computer? , I can play basketball.
第4回
Review1; music listening exercise
第5回
I like Italian food.
第6回
My perfect date likes music.
第7回
Can I call you back later?
第8回
It’s snowing.
第9回
Quiz; Picture puzzle listening exercise
第10回
How do I get to the bank? , Where can I buy a ticket?
第11回
Review2; Would you like to go to the movies?
第12回
I’m babysitting on Thursday.
第13回
Music listening exercise; Picture puzzle listening exercise
第14回
Review3; Look at and discuss teacher’s photos
第15回
Comprehension check
④ 授業時間外の学習
It will be informed in class when necessary.
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
0%
20%
「定期試験」:writing and listening
「平常点」:homework and class participation
「その他」:quizzes
⑥ 履修上の注意など
The class evaluation will be based on participation, homework, quizzes, and the final exam. Students are
required to bring pens, pencils and paper to all classes.
⑦ 教科書・参考書
教科書:『Get Real!』
Angela Buckingham, Miles Craven and David Williamson MACMILLAN
参考書:Not Applicable
− 11 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
英語コミュニケーションⅡ
(E11240)
1
30
1 後期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
脇本 聡美
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
「英語コミュニケーションⅠ」に引き続き、国際社会で様々な文化的背景をもつ人々とコミュニケ-ションす
るための手段としての英語を習得できるよう学習する。リスニングとリーディングという理解のための技能に加
え、スピーキングとライティングという発信のための技能のスキルアップを図る。言語学習者は、同時にその言
語の利用者であると考え、今の習得レベルでできることに取組む姿勢を身につけ、英語学習を通して、異文化に
触れることを授業の目的とする。
② 学習の到達目標
基礎的な英語表現を習得し、伝えたいことを自分の知っている英語表現を使って、センテンスでアウトプット
できることを目標とする。毎時間 2 名ずつ全員がプレゼンテーションを行う。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション、1. Would you like chicken or fish?
第2回
2. Can I have your passport, please?
第3回
3. My mother has her own business.
第4回
4. Can I check my email?
第5回
5. Are you ready to order?
第6回
Quiz, Destination: The UK
第7回
6. Where’s the station?
第8回
7. Can I use my card in this ATM?
第9回
8. Do you have a non-smoking room?
第10回
9. I have a stomachache.
第11回
10. I’m from Japan.
第12回
Quiz, Destination: New Zealand
第13回
11. What time does it start?
第14回
12. Have you been to the islands?
第15回
13. I really like rugby!
④ 授業時間外の学習
各ユニットの復習課題、リスニング・ライティング課題、プレゼンテーション準備
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト、課題、授業での取り組み、プレゼンテーション
⑥ 履修上の注意など
授業には必ず教科書を持参すること。課題を仕上げること。全員が与えられたテーマでプレゼンテーションを
行う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:Passport 1 Angela Buckingham, Lewis Lansford Oxford UP
参考書:随時紹介する
− 12 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
中国語コミュニケーション
(E11260)
1
30
1 後期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
佟 曉寧
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
この講義は中国語の入門クラスで、発音、基礎文法、挨拶の言葉、会話文を勉強します。発音段階に DVD(発
音要領)などを見ながら勉強し、同時にあいさつの言葉も勉強します。その後、日本人留学生中西くんの話を軸
に、自己紹介から、ホテルの宿泊、買い物など日常生活に役立つ会話文を勉強します。この勉強を通して中国語
の基礎文法、挨拶、簡単な会話をマスターすることを目指します。同時に中国の世界遺産、大学事情、町と暮ら
し、伝統文化などを紹介します。
② 学習の到達目標
①発音 中国語発音表記(ピンイン)をマスターする。②挨拶 文法にこだわらず、簡単な日常挨拶ができる
③文法 基礎文法の勉強により、簡単な文章が作れる。④会話 簡単な日常会話ができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
第1課 中国語の音節・声調・単母音
第2回
第2課 子音1・挨拶の言葉 (発音のDVD 視聴)
第3回
第3課 子音2・複母音・挨拶の言葉 (発音のDVD 視聴)
第4回
第4課 子音・鼻音・挨拶の言葉 (発音のDVD 視聴)
第5回
発音のまとめ
第6回
第5課 名前の言い方とたずね方 第7回
第6課 BE動詞「是」・助詞「的」 第8回
第5・6課 まとめ
第9回
第7課 中国語の語順(SVO)・連動文 第10回
第8課 助動詞「想」・動詞「有」・指示代名詞
第11回
第7・8課 まとめ
第12回
第9課 動詞「在」・方位詞・前置詞・場所代名詞 第13回
第10課 数の言い方・お金の言い方・形容詞の文
第14回
第9・10課 まとめ
第15回
総合復習(レポートの指導)
④ 授業時間外の学習
・教科書中心の授業なので、予習、復習をするのは大切です。
・教科書付属のCDを事前に聞くのは重要です。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:レポート(簡単な自己紹介等)
「平常点」:積極的な授業参加・受講態度
「製作物・実技など」:課題提出
⑥ 履修上の注意など
積極的な授業参加を期待します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『しゃべってもいいとも 中国語』 陳淑梅・劉光赤、 朝日出版社 , 2010
参考書:随時紹介します
− 13 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
多文化コミュニケーション
(E11270)
1
30
1 後期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
金 千秋
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
「多文化コミュニケーション」とは「多様」な「人が生きる、生活する中で生まれた、あるいは生まれる」文
化の違いを「対話」「交流」「出会う」ことで理解していくということへの気づきのための授業である。
本学のある神戸・長田は、多様な文化背景をもつ人々が共に生活する「まち」であり、そのことが大きなファ
クターとなって、1995 年の阪神・淡路大震災での「まちづくり」の中で、未来社会のより良いあり方を予感する数々
の教訓や取り組みが生まれた「まち」でもある。
将来子どもたちの教育に従事する学生たちに、教育現場は 10 年先、20 年先の時代を担う人材を育成するための場
であり、現代の教室には 22 人に一人は日本国籍ではない親を持つという児童が存在していることへの気づきをいざない、
その多様な違いを、教室の中の「問題」としてみるのではではなく、多様さ・違いとともに日々すごすことが、教室全
体の豊かさを育むことであると実例を挙げながら伝えたい。そして学生自身が現場とする将来の教室から、多様である
事を誇りとする人間能力の高い子どもたちが、巣立っていくという連鎖を期待している。
② 学習の到達目標
コミュニケーションを通じて、自他の違いの気づき。その気づきから自分自身の内面理解と自主的発言。事象
に対する論理の形成。そして将来の教室運営のなかにある自分自身の姿とリンクしてイメージ。
③ 授業の内容・計画
第1回
大学の位置する地域の歴史をたどる。地域の中の多文化、文化交流を紐解く。
第2回
多文化コミュニケーションの 15 回の授業で求めるところの共有理解
第3回
震災から生まれたもの、阪神淡路大震災と東日本大震災。
第4回
教科書を中心に授業進行。授業理解のためのショートリポート
第5回
教科書を中心に授業進行。授業理解のためのショートリポート
第6回
多様な背景を持つ人々からの発信を DVD1。授業理解のためのショートリポート
第7回
各自の感想文を題材に、ワークショップを行う。
第8回
教科書を中心に授業進行。授業理解のためのショートリポート
第9回
教科書を中心に授業進行。授業理解のためのショートリポート
第10回
多様な背景を持つ人々からの発信を DVD2。授業理解のためのショートリポート
第11回
各自の感想文を題材に、ワークショップを行う。ショートリポート
第12回
教科書を中心に授業進行。授業理解のためのショートリポート
第13回
教科書を中心に授業進行。授業理解のためのショートリポート
第14回
各自の感想文を題材に、ワークショップを行う。ショートリポート
第15回
最終ワークショップ、コミュニケーションの集大成。
④ 授業時間外の学習
教科書は実際の教育現場で非常に役立つものだと考えている。授業前に設問を読んで自分に引き付けた経験に
ついて、考えておくことが非常に重要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
20%
10%
「定期試験」:レポート
「平常点」:授業出席率、授業での参加意欲、発表などの態度
「製作物・実技など」:ショートレポート
「その他」:ワークショップでの積極性
⑥ 履修上の注意など
地域との生のふれあいを行う神戸常盤大学ボランティアセンターへの参加に期待。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『知っていますか?人権教育 一問一答』 森 実 著 解放出版社
参考書:現時点ではなし。
− 14 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
キャリアの基礎Ⅰ
(E11300)
1
30
資格取得要件区分
1 前期 必修
担当者名
研究室
◎古橋 右希 7 号館 2 階
内田 樹* 非常勤講師
細田 晴美
控室
-
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育士や教員、教育者としてのキャリアを形成していくうえで、はじめに人としての基礎づくりをめざす。
自らを見つめる力が求められる書道、他者と一体となっていくことで、自己の持つ力を十全に発揮する合気道。
それぞれの精神と作法について、専門家から手ほどきを受け、精神性を高めると同時に具体的な作法の基礎を習
得する。そうした体験ののち、グループに分かれて意見交換を行い、各自の感じ方や考えを伝える態度と他者の
意見を聴き、自らの感じ方や考えを検討する態度を養う。
② 学習の到達目標
書道・合気道をとおして、それぞれの具体的な作法の基礎を習得し、精神性を高める。また講義を受けたのち、
受講者をいくつかのグループに分け、話し合うことで、伝える態度・聴く態度を身に付ける。
③ 授業の内容・計画
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
A クラス
オリエンテーション
書道①みる
(担当者:細田)
書道②かく
(担当者:細田)
書道③はなす
(担当者:細田)
書道④つづける
(担当者:細田)
書道⑤きく
(担当者:細田)
書道⑥もういちどみる
(担当者:細田)
グループ討論
合気道①合気道とは
(担当者:内田)
合気道②初歩的な呼吸法等 (担当者:古橋)
合気道③基礎的な捌き・受身(担当者:古橋)
合気道④基本の術理
(担当者:古橋)
合気道⑤術理の応用
(担当者:古橋)
合気道⑥基礎的な技
(担当者:古橋)
グループ討論とまとめ
B クラス
(担当者:古橋)
合気道①合気道とは
(担当者:内田)
合気道②初歩的な呼吸法等 (担当者:古橋)
合気道③基礎的な捌き・受身(担当者:古橋)
合気道④基本の術理
(担当者:古橋)
合気道⑤術理の応用
(担当者:古橋)
合気道⑥基礎的な技
(担当者:古橋)
(担当者:古橋他)
書道①みる
(担当者:細田)
書道②かく
(担当者:細田)
書道③はなす
(担当者:細田)
書道④つづける
(担当者:細田)
書道⑤きく
(担当者:細田)
書道⑥もういちどみる
(担当者:細田)
(担当者:古橋他)
④ 授業時間外の学習
オリエンテーションの内容および各授業時に伝えることを踏まえて授業に臨むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:期末レポート
「平常点」:課題への取り組み態度、討議への取り組み態度、レポート等
⑥ 履修上の注意など
受講時の取り組み態度を重視する。
準備物:書道…筆ペン(中字用)、合気道:運動用の服装(靴不要、長袖上下、道衣も可)
⑦ 教科書・参考書
教科書:なし。資料を適宜配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 15 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
キャリアの基礎Ⅱ
(E11310)
1
30
資格取得要件区分
1 後期 必修
担当者名
研究室
◎橋本 好市
井上 重義*
尾﨑 織女* 7 号館 5 階
片山 喜章* 研究室他
清流 祐昭*
岩井由佳子
-
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育士や教員としてのキャリアを形成していく上で、こどもと楽しみながら心を通わせる方法を体感し、専門性に入
るための基盤作りを目指す。原初的なふれあいのあり方として、まずは歌の原点であるわらべ歌、次に身体的なかかわ
りが心を開く体験となる運動遊びについて、実践を踏まえて体感する。最後にこどもとのかかわりで重要な役割を果た
す玩具についても、日本や世界で受け継がれてきた実際の玩具に出会いその背景を学び、こどもの遊びや玩具につい
て認識を深める。またグループ毎に、こどもと心通わせる遊び方を考えだす取り組みをし、創造的な態度を養う。
② 学習の到達目標
遊びに対する基礎的な理解を行う。「伝承遊び」「身体遊び」「玩具遊び」等の、基礎的な技術の習得とその意
義等を理解し、「あそび」の本質を踏まえた上で様々な遊びについて発展的にかかわる。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション(担当者:橋本)
伝承の遊びの理解 わらべ歌 1
身体遊びの理解 運動遊び 1
第2回
(担当者:清流・岩井)
(担当者:片山)
伝承の遊びの理解 わらべ歌 2
身体遊びの理解 運動遊び 2
第3回
(担当者:清流・岩井)
(担当者:片山)
伝承の遊びの理解 わらべ歌 3
身体遊びの理解 運動遊び 3
第4回
(担当者:清流・岩井)
(担当者:片山)
伝承の遊びの理解 わらべ歌 4
身体遊びの理解 運動遊び 4
第5回
(担当者:清流・岩井)
(担当者:片山)
身体遊びの理解 運動遊び 1
伝承の遊びの理解 わらべ歌 1
第6回
(担当者:片山)
(担当者:清流・岩井)
身体遊びの理解 運動遊び 2
伝承の遊びの理解 わらべ歌 2
第7回
(担当者:片山)
(担当者:清流・岩井)
身体遊びの理解 運動遊び 3
伝承の遊びの理解 わらべ歌 3
第8回
(担当者:片山)
(担当者:清流・岩井)
身体遊びの理解 運動遊び 4
伝承の遊びの理解 わらべ歌 4
第9回
(担当者:片山)
(担当者:清流・岩井)
第10回
玩具遊びの理解 日本玩具博物館見学
(担当者:橋本)
第11回
玩具遊びの理解 日本玩具博物館見学
(担当者:橋本)
第12回
遊びの実践創作活動 1 対象者について
(担当者:橋本)
第13回
遊びの実践創作活動 2 対象者理解に応じたあそび
(担当者:橋本)
第14回
遊びの実践創作活動 3 班ごとのあそび創作
(担当者:橋本)
第15回
遊びの理解と実践 実践発表会 (担当者:橋本)
④ 授業時間外の学習
自らの遊び体験について成育歴から振り返り、最近のこども達の遊びの種類や内容等について、認識しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:定期的なミニレポート及び提出物、課題への取り組み姿勢
「製作物・実技など」:遊びの創作発表を評価
⑥ 履修上の注意など
体験活動を中心とした遊びの実践的な授業なので、積極的な受講態度で臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
使用しない。
− 16 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 原 理
(E12000)
2
15
1 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
保育に関する基本的な考え方について、全般的な理解を深める事を目的とする。本講義では、保育の本質、乳
幼児の理解、保育の思想や歴史、幼稚園教育要領や保育所保育指針の変遷、保育のねらいと内容等を扱う。さら
に、他の専門教科目との関連性にも触れながら、保育の方法、保育の環境、教育課程、保育計画、保育者の専門
性、現代の保育の課題等についても言及する。
② 学習の到達目標
保育に関する基本的な考え方への理解を深め、広くこどもに関わる課題に触れ、その中から、保育感を形成す
るための出発点としての問題意識を持つ。
③ 授業の内容・計画 第1回
保育とは何か ―保育の基盤―
第2回
こどもの世界に近づく 1 ―こどもの育ちと絵本―
第3回
こどもの世界に近づく 2 ―こどもの育ちと児童文化財―
第4回
こども時代に大切に育てたいこと 1―保育所・幼稚園・認定こども園―
第5回
こども時代に大切に育てたいこと 2―保育所保育指針・幼稚園教育要領―
第6回
保育の歴史・思想から学ぶ 1―欧米の保育の歴史―
第7回
保育の歴史・思想から学ぶ 2―日本の保育の歴史―
第8回
諸外国の保育と保育課題
第9回
保育における子育て支援
第10回
育ちや学びの連続性について考える
ゲストスピーカー
第11回
保育の現状と課題 1―諸外国の保育と保育課題 ―
第12回
保育の現状と課題 2―諸外国の保育と保育課題 保育サービス向上と評価―
第13回
保育の現状と課題 3 遊びとこども
ゲストスピーカー
第14回
保育の現状と課題 4 メディアとこども
第15回
保育をつくる―これからの保育と保育者の専門性―
④ 授業時間外の学習
新聞・参考図書等を読み、保育の減退的課題や望ましい保育観についての考えをまとめる。
児童文化に興味を持ち、絵本や遊具、遊び等について実践的に学ぶ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加、受講態度、小レポート、グループ活動、口頭発表
「製作物・実技など」:絵本ノート、私の乳幼児期
⑥ 履修上の注意など
講義内容を適宜まとめ、各自の課題を見つけ出す等、積極的な授業参加を期待する。授業内容・計画は進行具
合等によっては変更することがあるので、授業内の変更連絡に注意する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新・保育原理―すばらしき保育の世界へ』 三宅茂夫編 みらい 参考書:『10 代の本棚―こんな本に出会いたい―』あさのあつこ編著 岩波ジュニア親書
『幼児期』岡本夏木著 岩波新書
『絵本と私』中川里枝子著 福音館書店
− 17 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教 育 原 理
(E12010)
2
15
1 後期 必修
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
光成研一郎
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
従来の教育観が大きく揺らぎ、信頼を失いつつある一方で、今日ほど教育の必要性が叫ばれている時代もない。
それゆえに今教育が根本的、原理的に問われなければならないのである。この教育原理においては、教育とは何か、
教育の目指すところは何かといったことを原理的に考察していくとともに、教育の思想ならびにその歴史について
も考察を加えていく。
② 学習の到達目標
教育の基礎的概念、理論、歴史に関する体系的知識を修得することをめざす。
③ 授業の内容・計画 第1回
教育の語義と概念・理念
第2回
教育の必要性と可能性
第3回
教育の目的
第4回
教育の歴史・思想
第5回
教育の基礎的概念と諸理論
第6回
家庭教育の特質と機能
第7回
現代家庭教育の抱える課題
第8回
学校教育の特質と機能
第9回
現代学校教育の抱える課題
第10回
社会教育の特質と機能
第11回
教育制度
第12回
生涯学習時代の学び
第13回
教育の課程
第14回
教育の実践
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
講義終了後に次回の授業テーマについて予告をするので、教科書や資料などを読み、授業に臨むこと。予習・
復習の課題を適宜指示する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業に臨む態度、授業中に行う小テスト、BRD、課題の提出状況などを含む。
⑥ 履修上の注意など
講義内容にのっとったレポートの提出を求めることがある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『人間形成のイデア』 武安宥 昭和堂
参考書:随時紹介する。
− 18 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教
職
論
(E12020)
2
15
1 前期 必修
講 義
資格取得要件区分
担当者名
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
研究室
◎土戸 敏彦 7 号館 2 階
多田 琴子 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
教育・保育という人間に固有の営みについて、とりわけ教師・保育者という存在に焦点を当て、その意義・役
割等をさまざまな視点から考察し、各人が教職についての理解を深めることをめざす。
② 学習の到達目標
教職の意義と役割、その職務内容や服務、社会的地位などについて、広範な知識を習得し、しかるべき理解を
得ることを目標とする。
③ 授業の内容・計画
第1回
オリエンテーション (担当者:土戸)
第2回
教育とは何をすることか (担当者:土戸)
第3回
教育をめぐる現代の状況 (担当者:土戸)
第4回
学校教育について (担当者:土戸)
第5回
教職の意義 (担当者:土戸)
第6回
教師像をめぐって (担当者:土戸)
第7回
教師の役割 (担当者:土戸)
第8回
教師の身分と服務 (担当者:土戸)
第9回
教師の勤務条件・環境等について (担当者:土戸)
第10回
進路選択とその指導 (担当者:土戸)
第11回
教師としての適性 (担当者:土戸)
第12回
子ども理解にかかわる保育者の専門的職能形成について (担当者:多田)
第13回
保育を支える基盤として環境と文化を捉え、実践とカリキュラムをマネージメン
トする
(担当者:多田)
第14回
保育者に求められる基本的資質や人間性 (担当者:多田)
第15回
教師・保育者を取り巻く諸問題 (担当者:土戸)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポート
⑥ 履修上の注意など
教室の座席は指定する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:教科書は指定しない。
参考書:参考書は授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 19 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
発 達 心 理 学 A
(E12030)
2
15
1 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
後藤 晶子
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
発達を援助する立場にいる保育士・教員は、人間の発達の特性と道筋を充分に理解し、一人一人の発達過程に
応じて見通しをもってかかわることが求められる。胎内から始まる人間の発達について、初期経験の重要性につ
いて認識を深めるとともに、乳児期から幼児期、児童期にかけての発達について、諸側面からその特徴を確認し、
人間は生涯を通して発達していく存在であることを理解する。
② 学習の到達目標
人間発達の特殊性を理解し、胎内からの人の発達の様相について掌握するとともに、発達心理学にかかわる重
要なキーワードを理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
人生の始まり
第2回
生後すぐの様子
第3回
赤ちゃんが知覚する世界 第4回
ヒトの発達の特殊性
第5回
遊びの中の発達
第6回
考える力の発達
第7回
養育者との信頼関係
第8回
愛着について
第9回
ことばの前のやりとり
第10回
自我の芽生えと感情の発達(1)気質の理解 第11回
自我の芽生えと感情の発達(2)第一反抗期
第12回
他者理解の発達
第13回
こども理解の理論 第14回
こども理解の方法
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
・事前あるいは事後に求められる課題に取り組む。
・授業内容の復習をする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業後に提出するミニレポート、時に実施する小テスト、提出課題。
⑥ 履修上の注意など
授業時の課題に真摯に取り組むこと。
万が一欠席した場合には、当該授業時の配布プリントや課題について自発的に確認にくること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新訂 子どもとかかわる人のための心理学』 沼山 博・三浦主博編著 萌文書林
参考書:適宜紹介する。
− 20 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
基 礎 実 習 Ⅰ
(E12100)
1
30
資格取得要件区分
1 通年 必修
担当者名
研究室
◎橋本 好市
上月 素子 7 号館 5 階
多田 琴子
研究室
松尾 寛子
-
実 習
① 授業の概要・ねらい
保育所・保育所以外の福祉施設・子育て支援センター及び小学校の現場に出向き、基礎的な体験をする。実習
の方法としては、見学・観察を主とする。各施設の概要、実習の手順や内容、実習課題の設定等の事前学習を基
として、実際の雰囲気や保育・教育の様子に触れながら、乳幼児・児童及び教職員、あるいは保護者と出会い、
各施設の特徴および教職員としての職務も合わせて知る機会とする。
② 学習の到達目標
将来保育や教育に携わる者として、子どもが家庭以外で日常を過ごす場にどのようなものがあるかについて理
解する。保育・教育現場で実習する基本的態度を身に付ける。
③ 授業の内容・計画 第1回
授業オリエンテーション(担当者:多田)、保育所見学ガイダンス(担当者:松尾)
第2回
保育所見学
(担当者:松尾)
第3回
保育所見学
(担当者:松尾)
第4回
子育て支援センターガイダンス
(担当者:上月)
第5回
子育て支援センターガイダンス
(担当者:上月)
第6回
子育て支援センター見学
(担当者:上月)
第7回
子育て支援センター見学
(担当者:上月)
第8回
施設見学実習ガイダンス
(担当者:橋本)
第9回
児童福祉施設見学
(担当者:橋本)
第10回
児童福祉施設見学
(担当者:橋本)
第11回
児童福祉施設見学実習の振り返り
(担当者:橋本)
第12回
小学校見学ガイダンス
(担当者:多田)
第13回
小学校見学
(担当者:多田)
第14回
小学校見学
(担当者:多田)
子育てセンター・保育所・小学校見学実習の振り返り(担当者:上月、松尾、多田)
第15回
基礎実習Ⅰの振り返り
(担当者:橋本)
④ 授業時間外の学習
それぞれの施設について、ガイダンス資料、自身で調べてノートにまとめたこと、関連する授業内容をふまえ、
現場で確かめたいことなど事前に把握して出向くこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
60%
0%
40%
「平常点」:実習参加度、グループ討議の様子 等
「その他」:振り返り学びレポート
⑥ 履修上の注意など
事前指導の内容をふまえて実習に出向くこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』 厚生労働省編 フレーベル館
『小学校学習指導要領解説』 文部科学省 東洋館出版社
参考書:適宜紹介する。
− 21 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
児 童 福 祉
(E13010)
2
15
1 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
少子高齢社会にある現在において、安心してこどもを健やかに産み育てること、生活上の多様な課題を抱える
家庭とその子どもへの社会的課題が山積している。また社会全体でこどもを育てるという認識のもと、 未来の宝
である子どものより良い発達と成長のために児童家庭福祉の取り組みがある。児童家庭福祉の理念や制度や実践
について、法体系を踏まえつつその制度等について学んでいく保育士は児童福祉法に定められる、 児童福祉の専
門職であり、専門職としてふさわしい知識と技術の獲得の第一歩となるように真摯な態度の受講を期待する。
② 学習の到達目標
児童福祉についての基本的な理念・事項の理解ができる。現代社会における児童家庭福祉についての事象に興
味・関心を持ち、自分なりの見解を持つことができるようになる。
③ 授業の内容・計画 第1回
現代社会と児童家庭福祉
第2回
こどもの理解
第3回
こどもを取り巻く社会状況
第4回
児童家庭福祉の歴史
第5回
こどもの権利と児童家庭福祉
第6回
児童家庭福祉と関係法規
第7回
児童家庭福祉と制度・機関
第8回
児童福祉施設
第9回
少子化と子育て支援対策
第10回
児童虐待と家族支援
第11回
特別な支援を要する児童へのサービス
第12回
多様な保育ニーズと保育
第13回
児童福祉の専門職
第14回
児童家庭福祉の動向
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
日常の生活の中においてこどもの存在に気付き、こどもたちがどのような生活を送っているのかについて関心
をもつ。自分自身の幼少期を振り返り、かかわってきた施設や・機関などについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験を実施。
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
広くこどもに関わる基礎となる授業です。こどもの基礎的な理解を行えるように社会との関わりでとらえてい
きます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育福祉小六法』 みらい
参考書:『保育と社会福祉』 橋本好市編 みらい
その都度適宜紹介。
− 22 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
社 会 的 養 護
(E13030)
2
15
1 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
児童憲章において「子どもはよい環境の中で育てられる」と謳っている。基本的にはその理念は、子どもを取
り巻く家族あるいは家庭においてなされる事が期待されている。しかし近年の子どもを取り巻く社会状況の変化
は、必ずしも家庭での子どもの育ちを保障するものではなくなっている。そのような状況のもとにおかれている
子どもには、家庭に代わり社会がその育ちを保障しなければならない。そのような社会的養護を必要としている、
子どもの存在に照準をあて、その理念や歴史、法律、制度などの理解を目的とする。
② 学習の到達目標
社会的養護の基本的な知識や理論について体系的に理解できるようになる。 現代社会で子どもを守り育てる意
義について自分なりの見解を持つことができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
現代社会と児童養護
第2回
社会的養護の必要性
第3回
子どもを取り巻く社会状況
第4回
児童養護の歴史と体系
第5回
施設における児童養護
第6回
施設養護の基本的原理・特質
第7回
施設養護の内容と種類
第8回
生活支援と環境調整
第9回
養護系施設の理解
第10回
障害児系・治療系施設の理解
第11回
育成系 ・ 保健系施設の理解
第12回
施設の管理と運営
第13回
児童養護の専門職(ゲストスピーカー予定)
第14回
施設における援助技術
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
子どもの幸せとはどのようなことか自分自身でまとめておく。またその幸せを達成するために必要な事柄や制
度とはどのようなものであるかを考えておく。児童虐待についてのマスメディアの報道に関心を持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験を実施
「平常点」:受講態度、課題への参加意欲・取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
社会的養護を要する子どもとの人権と人生に関わる講義内容であることに留意と配慮を意識して受講すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育と社会的養護内容』 橋本好市・原田旬哉編 みらい
1 回生時使用の『保育福祉小六法』 橋本好市編 みらい
参考書:『保育と社会福祉』みらい
その都度適宜紹介。
− 23 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教 育 心 理 学
(E13100)
2
15
1 後期 必修
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
柳原利佳子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
教育心理学は、教育や保育に携わろうとする者にとって欠かせない乳幼児・児童理解の基礎となる学問である。
本講義では、教育現場・保育現場において教育者・保育者と子どもが相互に影響し合いながら、学び育っていく
過程のなかで織り成されるさまざまな心理活動の理解を進める。特に、教育心理学の 4 領域「発達」「学習」「人
格」
「測定・評価」の内容を中心に講義を行う。広い範囲にわたっているので、各人が教育心理学の専門用語や
理論などの基礎的知識を習得すると同時に、教育者・保育者としての子ども観を構築してほしい。
② 学習の到達目標
教育や保育を展開する際にはさまざまな問題が発生することが予想される。それらを解決するために活用でき
るような幅広い教育心理学の知識と心理学的な捉え方を理解する。
③ 授業の内容・計画 第1回
教育心理学とは
第2回
発達課題
第3回
思考の発達
第4回
遺伝と環境
第5回
発達と教育
第6回
知能
第7回
パーソナリティの構造
第8回
パーソナリティの測定
第9回
学習理論
第10回
動機づけ
第11回
教育評価
第12回
集団としての子ども
第13回
不適応行動
第14回
発達援助の理解
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業計画を参照し、事前に教科書を読んで授業に臨んでください。また、毎回復習チェックもしくは小テスト
を実施するので、授業の中で出てきた専門用語など、授業後にその都度まとめて整理しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:小テスト・小レポート等
⑥ 履修上の注意など
私語厳禁。講義内容を適宜ノートにとるなど、積極的な授業参加を期待します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『教育心理学ルック・アラウンド わかりたいあなたのための教育心理学』 山崎史郎編著 おうふう
− 24 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こどもの保健ⅠA
(E13120)
2
15
1 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
角田 信子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
子どもが心身共に健康な生活を保持するためには、保育者が幼児に必要な保健と安全及び幼児の特性を習得す
ることが求められる。本講義では発育・発達の基礎的知識を学ぶと共に、子どもの健康状態や発達段階の把握、
さらに日常でみられる症状や疾病及び幼児に必要な保健と安全教育について理解し、ヘルスプロモーションの理
念に基づき子どもの健康について学ぶ。
② 学習の到達目標
子どもの健康と保健の意義・目的を理解し、子どもの発育・発達の基礎的知識を得る。また、子どもの病気の
特徴を理解し、疾病を持つ子どもの援助および予防方法を理解する。
③ 授業の内容・計画 第1回
子どもの健康と保健の意義
第2回
子どもの健康概念と健康指標
第3回
子どもの発育と発達の概念
第4回
子どもの身体発育と保健
第5回
子どもの発育・発達①生理機能の発達(呼吸、循環、免疫、消化)
第6回
子どもの発育・発達②生理機能の発達(排泄、水分代謝、体温、睡眠、感覚器)
第7回
子どもの発育・発達③運動機能の発達
第8回
子どもの発育・発達④精神機能の発達、情緒・行動発達
第9回
健康状態の把握と子どもの疾病の特徴
第10回
子どもの病気と予防①感染症
第11回
子どもの病気と予防②感染症
第12回
子どもの病気と予防③先天異常、アレルギー性疾患等
第13回
子どもの病気と予防④消化器疾患、呼吸器疾患、循環器疾患等
第14回
子どもの病気と予防⑤神経系疾患、泌尿器系疾患、その他の疾患
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
教科書や資料などを読み、講義に臨むこと。また、保健に関係する情報に関心をもち、関係図書を読むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、受講態度、レポート・口頭発表
⑥ 履修上の注意など
積極的に学習する意欲をもつて、授業に参加すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子どもの保健Ⅰ』 佐藤益子 編著 ななみ書房
参考書:適宜紹介する。
− 25 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こどもの保健ⅠB
(E13130)
2
15
1 後期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
角田 信子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
子どもの発達段階における特徴・課題を理解した上で心の健康問題や精神保健の基礎的な理論、知識を習得す
る。子どもの生命の保持、情緒安定を図るために必要な環境整備と安全対策・安全教育について基礎的な理論を
学び、保育現場並びに教育現場で活用するための知識を習得する。さらに、家庭・地域・専門機関との連携の重
要性を習得する。
② 学習の到達目標
子どもの精神保健とその課題について理解する。また、子どもの生命保持・情緒の安定が図れるよう安全管理、
事故防止について理解する。
③ 授業の内容・計画 第1回
子どもの疾病と適切な対応
第2回
子どもの精神保健①生活環境、精神発達課題、乳幼児期
第3回
子どもの精神保健②学齢期、思春期
第4回
子どもの心の健康とその課題①心身症
第5回
子どもの心の健康とその課題②虐待
第6回
子どもの心の健康とその課題③発達障害
第7回
環境整備と保健
第8回
子どもの事故
第9回
事故防止と安全教育
第10回
事故に対する応急処置
第11回
保育現場の危機管理
第12回
職員間の連携と組織的取組
第13回
母子保健対策と保育
第14回
家庭・専門機関・地域との連携
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
教科書や新聞などを読み、現代の子どもが抱える問題を敏感に捉えること。また、健康問題に関心をもち、日
常生活の中で子どもの様子を観察しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度、レポート、口頭発表など
⑥ 履修上の注意など
配布資料をきちんとまとめること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子どもの保健Ⅰ』 佐藤益子 編著 ななみ書房
参考書:保育所保育指針 解説書 厚生労働省編 フレーベル館
− 26 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 の 心 理 学
(E13150)
1
30
1 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎柳原利佳子 7 号館 5 階
田尻恵美子 研究室 他
保育士資格取得必修
演 習
① 授業の概要・ねらい
子どもの心身の発達と保育実践について理解を深める。基本的生活習慣や自己主張と自己統制の態度を育むた
めの援助のありかたや就学に向けた援助等、子どもの発達過程や個人差に応じて、こどもが主体的な存在として
発達するためにはいかなる発達援助が求められるのかを自ら考えて実践し、省みる態度を育成する。そのために
発達援助の具体的な方法を知り、習得する。また子どもが、保育者や仲間という人的環境の中で、身体感覚を伴
う多様な経験を生活と遊びを通して積み重ねる中で、生きる力を獲得することを理解する。
② 学習の到達目標
・子どもの心身の発達と保育実践について理解を深める。
・生活や遊びを通して学ぶ子どもの経験や発達の過程を理解する。
・保育における発達援助について学ぶ。
③ 授業の内容・計画
第1回
現代社会における子どもの発達と保育の課題
第2回
保育者の存在と子どもの発達
第3回
子ども相互のかかわりと関係作り
第4回
主体的な活動と心身の発達
第5回
言葉や表現と心の発達
第6回
もの・こととのかかわりと発達
第7回
生活や遊びを通した発達や学び
第8回
保育における子ども理解と保育者の育ち
第9回
生活の連続性・発達や学びの連続性
第10回
発達援助における協働
第11回
子ども理解における発達の把握
第12回
発達過程と個人差
第13回
自己概念の発達
第14回
自己主張と自己統制
第15回
子ども集団と保育の環境
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:田尻)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
④ 授業時間外の学習
・授業前に前期の発達心理学Aや後期の教育心理学の関連事項や各回の授業内容を復習しておくこと。
・学んだ内容を、必要であれば質問もして授業後に確認しておくこと。なお、柳原の授業回は各回の復習チェッ
クあるいは小テストを行うので、授業後に学んだ内容を整理しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度・小テスト等
⑥ 履修上の注意など
配布資料はまとめて毎回持参すること。
発達の基盤が作られる重要な乳幼児期にかかわる保育者の責務の重さを認識し、やり甲斐に期待をもって真面
目に取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。毎回、講義内容要旨の資料を配布する。
参考書:『幼稚園教育要領』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針』 厚生労働省 編 フレーベル館
− 27 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教 育 相 談
(E13210)
2
15
1 後期 必修
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
永島 聡
7 号館 4 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
我が国における教育相談研究の経過を振り返り、現状を認識し、今後のあるべき姿を展望する。事例検討や
ロールプレイング等を取り入れつつ授業を進める。なお講義に並行して、授業中にワーク、小レポート等を課す
場合がある。
② 学習の到達目標
幼稚園・小学校の担任は、クラスの子どもたちと接する時間が長く、その影響力には独特のものがある。こ
の授業においてはまず、幼稚園・小学校教諭として教育相談活動においていかに機能すべきかを理解すること
を目指す。加えて、教育相談の技法論・組織論のみならず、児童生徒の人間形成に関する哲学的知見をも深める。
さらに、ピアヘルピングについても学ぶ。
③ 授業の内容・計画 第 1 回 「はじめに」授業に関するオリエンテーション
第 2 回 「教育相談研究の経過」我が国における教育相談の歴史的変遷(1950 ~ 1980 年代)
第 3 回 「カウンセリング理論の再検討」ロジャーズ理論の学校現場への導入について
第 4 回 「1990 年代以降の動向」学校現場から生まれた教育相談理論
第 5 回 「教育相談の現状①」スクールカウンセラーをいかに利用するか
第 6 回 「教育相談の現状②」学校外の相談機関・医療機関との連携について
第 7 回 「何のための教育相談なのか?」教育相談を基礎づける人間学的背景の必要性
第 8 回 「保護者のこころ」保護者の発達段階とその心性を理解する
第 9 回 「幼児期・児童期から思春期・青年期へ」各発達段階の心性を理解する
第10回 「最近の傾向」自傷行為、摂食障害、性同一性障害、発達障害等について
第11回 「ピアヘルピング」仲間同士で援助しあうことについて
第12回 「グループワークから学ぶ」カウンセリングとピアヘルピングのスキルを学ぶ
第13回 「事例検討①」児童から担任への “ 何気ない ” 相談
第14回 「事例検討②」学校外の相談機関・医療機関との連携が必要なケース
第15回 「まとめ」授業内容のまとめおよび質疑応答等
④ 授業時間外の学習
各講義前に、テキストおよび配布されたプリントの必要箇所をあらかじめ熟読しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
受講するにあたって相応しくない行為は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ピアヘルパーハンドブック』 日本教育カウンセラー協会編 図書文化 2001
その他、随時プリントを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 28 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教育課程総論A
(E13300)
2
15
1 後期 選択
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
多田 琴子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
幼児期の教育と教育課程についての基礎的基本的な理念について学び、その上に展開される具体的な教育課
程の編成、指導計画の作成から実践に至るまでを理解する。 ② 学習の到達目標
学習の到達目標 幼児一人ひとりが発達に応じた幼児期にふさわしい生活をおくることができるよう、保育者
として教育課程 に基づいた具体的な指導計画を作成する。
③ 授業の内容・計画 第1回
幼稚園教育と保育所保育の重なりと差異
第2回
教育課程の基準の変遷
第3回
幼稚園教育の基本(環境を通して行う教育・幼児期にふさわしい生活の展開)
幼稚園教育の基本
第4回
(遊びを通しての総合的な指導・一人ひとりの発達の特性に応じた指導)
第5回
基礎となる幼児の姿(幼児の遊びと教育的意義について)
第6回
基礎となる幼児の姿(幼児の内面の理解について)
第7回
幼稚園教育の目的と目標・園の教育目標、ねらい、内容と 5 領域について
第8回
幼稚園教育の編成指導計画の作成①教育課程の意義
第9回
幼稚園教育の編成指導計画の作成②教育課程編成の手順
第10回
幼稚園教育の編成指導計画の作成③指導計画の意義と作成のポイント
第11回
幼稚園教育の編成指導計画の作成④環境の構成と教師の援助
第12回
幼稚園教育の編成指導計画の作成⑤日案の書き方(演習)
第13回
幼稚園教育の編成指導計画の作成⑥短期指導計画の作成(演習)
第14回
幼児理解と評価について
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
指導計画(細案・部分案・日案・週案・月案・年間指導計画など)を積極的に入手し、ファイリングをする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加度、受講態度、小レポート
⑥ 履修上の注意など
保育者は必ず指導案を書かなければなりません。この授業で指導計画の基礎についてしっかり学ぶと、幼稚園
及び保育所実習で着実な取り組みと成果を出すことができます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子どものいまとみらいを考える「教育課程・保育課程論」』田中亨胤・三宅茂夫編 みらい
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針』 厚生労働省 フレーベル館
参考書:適宜紹介する
− 29 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容 総 論
(E13320)
1
30
1 後期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
保育士資格取得必修
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
保育所及び幼稚園における保育内容について総合的に捉え、自ら課題を発見し、創造し、構築していく力を養
う。保育実践の歴史的背景や関係する法律、保育の構造、現代社会と保育課題、現在の保育所・幼稚園の置かれ
ている状況を深く理解し、各論を展開する基盤を培う。
② 学習の到達目標
保育の全体的な構造を知り、保育内容の歴史的変遷を学び、こどもの発達特性や発達経過をふまえた保育内容
のあり方、保育の多様な展開について理解を深め、保育内容の各論及び具体的な保育実践へとつなげる力を育てる。
③ 授業の内容・計画 第1回
保育内容総論で学ぶこと
第2回
こども理解と保育内容
第3回
保育実践の歴史と保育内容の変遷
第4回
保育内容の基準としての幼稚園教育要領・保育所保育指針
第5回
保育内容の実践的理解 1 遊びと生活
第6回
保育内容の実践的理解 2 生活文化の伝承としての保育内容
第7回
保育内容の実践的理解 3 保育素材としての児童文化財
第8回
保育内容の実践的理解 4 自然と環境
第9回
保育内容の実践的理解 5 季節・行事
第10回
多様なニーズに対応する保育内容
第11回
保育形態
第12回
障害のあるこどもと保育内容
第13回
これからの保育を考える 1 社会の変化と保育内容
第14回
これからの保育を考える 2 世界の保育内容
第15回
保育内容の今日的課題と保育者の専門性
ゲストスピーカー
ゲストスピーカー
④ 授業時間外の学習
生活・遊び・伝承文化・行事・自然等に日頃より興味関心を持ち、機会を見つけて実践を重ねる。
こどもについての現代的課題に関する新聞記事や書物を読み、内容をまとめる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加 受講態度 グループ活動 小レポート 口頭発表等
「製作物・実技など」:絵本ノート他
⑥ 履修上の注意など
広くこどもの育つ背景に関心を寄せ、調べる・話し合う・整理する・発表するという一連の活動を通して、多
岐にわたる保育課題を解決に導ける保育者としての態度を養う。講義を欠席した場合は次回の講義までに必ず内
容を補う。授業内容・計画は進行具合等によっては変更することがあるので、授業内の事前連絡に注意する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育所保育指針解説』 厚労省 フレーベル館
『幼稚園教育要領解説』 文科省 フレーベル館
参考書:『生活の図鑑』『工作図鑑』『遊び図鑑』福音館書店
『せいかつ図鑑』『きせつの図鑑』小学館
− 30 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容( 言 葉 )
(E13350)
2
15
1 後期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
山本弥栄子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
ヒトは、出生後わずか 1 年という歳月を経て、「ことば」を発することにより相手と交流できるようになる。
授業では、この人と人を結びつけるコミュニケーション手段としての、ことばの発達過程を探り、保育実習や保
育現場で役立つ、ことばを伸ばす保育内容・教育内容を創造していく。担当者による講義と、受講者によるグル
ープワークを設け、言葉の機能(講義形式)と言葉を促す保育内容(演習形式)を探る。
② 学習の到達目標
ことばの機能と言語獲得の過程を理解し、保育現場で必要となる、ことばを促す保育内容や保育技術を身につ
ける。本講義で学んだ内容を、保育実習や保育現場などで生かしていくことを到達目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
保育内容における「言葉」の位置づけ
第2回
ことばの世界とその機能① 脳の言語機能の理解
第3回
ことばの世界とその機能② 呼吸器・口腔機能の理解
第4回
ことばの発達過程① [ 乳児期 ]
第5回
ことばの発達過程② [ 幼児期初期 ]
第6回
ことばの発達過程③ [ 幼児期中期 ] 第7回
ことばの発達過程④ [ 幼児期後期 ] 第8回
絵本の世界①~絵本の理解と選び方~
第9回
絵本の世界②~絵本の読み方~
第10回
ことばを広げる保育環境づくり①(素話づくり)
第11回
ことばを広げる保育環境づくり②(ペープサートの作り方)
第12回
ことばを広げる保育環境づくり③(設定保育における指導案作成)
第13回
ことばを広げる保育環境づくり④(ペープサートの実演)
第14回
ことばを広げる保育環境づくり⑤(ペープサートの活かし方)
第15回
ことばを広げる保育環境づくり⑥(子どものことばを引き出す保育方法)
④ 授業時間外の学習
「ことばを促す保育教材(絵本、紙芝居、ペープサート、パネル [ エプロン ] シアター、手遊びなど)に触れ
ておいてください。身の回りの子どもたちが発することばに耳を傾け、聴き取っておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験あるいはレポート試験
「平常点」:受講態度および授業への参加度
「製作物・実技など」:教材製作や発表課題
⑥ 履修上の注意など
言語発達の理論だけではなく、自ら「ことば」を表し、相手の「ことば」を受け止めるコミュニケーションを
楽しむ姿勢を持って受講してください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『いっしょに読むからおもしろい 子どもの本の使いかた』吹田恭子(編著)2001 年 ひとなる書房
参考書:『子どもの育ちと「ことば」』松川利広(監修)・横山真貴子(編著)
− 31 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 A Ⅰ
(E14060)
演 習
2
30
1 通年 選択
資格取得要件区分
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
戸川 晃子
7 号館 5 階
榊原 契保
研究室他
山﨑 祥代
藤内 恭子
① 授業の概要・ねらい
保育における音楽表現、小学校での音楽教育に係わる技術を学ぶ。基礎的な音楽理論や楽典を理解し、読譜の
力を身につけるとともに、鍵盤楽器の基礎的な奏法を習得し、各自のレベルにあった楽曲に取り組むことで、童
謡・唱歌の伴奏等への応用力をつける。また、童謡・唱歌の歌詞を深く理解することや、物語の内容を把握する
など言語表現と音楽表現を結びつける保育の展開についても学ぶ。
② 学習の到達目標
・音楽に関する基礎的な知識の理解
・保育者・教員として、こどもの気持ちや動きに合わせて表現できるピアノ演奏技術の習得
・「ピアノへのアプローチ4ステップス」のステップⅡの終了
・各調性と各調の主要三和音の理解
・童謡・唱歌の歌唱と伴奏技術の習得
③ 授業の内容・計画 第1回
進度調査ピアノの構造について演奏に適した姿勢と指の形
第2回
バイエル 基礎の楽典(音符と休符)
第3回
バイエル 基礎の楽典(拍子)
第4回
バイエル 基礎の楽典(音階)
第5回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ハ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第6回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ハ長調の主要三和音による伴奏付け
第7回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ト長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第8回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ト長調の主要三和音による伴奏付け
第9回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ニ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第10回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 ニ長調の主要三和音による伴奏付け
第11回
バイエル 童謡・唱歌の伴奏 イ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第12回
バイエル・Step Ⅲ 童謡・唱歌の伴奏 イ長調の主要三和音による伴奏付け
第13回
バイエル・Step Ⅲ 童謡の移調 へ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第14回
バイエル・Step Ⅲ 童謡の移調 へ長調の主要三和音による伴奏付け
第15回
前半の補足とまとめ理解度の確認
第16回
バイエル・Step Ⅲ・Ⅳ 童謡・唱歌の弾き歌い移調と伴奏付け
第17回
バイエル・Step Ⅲ・Ⅳ ホ長調の主要三和音(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第18回
バイエル・Step Ⅲ・Ⅳ ホ長調の主要三和音による伴奏付け
第19回
マーチの速度 イ短調の主要三和音(ⅰ・ⅳ・Ⅴ・Ⅴ 7)の習得
第20回
駆け足の速度 イ短調の主要三和音による伴奏付け
第21回
スキップのリズムと速度
第22回
ギャロップのリズムと速度
第23回
マーチ・スキップ・ギャロップのリズムと速度
第24回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)物語の童謡 弾き歌い
第25回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)春の童謡・唱歌 弾き歌い
第26回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)夏の童謡・唱歌 弾き歌い
第27回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)秋の童謡・唱歌 弾き歌い
第28回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)冬の童謡・唱歌 弾き歌い
第29回
各自の進度に応じた課題(バイエル他)動物の童謡 弾き歌い
第30回
補足とまとめ理解度の確認(各自の進度に応じた課題童謡・唱歌の弾き歌い)
− 32 −
④ 授業時間外の学習
実技中心であるので、前回授業の復習および授業回の課題練習をして積極的に授業に取り組むこと
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
50%
20%
0%
「定期試験」:ピアノ実技
「平常点」:受講態度・演奏発表
「製作物・実技など」:童謡・唱歌・各自の進度に応じた楽曲の演奏
⑥ 履修上の注意など
ピアノ演奏技術の習得のためには、ピアノ練習に毎日時間をかけること。
自宅に楽器が無い場合でも、大学の練習ピアノを利用するとよい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ピアノへのアプローチ 4steps』
『こどものうた 200』
『やさしい弾き歌い 75』
『最もわかりやすい楽典入門』
参考書:随時紹介する。
伊藤嘉子編著
小林美実編
植田光子編著
橋内良枝・坪野春枝共著
− 33 −
音楽之友社
チャイルド本社
音楽之友社
ケイ・エム・ピー
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 B Ⅰ
(E14090)
1
30
1 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
◎水澤 節子
清水かをり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
・保育者・教員として歌唱指導に必要な、はっきりとよく通る声を身につけるために、腹式呼吸、発声練習、…
グループレッスンを行う。
・読譜練習、弾き歌い、童謡・歌曲を学び、正しい模範演唱ができる力を養う。
② 学習の到達目標
・コールユーブンゲン 3度音程
・弾き歌い演奏
・アカペラ(無伴奏)で歌唱
③ 授業の内容・計画 コールユーブンゲン
こどものうた 200
歌曲 やさしい弾き歌い
第1回
ガイダンス
神戸常盤大学附属幼稚園園歌 春の歌
第2回
2 度音程
ちょうちょう
ドレミの歌
春の歌
第3回
2 度音程
おべんとう
エーデルワイス
春の歌
第4回
2 度音程
はをみがきましょう 椰子の実
春の歌
第5回
2 度音程
とけいのうた
椰子の実
春の歌
第6回
2 度音程
ぞうさん
早春賦
春の歌
第7回
前半の補足とまとめ
第8回
3 度音程
たなばたさま
夏の思い出
夏の歌
第9回
3 度音程
チューリップ
夏の思い出
夏の歌
第10回
3 度音程
かたつむり
浜辺の歌
夏の歌
第11回
3 度音程
めだかのがっこう
浜辺の歌
夏の歌
第12回
3 度音程
ふしぎなポケット
野ばら
夏の歌
第13回
3 度音程
おなかのへるうた
大きな古時計
夏の歌
第14回
後半の補足とまとめ
第15回
各自の進度に応じた課題の実践
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
音楽の基礎力を身につけるのに重要なコールユーブンゲンの課題をしっかり練習して授業にのぞむこと
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
25%
50%
25%
0%
「定期試験」:実技テスト
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:弾き歌いテスト
⑥ 履修上の注意など
授業に必要な教科書は、自分の本を必ず持参すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『コールユーブンゲン』 大阪開成館
『こどものうた 200』 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 音楽之友社
『学園愛唱歌選集』 ドレミ出版
必要に応じてプリントを配布
参考書:コールユーブンゲン、CD 貸出
− 34 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 B Ⅱ
(E14100)
1
30
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
7 号館 2 階
保育士資格取得選択必修
◎水澤 節子
非常勤講師
1 後期 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
清水かをり
小学校教諭一種免許状取得選択必修
控室
① 授業の概要・ねらい
・BⅠでの学習をふまえ、童謡・歌曲の詩の内容を理解し、表現する力を深める。
・個人レッスンを通して基礎となる声の充実をはかる。
② 学習の到達目標
・コールユーブンゲン 5度音程
・弾き歌い演奏
・アカペラ(無伴奏)で歌唱
③ 授業の内容・計画 コールユーブンゲン
こどものうた 200
第1回
4 度音程
まつぼっくり
第2回
4 度音程
どんぐりころころ
第3回
4 度音程
あひるのぎょうれつ
第4回
4 度音程
ともだちさんか
第5回
4 度音程
おもいでのアルバム
第6回
4 度音程
おはながわらった
第7回
前半の補足とまとめ
第8回
5 度音程
あめふりくまのこ
第9回
5 度音程
たきび
あわてんぼうのサンタクロース
第10回
5 度音程
第11回
5 度音程
おしょうがつ
第12回
5 度音程
おつかいありさん
第13回
5 度音程
うれしいひなまつり
第14回
後半の補足とまとめ
第15回
各自の進度に応じた課題の実践
※全ての内容を複数の教員で担当する。
歌曲 やさしい弾き歌い
ちいさい秋見つけた
秋の歌
ちいさい秋見つけた
秋の歌
赤とんぼ
秋の歌
赤とんぼ
秋の歌
もみじ(二部合唱)
秋の歌
もみじ(二部合唱)
秋の歌
虫の声(二部合唱)
翼をください
夢路より
夢路より
グリーン・グリーン(二部合唱)
グリーン・グリーン(二部合唱)
冬の歌
冬の歌
冬の歌
冬の歌
冬の歌
冬の歌
④ 授業時間外の学習
音楽の基礎力を身につけるのに重要なコールユーブンゲンの課題をしっかり練習して授業にのぞむこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
25%
50%
25%
0%
「定期試験」:実技テスト
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:弾き歌いテスト
⑥ 履修上の注意など
授業に必要な教科書は、自分の本を必ず持参すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『コールユーブンゲン』 大阪開成館
『こどものうた 200』 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 音楽之友社
『学園愛唱歌選集』 ドレミ出版
必要に応じてプリントを配布
参考書:コールユーブンゲン、CD 貸出
− 35 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
図 画 工 作 Ⅰ
(E14120)
2
演 習
30
1 通年 選択
資格取得要件区分
小学校教諭一種免許状取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
保育士資格取得必修
担当者名
研究室
◎藤本由佳利 7 号館 5 階
市川 陽子
研究室他
① 授業の概要・ねらい
「芸術は答えを用いないで人間を教育する唯一の手段である。」これはバーナード・ショーの言葉である。子ど
もにとっての造形表現は、知性と感情の調和と発育に必要であり、人格形成に欠くことのできないものである。
本授業では、創造のための表現材料の特性を会得し、基礎的な造形表現の技術を習得する。また、自然やもの、
文化財などに親しむ経験を重ね、造形表現と言語表現を結びつける活動の展開を考えながら、子どもの生活環境
を整えることを学ぶ。
② 学習の到達目標
固定観念を打ち破り、素直にものを観察する目と、描画力および豊かな色彩感覚を養い、保育・教育に必要な
技術を習得する。また、自ら作り出す喜びを味わうとともに豊かな情操を養う。
③ 授業の内容・計画 第 16 回から 29 回までは受講者が半分に分かれ、
藤本
(第 16 回~ 22 回)
と市川
(第 23 回~ 29 回)
を交互に受講する。
第1回
オリエンテーション
第2回
デッサン① 素直に観る
第3回
デッサン② 素直に観る
第4回
デッサン③ かたちを捉える
第5回
デッサン④ かたちを捉える
第6回
デッサン⑤ 立体を捉える
第7回
デッサン⑥ 立体を捉える
第8回
デッサン⑦ 動きを捉える
第9回
ドローイング① 線を楽しむ
第10回
ドローイング② 線を楽しむ
第11回
コラージュによる画面構成①
第12回
コラージュによる画面構成②
第13回
クロッキー① 動きを捉える
第14回
クロッキー② 動きを捉える
第15回
鑑賞とまとめ
第16回
水彩画① 静物写生 Ⅰ- 1 無彩色を使わずに描画する
第17回
水彩画② 静物写生 Ⅰ- 2 無彩色を使わずに描画する
第18回
水彩画③ 静物写生 Ⅱ- 1 混色に慣れる
第19回
水彩画④ 静物写生 Ⅱ- 2 混色に慣れる
第20回
水彩画⑤ 静物写生 Ⅲ- 1 無彩色も使って描く
第21回
水彩画⑥ 静物写生 Ⅲ- 2 無彩色も使って描く
第22回
風景写生
第23回
木版画① 下絵デザイン・ラフスケッチ
第24回
木版画② ラフスケッチに彩色・トレース
第25回
木版画③ 彫り 版木の扱いなど
第26回
木版画④ 彫り 彫刻刀の使い方ほか
第27回
木版画⑤ 彫り 彫り進む
第28回
木版画⑥ 刷り 1 版 1 色刷り
第29回
木版画⑦ 刷り 1 版または 2 版多色刷り、手彩色など
第30回
パフォーマンスアート・グラフィティーアート まとめ
④ 授業時間外の学習
各授業回前に伝えます。
− 36 −
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:制作・鑑賞に臨む姿勢
「製作物・実技など」:提出作品
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:随時紹介します。
− 37 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
幼 稚 園 実 習 Ⅰ
(E14380)
2
30
1 通年 選択
実 習
資格取得要件区分
担当者名
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
研究室
◎多田 琴子 7 号館 5 階
光成研一郎
研究室
① 授業の概要・ねらい
幼稚園の役割と保育の基本を理解する。また、講義と保育現場での見学実習を重ねて感じたり考えたりするこ
とで、幼児期にふさわしい生活がどの様な活動によって展開されるかを把握する。
② 学習の到達目標
・幼稚園見学実習を通して子どもとかかわる楽しさを体感する。
・実習生としての基本的態度を身につけ、自己課題を自覚する。
・実習の目的を理解し、幼児期にふさわしい幼稚園生活の有り様を知る。
・指導計画の基礎となる幼児観察記録の視点を知る。
・指導案の意味を理解し、ふさわしい生活が展開できる指導計画案を書く必要があることを理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
実習の目的と意義、実習生の立場
第2回
幼児の発達と保育
第3回
観察記録の記述方法(横断的記録・縦断的記録/記録する意味と内容)
第4回
幼児期の指導計画 ①本時案
第5回
幼児期の指導計画 ②日案
第6回
幼児期の指導計画 ③週案
第7回
幼児観察記録の考察 ①横断的記録
第8回
幼児観察記録の考察 ②縦断的記録
第9回
グループ別研究保育 ①
第10回
研究保育の理論的裏付け
第11回
グループ別研究保育②
第12回
研究保育の理論的裏付け
第13回
実習園の理解(実習施設・職員・機能と役割)
第14回
実習中の気付きから自己課題への自覚
第15回
反省・評価と幼稚園実習への再考
本授業は、実習の事前事後指導としての 15 回の講義と、この他、附属を含む幼稚園で、5 日間の見学実習を行う。
④ 授業時間外の学習
幼稚園実習Ⅰは学外で行う実習であることから、社会人としてのマナーや基本的な態度、教職員としての基礎的教養
が問われる。社会人の言葉の使い方や子どもを取り巻く情報など、新聞等により日常的に収集し把握しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
10%
40%
「平常点」:授業への参加度、随時求めるレポート
「製作物・実技など」:名札製作・シミュレーション役割取得状況
「その他」:見学実習先の評価等
⑥ 履修上の注意など
附属幼稚園などで実施する実習における段階的実習の意味を理解する。
<実習態度の把握・実習記録の整理・幼児理解を進める観察>
実習生としての立場を理解し、授業内での演習、実習での事例集め等積極的に取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育の学び「スタートブック」』 久富陽子編著 萌文書林
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』 厚生労働省編 フレーベル館
参考書:適宜紹介する。
− 38 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こ ど も の 活 動
(コミュニティワーク演習)
(ZE1020)
演 習
1
資格取得要件区分
15 1 ~ 4 前期 選択 児童厚生一級指導員資格取得必修
担当者名
研究室
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
ソーシャルワークに類型されるコミュニティ・ワークの理論を踏まえ、地域における子どもたちの安全やその
関係機関の在り方について学ぶ。
地域の社会資源を理解し、それらの施設の活用と地域とのかかわりについて学び、地域における子どもたちの
育ちとそれらを支える地域社会の在り様について理解を深める。
また、ソーシャルワークの方法を用いた集団活動や相談のあり方についても学びを深める。
② 学習の到達目標
・ソーシャルワーク理論を踏まえた子どもの集団活動のあり方を学ぶ
・集団活動と個別支援活動及び保護者等への関わり方について学ぶ
③ 授業の内容・計画 第1回
アイスブレイク〜お互いを理解し合う
第2回
ソーシャルワークの理論・概念・領域
第3回
コミュニティソーシャルワーク構成要素と理論
第4回
子どもの支援者としての専門性を磨く〜自己覚知
第5回
子ども観・人間観を養う〜倫理綱領から
第6回
面接技法の習得〜ロールプレイから伝えることの難しさ/記録のとり方を理解する
第7回
地域福祉力向上のために福祉研修プログラム作成
第8回
まとめ/講義内レポート試験
④ 授業時間外の学習
これまでの学習を整理し、子どもの生活に関する必要な支援と想定事項や専門的技能について復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、課題への取り組み、参加意欲等を勘案する
⑥ 履修上の注意など
保育士はソーシャルワーク(保育ソーシャルワーク)の担い手でもあることに意識をおき、地域・家庭・保護
者支援のための実践方法としての理論を学ぶという意識で受講をすること。
追・再試験は実施しない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:レジュメ配布、講義にてその都度紹介。
− 39 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
キ ャ リ ア 入 門
(ZE1100)
1
15
資格取得要件区分
1 前期 選択
担当者名
研究室
◎柳 敏晴 7 号館 4 階
他専任教員 研究室 他
-
講 義
① 授業の概要・ねらい
本学の教育は、キャリア教育そのものであり、それは「専門職業人として高い意識と誇りとを持って、元気よ
く社会に貢献できる “ 人財 ” を育成する」ことを目標としている。そこで、本学のキャリア教育の基礎となる基
幹教育は、卒業後も持続すべき学ぶ力の育成を理念と目的とし、「学ぶ悦び、知る愉しさを学ぶ」ことと「学び
のスタイルを転換する」という 2 つの目標を掲げている。このキャリア基礎の授業では、その目標に近づく最初
の 1 歩として、4 学科の学生による混合グループをベースに、「いのちと健康について考える」というテーマで、
アクティブ・ラーニングの方法を取り入れ、目標達成に必要な「人間力」
「学び力」
「社会力」の基礎を身に着ける。
② 学習の到達目標
1.専門性の異なる学生たちとのグループ活動に協働的に参加できる。
2.「いのちと健康」について、様々な角度から見たり考えたりすることができる。
3.能動的な学習の愉しさがわかる(読むこと、書くこと、情報収集のスキルアップを含む)。
4.社会人のマナーを身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
大学生基礎力調査
第2回
講義と演習:「ソーシャル・マナー」
第3回
講義①:「地球規模でいのちと健康を考える」。講義②「図書検索法」
第4回
講演:「新聞の読み方」
第5回
グループワーク
第6回
講演:健康とライフステージ「タバコフリーの人生を選ぼう」
第7回
グループワーク
第8回
学びのふりかえり、総括
④ 授業時間外の学習
グループワークに関する情報収集やグループ活動
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業やグループワークへの積極性
⑥ 履修上の注意など
4 学科混成のグループワークになります。多様性を認め合い、相互に信頼し合い、協働を目指しましょう。
⑦ 教科書・参考書
教科書・参考書:使用しない。随時資料を配布する。
− 40 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
倫
理
学
(E11010)
2
15
2 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
中野 康次郎
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
人が生きていく上で、倫理的な選択を迫られることは必ずあるだろう。そしてもしかすると、場合によっては
そこに「正解」はないのかもしれない(いや、あるのかもしれない)。様々な倫理的問題に「正解」があろうと
なかろうと、そのような問題に直面したとき、人は自分で考え、決断をしなければならない。授業で取り扱う予
定の様々な問題の検討を通じて、倫理的な問題をどのように考えていくべきか、受講者の皆さんと共に学んでい
きたい。
② 学習の到達目標
正解が無いかもしれないような問題について、自分の頭で考えることができるようになる。
③ 授業の内容・計画 第 1 回 「倫理」とは
第2回
愛
第3回
理性的/非理性的
第4回
主観的な価値/客観的な価値
第 5 回 「不自然な」治療
第 6 回 「郷に入っては郷に従え」
第7回
嘘
第8回
現実/理想
第9回
差別
第10回
人間/動物
第11回
環境
第12回
社会
第13回
悪
第14回
生きる意味
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
配布資料をよく読み、自分の考えを整理しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
60%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への参加態度、提出物
⑥ 履修上の注意など
積極的に授業に参加すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:資料を授業中に配布する。
参考書:必要に応じ、適宜授業中に紹介する。
− 41 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
人 体 の ふ し ぎ
(E11050)
2
15
2 後期
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎井本しおん
松田 正文
3 号館 3 階
野村 秀明
研究室 他
足立 了平
他
-
講 義
① 授業の概要・ねらい
ヒトの体には多くの臓器があり、複雑な機能を分担し制御している。心身の巧妙で美しい不思議について述べる。
(井本しおん)赤血球、白血球、血小板 / 凝固因子など血液の働きとその異常による疾患について。
(松田 正文) 休むことなく働き続ける心臓、肺、排泄だけでなく内分泌臓器としても重要な腎臓の働き。
(野村 秀明) 胃のはたらき、肝臓の働き、について述べる。
(足立 了平) 老化予防法?食べること、噛むことが子供の成長や老化の予防にどう役立っているか。
(杉山 育代) 心臓、下肢血管、腸や胃を超音波で見て、人体の神秘さを一緒に感動しましょう。
(畑中 道代) 病原微生物から生体を守るために作られる抗体や予防注射のふしぎについて述べる。
(酒井 健雄) 尿の果たす役割について述べる。
(森松 伸一) 病原微生物について述べる。
(澤田 浩秀) 「こころ」は「からだ」をコントロールすることを、脳神経系の働きについて述べる。
【目的・ねらい】体の働きが健やかな成長のためにどれほど重要であるかを理解できるようになること
② 学習の到達目標
1)主要臓器の基本的な役割が理解できる。2)身体活動の制御・連携のしくみの基本が理解できる 3)こころと体がどのように影響をおよぼしあうか、について基本的な理解ができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
肺の働きと心臓の役割について
第2回
酸素を運ぶ赤血球の働きと、貧血について
第3回
胃のはたらきについて
第4回
食べること噛むことと脳のはたらき
第5回
肝臓の働きについて
第6回
腎臓の働きについて
第7回
尿の果たす役割について
第8回
超音波で見る人体の不思議について
第9回
白血球の働きと、その異常による疾患について
第10回
災害と口のケア
第11回 「こころ」と「からだ」の不思議な関係
第12回
病原微生物について
第13回
アレルギー、特に食物アレルギーについて
第14回
ワクチンと免疫の働きについて
第15回
出血傾向と血栓症について
(担当者:松田)
(担当者:井本)
(担当者:野村)
(担当者:足立)
(担当者:野村)
(担当者:松田)
(担当者:酒井)
(担当者:杉山)
(担当者:井本)
(担当者:足立)
(担当者:澤田)
(担当者:森松)
(担当者:井本)
(担当者:畑中)
(担当者:井本)
④ 授業時間外の学習
担当教員から課題を課す予定。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験。問題は担当教員が分担作成する。
「平常点」:授業中の発表や課題への取り組み状況を評価する。
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:担当教員から講義中に提示する予定
− 42 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
政
治
学
(E11120)
2
15
2 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
富岡 宣之*
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
政治学の概念・制度を学ぶとともに、他国との比較の中に日本の現状を捉えていく。さらに、政治がわれわれ
の日常生活に関わり、子どもの健やかな成長に関わることをいくつかの課題から考察する。
② 学習の到達目標
子どもたちに市民としての能力育成の素地を供するために、自らの政治的判断や批判力を高めること。
③ 授業の内容・計画 第1回
子どもと政治的社会化
第2回
政治と政治学
第3回
現代社会における国家
第4回
権力と支配
第5回
政治的リーダーシップ
第6回
現代政治の座標軸
第7回
現代政治イデオロギー
第8回
自由民主主義体制
第9回
選挙
第10回
政党と政党制
第11回
世論とマスメディア
第12回
官僚、利益集団
第13回
福祉と政治
第14回
民主政治の現在
第15回
まとめと補足
④ 授業時間外の学習
次回授業内容の関連資料が配布された際には、受講前に一読すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、授業態度、レポート
⑥ 履修上の注意など
毎回の出席カードに講義の感想・質問を書くことを義務づける。これが平常点の一部になる。また、質問につ
いては、必要があれば、次回の授業で回答する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しないが、講義用資料を配布する。
参考書:『政治学』 川出良枝・谷口将紀 編 東京大学出版会
− 43 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
野外あそび実践
(E11180)
1
30
2 後期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
清水 勲夫
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
子どもの成長にとって「あそび」は心身の栄養となるものである。それは生きるエネルギーであり楽しみの源
泉ともなる。また人間にとって安心、くつろぎ、快適さは生活文化の根底をもなすものである。野外活動や自然
体験活動を行いながら「子どもの成長とあそび、体験の重要性」をともに考えたい。9 月の後期開始時期に学習
計画の説明、また実際体験を実施。その後、2 月下旬~ 3 月上旬で一泊野外実習を実施します。また、本講座で
は希望者は日本キャンプ協会認定の「キャンプインストラクター」の資格取得が可能です。
(検定・資格取得は有料)
② 学習の到達目標
子どもの成長、人格形成を図る上で不可欠ともいえる「あそび」の理解者、支援者、指導者としての資質、知
識、技能等について、その実践スキルの習得を目指す。
③ 授業の内容・計画(第 1 回~ 3 回は後期開始直後、第 4 回以後は春季休暇中に実施) 第1回
学習計画について~野外あそび実践、なにを学習する?~
第2回
子どもの成長とあそびについて~生活文化としてのあそび~
第3回
あそびの実際①~一人あそびから並行あそび、さらに群れあそびへ~
第4回
あそびを支援する①~安全管理と安全教育~
第5回
あそびの実際②~交流あそび、協同あそび~
第6回
第7回
一泊研修~
第8回
第 6 回~ 14 回は一泊研修(野外実習)を実施(9 回分)
第9回
第10回 (内容)
野外あそび演習、自然観察、クラフト、五感あそび(ネイチャーゲーム)
第11回
野外炊さん、ファーストエード(救急法)、指導援助理論と方法
第12回
グループ活動の実際他
第13回
第14回
第15回
全体ふり返り(レポート提出)
④ 授業時間外の学習
演習、実習後は意識、皮膚感覚が残っているうちにノートにそのポイントを記載するなどの具体的努力を、体
験、経験を意識的に振り返り、やりっぱなしで終わらせない事。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
30%
0%
70%
「平常点」:講義、実習時の参加態度を評価
「その他」:宿泊研修後に課題レポートを実施(期日までに提出、追再試は実施しない)
⑥ 履修上の注意など
宿泊実習のみの参加は不可。宿泊は施設泊、火起し、野外炊事も行います。キャンプインストラクター資格の
取得希望者は、4 月実施予定の追加講習 2 講時と直後の検定試験合格が必要です。検定、資格取得には別途費用
が必要です。また宿泊研修(1 泊 3 食)の実費を第 5 回授業時に徴収します。以上については第 1 回の授業時に
詳細を説明します。履修者人数が多すぎる場合は抽選となる場合があります。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『キャンプ指導者入門』(公社)日本キャンプ協会 発行
− 44 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
英語コミュニケーションⅢ
(E11250)
1
30
2 後期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
脇本 聡美
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
1.外国語の学習者(learner)は、同時に使用者(user)であることを意識し、4技能をバランスよくスキル
アップする。
2.英語絵本を使った活動を通して、幼児や児童の英語学習の意義について理解する。
② 学習の到達目標
1.英語を使ってできることを増やしていこうとする工夫や学習の習慣を身につける。
2.英語絵本を英語学習の教材ととらえ、絵本を使った活動を創り発表する。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション Swimmy
第2回
India No, David!
第3回
India Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
第4回
Africa The Foot Book What’s in the Witch’s Kitchen
第5回
Africa 英語絵本を使った活動創作のオリエンテーション
第6回
Cambodia グループワーク 1
第7回
Cambodia グループワーク 2
第8回
Italy グループワーク 3
第9回
Italy グループワーク 4
第10回
Mars グループワーク 5
第11回
グループワーク 6
第12回
英語絵本を使った活動発表
第13回
英語絵本を使った活動発表
第14回
Mars 活動発表の振り返り
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
リスニング・ライティング課題、レポート、グループ発表のための準備など
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
60%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題、授業での取り組み、活動発表、レポート
⑥ 履修上の注意など
初等英語教育の理解を深めることを目標の一つとしており、3 年次の小学校教諭免許状取得必修科目「英語教
育論」につながる授業内容なので、「英語教育論」を履修する学生はこの科目も履修することが望ましい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:Globe Trotters Camella Lieske 著 センゲージ・ラーニング (2014 年度購入済み)
参考書:『想像力を触発する教育』キエラン・イーガン 北大路書房
『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログ
ラムライミング編 』リーパーすみ子 径書房
− 45 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
キャリアの基礎Ⅲ
(E11320)
1
30
資格取得要件区分
2 通年 必修
担当者名
研究室
◎藤本由佳利
上月 素子
瀬川 和子 7 号館 5 階
戸川 晃子
研究室他
小山 通子
荻野 尚子
-
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育士や教員としてのキャリアを形成していく上で、現場に出たときの基礎的な教養体験となり、また、こどもや
周囲の人とかかわる上で求められる豊かな感性を育むと考えられる経験を重ねる。具体的には、美術作品の鑑賞やそ
の他芸術に触れる活動を行い、専門領域の教員から講義を受ける。グループで話し合う中で、他者の考えや感想に触
れて自らの考えや感じ方の幅を広げる。また学内の豊かな自然の中を散策しながら、そこで得たさまざまな発見を保
育・教育現場でこどもたちにどのように手渡していくかについてグループごとに検討し、発表する機会も設ける。
② 学習の到達目標
様々な芸術や自然などに直に触れる体験や活動等を通して豊かな感性を育む。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
(担当者:藤本)
第2回
ユニバーサルデザイン(UD について考える)
(担当者:藤本)
第3回
美術鑑賞 1(レクチャー)
(担当者:藤本)
第4回
美術鑑賞 2(鑑賞)
(担当者:藤本)
第5回
音楽鑑賞 1(レクチャー)
(担当者:瀬川・戸川)
第6回
音楽鑑賞 2(鑑賞)
(担当者:瀬川・戸川)
第7回
鑑賞の振り返り
(担当者:上月・瀬川・藤本・戸川)
第8回
自然と向き合う 1(レクチャー)
(担当者:上月・小山・荻野)
第9回
自然と向き合う 2(散策)
(担当者:上月・小山・荻野)
第10回
自然と向き合う 3(振り返り)
(担当者:上月・小山・荻野)
第11回
人と向き合う
(担当者:藤本)
第12回
文化施設の利用 1(レクチャー)
(担当者:戸川)
第13回
文化施設の利用 2(体験)
(担当者:戸川)
第14回
文化施設の利用 3(振り返り)
(担当者:戸川)
第15回
自己開拓・鑑賞の共有
(担当者:上月・瀬川・藤本・戸川)
注:4 ~ 8 回は、開催時期によって授業回が変わることがあります。
④ 授業時間外の学習
オリエンテーションの内容および各授業時に伝えることをふまえて授業に臨むこと各担当教員から事前に課題
を出す予定
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:課題への取り組み態度、ミニレポート、討議への取り組み等。
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:適宜紹介します。
− 46 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
基 礎 実 習 Ⅱ
(E12110)
1
30
資格取得要件区分
2 通年 選択
担当者名
研究室
◎松尾 寛子
上月 素子 7 号館 5 階
橋本 好市
研究室
多田 琴子
-
実 習
① 授業の概要・ねらい
保育所・幼稚園・子育て支援センター等の就学前教育の現場に出向き、基礎的な体験を深める。実習方法とし
ては、主に観察参加実習とする。施設の概要、実習の手順や内容、実習課題の設定等の事前学習を基に、保育所・
幼稚園・子育て支援センター等の就学前教育現場で、子どもや保育者の活動に可能な範囲で加わり、乳幼児の育
ち及び各施設の保育職の在り方への理解を深め、専門教育への契機を得る。
② 学習の到達目標
将来保育や教育に携わる者として、子どもが就学前に家庭以外で日常を過ごす場についての理解を持ち、さら
にその支援のあり方や具体的な方法についてより実践的な学びを得る。また実習生としての基礎的な態度を身に
つけ、保育、教育的視点を持ち実習に臨む。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
実習施設の理解と支援の方法
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第 3 回〜第 14 回は保育所・幼稚園・子育て支援センター等での実習を行う。
第8回
実習は各施設の状況や行事の内容等を検討して行う。
第9回
実習園、日時、実習形態などの詳細については授業内にて伝達する。
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
まとめとふりかえり
④ 授業時間外の学習
それぞれの施設の特性や行われる支援などの事前の学習をしておくこと。また他の教科や関連する授業の中
で、これらの施設や子どもへの理解を深めておく。社会人、実習生として望まれる態度や言動について、日ごろ
から配慮しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
90%
0%
10%
「平常点」:実習レポートや授業内での提出物、実習態度、事前事後指導の出席態度
「その他」:最終レポート
⑥ 履修上の注意など
基礎実習Ⅰでの指導に基づき行う。真摯な態度で実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:プリント等各施設に担当より資料等を配布する。
− 47 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
小学校基礎実習
(E12120)
1
30
資格取得要件区分
2 通年 選択
担当者名
研究室
◎井上 文雄 7 号館 5 階
牛頭 哲宏
研究室
-
実 習
① 授業の概要・ねらい
小学校での学習活動、生活の様子などを指導者の立場で体験することにより、教師として必要な資質・能力に
ついて考察する。具体的には、神戸市教育委員会が実施するスクールサポーターとして登録を行い、毎週 1 回小
学校に行き、学習指導などの活動に参加する。このような活動を通して、今、教育現場では何が行われ、どのよ
うな課題があり、何が求められているかなど実習を通して学習する。そして、小学校教育に対する正しい認識を
持ち、児童の生活の様子、教師の指導の在り方など、基本的な活動を理解することを目的とする。
② 学習の到達目標
将来、教育に携わるものとして小学校における教育活動の実際や児童の生活の仕方を理解するとともに、小学
校教諭にふさわしい資質や能力について考察し目指す姿を把握することができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンス(1) 小学校基礎実習のねらい、意義
第2回
ガイダンス(2) 学生スークールサポーター登録について
第3回
ガイダンス(3) 小学校生活の把握
第4回
ガイダンス(4) 実習に向けての諸注意、活動報告書などの記入方法
第5回
中間の振り返り グループでの話し合い。
第6回
9 月~ 12 月にかけて毎週木曜日の午前中、神戸市内の小学校に行き実習を行う。
第7回
各回 3 時間× 11 回
第8回
方法は、二人一組になり配当された小学校で活動を行う。
第9回
第10回
活動内容
第11回
学級での学習の補助、特別支援学級の補助、配慮を要する児童の補助など実習先
第12回
小学校の指示に従う。また、学習時間はもとより休み時間にも児童と行動を共に
第13回
することにより、必要な教員の資質や能力について考察する。
第14回
第15回
終了後のまとめと面接
実習期間中には教員が巡回に訪れ、学生・受け入れ機関と話し合いを行い、指導を行う。
④ 授業時間外の学習
小学校での学習内容や生活の仕方などについて、事前に調べ自分なりの考えを持っておく。また、毎回、活動
記録を記入し提出する。受け入れ小学校との打ち合わせ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:巡回指導、受け入れ機関からの聞き取りなどの実習参加態度
「その他」:毎回の活動記録、中間・事後のレポート
⑥ 履修上の注意など
履修者はガイダンス(1)~(4)、振り返り、まとめを必ず受講すること。
原則として実習中の遅刻・欠席は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適時プリントを配布
参考書:適宜紹介する
− 48 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
社 会 福 祉
(E13040)
2
15
2 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
現代社会における社会福祉の意義について、自らの生活に即した視点で考えとらえることを大切にする。社会
全体の幸福と個人の幸福について、それぞれマクロ・ミクロの視野を持ち、理念や制度を法体系を踏まえつつ学
び、各領域の具体的な援助についても理解を促す。社会福祉の究極的な目標は「幸せの達成」である。しかしそ
の幸せの価値が多様化し、その真の意味の理解が難しい時代である。自らの幸せを軸に据えながら社会や児童の
幸せについての深い理解ができるようにする。
② 学習の到達目標
社会福祉全体の理念とその概要についての知識を得る。また社会福祉の各領域についての概念や制度について
理解をする。
③ 授業の内容・計画
第1回
現代社会と社会福祉の意義
第2回
社会福祉の理念と概念
第3回
社会福祉の法体系
第4回
社会福祉サービスの概要
第5回
高齢者福祉
第6回
児童福祉
第7回
障害者福祉
第8回
地域福祉
第9回
社会福祉援助技術の概要
第10回
社会福祉専門職とは
第11回
社会福祉専門職の専門性と倫理
第12回
社会福祉の動向 1 少子高齢化
第13回
社会福祉の動向 2 在宅福祉と地域福祉
第14回
近年の利用者保護の制度
第15回
補足とまとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
子ども・障害・貧困・病気・年金・保健等のキーワードで社会の事象について興味関心を持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
90%
10%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
⑥ 履修上の注意など
広くこどもに関わる基礎となる授業です。こどもの基礎的な理解を行えるように社会との関わりでとらえてい
きます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:1 年次使用の『保育福祉小六法』 みらい
参考書:『保育と社会福祉』 橋本好市編 みらい
その都度適宜紹介。
− 49 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こどもの保健Ⅱ
(E13140)
1
30
2 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
江上 芳子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
演 習
① 授業の概要・ねらい
1 年次のこどもの保健Ⅰの学習を前提に、保育所や施設における保健活動や具体的な対応について学び、こど
もの健康と安全を守るための技術を学修します。こどもの世話について、一人の人としてこどもを理解し、 こど
もの権利を尊重しながら援助ができることを目的とします。
② 学習の到達目標
1.こども健康及び安全に係わる保健活動を計画できる。
2.保健活動の評価について理解できる。
3.こどもの健康増進及び心身の発育を促す保健活動・保育環境について考えを述べることができる。
4.こどもの疾病の予防対策について述べることができる。
5.こどもの主な症状・疾病に対して適切な処置・対応ができる。
6.こどもの事故防止や安全管理について計画・実施できる。
7.こどもの救急時における救急蘇生および救急処置ができる。
③ 授業の内容・計画 Ⅰ.こどもの保健Ⅱの概要(演習の目的・目標、演習の内容)
第1回
Ⅱ.乳幼児の養護 1)乳児の抱き方、背負い方、寝かせ方、2)衣服の着脱、
第2回
Ⅱ.乳幼児の養護 3)授乳時の世話 4)排泄の世話
(講義及び演習)
Ⅲ.乳幼児の身体の清潔
第3回
1)乳幼児の顔・手 ・ 足などの清潔、2)乳児の沐浴 ・ 座浴 ・ 臀部浴
第4回
Ⅲ.乳幼児の身体の清潔 3)乳幼児の入浴
(講義及び演習)
第5回
Ⅳ.乳幼児の歯の健康
(講義及び演習)
Ⅴ.乳幼児の身体計測及び評価
第6回
1)身体計測の意義及び目的、2)身体計測時の準備及び留意事項
Ⅴ.乳幼児の身体計測及び評価
第7回
3)身長、体重、頭囲、胸囲、大泉門の測定
(講義及び演習)
Ⅵ.乳幼児の生理機能の測定 1)生理機能測定時の乳幼児期の特徴と留意点 第8回
2)体温 ・ 呼吸 ・ 脈拍の測定
(講義及び演習)
第9回
Ⅶ.乳幼児の主な症状と手当て 1)発熱・嘔吐 ・ 下痢・咳 ・ けいれん ・ 発疹
第10回
Ⅶ.乳幼児の主な症状と手当て 2)罨法、与薬
(講義及び演習)
第11回
Ⅷ.乳幼児の事故防止と応急処置 1)乳幼児の事故 Ⅷ.乳幼児の事故防止と応急処置
第12回
2)応急手当て(擦り傷打撲鼻出血、熱傷、熱中症、骨折 ・ 脱臼 ・ 捻挫、誤飲) (講義及び演習)
第13回
Ⅸ.乳幼児の救急蘇生
(講義及び演習)
第14回
Ⅹ.こどもの健康及び安全に係わる保健活動の計画及び評価
(講義と演習)
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
・授業に関連する「こどもの保健ⅠA・B」の1年次の学習を復習しておくこと。
・1年次の「保育原理」「発達心理学」「児童福祉」「社会的養護」「保育の心理学」「保育内容(総論、言葉)」及び
「基礎実習」「幼稚園実習1」での学びを復習しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
10%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加度、積極的取り組み
⑥ 履修上の注意など
予習・復習及び疑問・関心事項など自宅 ・ 図書館等で事前・事後の学習をすること
⑦ 教科書・参考書
教科書:『こどもの保健演習ガイド』 高内 正子 編著 健帛社
参考書:随時提示します。
− 50 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
幼 児 理 解
(E13200)
2
15
2 後期 必修
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
白山真知子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
乳児期から幼児期、学童期へと発達する子どもの姿を理解し、保育の様々な要素を学ぶとともに、保育者の「対
人援助職」の側面を理解するために、事例も交えて実践的に学んでいく。
② 学習の到達目標
一生の中で一番発達が変化する子ども時代を種々の側面から理解する力をつけ、子どもを取り巻く様々な問題
に対する援助方法と保護者を支える援助技術を修得することを到達目標とする。
近年、保育や幼稚園現場では様々な困難な課題をもつ子どもの理解と対処に、より高い専門性と知識が必要と
されてきている。また、子どものみならず保護者にも信頼されるスキルを持つことが要求されている。そこで、
本講義では幼児理解と保護者対応に必要な知識と様々な問題に対して援助していく方法を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
子どもを理解することの意味と、保育や教育の場は “ 臨床の場 ” であるとは
第 2 回 「わたし」の誕生。絵本や児童書にみる「わたし」の理解と「他者」
第3回
カウンセリングマインドと保育臨床(1)カウンセリングマインドと様々な手法
第4回
カウンセリングマインドと保育臨床(2)保育の場が「臨床的である」ということ
第5回
カウンセリングマインドと保育臨床(3)保育臨床への発想 事例を通して
第6回
カウンセリングマインドと保育臨床(4)現場に活かすカウンセリン技法 , ロールプレイ
第7回
子どもを理解する(1)子ども理解とその方法
第8回
子どもを理解する(2)遊びの中の子ども理解と発達
第9回
子どもを理解する(3)感覚統合障害様状態と現場で援助できること
第10回
子どもの SOS を読み取る(1)不安や不登園など集団状況からの発見と対処
第11回
子どもの SOS を読み取る(2)子ども虐待:メカニズムと早期発見とケア
第12回
地域における専門家、機関との連携による相談・支援 虐待危機介入、特別支援
第13回
描画にみる子どもの発達と心理
第14回
保護者を支える。子育て不安とペアレントプログラム
第15回
子どものレジリェンスを育む。子どもの理解者としての保育者・教師。補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
準備学習として、事前にテキストを読んで予習しておくこと。また、幼児関連の新聞記事やニュースにも目を
留めて、丹念に読み聞きしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的参加度
「製作物・実技など」:レポートやロールプレイなどの実技
⑥ 履修上の注意など
幼児に係る様々なことを学びます。発達心理学の乳幼児期の発達にも関連しますので十分理解を深め、復習を
しておいてください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子ども理解とカウンセリングマインド』青木久子・間藤侑 萌文書林
参考書:『保育に活かす心理臨床』馬場禮子・青木紀久代編 ミネルヴァ書
『保育臨床相談』小田豊・菅野信夫 北大路書房
− 51 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容( 健 康 )
(E13340)
2
15
2 後期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
近藤 正子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
子どもの生活習慣病など、現代の子どもの健康には様々な問題が取りあげられる。保育実践者として、子ども
のからだとこころの健康的な成長を援助するために必要な知識と技術について学ぶ。本授業では、「書く」こと
で自ら考える力を養い、また、グループワークを重視し、他者と意見を交えることで柔軟な思考力を高めること
も目的とする。
② 学習の到達目標
「健康」とは何かについて、深い理解を持つ。
子どものこころとからだの健康をささえる保育とはどのようなものか、自然や行事、遊びや運動など様々な観
点から保育計画をたてる事が出来る。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンス・領域「健康」について
第2回
保育行事と子どもの健康①(伝統的民族行事)
第3回
保育行事と子どもの健康②(保育行事)、グループワーク
第4回
食生活と子どもの健康①(現代の子どもの食生活)
第5回
食生活と子どもの健康② グループワーク
第6回
自然環境と子どもの健康
第7回
子どもの遊びと健康
第8回
子どもの運動指導の実際①(運動の発達・体力・運動能力)
第9回
子どもの運動指導の実際②(運動指導の実際)
第10回
子どもの運動指導の実際③ グループワーク
第11回
子どものこころの健康①(子どものこころの発達)
第12回
子どものこころの健康②(子どものストレス反応とその対応)
第13回
子どもと性・いのち
第14回
子どもの安全教育
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
日頃から「健康」に関する時事問題について意識を高めて情報を収集しておくこと。授業内で折に触れて小レ
ポートの提出を課す。また、グループワーク前には課題を出すので、十分な準備をしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
30%
0%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:学習準備、グループワークでの積極性、小レポート等
「その他」:授業参加状況、受講態度
⑥ 履修上の注意など
自身の健康に留意し、休まず参加すること。特に授業内での課題を重視するため、積極的に取り組む姿勢をむ。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育内容「健康」』 高内正子他編 保育出版社
参考書:『演習保育内容健康−大人から子どもへつなぐ健康の視点』 井狩芳子 萌文書林
− 52 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 内 容( 環 境 )
(E13360)
2
15
2 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
多田 琴子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
領域 「環境」 を窓口として保育内容を学び、幼児の知的好奇心を誘発し、幼児自身が探求心をもって生活をつ
くりだすための保育者の役割全般について学ぶ。
② 学習の到達目標
・総合的な指導を踏まえて、幼稚園教育要領、保育所保育指針の領域「環境」の目標及びねらいや内容を理解し、子ども
にとっての「ふさわしい生活」環境の構成と保育実践に関する基礎的な知識や基本的な技能について捉える。
・環境とのかかわりを通して幼児の内面に育つものを理解し、幼児の主体的な活動を促すための保育者の行なう
適切な環境の構成と援助についての実践力を身に付ける。
・理解、知識の習得に止まらず、人を育てる保育者の専門性の根幹は、人間性や豊かな感性が求められることを
分かって、今後の自分磨きに繋げる。
・グループ゚別模擬保育において、積極的役割取得と協同性を発揮する。
③ 授業の内容・計画 第1回
幼稚園教育の基本に基づく領域 「環境」 の捉え
第2回
領域 「環境」 の目標及びねらい
第3回
領域 「環境」 の内容と指導上の留意点
第 4 回 「好奇心」・「探究心」とは①学問的捉え方
第 5 回 「好奇心」・「探究心」とは②調べ学習の発表
第6回
教育資源としての環境マップ①理論と事例
第7回
教育資源としての環境マップ②環境マップ発表
第8回
地域・自然環境と共生した保育展開①教育資源としての園内環境の把握と構成
第9回
地域・自然環境と共生した保育展開②教育資源としての地域環境の把握と構成
第10回
模擬保育①模擬保育に必要な指導計画づくり
第11回
模擬保育②グループ別模擬保育及び反省 自然環境を生かした保育
第12回
模擬保育③グループ別模擬保育及び反省 好奇心を育む保育
第13回
模擬保育④グループ別模擬保育及び反省 探求心を育む保育
第14回
模擬保育⑤グループ別模擬保育及び反省 考える力を育む保育
第15回
人的環境としての保育者の役割、まとめと補足、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
・資料や教科書を用いて前回の講義内容に対する理解を深めておくようし、次回に繋げるようにすること。
・教育資源のマップ作りにおいて、調査と整理とを行うこと。
・模擬保育の教材研究を具体的に行うこと。
・模擬保育については、指導案の検討をグループで複数回行い、シミュレーションをしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
25%
25%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、発表の内容、レポート
「製作物・実技など」:教材制作、保育計画立案、模擬保育への姿勢
⑥ 履修上の注意など
模擬保育はグループ間で役割を分担し協力することで授業が展開されることを踏まえ、積極的役割取得と協同
性の発揮が必要である。また、保育内容「環境」の模擬保育であることを理解し、十二分の教材研究と環境構成
及び準備が必要である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育と環境』 矢野正・小川圭子編著 嵯峨野書院
参考書:『幼稚園教育要領解説』、『保育所保育指針解説』
− 53 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育内容(人間関係)
(E13370)
2
15
2 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
後藤 晶子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
生まれてから多様な人とのかかわりの中で、人は人とかかわる力を育んでいく。この「保育内容(人間関係)」
においては、子どもが自律性を身につけ、人とかかわる力を育む道筋を理解し、保育者としての子どもに対する
援助のありようを、子どもの発達に即して把握することをめざす。あわせて保育者自身の人とかかわる力が子ど
ものモデルとなることをふまえ、また大切な環境としての保育者集団の一員としてよき人間関係を構築するため
にも、自らの人とかかわる力を向上させることもねらう。
② 学習の到達目標
・子どもが自律性を身につけ人とかかわる力をつけるための援助のありかたについて、基本的な知識・態度を習得する。
・子どものモデルとして自身の人とかかわる力をより向上させることも図る。
・保育者として現場に立った時に、子どもだけでなく、保育者同士、保護者と人間関係を結ぶ上での自らのあり
方を点検、改善していく視点を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
自身の人とかかわる力について考える
第2回
人とのかかわりはなぜ難しい?
第3回
領域「人間関係」
第4回
自立への道筋
第5回
受容についての理解
第6回
受容の演習
第7回
自分の思いを伝えること留意点
第8回
伝えることの演習
第9回
こどものいざこざとは
第10回
いざこざへの対応
第11回
協同性を育む
第12回
グループにおける立場・役割
第13回
規範意識を培う
第14回
領域「人間関係」配慮事項の確認
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業時に求められた課題に取り組む。
授業内容の復習をする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60 %
40 %
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業時に出す課題への取り組み
⑥ 履修上の注意など
提出物、発表など期日を厳守すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』 厚生労働省編 フレーベル館
参考書:適宜紹介する。
− 54 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育内容(造形表現)
(E13380)
2
15
2 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
保育士資格取得必修
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
「乳幼児期の造形表現は生活の中から生まれ、生活に活かし、こども自身の生きる力の源泉になる」というこ
とを深く受けとめ、それぞれの発達に適した保育内容を提供し、造形的表現力を育てるために必要な理論を学び、
実践力を身につける。保育の場における課題をみいだし研究することにより、保育教育の質を高める態度を養う。
② 学習の到達目標
乳幼児の心身の発達と表現のかかわりを理解し、保育者として総合的に捉え実践する力を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
保育内容「造形表現」とは
第2回
造形表現と保育者の役割
第3回
保育にいかす素材体験 1 パス・クレヨンの表現①
第4回
保育にいかす素材体験 1 パス・クレヨンの表現②
第5回
造形表現からのこども理解 1 幼児期の体験をもとにして
第6回
造形表現からのこども理解 2 こどもの育ちと造形表現の変容
第7回
こどもと造形表現―指導法の実際―
第8回
保育にいかす素材体験 3 絵具の表現①
第9回
保育にいかす素材体験 4 絵具の表現②
第10回
保育にいかす素材体験 5 紙の表現①
第11回
保育にいかす素材体験 6 紙の表現②
第12回
保育と造形表現① かわる
第13回
保育と造形表現① つながる
第14回
保育の展開 1 指導計画と指導案
第15回
保育の展開 2 環境構成と保育者の配慮
④ 授業時間外の学習
身近にある造形素材や用具に親しみ、保育内容への応用作品を制作する。
身近なこどもや保育現場の活動に積極的に関わり。こどもの造形活動に就いて理解を深める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
20%
40%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:準備物、受講態度、小レポート、口頭発表等
「製作物・実技など」:作品
⑥ 履修上の注意など
保育者として、造形表現の指導力を高めることを履修の前提とする。したがって、各回に必要な準備物を忘れ
ない、提出物は時間を十分かけ表現を工夫する、欠席した場合は各自で次の講義までに内容を必ず補う(資料等
を入手し、内容を理解する)。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育内容・造形表現』黒川健一著 相川書房
参考書:『センス オブ ワンダー』レーチェル・カーソン著 佑学社
− 55 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育内容(リズム表現)
(E13390)
2
15
2 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
研究室
◎戸川 晃子 7 号館 5 階
南 夏世
研究室他
① 授業の概要・ねらい
「子どもが感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して豊かな感性や表現する力を養い創造性
を豊かにする」ことを深く受け止め、領域の考え方の変遷をたどり、保育場面で子どもの音楽表現、身体表現を
豊かに展開するために必要な理論と保育技術を学ぶ。保育の場における指導法について、演習を通して実践的に
身につけ、保育者としての資質をも高めていく。
② 学習の到達目標
・領域「表現」のねらいや内容について理解する
・乳幼児期の発達と音楽リズム的表現の関係性について理解する
・音楽表現の理解とリズム楽器の基礎技術の習得
③ 授業の内容・計画 第1回
保育内容の歴史的変遷と領域「表現」
(担当者:戸川)
第2回
乳幼児期と「表現」①表現を支えるための基礎
(担当者:戸川)
第3回
乳幼児期と「表現」②子どもの発達と表現
(担当者:戸川)
第4回
乳幼児期と「表現」③子どもの発達と音楽リズム的表現の変容 (担当者:戸川)
第5回
音楽リズム体験①音さがし・リズムみつけ
(担当者:戸川)
第6回
音楽リズム体験②音色・音質
(担当者:戸川)
第7回
音楽リズム体験③手作り楽器と音合わせ
(担当者:戸川)
第8回
音楽リズム体験④打楽器と基礎リズム
(担当者:戸川)
第9回
音楽リズム体験⑤楽器遊び即興性
(担当者:戸川)
第10回
保育の展開①表現をはぐくむ指導計画と立案
(担当者:戸川・南)
第11回
保育の展開②表現をはぐくむ指導法
(担当者:戸川・南)
第12回
保育の展開③表現をはぐくむ指導のまとめ
(担当者:戸川・南)
第13回
表現遊び①総合性の理解
(担当者:戸川)
第14回
表現遊び②展開
(担当者:戸川)
第15回
補足とまとめ
(担当者:戸川)
④ 授業時間外の学習
器楽合奏の担当楽器に関するパート練習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
40%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度・提出物
「製作物・実技など」:演奏
⑥ 履修上の注意など
各自のパート練習
⑦ 教科書・参考書
教科書:『こどもの歌 200』 チャイルド本社、適宜教材を配布
参考書:『幼稚園教育要領解説』、『保育所保育指針解説』
− 56 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
乳 児 保 育 Ⅰ
(E13410)
1
30
2 後期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育施設や乳児院で乳児保育を担当する保育者として、必要な乳児保育の理論や知識・技術の基本を具体的な
事例を通して理解する。乳幼児一人一人の発達段階に応じた集団における個人を大切にする保育のあり方や、0・
1・2 歳児の発達過程について理解を深め、乳児保育に関する基本的な考え方、展開される保育内容について具
体的な学習をする。さらに子どもを取り巻く環境について考察し、時代に要請される保育と、普遍的な部分につ
いて検討を重ねていく。
② 学習の到達目標
乳児の発達の流れを知り、知識として定着させる。
乳幼児対象の模擬保育を実施し、模擬保育の技術を向上させる。
③ 授業の内容・計画 第1回
乳児保育が生活する場とは
第2回
乳児の発達を知る① 0 歳前半
第3回
乳児の発達を知る② 0 歳後半
第4回
乳児の発達を知る③ 1 歳
第5回
乳児の発達を知る④ 2 歳
第6回
乳児の保育を考える①保育教材作成①
第7回
乳児の保育を考える②保育教材作成②
第8回
第 8 回 乳児の保育を考える③指導案作成
第9回
乳児の健康と安全
第10回
乳児保育における環境
第11回
乳児の保育を考える④模擬保育①
第12回
乳児の保育を考える⑤模擬保育②模擬保育のふりかえり
第13回
家庭とのつながり
第14回
生活を支える保育者の役割(保育の計画と評価)
第15回
理解度の確認
④ 授業時間外の学習
教科書にて該当箇所を事前事後学習することを求める
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
20%
30%
10%
「定期試験」:レポート試験もしくは筆記試験
「平常点」:授業態度、課題レポート
「製作物・実技など」:提出物、模擬保育への取り組み
「その他」:理解度の確認テスト
⑥ 履修上の注意など
授業内の課題に対し、積極的に取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新時代の保育双書乳児保育』 大橋喜美子編 みらい
『保育所保育指針解説』 厚生労働省編 フレーベル館
参考書:適宜紹介する。
− 57 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
道徳教育の理論と実践
(E13460)
2
15
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
土戸 敏彦
7 号館 2 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
人間とはいかなる存在か、そして人間特有のものである道徳とは何なのか。この根本的な問いから始めて、道
徳というものを教えることの重要さ・難しさについて各自がみずから考えるという授業をめざす。さらには、学
校教育における道徳教育について実践例に着目しながら、道徳教育のありかたを探る。
② 学習の到達目標
道徳およびその教育について理解を深め、これを学校教育においていかに実践するかを会得することを目標と
する。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
道徳とは何か
第3回
道徳の二面性(個人と社会・内面性と外面性)
第4回
生命倫理と環境倫理
第5回
道徳を教えるとはいかなることか
第6回
映像資料を観る(1)「道徳教育のむずかしさ」
第7回
道徳教育の資料と事例
第8回
戦前日本の道徳教育
第9回
戦後日本の道徳教育
第10回
道徳授業の実践例
第11回
道徳性の発達とその指導
第12回
モラルジレンマ授業
第13回
映像資料を観る(2)「道徳教育には正解がない?」
第14回
現代日本と道徳教育
第15回
道徳教育について(まとめ・総括)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポートなど
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:教科書は指定しない。
参考書:参考書は授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 58 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
特別活動の指導法
(E13470)
2
15
2 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
土戸 敏彦
7 号館 2 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
学校教育における特別活動について、さまざまな局面を考察し、理解を深める。特別活動は多角的であり、臨
機応変的な指導性が求められるゆえ、実践的な配慮を重視する。また、可能なかぎり参加型の授業や視聴覚教材
の使用を試みる。
② 学習の到達目標
特別活動の意義について理解し、教師として特別活動の指導を十全に行なえるようになることを目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
特別活動とは
第3回
特別活動の歴史
第4回
特別活動の目標
第5回
学級活動
第6回
児童会活動・クラブ活動
第7回
学校行事
第8回
模擬学級活動
第9回
特別活動の事例
第10回
ドキュメンタリー資料による考察
第11回
教育諸問題と特別活動
第12回
映像資料による学習(1)「学級活動のあり方」
第13回
いじめ問題への取り組み
第14回
映像資料による学習(2)「いじめをめぐって」
第15回
特別活動について(まとめ・総括)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポートなど
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:教科書は指定しない。
参考書:参考書は授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 59 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
国
語
(E14000)
2
15
2 後期 選択
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
尾上新太郎
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
国語と日本語との相違を学生各自に自覚させ、日本語による表現の難点を理解させる。文字の本質を理解させ
ることを通し、日本語の語彙を形式とした表現と伝統との関係の問題の難しさを理解させる。 ② 学習の到達目標
日本語を用いて表現することの意味を自覚させ、また、その難点を自覚させる。さらに、実地に、日本語で自
己表現ができるようになることを目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
国語と日本語
第2回
国家と言語
第3回
国家・社会の近代化と言語
第4回
国語科の歴史
第5回
文字の本質―山田孝雄に学ぶ
第6回
書くことの本質―森重敏に学ぶ
第7回
言語と伝統
第8回
ハ行点呼音
第9回
音便について
第10回
仮名遣いの歴史
第11回
歴史的仮名遣い
第12回
現代仮名遣い
第13回
定家仮名遣い
第14回
日本の書写の歴史
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
予習・復習を怠らず行うこと
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:積極的な授業参加を評価します
⑥ 履修上の注意など
なし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:授業中、適宜指示
− 60 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
社
会
(E14010)
2
15
資格取得要件区分
2 後期 選択 小学校教諭一種免許状取得選択必修
担当者名
研究室
中島 卓三
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
新指導要綱の内容を取り上げ、具体的な知識を獲得するとともに、社会関係を読み解く手法や力を培うことを
課題・ねらいとする。
② 学習の到達目標
・新指導要綱の内容について具体的に取り上げ内容について理解する。
・新指導要綱の学習内容に関する基礎的・発展的な知識を獲得する。
・社会動向に目を向け、社会科学的な視点を養う。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション(本講義の概観と新指導要綱の概観)
第2回
身近な地域について考える
第3回
地域の生産や販売について考える
第4回
地域の生活環境について考える
第5回
地域の安全について考える
第6回
地域の歴史や伝統的なものやことについて考える
第7回
5 つの国から成る、兵庫県の特色について考える
第8回
日本の国土についての特色はどのようなことか考える
第9回
日本の農業や水産業の特色と課題について考える
第10回
日本の工業生産についての現状と課題について考える
第11回
日本の情報産業についての現実と問題について考える
第12回
歴史上の人物で考える日本通史
第13回
日本の政治の基本理念と問題点について考える
第14回
世界の中の日本の役割について考える
第15回
まとめと補足
④ 授業時間外の学習
講義ごとに配布するレジメなどの復習、次回講義の予習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業での態度
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。プリントを配布する。
参考書:『小学校学習指導要綱』
その他教科書、社会科副読本など
− 61 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
算
数
(E14020)
2
15
2 前期 選択
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
小学校教諭一種免許状取得選択必修
佐谷 章子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
算数科の各学年・各領域での指導内容、学年間・校種間の関連について理解する。
柔軟な考え方で問題解決したり、既習の知識を活用したりする態度を養い、算数の指導に活かすことができる
ようにする。
② 学習の到達目標
小学校での学習内容を理解し、日常的に算数的な見方・考え方ができるようにする。
③ 授業の内容・計画 第1回
教科「算数」について 第 2 回 「数と計算」領域の指導内容① 各学年の内容
第 3 回 「数と計算」領域の指導内容② 数
第 4 回 「数と計算」領域の指導内容③ 計算
第 5 回 「図形」領域の指導内容① 各学年の内容
第 6 回 「図形」領域の指導内容② 構成要素
第 7 回 「図形」領域の指導内容③ 作図
第 8 回 「量と測定」領域の指導内容① 各学年の内容
第 9 回 「量と測定」領域の指導内容② 基本単位 第10回 「量と測定」領域の指導内容③ 単位量当たり
第11回 「数量関係」領域の指導内容① 各学年の内容
第12回 「数量関係」領域の指導内容② 変わり方
第13回 「数量関係」領域の指導内容③ 起こり得る場合
第14回
日常生活への算数の利用
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
「小学校学習指導要領解説 算数編」を読み、各領域・各学年の指導内容を把握しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への参加態度、ミニレポート
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 算数編』 文部科学省
参考書:『算数教科書 「わくわく算数」』 啓林館
− 62 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
生
活
(E14030)
2
15
2 前期 選択
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
小学校教諭一種免許状取得選択必修
藤池 安代
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
① 授業の概要・ねらい
「生活」は人間の日常的な活動や営み、生物としての人間の状態や活動に至る広範な意味をもっている。現代
の子どもの実態を把握しながら、幼児期・児童期にふさわしい生活を探求し、子どもの豊かな生活実現について
考える。
② 学習の到達目標
①「生活」の概念を理解し、子どもたちの生活環境の課題を把握し、その改善策を考察する。
②「遊び」 の意義を理解し、幼児期・児童期の保育・教育環境のあり方を実践的に追究していく。
③小学校 1.2 年の生活科の概要理解と幼稚園教育との連携について考察する。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンス : 「生活」 の基本的な概念
第2回
幼稚園教育・学校教育における生活の意義
第3回
生活習慣と子どもとのかかわり
第4回
子どもと家族とのかかわり
第5回
子どもと社会とのかかわり
第6回
子どもの生活時間
第7回
遊びと学習
第8回
幼稚園教育と生活科との関連
第9回
生活科の果たす役割と育てたい力
第10回
生活科の環境づくり
第11回
子どもと自然とのかかわり
第12回
子どもと地域社会とのかかわり
第13回
自然を生かした遊びの工夫
第14回
総合的な活動と生活科
第15回
まとめと確認
④ 授業時間外の学習
様々な分野で情報伝達される子どもに関する出来事やものに敏感に反応し、時代背景や現代社会における子ど
もの置かれている状況に関心を深めること。さらに、それらに対して教育活動では何ができるのかを考える習慣
をつけていくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業・グループワーク等への積極的参加
「製作物・実技など」:レポート等
⑥ 履修上の注意など
「生活」 は「文化」と言われるほど、深く幅広い意味を持っている。「生活科」 がなぜできたのかその意義を考
えて、教科として果たす役割と生活文化との関連について追究していくものである。この点を意識しながら学び
を深めていくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 生活編』文部科学省 日本文教出版
参考書:『幼稚園教育要領』及び『小学校学習指導要領』 文部科学省
− 63 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
理
科
(E14040)
2
15
資格取得要件区分
2 後期 選択 小学校教諭一種免許状取得選択必修
担当者名
研究室
笹井 隆邦
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
授業の概要・ねらい 自然に触れ、様々な現象に興味を持って “ なぜ? ” を自ら解明していく。
② 学習の到達目標
小学校理科における教材研究、フィールドワークを通して自然科学に関する基礎的な知識・技能を習得し、現
場で生きた授業を実践することができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンス 身近な動物の飼育と観察(メダカ・ザリガニ等)
第2回
身近な動物の飼育と観察(昆虫類)
第3回
身近な自然の観察(自然観察マップづくり)
第4回
顕微鏡の使い方(水中の小さな生き物)
第5回
流水の働き・土地のつくりと変化
第6回
植物の種子の形と分散方法(模型作り)
第7回
金属・水・空気と温度
第8回
風やゴムのはたらき
第9回
ものの溶け方
第10回
てことてんびん
第11回
電気の働きと利用
第12回
磁石・電磁石
第13回
教案作りのための実験準備
第14回
教案作りのための実験
第15回
落ち葉と冬芽の観察
④ 授業時間外の学習
講義に必要な材料等の準備
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:講義への積極的な参加等の受講態度
「製作物・実技など」:自然観察マップ作製
⑥ 履修上の注意など
講義では適宜印刷物を配布する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 理科編』 文部科学省
参考書:『新しい小学校理科・授業づくりと教材研究』 東洋館出版社 星野昌治編著
− 64 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
家
庭
(E14050)
2
15
資格取得要件区分
2 後期 選択 小学校教諭一種免許状取得選択必修
担当者名
研究室
島岡 敦子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
・家庭生活、食生活、衣生活、住生活、消費生活に関して、子どもたちの現状と課題を把握する。
・小学校家庭科の指導内容を理解し、教師として必要な知識及び技能を身につける。
② 学習の到達目標
・社会の変化や家庭生活の変化に伴った家庭科教育の役割を理解する。
・指導内容についての理解を深め、基礎的・基本的な知識及び技能を習得する。
・自らの生活を見つめ、身近な人と関わり、生涯を見通した豊かな家庭生活を営む力を養う。
③ 授業の内容・計画 第1回
小学校家庭科の役割 指導要領改訂からみる家庭科教育の変遷
第2回
家庭生活と家族:家族と家庭生活の現状と課題の把握 小学校で取り扱う内容
第3回
日常の食事と調理の基礎①:食生活の現状と課題の把握 小学校で取り扱う内容
第4回
日常の食事と調理の基礎②:5 大栄養素と働き 食育の実践
第5回
日常の食事と調理の基礎③:卵の食品価値と調理法 加熱器具の安全な扱い
第6回
日常の食事と調理の基礎④:野菜の食品価値と調理法 包丁や計量器の扱い(実習)
第7回
快適な衣服と住まい①:衣生活の現状と課題の把握 衣服の働き 衣服の手入れ
第8回
快適な衣服と住まい②:生活に役立つ物の製作計画 手縫いとミシン縫いの基礎
第9回
快適な衣服と住まい③:生活に役立つ物の製作 ミシン各部の機能と操作(実習)
第10回
快適な衣服と住まい④:生活に役立つ物の製作 ボタン付けと手縫い(実習)
第11回
快適な衣服と住まい⑤:住まい方の工夫 整とん 清掃 採光 通風・換気 第12回
身近な消費生活と環境: 消費生活の現状と課題の把握 消費者教育
第13回
家庭科の学習内容に関連した社会的ニュースをもとに、討論会
第14回
自分の生活課題についての解決策実践の報告
第15回
総括 小学校家庭科の指導者のあり方
④ 授業時間外の学習
・新聞やニュースの中から学習内容に関連した記事を収集
・自分の生活課題を把握し、解決策の実践
・実習・実験レポート
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
25%
25%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業への積極的参加度、レポート
「製作物・実技など」:実習技能、製作物
⑥ 履修上の注意など
・調理に関する実習・・・エプロン、マスク、三角巾、布巾、上履きを用意
・生活に役立つ物の製作・・・必要布、裁縫道具を用意
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 家庭編』 文部科学省(東洋館出版社)
『わたしたちの家庭科 小学校 5・6』 開隆堂 参考書:随時紹介します
− 65 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 A Ⅱ
(E14070)
1
30
資格取得要件区分
2 前期 選択
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
戸川 晃子
7 号館 5 階
榊原 契保
研究室他
山﨑 祥代
木嶋 宏子
保育士資格取得選択必修
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育者・教員として音楽表現に必要な演奏技術(童謡・唱歌の弾き歌い・伴奏付け・移調)の修得を目標とし
たピアノの個人レッスンを行う。各調の主要三和音の理論的な理解と実践的に任意の調への移調奏を学ぶことに
より、それぞれの現場で活用できるように、子どもの年齢・発達・声域等の実態に即した幅広い童謡の弾き歌い
の力を身につける。また、子どもの身近な曲を基礎的リズムに活用する方法を修得し、各自の進度に合った曲を
通して豊かな表現力を磨くことで応用力をつけ、「音楽AⅠ」で修得した演奏技能をさらに高める。
② 学習の到達目標
・各自の進度に合った楽曲を通して表現力を磨く。
・童謡の弾き歌いと伴奏付けの修得。
③ 授業の内容・計画 第1回
各自の進度に応じた課題 (STEP3 〜 6)
第2回
童謡の弾き歌い:春の曲
第3回
各自の進度に応じた課題 (STEP3 〜 6)
第4回
童謡の弾き歌い:春の曲他 マーチ・スキップ・ギャロップ
第5回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)
第6回
童謡の弾き歌い:夏の曲 マーチ・スキップ・ギャロップ
第7回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)
第8回
童謡の弾き歌い:夏の曲他 マーチ・スキップ・ギャロップ
第9回
各自の進度に応じた課題
第10回
童謡の弾き歌い:秋の曲
第11回
各自の進度に応じた課題
第12回
童謡の弾き歌い:秋の曲他
第13回
各自の進度に応じた課題
第14回
童謡の弾き歌い:秋の曲他
第15回
補足とまとめ 理解度の確認(各自の進度に応じた楽曲の暗譜 童謡の弾き歌い)
④ 授業時間外の学習
前回授業の復習および授業回の課題練習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
50%
20%
0%
「定期試験」:ピアノ実技
「平常点」:授業参加・受講態度・演奏発表
「製作物・実技など」:各自の進度に応じた楽曲の演奏・童謡の弾き歌い
⑥ 履修上の注意など
1 年次の音楽で学んだピアノ・声楽・音楽理論を総合した演奏・表現を目指す。また、保育者、教員として子どもの動き
(テ
ンポ)や子どもの状況(声域や童謡の音域)に対応できる技術を身につけて欲しい。そのためには幅広い多数の曲を
繰り返し練習し、基礎技術を積み重ねる努力を毎日続けること。
「音楽 A Ⅰ」単位取得済のこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『初級ピアノテクニック速習ステップス』木許 隆監修 音楽之友社
『こどものうた 200』 小林美実編 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 植田光子編著 音楽之友社
参考書:ブルグミュラー・25 の練習曲 , ソナチネ・アルバムⅠ等 随時紹介する。
− 66 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 A Ⅲ
(E14080)
1
30
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
戸川 晃子
7 号館 5 階
榊原 契保
研究室他
山﨑 祥代
木嶋 宏子
保育士資格取得選択必修
演 習
① 授業の概要・ねらい
「音楽AⅡ」に引き続いて、総合的に音楽の理解を深めるためにピアノの個人指導を行い、コードネームでの
伴奏付けについても学ぶ。保育や教育現場で音楽表現活動を展開していくためには継続的に技能の研鑚につとめ
ることが必要である。保育士・教員としてそれぞれの活動場面に応じた、適切な曲を自ら選ぶ力をつけるととも
に、子ども・児童の発達をより意識した童謡・唱歌の理解と、各自の進度に合った曲を通して表現力を修得して
いくことを目指しながら、音楽性を高め、豊かな感性と創造性を育成する。
② 学習の到達目標
・各自の進度に合った楽曲を音楽表現に気を付けながら演奏する。
・童謡を無理のない発声法で表情豊かに歌いながら伴奏する。
③ 授業の内容・計画 第1回
各自の進度に応じた課題 (STEP3 〜 6)・童謡の弾き歌い:秋の曲他
第2回
各自の進度に応じた課題 (STEP3 〜 6)・童謡の弾き歌い:秋の曲 ぞうさん
第3回
各自の進度に応じた課題 (STEP3 〜 6)・童謡の弾き歌い:おさるがふねをかきました
第4回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得①ことりのうた
第5回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得②アイアイ
第6回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得③とんでったバナナ
第7回
童謡の弾き歌い:前奏・後奏付け 伴奏付けの習得④まとめ
第8回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)・童謡の弾き歌い:いぬのおまわりさん
第9回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)・童謡の弾き歌い:冬の曲他
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)
・童謡の弾き歌い:おつかいありさん
第10回
第11回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)・童謡の弾き歌い:春の曲他
第12回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)・童謡の弾き歌い:ゆりかごのうた
第13回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)・童謡の弾き歌い:てをつなごう
第14回
各自の進度に応じた課題 (STEP4 〜 7)
・童謡の弾き歌い:てのひらをたいように
第15回
補足とまとめ 理解度の確認 (各自の進度に応じた課題・童謡の弾き歌い)
④ 授業時間外の学習
前回授業のまとめと授業回の課題練習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
50%
20%
0%
「定期試験」:ピアノ実技
「平常点」:授業参加・受講態度・演奏発表
「製作物・実技など」:各自の進度に合った楽曲の演奏・童謡の弾き歌い
⑥ 履修上の注意など
保育者、教員として子どもの動き(テンポ)や子どもの状況(声域や童謡の音域)に対応できる技術を身につ
けて欲しい。そのためには多数の曲を繰り返し練習し、基礎技術を積み重ねる努力を毎日続けること。
「音楽 A Ⅱ」
単位取得が望ましい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『初級ピアノテクニック速習ステップス』木許 隆監修 音楽之友社
『こどものうた 200』小林美実編 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』植田光子編著 音楽之友社
参考書:ブルグミュラー・25 の練習曲 , ソナチネ・アルバムⅠ等 随時紹介する。
− 67 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
音 楽 B Ⅲ
(E14110)
1
30
2 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
◎水澤 節子
清水かをり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
演 習
① 授業の概要・ねらい
・音楽BⅡで学習した内容を深める。
・個人レッスンを充実させ、さらに磨かれた声を養う。
・ 伴 奏 付 き 歌 曲 演 奏 に よ っ て 、 自 分 で 速 度 、 強 弱 、 フ レ ー ジ ン グ な ど を 考 え 、 正 し く 楽 譜 を 読 み…
イメージをふくらませて曲を組み立てる力を培う。
② 学習の到達目標
・コールユーブンゲン 7度音程
・弾き歌い演奏 ・伴奏付き歌曲演唱
③ 授業の内容・計画
コールユーブンゲン
こどものうた 200
歌曲 やさしい弾き歌い
第1回
6 度音程
しゃぼんだま
花(二部合唱)
春の歌
第2回
6 度音程
とんぼのめがね
椰子の実
春の歌
第3回
6 度音程
こいのぼり
荒城の月
春の歌
第4回
6 度音程
やぎさんゆうびん
砂山
夏の歌
おもちゃのチャチャチャ こもりうた
夏の歌
第5回
6 度音程
第6回
6 度音程
ことりのうた
てるてるぼうず
夏の歌
第7回
前半の補足とまとめ
第8回
7 度音程
ゆりかご
虹の彼方
秋の歌
てのひらをたいように 虹の彼方
秋の歌
第9回
7 度音程
第10回
7 度音程
いぬのおまわりさん サンタルチア
秋の歌
いちねんせいになったら サンタルチア
冬の歌
第11回
7 度音程
第12回
7 度音程
アイアイ
まっかな秋(二部合唱)
冬の歌
第13回
7 度音程
もりのくまさん
まっかな秋(二部合唱)
冬の歌
第14回
後半の補足とまとめ
第15回
各自の進度に応じた課題の実践
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
音楽の基礎力を身につけるのに重要なコールユーブンゲンの課題をしっかり練習して授業にのぞむこと
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
25%
50%
25%
0%
「定期試験」:実技テスト
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:弾き歌いテスト
⑥ 履修上の注意など
授業に必要な教科書は、自分の本を必ず持参すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『コールユーブンゲン』 大阪開成館
『こどものうた 200』 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 音楽之友社
『学園愛唱歌選集』 ドレミ出版
必要に応じてプリントを配布
参考書:コールユーブンゲン、CD 貸出
− 68 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
図 画 工 作 Ⅱ
(E14130)
1
演 習
30
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得選択必修
◎藤本由佳利 7 号館 5 階
2 前期 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
市川 陽子
研究室他
保育士資格取得選択必修
① 授業の概要・ねらい
色面構成・立体構成などを中心に総合的能力を高める。
② 学習の到達目標
図画工作Ⅰで習得した基礎技術を基盤とし、子どもの様々な創造活動を援助できる技術を習得する。また、表
現と鑑賞を通して豊かな感性を育み、生涯にわたって芸術に親しむ心を養う。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
モビールの制作 構想の検討 第3回
モビールの制作- 1 紙立体の制作
第4回
モビールの制作- 2 吊るし方の工夫
第5回
木のおもちゃの制作 構想の検討 第6回
木のおもちゃの制作- 1 電気糸鋸で切る- 1
第7回
木のおもちゃの制作- 2 電気糸鋸で切る- 2 第8回
木のおもちゃの制作- 3 着色
第9回
陶芸作品 制作
第10回
ワイヤーワーク
第11回
土粘土での立体制作
第12回
グループによる指人形劇の制作① 内容の検討・役割分担
第13回
グループによる指人形劇の制作② 紙粘土による頭部制作
第14回
グループによる指人形劇の制作③ 背景の描画
第15回
指人形劇の発表会・まとめ
④ 授業時間外の学習
各授業回前に伝える。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:制作・観賞にのぞむ姿勢
「製作物・実技など」:提出作品
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:適宜紹介します。
− 69 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
体
育
Ⅰ
(E14140)
1
30
2 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
研究室
◎近藤みづき 7 号館 5 階
木岡 正雄 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
幼児期、児童期に獲得した動きかたは、子どもが生涯にわたって身につける動きかたの基礎となる。本演習で
は子どもの運動発達をふまえた上で、幼児期、児童期における基本の運動や運動遊び、身体表現の意義やねらい
を深く理解し、基本的な考え方を身につける。さらに、これらの学習を効果的に進めていく教材づくりや環境づ
くりを学ぶ。
② 学習の到達目標
・幼児期、児童期における基本の運動、身体表現、運動遊びの基本的な考え方や基本的な技能を習得する。
・身体表現や運動遊びの教材づくりや環境づくりを含めた援助法・指導法を習得する。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
体つくり運動(体ほぐし運動)
第3回
多様な動きをつくる運動遊び①歩く・走る・押す・引く
第4回
多様な動きをつくる運動遊び②用具操作・力試し
第5回
大型器具を使った運動遊び①鉄棒運動
第6回
大型器具を使った運動遊び②マット運動
第7回
大型器具を使った運動遊び③跳び箱運動
第8回
表現遊び
第9回
走・跳の運動遊び①かけっこ・しっぽとり
第10回
走・跳の運動遊び②折り返し走
第11回
走・跳の運動遊び③障害走
第12回
ゲーム①鬼ごっこ
第13回
ゲーム②ボールを投げる・捕る
第14回
ゲーム③ボールを蹴る
第15回
補足とまとめ
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
幼児、児童の運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
毎回の授業内容や感想を記録する授業ノートを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:授業態度、積極性
「製作物・実技など」:提出物、実技
⑥ 履修上の注意など
健康管理に注意すること。
学校指定の体操服(ポロシャツ)を着用すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:随時プリントを配布する。
− 70 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(生活)
(E14230)
2
15
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
藤池 安代
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
生活科は、子どもの実態を把握し地域の特性を踏まえた教材を開発し、指導計画を立て保護者や地域の人々の
理解と協力を得て進めていく教科である。全ての学びの基礎となる重要な役割を担っている教科でもあることか
ら、その特性を理解し、指導するために必要な資質や技能を身につけることにある。
② 学習の到達目標
①生活科の特質、目標及び内容等を理解する。
②授業づくりに必要な基礎的な知識・技能・教材開発について理解し、授業設計することができる。
③模擬授業を通して生活科指導の具体的な手立てを体験する。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンスおよび生活科設立の趣旨と経緯
第2回
生活科の目標と生活科の特質
第3回
生活科の内容構成と授業展開
第4回
自然素材の教材化体験
第5回
指導計画作成上の留意点と評価の在り方
第6回
年間指導計画作成の留意点及び単元計画作成の配慮事項
第7回
生活科教科書で年間指導計画作成
第8回
「秋」 の単元計画案づくりと発表・相互評価
第9回
「町探検」 の単元計画案づくりと発表・相互評価
第10回
指導案作り 「町探検」 と発表準備
第11回
模擬授業 「町探検」 →相互評価ど自己評価
第12回 「うごくおもちゃ」の教材づくりと指導案作成
第13回
「家族」 の教材作りと指導案づくり
第14回
2 つの単元の模擬授業→相互評価・自己評価
第15回
まとめと最終課題
④ 授業時間外の学習
身近な自然や地域社会、政治、世界情勢に敏感に反応し、それらを子どもたちにどのように伝え、学ばせてい
くのか、また、子どもが日頃興味関心を示しているものは何かをキャッチできる目と耳と心を育てていくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:作業・活動・模擬授業等への積極的な参加態度
「製作物・実技など」:指導案、作品、レポート等
⑥ 履修上の注意など
資料や教材、授業ビデオ等を活用して生活科の根幹を分かりやすく解説し、学校現場での生活科学習活動に即
した活動や体験を取り入れて授業を進める。発想豊かに、創造力を培っていく努力をすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 生活編』 文部科学省 日本文教出版
参考書:『生活教科書』
− 71 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(音楽)
(E14260)
2
15
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
瀬川 和子
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
・小学校学習指導要領に基づいた音楽科の果たす役割の理解
・表現のための理論と基本技術の研究
・指導計画案の作成と模擬授業の実践
② 学習の到達目標
小学校学習指導要領に基づいた音楽科の目的や各学年の目標と内容を理解する。各学年の共通教材を中心とし
た教材研究をすることで、歌唱・鑑賞・器楽合奏・創作についての指導法を検討する。それをもとにして授業の
展開方法や指導計画案を作成してみる。
③ 授業の内容・計画 第1回
教科音楽科の果たす役割について
第2回
小学校音楽科の学習指導要領について
表現のための理論と基本技術の研究 歌唱共通教材(1・2年)と歌唱指導法の研究①
第3回
第4回
表現のための理論と基本技術の研究 歌唱共通教材(3・4年)と歌唱指導法の研究②
第5回
表現のための理論と基本技術の研究 歌唱共通教材(5・6年)と歌唱指導法の研究③
第6回
鑑賞共通教材の研究 器楽合奏指導法の研究① リズム楽器の奏法
第7回
鑑賞共通教材の研究 器楽合奏指導法の研究② リコーダーの奏法
第8回
鑑賞共通教材の研究 器楽合奏指導法の研究③ アコーディオンの奏法
第9回
指導計画の作成① 課題設定と授業展開の事例研究
第10回
指導計画の作成② 指導案作成の実際
第11回
指導計画の作成③ 学ぶ意欲を高める評価方法
第12回
学生による模擬授業の実践①低学年
第13回
学生による模擬授業の実践②中学年
第14回
学生による模擬授業の実践③高学年
第15回
学生による模擬授業の実践④まとめ
④ 授業時間外の学習
指導案作成は、個人が目標の設定や選曲、構成を考えるが、模擬授業はグループ単位で企画構成していくので
積極的に参加すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への取組み方・意欲、模擬授業への参加態度など
「製作物・実技など」:歌唱・リコーダー実技
⑥ 履修上の注意など
・学習効果を上げるためには、各自が意欲的に取り組む姿勢が大切であるので、予習復習を欠かさないこと。
・リコーダーの用意
⑦ 教科書・参考書
教科書:『最新 初等科音楽教育法 [ 改訂版 ] 小学校教員養成課程用』
音楽之友社
参考書:『小学校学習指導要領 音楽編』 文部科学省
随時紹介する。
− 72 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(図画工作)
(E14270)
2
15
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
藤本由佳利
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
こどもの資質や能力を高めるための図画工作科指導方法を、様々な教材研究を通して考察・工夫する。
学習指導案を作成し模擬授業と相互評価を行う。
評価のあり方について理解する。
② 学習の到達目標
小学校学習指導要領に基づいて図画工作科の意義や目的・内容を理解し、図画工作科学習での基礎知識・技術
を身につけながら、授業作りの発想と実践力を培う。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
小学校学習指導要領「図画工作科」の解説
第3回
平面造形の指導 低学年の教材研究 紙版画など
第4回
平面造形の指導(低学年)模擬授業と相互評価 第5回
立体造形の指導 低学年の教材研究 粘土など
第6回
立体造形の指導(低学年)模擬授業と相互評価 第7回
平面造形の指導 中学年の教材研究 水彩画など
第8回
平面造形の指導(中学年)模擬授業と相互評価 第9回
立体造形の指導 中学年の教材研究 彫刻刀など
第10回
立体造形の指導(中学年)模擬授業と相互評価 第11回
平面造形の指導 高学年の教材研究 電気糸鋸など
第12回
平面造形の指導(高学年)模擬授業と相互評価 第13回
立体造形の指導 高学年の教材研究 ワイヤーワークなど
第14回
立体造形の指導(高学年)模擬授業と相互評価 第15回
図画工作科の指導計画と評価・まとめ
④ 授業時間外の学習
予習:模擬授業の準備
復習:授業を振り返り、指導案を作成する
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業にのぞむ姿勢
「製作物・実技など」:授業時の課題
⑥ 履修上の注意など
授業時の取り組みを重視する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 図画工作』
文部科学省 参考書:適宜紹介する。
− 73 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育所実習指導Ⅰ
(E14300)
1
30
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎松尾 寛子 7 号館 5 階
永井久美子 研究室 他
保育士資格取得必修
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育所実習を円滑に進めていくために必要な知識・技術を習得し、保育所実習の意義目的を理解する。プライ
バシーの保護や守秘義務など、保育所実習の心構えを理解した上で、保育士の職務の実際を理解しその役割を学
ぶ。模擬保育やグループディスカッションなどにより、保育所での実習の学習内容や課題を明確にしたり、実習
の方法や記録の意義について理解する。学内での模擬保育などを通して実際の子どもへの関わり方や子ども理解
の方法を学ぶ。保育所における現場実習をより効果的なものとするために、事前事後指導を通して、学内での授
業と保育所実習との有機的な結合を図り、保育を総合的に理解し、保育士としての専門性を確立する。
② 学習の到達目標
保育所実習の目的、内容、方法を理解し、実習への心構えを作り上げて、各自の実習課題を明確にする。
保育所の概要を理解するとともに、保育の計画、指導計画への考え方、立て方と、実践の重要性を学ぶ。
事後指導においては、実習を振り返り、自己課題を明確にする。
③ 授業の内容・計画 保育所実習の意義目的の理解、保育所実習の流れ、保育所実習の具体的内容
第1回
(担当者:松尾・永井)
第2回
保育の実際①専門職者から学ぶ
(担当者:永井・松尾)
保育の実際②保育所保育のデイリープログラムと保育の計画(担当者:永井・松尾)
第3回
第4回
実習記録の書き方と実習指導案の書き方について
(担当者:松尾・永井)
実習指導案の作成と展開①実習指導案(グループでの検討)
(担当者:松尾・永井)
第5回
第6回
実習指導案の作成と展開②実習指導案(グループで作成)
(担当者:松尾・永井)
第7回
保育の展開①模擬保育
(担当者:松尾・永井)
第8回
保育の展開②模擬保育と振り返り
(担当者:松尾・永井)
第9回
保育の展開③設定保育①
(担当者:永井・松尾)
実習直前指導①日誌・提出書類等の配布と指導、オリエンテーションについて
第10回
(担当者:松尾・永井・教務)
第11回
実習直前指導②日誌・提出書類等について
(担当者:松尾・永井)
第12回
保育の展開④設定保育②
(担当者:永井・松尾)
第13回
実習直前指導①実習目標
(担当者:松尾・永井)
第14回
実習直前指導②実習の心得の確認
(担当者:松尾・永井)
第15回 【事後指導】実習成果のレポート作成・面談
(担当者:松尾・永井)
④ 授業時間外の学習
保育原理、児童福祉等で学んだ児童福祉施設としての保育所の役割を十分理解するとともに、発達心理学、乳
児保育等で学んだ子どもの成長過程についての理解も深めておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度・小テスト・レポート
「製作物・実技など」:指導案作成に関する製作物、授業内で課される実技や提出物等
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない。全回出席のこととする。欠席した場合は欠席回のプリント等を確保したう
えで、授業の補充を行うこととする。保育所実習指導Ⅰ内での指導事項を守り、授業内で与えられた課題などに
対して、誠実・積極的に取り組むこと。手遊びや絵本の読み聞かせ等、模擬保育の要素を取り入れることもある。
グループで練習した成果を発表することもある。
なおこの科目は定期試験を実施しないため、追再試験も実施しない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園・保育所実習ハンドブック』 田中まさ子編 みらい
『保育所保育指針解説書』
『保育のマナーと言葉』 長島和代編 わかば社
参考書:随時紹介する。
− 74 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 所 実 習 Ⅰ
(E14310)
2
40
2 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
実 習
① 授業の概要・ねらい
保育所での実習を行い、乳幼児の発達や発育への理解を深め、保育所の機能等を実地の体験を通して理解する
とともに、保育士の職務内容と役割、技術及び態度を身につけ、その任務と使命を自覚することを目的とする。
すでに学習した理論と、保育所での実践をつなぎ、課題をもって実習に臨むことにより、子どもを見る目や保育
士の具体的な保育について理解を深めていく。また、実際に保育の一部分を担当したりしながら、保育士の言葉
がけや職務に対して総合的に理解・実践するための応用力を身につける。また、実習を通して今後の新しい学習
目標を見つける契機をつくる。
② 学習の到達目標
・保育所の概要を理解する。
・乳幼児との関わりを通して、乳幼児への理解を深める。
・保育内容を理解し、実践を通して保育技術を習得する。
・保育計画、指導計画への考え方、立て方と、実践の必要性を学ぶ。
・保育所保育全般における理解を深め、以後の学習への自己課題を明確にする。
③ 授業の内容・計画 2 年次後期に 2 週間の実習を実施する。実習内容は、観察実習、参加実習、部分実習とする。子どもと活動を
ともにしながら、保育所の一日の生活の流れを理解し、クラスの保育を知る。子どもとの関わりを通して、育ち
や個性に気付き、子どもの成長についての理解を深める。保育士の子どもへの関わり方や、保育内容の発展方法
について実践的に学ぶ。保育士の指導の下で立案した指導計画に基づき、保育実践を試みることもある。日々の
実習実施内容は、実習日誌に整理し記録するとともに、実習全体としての学びを自分のものにまとめ、次への課
題を明確にする。
④ 授業時間外の学習
保育所の役割や、発達心理学、乳児保育等で学んだ子どもの成長過程についても理解を深めるとともに、保育
現場で活用したい保育技術面(音・図・体など)の強化を積極的に図る。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度など、実習先からの評価
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
保育所実習指導Ⅰ授業内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
保育士倫理綱領に基づいた行動を求める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:保育所実習指導Ⅰと同様
参考書:随時紹介する。
− 75 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
施設実習指導Ⅰ
(E14320)
1
30
2 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
演 習
① 授業の概要・ねらい
社会には様々な理由により、生活の場が確保されなかったり、 自己の能力や思いを十分に発揮したり活用でき
ない状況にある人々が存在します。そのような人々に対して社会福祉施設は直接的な援助を行っていきます。保
育士は社会福祉の理念に基づく専門職です。 保育士資格取得のために社会福祉施設での実習を行います。 そのた
めによりよい実習になるための指導と事後の指導を行います。
保育士になる上で社会福祉の基本となるべき事柄に触れる事は、大変意義深いものであると考えます。また施
設での援助やケアのあり方、また職員の姿勢や施設の考え方を体験する事は、机上の学びとは違うより実践的な
ものであり、多くの示唆を与えてくれるものです。実習を通じて社会福祉の基本や理念などを体験しまた感じ取
る事を期待しています。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解ができる。 様々な利用者への援助の基礎的な能力を得て実習を行う
力を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
社会福祉と保育士
第2回
保育士の専門職倫理について
第3回
社会福祉施設の役割と意義
第4回
社会福祉施設の歴史
第5回
社会福祉施設の類型
第6回
利用者の理解 児童について
第7回
利用者の理解 障害児者について
第8回
社会福祉施設の実際
第9回
社会福祉施設の理念と業務
第10回
社会福祉施設における援助のあり方
第11回
実習先事前学習
第12回
実習計画書指導・作成
第13回
実習記録の書き方
第14回
実習開始に当たっての最終確認指導~実習に臨んで~
第15回
実習事後指導~施設実習への振り返りと課題~
④ 授業時間外の学習
社会生活で必要とされる基本的なマナーを意識した生活を送り、身につけておく。
例えば、挨拶の仕方・敬語の使い方・時間の守ること・整理整頓の仕方などである。また話し言葉と書き言葉
の違いについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度・レポート等
「製作物・実技など」:実習に関する書類や手続きの取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない(正当な理由無き場合は実習を辞退したものと見なす)。
実習に向けての態度・意欲や社会的常識など、実社会で必要とされる言動を求めます。それらが著しく欠ける
と判断される場合も実習不可と判断する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育実習』 阿部・増田・小櫃編 ミネルヴァ書房 参考書:レジュメ配布、その都度紹介する
− 76 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
施 設 実 習 Ⅰ
(E14330)
2
40
2 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
実 習
① 授業の概要・ねらい
実習施設における実際の業務に直接参加することにより、 それぞれの役割や職員の専門性を学ぶ。 また児童・
利用者に対する基礎的な理解と共に、 専門的な関わり方、援助方法について、 直接的な体験を通じて学ぶ。
社会福祉施設にボランティアやお手伝いに行くのとは違い、保育士資格の実習として福祉施設に行くというこ
とは、そこには社会福祉に対する専門性や倫理などを学ぶ必要がある。また同時に社会人としての自覚や態度が
求められる。その点を踏まえて理論的学びではなく、実体験に基づく貴重な体験学習の場である。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解をし、様々な利用者への援助の基礎的な能力を身につける。
③ 授業の内容・計画 ・知的障害者(児)等の施設における実習
・施設実習は2年前期8月に、10日間程度実施する
・期間中は施設の指導のもと実習を行い、毎日その日の実習記録をつけて提出する。
・実習期間中には、教員が巡回に訪れて学生・施設と話し合いを行い、それぞれに指導を行う。
・実習終了後の事後指導に従う。
④ 授業時間外の学習
実習に関しては様々な手続きが多くあるので、一つ一つを丁寧に正確に理解できるようにしておく。社会的な
マナーとはどのような事かについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度・成果など、実習先からの評価に基づく判断
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
施設実習指導Ⅰの講義内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:実習先からの指定図書等その都度紹介
− 77 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こ ど も の 安 全
(コミュニティワーク演習)
(E15140)
1
30
2 前期
演 習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎西 修 7 号館 2 階
東末 真紀 非常勤講師
山岸 千夏
控室
-
① 授業の概要・ねらい
・フィールドワークなどを通してまちとまちづくりに関するさまざまな要素や構造についての基礎知識を身につけるとともに、
被災都市神戸ならではの蓄積を生かしてリスクコミュニケーションの視点から危機管理と災害対応についても学ぶ。
・講義や演習を通してコミュニティワークの基礎となるファシリテーションやワークショップの知識を学ぶ。
② 学習の到達目標
・基礎的なコミュニケーション能力やファシリテーションスキルを身につけ、グループワークを先導できる力を
身につける。
・リスクコミュニケーションに関する基礎知識と現場で必要な危機管理の発想を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
科目説明と簡単なグループワーク
(担当者:西・東末)
第2回
リスクコミュニケーション 1 理論と基本知識
(担当者:西・東末)
第3回
リスクコミュニケーション 2 演習
(担当者:西・東末)
グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 1 傾聴
(担当者:西・東末)
第4回
グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 2 観察
(担当者:西・東末)
第5回
グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 3 発問
(担当者:西・東末)
第6回
グループコミュニケーション基礎 ファシリテーションスキル 4 ファシリテー
第7回
ショングラフィフィック
(担当者:西・東末)
第8回
防災減災と危機管理 1 現場から学ぶ 保育所編
(担当者:東末)
第9回
防災減災と危機管理 2 現場から学ぶ 小学校編
(担当者:東末)
第10回
フィールドワーク 1 まちの安全マップ 進め方
(担当者:東末・山岸)
第11回
フィールドワーク 2 まちの安全マップ 現地踏査
(担当者:東末・山岸)
第12回
フィールドワーク 3 まちの安全マップ 現地踏査
(担当者:東末・山岸)
第13回
フィールドワーク 4 まちの安全マップ 調査まとめ
(担当者:東末・山岸)
第14回
発表と評価
(担当者:東末・山岸)
第15回
まとめ、理解度の確認
(担当者:西・東末)
④ 授業時間外の学習
前回の復習 フィールドワークの準備とまとめなど
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
35%
35%
20%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度・授業ごとのミニレポートなど
「製作物・実技など」:グループワーク成果物など
「その他」:授業全体を通した理解度など
⑥ 履修上の注意など
グループワークを中心とした体験型の授業を中心に行うため、協調性を持って主体的に授業参加することを前
提に受講すること。また「防災減災と危機管理 1」および「2」はゲスト授業となるため必ず出席すること。授
業日程については第 1 回の授業で説明するが、以下のような変則日程となるので注意すること。
・リスクコミュニケーション1、2は2回分をまとめて実施する。
・ファシリテーションスキル1、2および3、4はそれぞれ2回分をまとめて実施する。
・フィールドワーク2、3は屋外での活動となり、2回分をまとめて実施する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません
参考書:使用しません
− 78 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
児童の健全育成と福祉
(ZE1000)
2
15
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
中村かおり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
2 前期 選択
講 義
① 授業の概要・ねらい
少子高齢社会、核家族化、社会連帯意識の希薄化の中で、子どもの健全育成や子育て支援等の役割を担う児童
館への期待はますます大きくなっている。本講義では子どもや家庭を取り巻く現状を様々な角度から理解するこ
とで、児童健全育成の必要性について認識を深める。
② 学習の到達目標
児童健全育成に対しての基本的理解を深め、それらの活用について自分なりの見解を持てるようになる。
③ 授業の内容・計画 第1回
子どもの遊びと健全育成~健全育成をイメージしよう
第2回
現代社会の抱える諸問題①~子どもたちの抱える諸問題~
第3回
現代社会の抱える諸問題②~家庭・社会の抱える諸問題~
第4回
児童健全育成の概要
第5回
児童健全育成の意義と領域
第6回
児童健全育成対策の各機関
第7回
児童健全育成の各施策
第8回
児童健全育成を取り巻く現状①~子どもと家族~
第9回
児童健全育成を取り巻く現状②~子どもと貧困~
第10回
児童健全育成を取り巻く現状③~子どもと教育~
第11回
児童健全育成を取り巻く現状④~子どもとメディア~
第12回
児童健全育成を取り巻く現状⑤~子どもと健康~
第13回
児童健全育成を取り巻く現状⑥~子どもと放課後・遊び~
第14回
児童健全育成の課題と展望
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
事前配布の資料等があれば、必ず目を通してから授業に臨むこと。また、新聞のニュース等を意識してチェッ
クし、授業に関連のある項目等があれば保存しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
10%
20%
10%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的な参加意欲・受講態度等
「製作物・実技など」:児童健全育成に関するレポートの発表(詳細は授業内で指示)
「その他」:授業中に指示したレポートの提出
⑥ 履修上の注意など
授業中、児童健全育成に関する問題について、自身の関心のあるテーマを調べ、発表してもらいます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。適宜プリントを配布する。
参考書:随時紹介する。
− 79 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
児童館の機能と運営
(ZE1010)
2
15
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
◎金坂 尚人
越智 正篤
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
2 前期 選択
講 義
① 授業の概要・ねらい
児童館の役割が拡大されていく中で、地域のニーズに応えることのできる児童厚生員( 指導員 )の育成を目
指すために基本となる考えや、具体的な内容技術を習得するとともに実践力を養う。
② 学習の到達目標
児童館の意義や社会的役割を学ぶとともに具体的な方法を理解し、考察し実践できる力を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
児童館ってどんなとこ?
(担当者:金坂)
企画力(地域ニーズに応じた企画とは・ポスターセッションの説明)
第2回
(担当者:金坂)
第3回
児童館の置かれている位置・状況
(担当者:金坂)
第4回
遊び支援① 本来あるべき支援とは
(担当者:金坂)
第5回
遊び支援② 子どもとのかかわりを違う視点から見てみる
(担当者:金坂)
第6回
遊び支援③ イメージの裏側
(担当者:金坂)
第7回
遊び支援④ 平等と公平(福祉の視点を考える)
(担当者:金坂)
第8回
遊び支援⑤ 子どもと大人のずれ
(担当者:金坂)
第9回
児童館活動の実際① コミュニケーション
(担当者:金坂)
第10回
児童館活動の実際② 現在の社会状況からみる児童館の役割 (担当者:金坂)
第11回
児童館活動の実際③ 児童厚生員の職務と職場倫理
(担当者:金坂)
第12回
児童館活動の実際③「障がい児」を取り巻く環境
(担当者:金坂)
第13回
児童館活動の実際④ 危機管理
(担当者:金坂)
第14回
ポスターセッション・企画発表会
(担当者:金坂)
第15回
遊び支援⑥ 実際の遊び・関わり方の中から考える
(担当者:越智)
④ 授業時間外の学習
次回までに個人で調べておくこと
第 14 回のポスターセッションにむけて、グループで企画を計画し、ポスターを作成する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度・グループワークにおいての関わり方等
「製作物・実技など」:グループでの制作・発表
⑥ 履修上の注意など
昨今の社会の中で児童館が担う役割は年々大きくなっています。子ども達・保護者が求めるニーズも多様化す
る中で、正解を学ぶのではなく、常に何がベストかを考える姿勢を学んでください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:『児童館テキストシリーズ① / 児童館の機能と運営』 児童健全育成推進財団 2011 年 − 80 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こ ど も の 活 動
(コミュニティワーク演習)
(ZE1020)
演 習
1
資格取得要件区分
15 1 ~ 4 前期 選択 児童厚生一級指導員資格取得必修
担当者名
研究室
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
ソーシャルワークに類型されるコミュニティ・ワークの理論を踏まえ、地域における子どもたちの安全やその
関係機関の在り方について学ぶ。
地域の社会資源を理解し、それらの施設の活用と地域とのかかわりについて学び、地域における子どもたちの
育ちとそれらを支える地域社会の在り様について理解を深める。
また、ソーシャルワークの方法を用いた集団活動や相談のあり方についても学びを深める。
② 学習の到達目標
・ソーシャルワーク理論を踏まえた子どもの集団活動のあり方を学ぶ
・集団活動と個別支援活動及び保護者等への関わり方について学ぶ
③ 授業の内容・計画 第1回
アイスブレイク〜お互いを理解し合う
第2回
ソーシャルワークの理論・概念・領域
第3回
コミュニティソーシャルワーク構成要素と理論
第4回
子どもの支援者としての専門性を磨く〜自己覚知
第5回
子ども観・人間観を養う〜倫理綱領から
第6回
面接技法の習得〜ロールプレイから伝えることの難しさ/記録のとり方を理解する
第7回
地域福祉力向上のために福祉研修プログラム作成
第8回
まとめ/講義内レポート試験
④ 授業時間外の学習
これまでの学習を整理し、子どもの生活に関する必要な支援と想定事項や専門的技能について復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、課題への取り組み、参加意欲等を勘案する
⑥ 履修上の注意など
保育士はソーシャルワーク(保育ソーシャルワーク)の担い手でもあることに意識をおき、地域・家庭・保護
者支援のための実践方法としての理論を学ぶという意識で受講をすること。
追・再試験は実施しない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:レジュメ配布、講義にてその都度紹介。
− 81 −
− 82 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
生命と科学
(E11040)
2
15
3 前期
講 義
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎髙松 邦彦 5 号館 3 階
関 雅幸
研究室他
-
① 授業の概要・ねらい
生命科学の進歩は近年著しく、ニュースでも多く報じられている。これは、生命科学が一般の社会生活に深く
関わっていることを示している。この「生命と科学」では、生命科学の基礎的な概念・知識を丁寧に理解し、科
学的な考え方を身につけることを目指す。生物の定義・ゲノム等の基本的な生物医学の理解を深める。また、生
物を理解するために無生物(ロボット等)を使い、生物についての理解を深める。さらに最先端生命科学の話題
にも触れ、一般社会における科学的な思考方法を例示する。
② 学習の到達目標
単細胞生物から多細胞生物までを、分子細胞生物学的な観点から捉え、生物とは何かについて考える。これに
より、細胞内では複雑なことが行われていることを理解することで、基本的な生物医学の理解を深める。
教育版レゴ ® マインドストーム ®EV3 を教材として用いる。生物と無生物の境界を考えることで、「生物と
はなにか」という問題の理解を試みる。
③ 授業の内容・計画 第1回
分子と細胞の世界
(担当:高松)
第2回
遺伝子と DNA
(担当:高松)
第3回
タンパク質の構造と機能
(担当:高松)
第4回
ゲノムとゲノム科学
(担当:高松)
第5回
RNA の世界
(担当:高松)
第6回
ウィルスと微生物
(担当:高松)
第7回
分子レベルの進化
(担当:高松)
第8回
まとめと演習
(担当:高松)
第9回
ロボットについて (担当:関)
第10回
メインとなる部品(EV3 ブロック)の特徴を知る、ロボットの作成 (担当:関)
第11回
ソフトウェアの作成
(担当:関)
第12回
各種センサーの利用について
(担当:関)
オリジナルロボットの作成 I センサーを組み込み、グループごとにオリジナルロ
第13回
ボットを作成する
(担当:関)
オリジナルロボットの作成Ⅱ ハード・ソフトの改善によりロボットの完成度を上
第14回
げる
(担当:関)
第15回
ロボットに関して補足とまとめ
(担当:関)
④ 授業時間外の学習
各回の授業について、高等学校で学習した関連する内容を復習しておくこと。シラバスをよく読み、使用する
教科書をシラバスの内容に従い、前もって熟読しておくこと。前回に学習したことを復習し、練習問題などを解
いておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験もしくはレポート試験
「平常点」:課題提出など
⑥ 履修上の注意など
課題等の提出物が一定数以上提出されていることを、成績評価の条件とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 83 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
生 活 と こ と ば
(E11140)
2
15
3 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
牛頭 哲宏
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
日本語による表現能力(文章構成能力やコミュニケーション能力)の向上を図ることを目的とする。学生生活
における授業だけにとどまらず、社会生活を送る上では、文章を書いたり、自分の意見を音声によって述べたり
する機会は多い。本講義では、日本語表現のための基礎知識について学ぶと同時に、具体的な言語活動(ロール
プレイ、プレゼンテーション等)を通して、よりよい言語活動を送るための実践的な指導を行う。
② 学習の到達目標
「ことばについて考える」楽しさを知り、自分自身のコミュニケーションを多角的かつ論理的に分析できるよ
うになること。
③ 授業の内容・計画 第1回
イントロダクション ・文章の構成(序論・本論・結論)・原稿用紙の使い方
第2回
反論文(正義原則)・縮約の方法 基礎
第3回
反論文と縮約① 実践
第4回
反論文と縮約① 修正とフィードバック
第5回
反論文と縮約② 実践
第6回
反論文と縮約② 修正とフィードバック
第7回
プレゼンテーション原稿の書き方 基礎①
第8回
プレゼンテーション原稿の書き方 基礎②
第9回
プレゼンテーションの実践①
第10回
プレゼンテーションの実践① 修正とフィードバック
第11回
ロールプレイングの基礎
第12回
ロールプレイングの実践 修正とフィードバック
第13回
ロールプレイングの実践 修正とフィードバック
第14回
ロールプレイングの実践 修正とフィードバック
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
プレゼンテーションのための取材活動(写真撮影・インタビュー)や毎時間の復習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:提出物等
⑥ 履修上の注意など
文章表現では毎時間、何らかの文章を書くことになるので、積極的に参加すること。
プレゼンテーションやロールプレイングでは、必ず全員の前で口頭発表をすることになるので積極的に参加す
ること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:必要に応じてプリントを配布する。なお、国語辞典(電子辞書可)を持参することが望ましい。
参考書:授業中に指示する。
− 84 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
生 物 と 環 境
(E11160)
2
15
3 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
笹井 隆邦
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
生物の絶滅速度は過去の 100 ~ 1000 倍といわれている。原因は何だろうか。生物が絶滅すると我々人類にど
のような影響があるだろうか。生きている動植物に直接触れ、身近な生態系の問題や生物多様性について考えな
がら、さまざまな環境問題やそれによって引き起こされる生態系への影響について知り、生物の進化と環境との
かかわりを学ぶ。
② 学習の到達目標
身近な生物と環境との関係について理解を深めることにより、地球規模で起こっていることにも目を向け、生
命とは何か、生きているということはどういうことかを理解する。
③ 授業の内容・計画
第1回
生物の分類と進化
第2回
自然生態系のしくみと自然生態系破壊
第3回
共生と寄生
第4回
環境破壊による生態系への影響
第5回
自然の価値と役割・自然観察マップ
第6回
生物多様性と保全生態学
第7回
外来生物
第8回
地球規模で起こる環境破壊
第9回
ゲンジボタルの生息環境
第10回
里山・ビオトープ
第11回
危険な生物(脊椎動物)
第12回
危険な生物(無脊椎動物)
第13回
危険な植物
第14回
環境ホルモン・電磁波
第15回
補足とまとめ ④ 授業時間外の学習
身近な自然に注意を払い、自然観察マップを作製する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
65%
20%
15%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度等 「製作物・実技など」:初夏の自然観察マップの作製
⑥ 履修上の注意など
講義では適宜印刷物を配布する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 85 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
地 域 福 祉
(E11170)
2
15
3 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
中村かおり
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
子どもたちの福祉を考え、その育ちを支えるためには、子どもや家庭の生活基盤である「地域」へ視点を向け
ることが重要となる。本講義では、子どもからお年寄りまで、誰もが普通に暮らせるための仕組みづくりと実践
である地域福祉の基本的理念への理解を事例等により深め、地域の中で子どもを育むことの意義を学ぶ。
② 学習の到達目標
保育士や児童厚生員として必要な地域福祉の知識を習得し、実務の場で活用できるスキルを身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
地域福祉をイメージしよう①
第2回
地域福祉をイメージしよう②~自分たちの町から考える~
第3回
地域における福祉課題
第4回
子ども・家庭を取り巻く福祉課題①
第5回
子ども・家庭を取り巻く福祉課題②~事例から考える~
第6回
地域福祉の視点と専門職に求められる技法
第7回
地域福祉における基礎知識
第8回
コミュニティと社会資源
第9回
地域福祉のネットワーク化
第10回
地域における子育て支援ネットワーク
第11回
行政機関における子育て支援ネットワーク
第12回
当事者同士による子育て支援ネットワーク
第13回
事例研究①~個別援助と地域福祉~
第14回
事例研究②~集団援助と地域福祉~
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
事前に資料等を配布する際には、必ずそれらに目を通してから授業に臨んでください。また、常に新聞等に目
を通し、地域や子どもたちの関わりで気になる記事があればチェックをするよう心がけてください。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的な参加意欲・受講態度等
「製作物・実技など」:授業中指示した提出物等
⑥ 履修上の注意など
地域福祉は子どもや家庭の生活に密着した分野であり、講義では事例検討も多く行う予定です。それらに対し、
子どもの専門職を目指す者として常に課題意識を持ち、積極的に授業に関わることを期待します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。適時プリント等の配布を行います。
参考書:『児童福祉の地域ネットワーク』牧里毎治・山野則子編著 相川書房
『児童館 理論と実践』 児童健全育成推進財団
− 86 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
海 外 研 修
(E11190)
1
30
3 後期
演 習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎牛頭 哲宏
7 号館 5 階
大森 雅人
研究室 他
光成研一郎
-
① 授業の概要・ねらい
ネパールにおける教育制度の見学を通して、生きることや学びの原点を体感し、あらためて自らの保育士や教
員としての役割や使命を確認することを目的とする。日本とは異なる教育環境であるネパールの幼稚園や小学校
の見学実習を行うことにより、教育の普遍性と特殊性を学ぶ機会とし、教員・保育士として教育的視野を広げる
ことも目的とする。海外研修を通して、国際的な感覚を備え、教育の立場から国際貢献できる基礎能力を養う。
② 学習の到達目標
1)「異文化に触れ肌で感じる」経験を通して、日本とネパールの共通点と相違点とを相対的に見つめ、きちん
と受け止める国際感覚を育てる。
2)ネパールの幼稚園や小学校にて英語によるプレゼンテーションを行う。
3)日本とネパールにおける教育制度や教育内容の普遍性と特殊性を理解する。
③ 授業の内容・計画 第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
イントロダクション(他国と教育制度を比較する意義について)
ネパールの教育事情(基礎的な情報と教育制度の現状)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
ネパールでの海外研修(幼小等教育施設にて研修)
海外研修成果の報告及び討論会
④ 授業時間外の学習
各自が研修目標を設定し、研修期間中にその目標を達成できるよう調べ学習などの準備をする。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
70%
30%
0%
「平常点」:事前・事後学習や現地での受講態度
「製作物・実技など」:研修目標ならびに研修後のレポート
⑥ 履修上の注意など
英語でのコミュニケーションが基本であるため、英語コミュニケーションⅠ~Ⅲを履修していることが望ましい。
渡航時期は 12 月の第 3 週目の 1 週間を計画している。
ネパールの教育事情を理解することが中心課題であるが、研修を通してネパールの産業や文化など国家として
の成り立ちも理解すること。
往復の交通費・宿泊費等の実費は自己負担とする(約 30 万円)
⑦ 教科書・参考書
教科書:特に設定しない
参考書:特に設定しない
− 87 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
プレゼンテーション技法
(E11290)
1
30
3 前期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
髙松 邦彦
5 号館 3 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
専門職者として実験結果や実践報告、研究成果などを他者にわかりやすく伝えることは重要である。本科目で
は、効果的なプレゼンテーションに必要な基本的技法について学習し、 存在感のあるプレゼンテーターとなる素
養を身につけることをめざす。具体的には、以下の通り。①地域コーディネータに協力していただいて地域に出
てフィールドワークを行う。②その内容をプレゼンテーションの論理構成や視覚物の活用技法、質疑応答の技法、
さらにあがり克服法や聞き手をひきつける技法などを学ぶ。③発表は、地域へ出向き、地域の方々に対して行い、
助言をいただく。④自分の発表を動画に撮影し、後にそれをみて自己分析することで、プレゼンテーションのス
キルアップを目指す。
② 学習の到達目標
各自の発表をビデオで撮影し、自分のプレゼンテーションの長所・短所を知り、より良いプレゼンテーション
を目指す。さらに、グループでアイデアを考えるブレインストーミングや、プレゼンテーションにおけるストー
リーの作成方法についても理解を深めることで、卒業研究や社会に出たときに活かせることをねらう。
③ 授業の内容・計画 第1回
プレゼンテーションとは
第2回
プレゼンテーション作成の基本技術 I(アイデア出し等)
第3回
プレゼンテーション作成の基本技術 II(ブレインストーミング等)
第4回
プレゼンテーションの作成①―I(スライド作成)
第5回
プレゼンテーションの作成①―II(発表原稿作成)
第6回
プレゼンテーションの発表①―I(各自発表(人数制限により半数))
第7回
プレゼンテーションの発表①―II(各自発表(人数制限により残りの半分))
第8回
プレゼンテーションの作成②(各自の発表内容を見直して、修正)
第9回
プレゼンテーションの発表②―I(各自発表(人数制限により半数))
第10回
プレゼンテーションの発表②―II(各自発表(人数制限により残りの半分))
第11回
プレゼンテーションの作成③(スライド・発表原稿作成)
第12回
プレゼンテーションの発表③―I(各自発表(人数制限により半数))
第13回
プレゼンテーションの発表③―II(各自発表(人数制限により残りの半分))
第14回
補足とまとめ
第15回
理解度の確認
④ 授業時間外の学習
発表の準備をきちんとすること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・受講態度・課題提出など
⑥ 履修上の注意など
各自が興味を持って、積極的にプレゼンテーションを行うことが大切なので、出席することが大事である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜紹介する。
参考書:適宜紹介する。
− 88 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
人間と教育
(E13000)
2
15
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
土戸 敏彦
7 号館 2 階
研究室
3 後期 必修
講 義
① 授業の概要・ねらい
人間とはいかなる存在か、そして人間特有のものである教育とは何か。この根本的な問いをめぐって、さまざ
まな資料とりわけ映像資料を手がかりにして探究に努める。可能なかぎり、生きることの意味・価値について各
自がみずから考えるという授業をめざす。
② 学習の到達目標
人間およびその教育について理解を深め、自己と他者が支え合って生きていることを発見し、実感し、再確認
することを目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
人間とは何か?
第3回
人間における教育という営み
第4回
映像資料(1)「教えるということ」
第5回
生命の進化とヒト
第6回
映像資料(2)「生命・いのち」
第7回
人間の特異性について
第8回
映像資料(3)「人間における愛」
第9回
女性と男性について
第10回
映像資料(4)「性差について」
第11回
人間にとって死とは何か
第12回
映像資料(5)「死について考える」
第13回
人間を人間たらしめるもの
第14回
映像資料(6)「信頼・友情・希望」
第15回
人間という存在について(まとめ・総括)
④ 授業時間外の学習
授業のテーマに関心を抱き、情報収集に努めること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポートなど
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:教科書は指定しない。
参考書:参考書は授業の中で随時紹介し、資料を適宜配布する。
− 89 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こどもの食と栄養
(E13110)
2
20
3 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
樋上 純子*
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
演 習
① 授業の概要・ねらい
朝食欠食・孤食・個食・偏食・咀嚼能力の未発達・小児肥満・食物アレルギーなど子どもの食をめぐる環境には、
正しく対応しなければならない問題が山積している。子どもが生涯にわたって健全な食生活を営むために、正し
い食嗜好・食習慣・食行動および自己管理能力を身につけられるよう、発育・発達過程に応じた栄養法を学ぶ。
② 学習の到達目標
食育の重要性を理解するとともに、養育者支援の一環として、子どもの食生活と栄養に関わる幅広い知識と情
報の発信者となることのできる保育士に求められる学力を身に付ける。
③ 授業の内容・計画 第1回
子どもの健康な生活と食生活の意義
第2回
栄養に関する基本的な知識
子どもの発育・発達と食生活
第3回
妊娠・授乳期の食生活
第4回
乳児期の食生活
第5回
幼児期の食生活
学童期・思春期の食生活
第6回
食育の基本と内容
児童福祉施設における食生活
第7回
子どもの疾病と食生活
障がいのある子どもの食生活
調乳市販離乳食の試食
第8回
調乳市販離乳食の試食
離乳食実習
第9回
離乳食実習
幼児食実習
第10回
幼児食実習
ABクラス
ABクラス
ABクラス
ABクラス
ABクラス
ABクラス
ABクラス
Aクラス
Bクラス
Aクラス
Bクラス
Aクラス
Bクラス
④ 授業時間外の学習
事前にテキストの該当箇所を読んで、予習をしておくこと。実習のあとは、実習記録を提出すること
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
2 コマ続きの授業に集中できるよう、体調管理(睡眠時間等)に気をつけること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『子どもの食と栄養』 岡崎光子ほか(光生館)
その他、必要に応じてプリント配布。
参考書:授業中、随時紹介。
− 90 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
発 達 心 理 学 B
(E13160)
2
15
3 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎後藤 晶子 7 号館 5 階
柳原利佳子
研究室
保育士資格取得選択必修
講 義
① 授業の概要・ねらい
この授業は、思春期以降からの発達に焦点をあてる。思春期からのこどもの育ちを見据えることは、小学校教
員のみならず、施設の保育士にも、職務内容の対象となることもあるので大切なことである。しかしそれだけで
なく、社会にでる前に、これまでの自身の心の軌跡を振り返りつつ、人の生涯発達を理解することにより、教員・
保育士として求められる自己を絶えず省みる観点を提供する。また生涯発達心理学の立場から予見される成人期
以降の問題にも触れ、より適応的に生きるための視点を構築する。
② 学習の到達目標
自分がこれまでたどってきた道筋を振り返ると同時に、思春期以降の発達を理解する。
また今後の人生の発達の危機を理解し、さまざまな年代の人々の心模様についてより理解を深める。
③ 授業の内容・計画 第1回
児童期・青年期の発達課題
第2回
思春期からの身体変化
第3回
世代を超えた発達の影響
第4回
男性らしさ・女性らしさ
第5回
性役割と自己意識
第6回
青年期の生活習慣の問題
第7回
青年期の自己
第8回
アイデンティティとは
第9回
青年期以降のアイデンティティ
第10回
他者を基準とした自己評価
第11回
自分を基準とした自己評価
第12回
親からの自立
第13回
青年期の友人関係
第14回
孤独感の構造
第15回
補足とまとめ
(担当者:後藤)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:柳原)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
(担当者:後藤)
④ 授業時間外の学習
自己分析など授業時に出された課題、事前・事後に出された課題に取り組む。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業に課すミニレポート、課題への取り組み。
⑥ 履修上の注意など
自己分析、資料の読み取り等について真摯に取り組むこと。
ピアヘルパー資格を取得するための必修科目である。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 91 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
相 談 援 助
(E13220)
1
30
3 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育や児童福祉の実践の場は対人援助の場でもある。 日々そして刻々人との直接的、 間接的なかかわりの上に
多様なサービスがなされる。 その最も基本となるのが援助技術である。 社会福祉の理念に基づき、対人援助の基
本的な理念や歴史、 そして援助技術の理論を学び、 その上で様々な演習を取り入れ、 実践的な授業を行う。
② 学習の到達目標
対人援助技術の基礎を知り、 自己の対人援助能力の向上をおこなう。児童や家族、 利用者に対する援助技術の
あり方についての理解ができるようになる。
③ 授業の内容・計画 第1回
社会福祉援助技術とは
第2回
社会福祉援助技術の方法
第3回
保育における社会福祉援助技術の活用
第4回
児童福祉施設における社会福祉援助技術の活用
第5回
社会福祉援助技術の発展と歴史
第6回
社会福祉援助技術の種類と意義
第7回
直接援助技術
第8回
間接援助技術
第9回
自己を知る 自己開示と援助者
第10回
他者と関わる 第11回
他者に対するイメージを持つ
第12回
援助者としての基本姿勢 第13回
コミュニティーワーク
第14回
ケースマネージメントと援助
第15回
事例の研究視点とまとめ
④ 授業時間外の学習
人を支援するとはどういうことか考えておく。自分が他人から助けられた場面や助けてほしかった場面を思い
出し、人を支援するときに必要な事項や能力について意見をまとめておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、受講態度、課題への参加意欲・取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
保育士はソーシャルワークの担い手でもあることに意識をおき、保護者支援のための実践方法としての理論を
学ぶという意識で受講をすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育実践に求められるソーシャルワーク』 橋本好市・直島正樹編 ミネルヴァ書房
参考書:適宜紹介する。
− 92 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教育課程総論B
(E13310)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
西本 望*
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
教育目的である人格の完成の実現にむけて、児童の心身の成長・発達に応じた教育実践を行うために、教育課
程の意義や基本的な編成原理などの理論背景について理解する。
教師が、把握したこどもの成長・発達の見通しを考えながら、何を、どのように教えるかが常に求められている。
そこで現行の学習指導要領に至るまでの教育課程の歴史的変遷を学習しながら、教育課程の編成のための思想、
構造、編成原理について学習する。学校現場における長期の学習指導計画( 年間行事等)、学習指導の原理、形
態など教育方法についても学習し、その実践や省察・計画および改善についての必要性等について講述する。
② 学習の到達目標
本科目においては、教育目的である人格の完成を実現するため、こどもの心身の発達に応じた学習指導が行え
るように教育課程の意義や類型、それを編成するときの理論的背景について知識を修得する。
③ 授業の内容・計画
第1回
教育課程とは
第2回
教育課程の意義
第3回
家庭・地域社会のもつ教育機能
第4回
インフォーマルな教育課程とフォーマルな教育課程
第5回
教育課程の歴史的経緯Ⅰ:カリキュラム成立以前の教育方法
第6回
教育課程の歴史的経緯Ⅱ:カリキュラムの黎明期
第7回
教育課程の類型Ⅰ:カリキュラム編成の観点と思想(スコープとシークエンス)
第8回
教育課程の類型Ⅱ:教科カリキュラムと経験カリキュラム
第9回
教育課程の類型Ⅲ:種々のカリキュラムと教育実践およびその改革
教育課程作成の背景Ⅰ:こどもの成長・発達とターニングポイント:シークエンス、
第10回
ヒドゥンカリキュラムの立場から
第11回
教育課程作成の背景Ⅱ:文科省、学校、教師の役割
第12回
教育課程作成の背景Ⅲ:教育関連法令および小学校指導要領との関連
第13回
教育評価の意義と解釈
第14回
教育課程・学習指導計画の作成と展開:年間指導計画の作成と授業展開の意義
第15回
今日的課題について・まとめ
※進行具合等によっては、授業計画を変更することがある。
④ 授業時間外の学習
当該授業科目の教科書および配付プリントを熟読すること。
講義内容をしっかり丁寧によみとる。わからないことは、自ら積極的に調べたり聞いたりする。
既習の教職関連科目については、すでに当該科目を学ぶ上での既知のこととして前提条件であるとみなして授
業を進行するので、しっかりとそれらの科目内容についての復習もしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験。理解度および基礎知識を問う。
「平常点」:積極的な参加姿勢や受講マナーおよび授業内レポートなどの課題。
「その他」:授業の進捗状況によっては、評価方法を変更することがある。
⑥ 履修上の注意など
レポート用紙等を持参すること。その他持参物を指示することがある。特別な配慮が必要なときは申し出るこ
と( 自己都合は不可)。Syllabus の本来の意味から、進行具合等によっては、授業計画を変更することがある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新しい教育課程論』 広岡義之編 ミネルヴァ書房
参考書:『人間形成のイデア』 武安宥ら 昭和堂
− 93 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 指 導 法
(E13330)
1
30
3 前期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
多田 琴子
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
園における子どもの生活は遊びを中心に展開される。乳幼児期の教育(保育)の有り様は、子どもの発達を把
握した上で子ども自身が「主体性を発揮して生活する」という情況をつくることが保育者の役割となる。本授業
は、保育者の立場から、子ども期にふさわしい生活や遊びがもたらす意味を理解し、保育者として必要な知識と
指導技術を高める。
保育を計画実施する際の基礎的事項の学習並びに保育指導案を立案し実践的演習を行う。
② 学習の到達目標
「何故保育を行うのか」「何故この活動が子どもに必要なのか」等の、保育をする意味を理解し、保育指導案の
立案から実践において必要な基礎的知識と基本的保育指導法の修得を目指す。
③ 授業の内容・計画 第1回
保育所・幼稚園の一日の流れ、保育形態と保育指導の構造
第2回
保育課程・教育課程・指導計画について
第3回
乳幼児の遊び① 遊びの意味と必要性・遊びと発達と学び
第4回
乳幼児の遊び② 他者とのかかわりと葛藤体験・保育者の援助
第5回
子どものくらしと園行事
第6回
具体的指導方法① 構造的指導計画立案 3 歳児・4 歳児・5 歳児
第7回
具体的指導方法② グループ分けと具体的活動案作成
第8回
具体的指導方法③ 指導案作成と模擬保育① 体を使った遊び
第9回
具体的指導方法④ 指導案作成と模擬保育② 集団遊び
第10回
具体的指導方法⑤ 指導案作成と模擬保育③ 自然物での遊び
第11回
具体的指導方法⑥ 指導案作成と模擬保育④ 言葉を使った遊び
第12回
具体的指導方法⑦ 指導案作成と模擬保育⑤ リズム遊び
第13回
具体的指導方法⑧ 指導案作成と模擬保育⑥ 絵画製作
第14回
具体的指導方法⑨ 指導案作成と模擬保育⑦ お別れ会
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
・「保育所保育指針」及び「幼稚園教育要領」の通読
・模擬保育指導案作り、教材研究
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
30%
40%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業への参加意欲、教材準備、指導案等の提出物、自己評価の内容
「製作物・実技など」:具体的保育技術、模擬保育での役割取得、グループワークの協同性
⑥ 履修上の注意など
・積極的授業参加のこと。保育者にふさわしい言動と身だしなみ、学習準備で臨むこと。
・模擬保育はグループワークであるため、計画的に集まり、主体的・協同的に行うこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:『保育所保育指針』 厚生労働省 編 フレーベル館
『幼稚園教育要領』 文部科学省 編 フレーベル館 その他、適宜紹介、配布する。
− 94 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
乳 児 保 育 Ⅱ
(E13420)
1
30
3 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
永井久美子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
演 習
① 授業の概要・ねらい
乳児保育Ⅰで学習した乳児の発達過程や保育内容の基礎的な知識を踏まえて、より具体的に乳児保育の理論や
知識・技術の習得を図る。集団保育の中で乳児一人一人の発達過程に応じた保育のあり方や、乳児の特性である
生活と遊びについて具体的に学ぶ。さらにわが国における乳児保育の歴史的変遷と保育所・乳児院・家庭の現状
を把握しながら乳児保育を担当する保育者としての役割を自覚できるようにする。
② 学習の到達目標
乳児保育の意義・目的を理解し、乳児の発達過程や保育の環境をしっかりと捉え、具体的な保育の方法など実
践力を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
乳児保育Ⅱをはじめるにあたって
第2回
乳児保育を取り巻く環境 社会の変容と乳児保育の意義と機能
第3回
乳児期の発達過程を振り返る 保育所保育指針をもとに
第4回
保育所での生活と遊び①(0 歳児)
第5回
保育所での生活と遊び②(1 歳児)
第6回
保育所での生活と遊び③(2 歳児)
第7回
乳児保育と指導計画 乳児における養護と教育
第8回
乳児保育の保育内容の展開①(0 歳児)
第9回
乳児保育の保育内容の展開②(1 歳児)
第10回
乳児保育の保育内容の展開③(2 歳児)
第11回
乳児保育の環境構成① 乳児保育の場にふさわしい遊びの環境
第12回
乳児保育の環境構成② 手作り遊具の意義と実践
第13回
継承したい乳児期の遊び文化
第14回
乳児期の健康と安全を考える。 地域との連携
第15回
地域における子育て支援
④ 授業時間外の学習
日常のなかで出会う乳児に関心を持ち観察を行う等、触れ合う機会を持つ。
メディアを通して報じられる乳児関連の記事や、子育ての情報に関心を持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加・受講態度・小テスト・レポートなど
「製作物・実技など」:乳児のための手づくり玩具製作
⑥ 履修上の注意など
常に課題を持って積極的な学習態度で授業に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『新時代の保育双書 乳児保育』大橋喜美子 編 みらい
『保育所保育指針解説書』厚生労働省 編 フレーベル館
参考書:『見る・考える・創りだす 乳児保育』CHS子育て文化研究所 編 萌文書林
必要に応じて資料を配布する。
− 95 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
障がい児の理解と援助Ⅰ
(E13430)
1
30
3 前期 必修
演 習
資格取得要件区分
保育士資格取得必修
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
担当者名
研究室
◎松尾 寛子 7 号館 5 階
岩越 美恵 研究室 他
① 授業の概要・ねらい
障害児保育・教育では、障害に対する理解と、幼児・児童及び生徒を取り巻く環境に対する洞察力が求められ
る。現在、多くの保育・教育現場では、様々な障害のある幼児・児童がいる。その幼児・児童及び生徒の発達を
願う保育者・教育者として、障害のある・ないに関わらず、ともに育つことができる保育・教育実践をするため
には、様々な支援の方法を知り、保育・教育の方法を身につけていく。
② 学習の到達目標
障害の理解と、発達支援、学習支援、家族支援のあり方を学習し、各障害について、その特徴を理解すること、
発達を促すことができるかかわりを身につけること、障害のある幼児・児童及び生徒の親への支援ができるよう
になることを目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
障害のある幼児・児童への保育・教育の考え方
(担当者:松尾)
第2回
幼児・児童及び生徒の心身の発達の道すじについて
(担当者:松尾)
第3回
障害の特徴について理解する①(知的能力障害)
(担当者:岩越)
第4回
障害の特徴について理解する②(自閉スペクトラム症)
(担当者:岩越)
第5回
障害の特徴について理解する③(学習障害、ADHD)
(担当者:岩越)
第6回
障害の特徴について理解する④(脳性まひ)
(担当者:岩越)
第7回
障害の特徴について理解する⑤(重症心身障害など)
(担当者:岩越)
障害の特徴について理解する⑥(重症心身障害、合併症としてのてんかんなど)
第8回
(担当者:岩越)
障害のある幼児・児童への保育・教育の方法と実践
第9回
(保育教育現場での実践を考える①:おもちゃ・教材を考える)
(担当者:松尾)
障害のある幼児・児童への保育・教育の方法と実践
第10回
(保育教育現場での実践を考える②:おもちゃ・教材を作成する)
(担当者:松尾)
障害のある幼児・児童への保育・教育の方法と実践
第11回
(保育教育現場での実践を考える③:指導案とその作成)
(担当者:松尾)
障害のある幼児・児童への保育・教育の方法と実践
第12回
(保育教育現場での実践を考える④:指導案の作成)
(担当者:松尾)
第13回
障害のある幼児・児童の保護者への支援、専門化との連携、就学支援(担当者:松尾)
第14回
障害のある幼児・児童の保護者から学ぶ (担当者:松尾)ゲストスピーカー予定
第15回
まとめ、理解度の確認
(担当者:松尾、岩越)
④ 授業時間外の学習
教科書にて該当箇所を事前事後学習することを求めます。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験もしくはレポート試験
「平常点」:授業への参加態度
「製作物・実技など」:教材、指導案などの提出物
⑥ 履修上の注意など
授業では積極的な参加を求めますので、意欲的な態度で臨んでください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『障がい児の理解と支援』 小川圭子 矢野正編著 嵯峨野書院
参考書:『特別支援保育に向けて』 安藤忠 川原佐公編著 建帛社
『障害児保育の理論と実践ーインクルーシブ保育の実現に向けてー』堀 智晴・橋本好市 編著
ミネルヴァ書房
− 96 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
障がい児の理解と援助Ⅱ
(E13440)
1
30
3 後期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
演 習
① 授業の概要・ねらい
近年の障害に対する意識や制度の変化は、障害児保育・教育現場にも大きな影響を与えるようになってきた。
従来からの障害に加え発達障害児への対応も課題の一つとして認識されるようになった。そこで、本講義では障
害の知識をもとに、幼児・児童及び生徒への理解と対応について学ぶ。
② 学習の到達目標
障害のある幼児について理解し、具体的な対応方法を身につけることができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
統合保育・統合教育とは保育現場・教育現場での支援体制
第3回
知的能力障害の特徴と支援の具体的方法
第4回
知的能力障害の特徴と支援① I am SAM から学ぶ
第5回
知的能力障害の特徴と支援① I am SAM から学んだことを振り返る
第6回
自閉スペクトラム症の特徴と支援の具体的方法①
第7回
自閉スペクトラム症の特徴と支援①レインマンから学ぶ
第8回
自閉スペクトラム症の特徴と支援①レインマンから学んだことを振り返る
第9回
さまざまな障害の特徴と支援
第10回
発達支援の技法の具体的方法①教材研究
第11回
発達支援の技法の具体的方法②保育方法・教育方法
第12回
家族への支援、発達支援の技法①たったひとつのたからものから学ぶ
家族への支援、発達支援の技法②たったひとつのたからものから学んだことを振
第13回
り返る
第14回
障害児のアセスメント
第15回
まとめ、理解度の確認
④ 授業時間外の学習
障害児の理解と援助Ⅰで学習した内容を振り返っておく
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
5%
15%
「定期試験」:レポート試験もしくは筆記試験
「平常点」:受講態度、課題レポート
「製作物・実技など」:制作物やその取組み等
「その他」:理解度の確認テスト
⑥ 履修上の注意など
授業内の課題に対し、積極的に取り組むこと
⑦ 教科書・参考書
教科書:『障害児の理解と支援』 小川圭子 矢野正編著 嵯峨野書院
(障害児の理解と援助Ⅰで使用したテキスト)
参考書:『特別支援保育に向けて』 安藤忠 川原佐公編著 建帛社
(障害児の理解と援助Ⅰで示した参考書)
『障害児保育の理論と実践ーインクルーシブ保育の実現に向けてー』堀 智晴・橋本好市 編著
ミネルヴァ書房(障害児の理解と援助Ⅰで示した参考書)
− 97 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教育方法・技術論
(E13450)
2
15
3 前期 選択
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
光成研一郎
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
教育目的、目標達成のために必要な手段として、教育の方法および技術が重要となる。学校教育においては、
発達段階や個性に応じた様々な教育方法および技術が求められる。具体的には授業の目標・内容・指導・評価な
どに関する理論的知識に裏打ちされた実践力が必要となる。さらに現代において、教育方法および技術を新しい
視点で捉え、最新のマルチメディア機器や教材を活用する方法や技術を習得する必要が生じている。この授業に
おいては、日本と諸外国とのカリキュラム、教育方法などを比較、検討し、望ましい教育法のあり方も考察していく。
② 学習の到達目標
教育の目的、内容について理解を深めることで教育の方法および技術が明確となる。それゆえ教育目的、教育
内容、教育方法の関係について理解を深めることを目指す。また教育方法および技術に関する諸理論を概観し、
現在求められている教育方法の知識および技術の具体像を描くことができ、情報機器および教材が活用できるよ
うになることを目指す。
③ 授業の内容・計画 第 1 回 教育方法の意味
第 2 回 教育方法の歴史的展開
第 3 回 教育方法の類型
第 4 回 教育課程の歴史的展開
第 5 回 教育課程の類型
第 6 回 教育目標・内容・評価
第 7 回 教育方法と学習指導(1)学習指導の原理
第 8 回 教育方法と学習指導(2)学習指導の過程
第 9 回 教材研究(教材の活用方法について)
第 10 回 学習指導要領の変遷と新学習指導要領の特色
第 11 回 総合的な学習の時間の意義
第 12 回 諸外国の教育方法
第 13 回 教育工学と教育メディア
第 14 回 情報機器の活用と技術(ICT の教育活用について)
第 15 回 補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
講義終了後に次回の授業テーマについて予告をするので、教科書や資料などを読み、授業に臨むこと。予習・
復習の課題を適宜指示する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
70%
30%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業に臨む態度、小テスト、BRD、課題の提出状況を含む。
⑥ 履修上の注意など
講義内容にのっとったレポートの提出を求めることがある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『人間形成のイデア』 武安宥編 昭和堂
参考書:随時紹介する。
− 98 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
体
育
Ⅱ
(E14150)
1
演 習
30
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
◎近藤みづき 7 号館 5 階
3 後期 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
木岡 正雄
研究室他
小学校教諭一種免許状取得選択必修
① 授業の概要・ねらい
幼児期、児童期の子どもは新しい動きを実現する機会が多く、様々な動きを身につける過程を通じて心身一
体となって成長していく。本演習では、子どもの運動発達をふまえた上で、様々な運動遊びや身体表現、また小
学校体育における基本的技能を発展、応用できる力を養う。さらに子ども一人ひとりがもつ動きの感じに即した
援助や指導が保育・教育現場で展開できる力を身につける。
② 学習の到達目標
運動遊びや身体表現の基礎技能を発展させ、保育・教育現場で展開できる力を習得する。
小学校体育における運動特性を理解し、基礎技能と指導法を習得する。
実践現場において、身体表現や運動遊びの技能を効果的に進めていく教材づくりや環境づくりを習得する。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
ゲーム遊び
第3回
身体表現・リズム運動
第4回
親子体操
第5回
用具を使った運動遊び①(ボール・はちまき)
第6回
用具を使った運動遊び②(短縄・長縄)
第7回
大型用具を使った運動遊び(マット・平均台)
第8回
体力を高める運動
第9回
陸上運動①(ハードル走)
第10回
陸上運動②(走り幅跳び・走り高跳び)
第11回
器械運動①(跳び箱)
第12回
器械運動②(鉄棒)
第13回
ボール運動①(ゴール型)
第14回
ボール運動②(ネット型)
第15回
補足とまとめ
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
幼児・児童の運動について関心を高め、情報を収集しておくこと。
毎回の授業内容や感想を記録する授業ノートを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度、積極性
「製作物・実技など」:提出物、実技
⑥ 履修上の注意など
健康管理に注意すること。
学校指定の体操服(ポロシャツ)を着用すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:『幼児期運動指針実践ガイド』日本発育発達学会編
− 99 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(国語)
(E14200)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
牛頭 哲宏
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
小学校における国語の授業について、実際の教育現場で役立つ指導法について具体的に考える。
② 学習の到達目標
教育実習はもちろん、将来、教壇に立ったときに役立つ指導法を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
国語って何を教える教科?
第2回
授業時間の 45 分をどう生かす?
第3回
子どもが食いつく発問のテクニックとトレーニング
第4回
子どもの発言を目に見える形にする板書メモのテクニックとトレーニング
第5回
場面の読み取りを大切にする物語の授業
第6回
理科や社会科にならないための説明文の授業
第7回
書けない子でも書けるようにする作文の授業
第8回
声に出して味わう古典の授業(教職課程基礎知識確認テストの実施)
第9回
討論や発表を楽しむ授業
第10回
漢字指導は国語指導のイロハのい
第11回
字形と書く速さを意識する書写の授業
第12回
個人差への対応と机間巡視
第13回
先生の話し方(教育話法)
第14回
学んだ実感を味わわせるポートフォリオ評価
第15回
まとめ:ふたたび「国語って何を教える教科?」
④ 授業時間外の学習
毎時間の復習を行うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への取り組み
「製作物・実技など」:提出物等
⑥ 履修上の注意など
講義形式をとるが、随時、発問をおこなうので、それを契機とした参加者同士の討論によって考えを深めるこ
とを目指す。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『現場で役立つ小学校国語科教育法』 牛頭哲宏・森篤嗣 ココ出版
参考書:『平成 20 年告示 小学校学習指導要領』 文部科学省
− 100 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(社会)
(E14210)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
中島 卓三
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
教科書(神戸市立小学校使用)を参考に学習指導案を作成し、分かりやすい学習を行うことができるように
実践をかさねる。
② 学習の到達目標
各種の資料を効果的に活用し教科の知識、技術を学び、現場で生きた実践ができるようにする。
社会動向に目を向け、社会的視野を養う。
③ 授業の内容・計画 第1回
学習指導案の形式と具体的内容について考える(学習指導案、板書計画、細案など)
第2回
校区地図、記号など地図指導を活用した「校区たんけん」について教材研究
聞きとり、見学、地域の人々の協力、生活年表を用いた「人々のくらしのうつり
第3回
かわり」について教材研究
学習指導案の作成(1)
第4回
(3、4 年生を中心にして、グループで学年・単元・教材の選定)
兵庫県内の社会見学地と見学指導について考える
第5回
(県内の見学地、開発教材、博物館等)
古地図、絵、写真、道具を活用して、「町の発展につくした人々」について教材
第6回
研究
第7回
学習指導案の作成(2)(3、4 年生を中心にして、グループで指導案作成)
第8回
日本国土の特色について、データから考える
第9回
グラフ、統計資料活用して、
「わたしたちの食生活と食糧生産」について教材研究
第10回
学習指導案の作成(3)(5、6 年生を中心にして、グループで指導案作成)
第11回
戦後のおもな改革を通して「戦後の日本のあゆみ」について考える
第12回
学習指導案の作成(4)(5、6 年生を中心にして、グループで指導案作成)
第13回
模擬授業の実践と検討会(1)(各グループからの提案をもとに意見交換)
第14回
模擬授業の実践と検討会(2)(各グループからの提案をもとに意見交換)
第15回
社会科の年間指導計画と他教科、行事等の関連
④ 授業時間外の学習
講義ごとに配布するレジメなどの復習、次回講義の予習
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業での態度
「製作物・実技など」:学習指導案の作成、模擬授業の実践
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない 参考書:『小学校学習指導要綱の解説と展開 社会編』
− 101 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(算数)
(E14220)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
佐谷 章子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
・学習指導案の作成や模擬授業を通して、「授業」について理解する。
・確かな教材研究に基づいて、学習展開や教材、教具、資料を工夫し、児童が主体的に取り組む授業づくりを目
指す。
② 学習の到達目標
児童が基礎的・基本的な知識や技能、筋道を立てて考える力を身に付けることができるような授業作りに意欲
的に取り組む。
③ 授業の内容・計画 第1回
算数の授業で大切にしたいこと
第2回
Ⅰ 学習指導案を読む① 指導案の内容
第3回
Ⅰ 学習指導案を読む② 教材研究
第4回
Ⅰ 学習指導案を読む③ 教材観と学習展開
第5回
Ⅱ 学習指導略案を書く① 教材研究
第6回
Ⅱ 学習指導略案を書く② 単元の導入
第7回
Ⅱ 学習指導略案を書く③ 本時の課題 支援
第8回
Ⅱ 学習指導略案を書く④ 模擬授業 評価
第9回
Ⅲ 学習指導案を創る① 単元決定 教材研究
第10回
Ⅲ 学習指導案を創る② 教材観 学習計画
第11回
Ⅲ 学習指導案を創る③ 学習展開 第12回
Ⅲ 学習指導案を創る④ 教具等の工夫・作成
第13回
Ⅲ 学習指導案を創る⑤ 模擬授業
第14回
Ⅲ 学習指導案を創る⑥ 模擬授業
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
「小学校学習指導要領解説 算数編」を読み、指導案を作成する単元について内容を把握しておく。
授業の基本の一つとして、日ごろから明確な話し方を心がける。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への参加態度、指導案作成、グループ討議
⑥ 履修上の注意など
学習指導案の作成は、主としてグループ討議によって進めるので、実際の授業を想定して積極的に発言できる
ように準備しておくことが望ましい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 算数編』 文部科学省
参考書:『算数教科書「わくわく算数」』 啓林館
− 102 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科教育法(理科)
(E14240)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
田村 壽秀
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
小学校理科の指導方法の変遷、現在の理科教育の理念や目標、法的位置づけや内容構成などの理論的背景を明
らかにし、小学校理科の学習指導法を明らかにする。
② 学習の到達目標
小学校で理科を学ぶ意義について理解し、小学校理科教育の全体像を把握する。その上で、小学校理科教育の
目的や方法いついて理解し、理科授業構想・授業実践できる幅広い基礎を培う。
③ 授業の内容・計画
第1回
理科教育とは
第2回
理科学習指導要領の変遷
第3回
現在の日本理科指導法
第4回
安全で正しい器具の使用方法
第5回
教材研究Ⅰ 3 年生の教材研究(単元構想など)
第6回
教材研究Ⅱ 4 年生の教材研究(学習指導展開を中心に)
第7回
教材研究Ⅲ 5 年制の教材研究(実験・観察方法など)
第8回
教材研究Ⅳ 6 年生の教材研究(教材教具の工夫を中心に)
第9回
理科学習の展開例を見て、指導技術を学ぶ
第10回
理科学習指導案の作成
第11回
模擬授業の体験と相互評価① 3 年「いろいろな昆虫の観察」を中心に
第12回
模擬授業の体験と相互評価② 4 年「月の動き」を中心にして
第13回
生活科、理科、総合的学習との関連
第14回
理科学習の発展教材(クリップモーターづくり)
第15回
理科授業と評価規準・基準
④ 授業時間外の学習
必要に応じて、レポート等の提出を求める。
模擬授業の指導案の作成
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験もしくはレポート試験
「平常点」:講義中の意欲・受講態度
「製作物・実技など」:課題レポート
⑥ 履修上の注意など
特になし
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 理科編』 文部科学省、大日本図書
参考書:使用しない
− 103 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(家庭)
(E14250)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
島岡 敦子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
・学習指導要領に基づいた家庭科の目標や指導内容、2年間を見通した題材構成を理解する。
・小学校現場での授業実践例を参考にしながら、指導法や評価の工夫について理解する。
・指導案作成と模擬授業の実施。
② 学習の到達目標
・小学校家庭科の目標や内容、指導事項をつかみ、題材構成や指導と評価のりあり方を理解する。
・題材の教材研究を通して課題解決学習や基礎基本の定着を目指した指導法の工夫を行い、指導案を作成する。
・実践的体験的学習を指導する教師の資質を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
家庭科教育の意義とねらい 家庭科の特徴
第2回
学習指導要領(家庭)の目標と内容 題材の構成 年間計画
第3回
家庭科における学習指導と学習評価 育てたい力 指導と評価の一体化
第4回
内容 A「家庭生活と家族」の指導 ガイダンスの実践例をもとに教材研究
第5回
内容 B「日常の食事と調理の基礎」の指導 基礎的・基本的な知識技能の習得
第6回
お弁当作りの実践例をもとに教材研究 1 食分の献立 実習計画
第7回
調理実習の指導 準備から後片付けまで 家庭科室の管理・安全指導
第8回
内容 C「快適な衣服と住まい」の指導 課題解決学習 言語活動の充実
第 9 回 「生活に役立つ物の製作の」の指導 基礎的な技能の定着を図る教材研究 第10回
内容 D「身近な消費生活と環境」の指導 消費者教育の視点を取り入れた指導
第11回
指導案の作成と相互検討
第12回
指導案の決定と資料作成
第13回
模擬授業①と相互評価
第14回
模擬授業②と相互評価
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
指導案作成に関する指導事項の確認や資料調査など
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的参加度
「製作物・実技など」:レポート、教材製作実技
⑥ 履修上の注意など
調理実習身支度、上履き、裁縫用具などの持参
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 家庭編』 文部科学省(東洋館出版社)
『わたしたちの家庭科 小学校 5・6』 開隆堂 参考書:随時紹介します
− 104 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教科指導法(体育)
(E14280)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
三木 伸吾
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
講 義
① 授業の概要・ねらい
学習指導要領に基づき、小学校体育科指導に必要な目標の設定から授業計画及び具体的な指導実践法を学ぶ各
領域の運動特性を理解し、児童の発達段階のまとまりに応じた適切な指導ができるようになる
② 学習の到達目標
・運動の特性に応じ体育指導の授業計画をたて、模擬授業ができるようになる
・新学習指導要領の基本的な考え方を知り、授業に取り入れることができる
・運動の楽しみ方や、その学び方を理解し、実践できるようにする
③ 授業の内容・計画 第1回
これから求められる学校体育の在り方
第2回
学習指導要領の体育科の目標と内容
第3回
体育の学習の進め方と評価
第4回
運動の特性と運動の楽しさ
第5回
水泳の事故防止と安全学習
第6回
低学年の学習内容と学習指導案作成
第7回
中学年の学習内容と学習指導案作成
第8回
高学年の学習内容と学習指導案作成
第9回
運動領域に応じた学習指導案作成
第10回
模擬授業 その 1 「体つくり運動」
第11回
模擬授業 その 2 「器械運動系」
第12回
模擬授業 その 3 「ボール運動系」
第13回
模擬授業 その 4 「陸上運動系」「表現運動系」
第14回
模擬授業の研究討議の在り方
第15回
授業評価のまとめ
④ 授業時間外の学習
・学習指導要領の解釈
・学習指導案作成
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
45%
25%
25%
5%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:平常の授業での課題と提出物
「製作物・実技など」:学習指導計画案の作成と模擬授業、模擬授業の実施
「その他」:授業態度、意欲
⑥ 履修上の注意など
模擬授業などで実技を行う際は、運動を適切に行えるよう準備を整える(運動用シューズ、運動できる服装、
髪を束ねる、装飾品を外すなど)
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 体育編 平成 20 年 8 月』文部科学省 東洋館出版社
参考書:『新しい体育授業の運動学 子供ができる喜びを味わう運動学習にむけて』三木四郎 明和出版社
− 105 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
英 語 教 育 論
(E14290)
2
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
脇本 聡美
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
初等英語教育の意義と、その具体的な目標や課題などについて理解を深める。
児童の感情と学習内容が結び付けられる英語活動を理解し、初等英語教育のための実践力を身に付ける。
② 学習の到達目標
講義や模擬授業を通して、初等英語教育の授業の方法、指導案の作成、教材開発についての実践力を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション 第2回
小学校「外国語活動」の学習指導要領について
第3回
Hi Friends! 紹介と内容の特徴理解、海外諸国における初等外国語学習
第 4 回 「外国語活動」DVD 映像による授業の分析と考察
第 5 回 「外国語活動」ティームティーチング授業の分析と考察
第6回
初等英語教育における Imaginative Approach
第 7 回 「外国語活動」指導計画の作成 1
第 8 回 「外国語活動」指導計画の作成 2
第9回
模擬授業と総合評価 グループ 1
第10回
模擬授業と総合評価 グループ 2
第11回
模擬授業と総合評価 グループ 3
第12回
模擬授業と総合評価 グループ 4
第13回
模擬授業と総合評価 グループ 5
第14回
模擬授業と総合評価 グループ 6
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
模擬授業模擬授業の準備、レポート作成
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への取組み、課題、レポート
⑥ 履修上の注意など
初等英語教育についての理解を深め、実践力をつけるために、何をどのように学べばよいのかについて、主体
的に学ぶ意欲と態度が求められる。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校学習指導要領解説 外国語活動編』文部科学省
参考書:『小学校英語の教育法』アレン玉井光江著 大修館書店
『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログ
ラムライミング編 』リーパーすみ子著 径書房
『小学校におけるプロジェクト型英語活動の実践と評価』東野裕子 高島英幸 著 高陵社
『想像力を触発する教育 』 キエラン・イーガン著 北大路書房
− 106 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育所実習指導Ⅱ
(E14340)
1
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎松尾 寛子 7 号館 5 階
永井久美子 研究室他
保育士資格取得選択必修
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育所実習Ⅰや保育所実習指導Ⅰを踏まえ、自らの体験を多面的に検討し、保育所実習Ⅱに対する課題を明
確にする。実践する保育内容について指導計画を立案し、実際に保育士に代わって実践できるように具体的な保
育 方法等を学ぶ。実習生の視点だけではなく保育士として身につけておくべき知識や技術などを習得し、それ
を実 践の場で生かすことができるようにする。保育士の視点に立って考えることができるように、資質 ・ 能力 ・
技術 ともに身につけることができるようにする。
② 学習の到達目標
・保育所実習Ⅰや既習の教科内容との関連性をふまえ、保育実践力を培い、保育を総合的に学ぶ。
・保育士の専門性と職業倫理を理解する。
③ 授業の内容・計画 第1回
保育所実習Ⅱの意義と目的の理解
(担当者:松尾・永井)
第2回
教務ガイダンス−手続き・日誌提出書類等の配布(担当者:松尾・永井・教務課)
第3回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開① (担当者:永井・松尾)
第4回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開② (担当者:永井・松尾)
第5回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開③ (担当者:永井・松尾)
第6回
保育所における子どもの育ち・あそび・保育の展開④ (担当者:永井・松尾)
第7回
実習直前指導−実習の心得と課題の確認
(担当者:松尾・永井)
第8回
実習を終えて
(担当者:松尾・永井)
④ 授業時間外の学習
保育原理、児童福祉等で学んだ児童福祉施設としての保育所の役割を十分理解するとともに、発達心理学、乳
児保育等で学んだ子どもの成長過程についての理解も深めておく。保育所実習Ⅰ、保育所実習指導Ⅰで学んだ
事柄も復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
20%
50%
30%
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:保育の展開に関する製作物、授業内で課される課題等
「その他」:レポートなどの提出物等
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない。全回出席のこととする。欠席した場合は欠席回のプリント等を自己責任の
下確保したうえで、授業の補充を行うこととする。保育所実習指導Ⅰ、保育所実習指導Ⅱ内での指導事項を守り、
授業内で与えられた課題などに対して、誠実・積極的に取り組むこと。模擬保育の要素を取り入れる。グループ
で練習した成果を発表することもある。
⑦ 教科書・参考書
教科書:保育所実習指導Ⅰと同様
参考書:随時紹介する。
− 107 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 所 実 習 Ⅱ
(E14350)
2
40
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
松尾 寛子
7 号館 5 階
研究室
実 習
① 授業の概要・ねらい
保育所実習Ⅰをもとにして、さらなる保育所保育を実際に体験し、保育士として必要な資質・能力・技術を習
得することを目的とする。さらに家庭と地域の生活実態にふれて、子どもの家庭福祉ニーズに対する理解力・判
断力を養うとともに、子育てを支援するために必要とされる能力や保育士の専門性について実際に保育士から学
ぶ。子どもとのかかわりだけではなく、保護者とのかかわり、障害のある子どもへの支援の方法とその学び、職
員間の連携、行事など、保育所で働く保育士の職務についてより具体的に学ぶ。
② 学習の到達目標
・子どもとの関わりや保育所実習Ⅰでの学びをふまえて、保育所保育への理解を深める。
・保護者支援の方法や連携の方法を知る。
・地域の子育て支援の方法を知る。
・指導計画を作成し、実践、観察、記録、評価を行う。
・保育士の業務全般を理解する。
③ 授業の内容・計画 3 年時前期に 2 週間の実習を実施する。子どもと活動を共にしながら、養護と教育が一体となって行われる保
育や保育所の社会的役割と責任を知る。また、参加しながら保育を理解したり、子どもの保育及び保護者・家庭
への支援と地域社会等との連携方法を学ぶ。指導計画を作成しそれを実践したり、ふりかえり・記録・評価をし
ながら、保育士の業務全般と職業倫理を体得し、自己の課題を明確化できるようにする。
④ 授業時間外の学習
保育原理、児童福祉等で学んだ児童福祉施設としての保育所の役割を十分理解するとともに、発達心理学、乳
児保育等で学んだ子どもの成長過程についての理解も深めておく。保育所実習Ⅰ、保育所実習指導Ⅰ、保育所実
習指導Ⅱで学んだ事柄も復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度など、実習先からの評価
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
保育所実習指導Ⅰ、保育所実習指導Ⅱ授業内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
保育士倫理綱領に基づいた行動を求める。
⑦ 教科書・参考書
教科書:保育所実習指導Ⅰ・Ⅱと同様
参考書:随時紹介する。
− 108 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
施設実習指導Ⅱ
(E14360)
1
15
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
演 習
① 授業の概要・ねらい
社会福祉施設といっても、その対象、種別は数多く存在する。また各施設によって成立過程や背景、あるいは
援助方法などにおいても様々な思いや理念が存在する。そのような多様な社会福祉施設のあり方とその施設での
理念や援助の基本を学んでいく。そして希望するそれぞれの実習に臨むにあたり、社会福祉施設の意義、利用者
の援助、職員の理念などについての理解を深める。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解ができる。 様々な利用者への援助の基礎的な能力を得て実習に望む。
③ 授業の内容・計画 第1回
社会福祉施設の現状と種類
第2回
社会福祉施設の類型と業務について
第3回
利用者の理解 児童・障害児について
第4回
児童館の業務について
第5回
実習施設事前学習
第6回
実習計画書指導・作成
第7回
実習開始に当たっての最終確認指導
第8回
実習事後指導 専門職者として~施設実習への振り返りと課題~
④ 授業時間外の学習
社会生活で必要とされる基本的なマナーを意識した生活を送り、身につけておく。
例えば、挨拶の仕方・敬語の使い方・時間の守ること・整理整頓の仕方などである。また話し言葉と書き言葉
の違いについて理解をしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:受講態度・レポート等
「製作物・実技など」:実習に関する書類や手続きの取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
原則として遅刻・欠席は認めない(正当な理由無き場合は実習を辞退したものと見なす)。
実習に向けての態度・意欲や社会的常識など、実社会で必要とされる言動を求めます。それらが著しく欠ける
と判断される場合も実習不可と判断する。
施設実習Ⅰを履修していること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:2 回生時に使用したテキスト
参考書:レジュメ配布、その都度紹介する。
− 109 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
施 設 実 習 Ⅱ
(E14370)
2
40
3 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得選択必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
実 習
① 授業の概要・ねらい
社会福祉施設といっても、その対象、種別は数多く存在する。また各施設によって成立過程や背景、あるいは
援助方法などにおいても様々な思いや理念が存在する。そのような多様な社会福祉施設のあり方とその施設での
理念や援助の基本を学んでいく。そして希望するそれぞれの実習に臨むにあたり、社会福祉施設の意義、利用者
の援助、職員の理念などについての理解を深める。また児童厚生 1 級指導員資格履修者は、この実習に加えて児
童館における 10 日間の実習が義務付けられている。
② 学習の到達目標
社会福祉施設の現状と役割についての理解ができる。 様々な利用者への援助の基礎的な能力を得て実習を行う。
③ 授業の内容・計画 ・児童養護施設を中心に児童福祉施設・社会福祉施設等における実習
・施設実習Ⅱは3年前期8月に、10日間程度実施する
・児童厚生1級指導員資格履修者は、児童館にて
・期間中は施設の指導のもと実習を行い、毎日その日の実習記録をつけて提出する。
・実習期間中には、教員が巡回に訪れて学生・施設と話し合いを行い、それぞれに指導を行う。
・事後指導の指示に従う。
④ 授業時間外の学習
2 年生時の実習体験をもとに、自らの課題や意欲の持ち方について再認識しておく。これまでの実習日誌を読
み返して、実習に対するイメージを持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度・成果など、実習先からの評価に基づく判断
「その他」:実習日誌等
⑥ 履修上の注意など
施設指導Ⅱ授業内にて指導した事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:実習先からの指定図書等その都度紹介
− 110 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
幼 稚 園 実 習 Ⅱ
(E14390)
3
30
資格取得要件区分
担当者名
3 通年 選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修
実 習
研究室
◎多田 琴子 7 号館 5 階
光成研一郎
研究室
① 授業の概要・ねらい
幼稚園教育の実際を体験学習する。幼稚園実習Ⅱは幼児教育理論と保育実践の統合を図り、実践力を養うこと
を 目的とする。保育者としての使命感と自覚をもって資質向上を目指し、子どもの前に立つにふさわしい保育
者像を把握 すると同時に、幼稚園教育の実際から、実践的技術と自己評価力を身につけることをねらいとする。
特に今回の実習 の場では、保育指導案を立案し、保育全般の流れを把握し、幼稚園教育の内容と方法の総括的
な把握と実践を行う。
② 学習の到達目標
・幼稚園の役割と具体的な仕事内容を知る。
・幼稚園教員にふさわしい資質と能力を確認する。
・自身の幼稚園教員としての実践力を自己評価する。
・自身に必要な実践的技術を身に付ける。
③ 授業の内容・計画 幼稚園実習Ⅱの準備と心構え・実習園の把握・実習記録の書き方と個人記録の取
第1回
り方
第2回
実習前ガイダンス 教育実習日誌配布
第3回
実習事前指導 検便結果返却
第4回
幼稚園実習Ⅱ終了後の自己評価・実習園への礼状
第 1 回から第 3 回までの事前指導を行った後、10 月に学外の幼稚園で 3 週間の実習を行う。
④ 授業時間外の学習
・教科書を通読しておくこと。
・実習園の情報を収集しまとめておくこと。
・実習園の教育理念や保育方法の把握し理解に努めること
・部分保育及び研究保育についての事前準備を行うこと。
・実習最終日に行うお別れ会のプログラムや作品作りについても計画に準備すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
20%
50%
30%
「平常点」:受講態度
「製作物・実技など」:実習日誌
「その他」:実習日誌実習先評価等
⑥ 履修上の注意など
・実習期間は、実習園の教職員に準じ、綱紀粛正につとめ、職務規程や教職員としての倫理観をもつ。
・実習幼稚園の教育方針に沿い、「実習させていただく」という謙虚な気持ちをもつ。
・教育・保育業務に直接つながらない仕事や役割でも積極的に取り組む姿勢をもつ。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育の学び「スタートブック」』 久富陽子編著 萌文書林
参考書:『考え、実践する教育・保育実習』 上野恭裕・大橋喜美子・浦田雅夫編著 保育出版社
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
− 111 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
小 学 校 実 習
(E14400)
3
30
3 通年
実 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
選択 幼稚園教諭一種免許状取得選択必修 ◎井上 文雄 7 号館 5 階
牛頭 哲宏
研究室
必修 小学校教諭一種免許状取得必修
① 授業の概要・ねらい
小学校実習は、将来小学校教員をめざす者が、一定の期間小学校現場において経験豊富な教員の指導のもと、
教育活動を実際に体験する場である。本実習においては、学習指導案を立案して実際に教壇に立ち授業実践を経
験するほか、学級運営や校務全般についての理解を深め、小学校教員としての職務全般を経験する。そして、小
学校教員としての指導技術や態度を身につけ、その任務と使命を自覚することを目的とするものである。
② 学習の到達目標
〇小学校教育の概要を理解し、今までに学習した教職や教科に関する科目と実践との融合を図る。
〇児童との関わりを通して、児童への理解を深める。
〇教科や教科外等の指導計画の考え方や立て方を理解するとともに、実践的指導技術を身につける。
〇小学校教員という職業の任務や使命を体得する。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション 教育実習の内容、意義、心得
第2回
小学校について(一日の流れ、職務内容など)
第3回
授業展開の技術(各教科の教材研究)
第4回
授業展開の技術(各教科の学習指導案)
第5回
授業展開の技術(実習での授業の実際)
第6回
模擬授業と授業記録の取り方
第7回
実習日誌の書き方、実習ハンドブックの解説、挨拶文・礼状作成
第8回
小学校実習の振り返りとまとめ
第 1 回から第 7 回までの事前指導を行った後、連続した 3 週間の教育実習を行う。
④ 授業時間外の学習
小学校児童の発達や小学校での学習指導等について理解を深めておく。また、毎回、教科書を事前に熟読し、
自分の考えや疑問点などを持てるようにしておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習参加態度、事前・事後指導などの学習参加態度
「その他」:実習日誌、レポート
⑥ 履修上の注意など
事前指導は教育実習に向けての基本的な事項を学習するものである。真摯な態度で事前指導、教育実習、事後
指導に臨むこと。いずれも遅刻、欠席は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『小学校教育実習ガイド』石橋・梅澤・林 編 萌文書林 参考書:適宜紹介する
− 112 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究A
(おもちゃと文化)
(E15000)
2
15
3 前期
講 義
選択
必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
7 号館 2 階
◎井上 重義*
非常勤講師
尾﨑 織女*
控室
保育士資格取得選択必修
① 授業の概要・ねらい
人間の心身の成長において大切な「遊び」をより楽しく発展させてくれるものが「玩具」である。日本の玩具
発展の歴史を、世界の玩具史の中で概観したあと、江戸時代後期に誕生した「郷土玩具」をとりあげる。
文献の記述や実物の観察を通して、また玩具作りの実技を通して、色や形、素材、仕掛け、玩具のもつ意味を
考察し、玩具にこめられた日本人のこども観や自然観、美意識などをさぐる。
② 学習の到達目標
・玩具の歴史と玩具をとりまく子ども文化について理解を深める。
・商品玩具が氾濫する中で忘れられがちな“作って遊ぶ楽しさ”を体験し、玩具にこめられた知恵と工夫を考察し
ながら、子どもが喜ぶ玩具作りの基本を習得する。
③ 授業の内容・計画 第1回
玩具学事始め ~ Toys with Nine Lives(おもちゃは死なない)~(担当:尾﨑)
第2回
玩具のはじまり ~呪具から玩具へ~
(担当:尾﨑)
第3回
文献にみる日本の玩具の姿 ~古代から中世・近世へ~
(担当:尾﨑)
第 4 回 (実技①) 良いおもちゃとは?/ストローで作る「ロケット」「笛」
(担当:井上)
第 5 回 (実技②) 牛乳パックで作る「カメラ」「こま」
(担当:井上)
第 6 回 (実技③) 割り箸で作る「輪ゴム鉄砲」「木びき人形」
(担当:井上)
第 7 回 (実技④) 折り紙と新聞紙で作る「凧」「風車」「帽子」
(担当:井上)
第 8 回 (実技⑤) 江戸時代の玩具「ご来迎」「かくれ屏風」
(担当:井上)
第 9 回 (実技⑥) 江戸時代の玩具「鯉の滝のぼり」「松風ごま」
(担当:井上)
近世庶民が愛した玩具 ~『江都二色』にみる「手あそび」の特徴~(担当:尾﨑)
第10回
第11回
近世の玩具と子育ての習俗 ~病魔を払い健康を祈る赤い玩具~ (担当:尾﨑)
第12回
日本の人形の歴史
(担当:尾﨑)
ままごと遊びとままごと道具 ~考古学・民俗学が明らかにするもの~(担当:尾﨑)
第13回
第14回
近代玩具の百年 ~明治・大正・昭和時代の商品玩具の歴史概観~
(担当:尾﨑)
第15回
絵画や小説の中の玩具
(担当:尾﨑)
④ 授業時間外の学習
自らの子ども時代、かたわらにあった玩具や夢中になった遊びについて、その体験を振り返っておくこと。
また、現代社会に流通する玩具について関心をもち、よく観察しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
40%
30%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験もしくはレポート試験
「平常点」:各回、授業内容についてのミニレポートを提出
「製作物・実技など」:製作物(伝承玩具)の提出
⑥ 履修上の注意など
授業は可能な限り対話形式で行いたいので積極的に参加して下さい。配布資料は大切に保管して下さい。…
⑦ 教科書・参考書
教科書:『伝承手づくり玩具』井上重義著/草土文化刊
参考書:各回、適宜資料を配布し、また参考図書を紹介します。
− 113 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究B
(おはなしの世界)
(E15010)
1
30
3 後期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
芦田 悦子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
ストーリテリングについての基本的な理論を学び、実習する。
② 学習の到達目標
おはなしを 1 つ語れるようになる。
③ 授業の内容・計画 第1回
授業のすすめ方、課題についての説明 −ストーリーテリング概説
第2回
ストーリーテリングとは何か −その歴史について
第3回
ストーリーテリングとは何か −その現状について
第4回
ことばについて考える
第5回
ことばに対する感覚を磨く
第6回
昔話の特徴を知り、なぜ重要なのかを学ぶ
第7回
おはなしを選ぶために必要なことを学ぶ
第8回
選んだおはなしについて検討する
第9回
おはなしを覚えるために
第10回
声に出して話すことをやってみる
第11回
おはなしの時間の実際について
第12回
読書への導きとしてのストーリーテリング
第13回
さまざまな試みについて
第14回
実際に語ってみる(小さい人のためのおはなし)
第15回
実際に語ってみる(大きい人のためのおはなし)
④ 授業時間外の学習
配布する読むべき本のリストよりできるだけ多くの本を読むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
30%
40%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:課題提出
「製作物・実技など」:おはなしを語ること
⑥ 履修上の注意など
授業のはじめにおはなしをするので遅刻しないこと。課題は提出期限を過ぎたものは減点対象となる。欠席し
た場合はその授業の内容や課題を受講した学生より聞いておくこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ストーリーテリング その心と技』 エリン・グリーン著 こぐま社
『ストーリーテリング―現代におけるおはなし―』 間崎ルリ子著 児童図書研究会
参考書:授業にて指示します。
− 114 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究C
(こどもと造形)
(E15020)
1
30
3 前期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
上月 素子
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
乳幼児期のこどもは、日々の生活の中で、みたり・きいたり・ふれたりするものの美しさなどに心を動かされ、その感
動を自分なりに表すことを楽しみつつ、生涯にわたる感性や表現力の基礎を培う。この科目では、保育者に求められる
造形的表現力を深めつつこどもの世界に近づきたい。乳幼児期の造形的行為について、実践の場において自ら課題を
みいだし実践的に研究することを通して理解を深め、表現を育む人になるための資質の向上を目指す。
② 学習の到達目標
こどもの育ちと表現のかかわりを理解し、保育者として総合的に捉え実践する力をみにつける。
多様な表現活動を通して自らの造形力を高め感性を磨き、こどもの造形表現を育む人になるための技量を高める。
③ 授業の内容・計画 第1回
表現を育む人になるために こども時代と造形表現
第2回
造形を楽しみ感性をみがく 1 紙
第3回
造形を楽しみ感性をみがく 2 多様な紙素材
第4回
造形を楽しみ感性をみがく 3 描画素材
第5回
造形を楽しみ感性をみがく 4 多様な描画素材
第6回
保育と造形表現の研究 1 絵具と表現技法
第7回
保育と造形表現の研究 2 表現技法と指導案
第8回
保育と造形表現の研究 3 表現技法と保育展開
第9回
園生活と造形表現 1 造形の年間指導計画
第10回
園生活と造形表現 2 行事と造形
第11回
園生活と造形表現 3 生活環境と造形
第12回
造形表現の指導に向けて 1 多様な指導法と保育者の役割
第13回
造形表現の指導に向けて 2 直接的な指導
第14回
造形表現の指導に向けて 3 グループ制作の指導
第15回
こども時代の表現を育むために
④ 授業時間外の学習
身近にある基本的な造形素材(紙、布、糸、木片、自然物等)や用具(描画材、工具等)を活用し、保育に活
かせる造形作品(指導見本)を制作する。身近なこどもや保育現場の活動に積極的に関わり、こどもと造形につ
いて理解を深める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
20%
50%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:準備物、制作態度、グループ活動、口頭発表等
「製作物・実技など」:時間内及び時間外に課す制作物等
⑥ 履修上の注意など
保育者として、造形表現活動を得意な分野にしたいとの意欲を持つ人が履修することを前提とする。課題制作
にあたっては努力を惜しまず意欲的に工夫し誠実な態度で臨む。授業時間内の課題及び授業時間外の課題は、各
自で家庭学習として補い期日を厳守し提出する。欠席等の場合は各自の責任で毎回必ず補う。授業内で使用する
道具や素材の準備は忘れず行う。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜資料を配布する
参考書:『子どもはみんなアーティスト』和久洋三遊びの共育法① 玉川大学出版部
『子どもの世界をどうみるか』津守真 NHK ブックス
『イメージの誕生』中沢和子 NHK ブックス
− 115 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究D
(こどもの運動学)
(E15030)
1
30
3 後期
演 習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎近藤みづき 7 号館 5 階
三木 伸吾 研究室他
-
① 授業の概要・ねらい
教育・保育現場ではこどもたちが新しい動きを覚え、覚えた動きをより良くしていく活動が展開されている。
そこでは、教育者、保育者は動きの習熟過程を理解した上で、こどもたちの動きを観察し、実施上の問題点を見
抜く力が求められている。本授業では、運動指導の実践場面に重要なスポーツ運動学(発生運動学)について実
践を伴いながら学習する。さらに、
動きを覚える身体知、
動きを教える身体知について理解することをねらいとする。
② 学習の到達目標
人間の運動について理解する。
動きを覚え、習熟する過程について理解し説明できる。
動きを覚える身体知、教える身体知について理解する。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
スポーツ運動学について
第3回
人間の運動発達について
第4回
運動の形成位相について
第5回
動感身体知について
第6回
動きを覚える身体知①始原身体知
第7回
動きを覚える身体知②形態化身体知
第8回
動きを覚える身体知③洗練化身体知
第9回
動きを教える身体知①素材化身体知
第10回
動きを教える身体知②処方化身体知
第11回
運動指導における事例検証①動きを覚える(始原・形態化)
第12回
運動指導における事例検証②動きを覚える(洗練化)
第13回
運動指導における事例検証③動きを教える(素材化)
第14回
運動指導における事例検証④動きを教える(処方化)
第15回
まとめと補足
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
レベルは問わないが、自分の運動経験を増やしておくこと。
毎回の授業内容や感想を記録する授業ノートを作成すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
25%
25%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、積極性、他者とのかかわり
「製作物・実技など」:提出物
⑥ 履修上の注意など
主体的に取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
参考書:『スポーツ運動学』マイネル著大修館書店
『身体知の形成上・下』金子明友著明和出版
『新しい体育授業の運動学』三木四郎著明和出版
− 116 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究E
(こどもと音楽)
(E15040)
1
30
3 前期
演 習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎瀬川 和子
7 号館 5 階
戸川 晃子
研究室他
山岸 徹
-
① 授業の概要・ねらい
保育内容 「表現」 の意義やこどもの発達と音楽の関係について考え、幼児の発達と音楽的な感性やリズム表現・
音楽表現についての理解を深めるとともに自分自身の表現についても探る。幼児期の音楽的活動における指導計
画を学び、童謡や幅広い楽曲を用い弾き歌いやリズム楽器を用いて模擬保育、模擬授業を行なう中で音楽指導の
方法を考える。
② 学習の到達目標
こどもの発達と音楽の関係の理解および童謡の特性についての理解を深める。保育者・教員としてこどもの音
楽的表現力や感性を引き出し、育むためのピアノ演奏技術の習得。音楽的活動の指導計画をたて、模擬保育や模
擬授業ができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
こどもの発達と音楽
第2回
童謡とお話し①選曲
第3回
童謡とお話し②話の創作と構成
第4回
童謡とお話し③表現の工夫
第5回
童謡とお話し④まとめ
第6回
劇遊びの音楽①リズム楽器
第7回
劇遊びの音楽②メロディー楽器
第8回
劇遊びの音楽③リズム楽器とメロディー楽器
第9回
劇遊びの音楽④まとめ
第10回
幼児と合奏①童謡を用いて 記譜法
第11回
幼児と合奏②編曲の方法
第12回
幼児と合奏③まとめ
第13回
音楽的活動における指導計画①事例研究
第14回
音楽的活動における指導計画②立案
第15回
まとめと補足・理解度の確認
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:山岸)
(担当者:山岸)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
(担当者:瀬川・戸川)
④ 授業時間外の学習
実技中心であるので、ピアノおよび弾き歌いの練習を習慣化すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
20%
50%
30%
0%
「定期試験」:レポート試験(レポート・指導案作成など)
「平常点」:授業への積極的取組み・意欲
「製作物・実技など」:器楽合奏用の編曲楽譜など
⑥ 履修上の注意など
幅広い音楽に関心を持つことで、表現の幅を拡げるように努めること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『こどものうた 200』 小林美実編 チャイルド本社
『やさしい弾き歌い 75』 植田光子編著 音楽之友社
参考書:『幼稚園教育要領』 文部科学省 フレーベル館
『保育所保育指針』 厚生労働省 フレーベル館
絵本
随時配布します。
− 117 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究G
(自然環境づくり)
(E15060)
1
30
3 通年
演 習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎井上 文雄 7 号館 5 階
笹井 隆邦
研究室
-
① 授業の概要・ねらい
小学校にビオトープが整備され 20 年以上になる。ビオトープは、保育や生活、理科などの授業で活用されて
いるだけでなく、国語、図工など様々な教科学習や環境教育などでも活用されている。そこで、ビオトープ作り
やビオトープの維持・管理などの方法を、実際のビオトープ池を通して理解を深めていく。また、ビオトープの
教材化や指導方法などについても研究を進める。さらに、大学内および近隣の里山などでフィールド活動をおこ
ない、里山に生息する多様な動植物とそれらを支える環境との相互関係の理解を深めていく。
② 学習の到達目標
自然の仕組みを肌で感じ、ビオトープの意義、保全の方法について学び、“ 生態系の多様性 ”“ 生物種の多様性 ”
“ 遺伝子の多様性 ” などについて理解を深める。
③ 授業の内容・計画 第1回
はじめに ビオトープの意義
第2回
学内ビオトープ(池、裏山)の観察
第3回
他の施設のビオトープ見学
第4回
他の施設のビオトープ見学
第5回
学校ビオトープ見学
第6回
見学したビオトープのまとめと発表
第7回
ビオトープ池の設計・計画
第8回
ビオトープ池の動植物の移入
第9回
ビオトープ池の整備・管理
第10回
さまざまなビオトープ
第11回
学校教育とビオトープ
第12回
ビオトープ池の教材化と保育・学習指導案作成
第13回
学校ビオトープの現状と課題
第14回
成果発表
第15回
まとめ
※全ての内容を複数の教員で担当する。
④ 授業時間外の学習
近くの里山やビオトープを散策し、ビオトープづくりのヒントを得る。
本やインターネットで知識を得、活用する
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
40%
0%
10%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度及び授業への参加
「その他」:発表
⑥ 履修上の注意など
ビオトープの維持・管理など、体験活動に積極的に参加すること
⑦ 教科書・参考書
教科書:資料を適宜配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 118 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究H
(科学するこころ)
(E15065)
2
15
3 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
「科学するこころ」を、
「科学的な事象に親しみをもち、それを科学的に見たり考えたりしようとする心」と、
「実
際に科学的な思考を使ってさまざまな事象に関わっていく実践力」が複合されたものと考える。こうした「こころ」
をもつことは、科学技術の恩恵が日常生活の中に遍在する現代社会では、もはや必須のものとなっている。そこ
で本授業は、受講者自身の「科学するこころ」の育成とともに、こどもの「科学するこころ」を育成できる力を
修得させることをねらいとする。
② 学習の到達目標
さまざまな自然事象に対して興味・関心をもち、主体的に関わりをもつようになること。
科学的思考の知識をもつともに、科学的思考の実践力をもつこと。
こどもたちの「科学するこころ」が育成できるような活動の環境設定と援助ができる力をもつこと。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンス、科学するこころとは何か、なぜ「科学するこころ」が求められるのか
第2回
活動「木の葉探し」
第3回
活動の振り返り(気づきのフィードバック)
第4回
活動「紙飛行機遊び」
第5回
活動の振り返り(活動中の思考過程の自己分析)
第6回
活動「学内の自然で不思議発見」
第7回
活動の振り返り(探究活動可能な課題の設定)
第8回
活動「確かめる(探究活動)」
第9回
活動の振り返り(科学的思考の過程の理解)
第10回 「科学するこころ」育成に関連する事例研究
第11回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像①-アイデアの創出-
第12回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像②-立案-
第13回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像③―仕上げ―
第14回 「科学するこころ」を育てる遊びの想像④-実践シミュレーション-
第15回
振り返り(立案した遊びの見直し)
④ 授業時間外の学習
各回授業の受講後は、授業内容を振り返りしっかりと定着するように努力すること。また、日頃から自然事象
の中に不思議を見つけられるように心がけること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題
⑥ 履修上の注意など
本授業では、タブレット端末を使用した学習支援システムを活用して共同学習を行うので、積極的な授業参加
が必須となる。また、各授業は、相互に関連した内容で構成されているので、欠席や遅刻があると学習成果が著
しく低下するので注意してほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。必要に応じてハンドアウトを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 119 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
リ ト ミ ッ ク Ⅰ
(E15070)
1
30
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
古木 登紀子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
3 後期 選択
演 習
① 授業の概要・ねらい
エミール・ジャック=ダルクローズが創設した、音楽基礎教育の具体的な実践教育である『リトミック』の技
術的習得と指導法学習を行う。リトミックを指導する上での基礎的なリズム・ピアノ演奏法・指導法(3 歳児)
を習得する。
② 学習の到達目標
・リズムを表現する基礎的な動きができるようになること。
・リズム指導における基礎的なピアノ演奏法ができること。
・3歳児指導法の年間カリキュラムを把握してそれを実践できること。
③ 授業の内容・計画 第1回
リトミックの指導と説明
第2回
3 歳児 1 学期の指導法
第3回
3 歳児 1 学期のティーチング
第4回
3 歳児 1 学期の指導法 および実践
第5回
3 歳児 1 学期のティーチングおよびピアノ演奏法
第6回
3 歳児 2 学期の指導法
第7回
3 歳児 2 学期のティーチング
第8回
3 歳児 2 学期の指導法および実践
第9回
3 歳児 2 学期のティーチングおよびピアノ演奏法
第10回
3 歳児 3 学期の指導法
第11回
3 歳児 3 学期のティーチング
第12回
3 歳児 3 学期の指導法および実践
第13回
3 歳児 3 学期のティーチングおよびピアノ演奏法
第14回
まとめ(1) リズム
第15回
まとめ(3) ピアノ演奏法
④ 授業時間外の学習
授業前 教科書に記載されている指導におけるピアノ課題を各自練習をしておくこと。
授業後 授業内でしたピアノ課題、リズム運動を復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:実技試験(幼稚園・保育園での 4 歳児・5 歳児に対しリトミック指導が可能な技術をはかる)
「平常点」:授業参加・授業態度
⑥ 履修上の注意など
身体を動かす授業です。動きやすい服装で、そこの薄いバレエシューズなどを用意して」出席してください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園・保育園のためのリトミック 3 歳児』リトミック研究センター(1990 年)
参考書:リトミック教具
・カラーボード、スティック リトミック研究センター
・指導資格認定試験リズム課題練習CD
− 120 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教 育 と 情 報
(E15125)
2
15
3 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
大森 雅人
7 号館 4 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
本授業は、より高い教育効果を得ることができるように、教育方法を開発することができる能力の育成を目指
して行う。そのための方法として、教育工学の分野において蓄積されてきた知見を活用し、中でも特に ICT の
活用を中心に学習する。具体的な内容として、まず教育方法改善を考える上で基礎となる理論を学び、次に ICT
を活用した授業実践の実際として、タブレットやネットワークを活用した学習環境の体験や PowerPoint を用い
た教材作成等を学ぶ。
② 学習の到達目標
教育方法の開発に必要となる基礎理論を修得すること。
保育・教育分野における ICT の活用方法を理解するとともに、自身の保育・教育実践においても ICT を活用
して教育効果を向上させることができるようになること。
③ 授業の内容・計画 第1回
ガイダンス、ICT を活用した教育方法
第2回
教育方法とは
第3回
日本の教育方法の検討
第4回
教育方法開発の基礎となる考え方①-認知科学の知見-
第5回
教育方法開発の基礎となる考え方②-発達のとらえ方-
第6回
教育方法開発の基礎となる考え方③-足場づくり-
第7回
ICT を活用した学習環境①-概論-
第8回
ICT を活用した学習環境②-体験-
第9回
ICT を活用した学習環境③-実践-
第10回
PowerPoint を活用した教材開発①-構想-
第11回
PowerPoint を活用した教材開発②-試作-
第12回
PowerPoint を活用した教材開発③-作成-
第13回
PowerPoint を活用した教材開発④-仕上げと発表練習-
第14回
PowerPoint を活用した教材開発⑤-発表-
第15回
振り返り(自己評価、相互評価)
④ 授業時間外の学習
講義終了時に次回の授業テーマに関する予告をするので、必要な準備しておくこと。また、受講後の振り返り
をしておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
0%
30%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・学習態度
「その他」:授業内で提出する課題
⑥ 履修上の注意など
本授業では、共同学習も取り入れた内容で行うので、積極的な授業参加が必須となる。また、各授業は、相互
に関連した内容で構成されているので、欠席や遅刻があると学習成果が著しく低下するので注意してほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。必要に応じてハンドアウトを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 121 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 実 践 演 習
(E15200)
2
15
3 通年 必修
資格取得要件区分
保育士資格取得必修
演 習
担当者名
研究室
◎光成研一郎
7 号館 5 階
他 E 科専任
研究室 他
教員
① 授業の概要・ねらい
子どもの保育・教育に携わる人材として、保育や教育にかかわる内容の向上ないし課題に効果的に取り組む態
度を育成する。課題のたて方、分析や検討の方法について学び、研究的態度をもって主体的に取り組む基盤を形
作る。
② 学習の到達目標
資料や他者の意見を検討し、実践を深めながら課題の立案、分析、検討などの方法を修得する。
③ 授業の内容・計画 大森:幼児教育の場におけるICT活用に関して、多面的な視点からの検討を行い、保育実践に関して、実際に教
材を作成するなどの取り組みを行う。
上月:特色ある保育実践園の保育に触れ、保育内容を実践的に探求することを通して、これからの保育のあり方
を考え、各自の保育観形成の手掛かりを得る。
後藤:子どもの発達や人間の心理にかかわる文献購読をおこない、そこから問題点や、確かめたいことなどを検
討し、保育・教育に携わる専門家として、エビデンス(根拠)に基づいて考える力を養うことを目指す。
近藤:幼児期・児童期の子どもの運動発達や運動習得について、スポーツ運動学の立場から検討を行う。また、
文献研究等を通じて、保育者・指導者として運動に対する理解を深めることを目指す。
瀬川:「子どもと音楽」について、音楽的表現活動の視点で調査研究を行う。
多田:幼児期の子どもの前に立つ者としての役割を文献講読により把握し、まとめたものを順番に発表する。さ
らに、実際の保育を参与観察し、保育の意図を聞き、意見交換をした後、学びを指導案という形にまとめ
る。
橋本:社会福祉の価値と倫理、専門的視点と知識等の確立を目的に調査研究を行う。
藤本:子どもにとっての造形表現は、その後の発達・成長に大きく関わっていく。子どもの表現について、自ら
の表現活動(平面作品の制作)をとおして考える。
松尾:特に低年齢児の子どものことについて、実習等の経験から得た保育に関する事柄に焦点を当て、文献研
究・調査研究を行う。
光成:学習目標を明確に定めて、効果的、効率的な学習環境をデザインしていこうとする「インストラクショナ
ルデザイン」について研究する。
柳原:データを活用し、近年の教育・保育の動向について調査研究を行う。
第1回
オリエンテーション
(担当者:光成・柳原)
第2回
論文の書き方、作品のまとめ方に関する指導
(担当者:柳原)
第3回
研究テーマの検討
(担当者:ゼミ担当教員)
第4回
研究テーマの検討
(担当者:ゼミ担当教員)
第5回
研究方法の検討
(担当者:ゼミ担当教員)
第6回
研究方法の検討
(担当者:ゼミ担当教員)
第7回
研究の具体的実践
(担当者:ゼミ担当教員)
第8回
研究の具体的実践
(担当者:ゼミ担当教員)
第9回
研究の具体的実践
(担当者:ゼミ担当教員)
第10回
研究の具体的実践
(担当者:ゼミ担当教員)
第11回
研究の具体的実践
(担当者:ゼミ担当教員)
第12回
研究実践過程の検討と再方向づけ
(担当者:ゼミ担当教員)
第13回
さらなる具体的実践
(担当者:ゼミ担当教員)
第14回
研究成果のまとめと補足
(担当者:ゼミ担当教員)
第15回
研究成果のまとめと補足
(担当者:ゼミ担当教員)
④ 授業時間外の学習
研究テーマ、方法に関する事前・事後学習、実践についての考察など。
− 122 −
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:研究に取り組む姿勢などを総合的に評価する。
「製作物・実技など」:論文、作品等の研究成果を評価する。
⑥ 履修上の注意など
取り組んだ成果については、論文にまとめて提出する。なお作品の場合はその作品とその概要を提出する。と
もに字数は、1600 字程度とする。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜紹介する。
参考書:適宜紹介する。
− 123 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こ ど も の 活 動
(コミュニティワーク演習)
(ZE1020)
演 習
1
資格取得要件区分
15 1 ~ 4 前期 選択 児童厚生一級指導員資格取得必修
担当者名
研究室
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
ソーシャルワークに類型されるコミュニティ・ワークの理論を踏まえ、地域における子どもたちの安全やその
関係機関の在り方について学ぶ。
地域の社会資源を理解し、それらの施設の活用と地域とのかかわりについて学び、地域における子どもたちの
育ちとそれらを支える地域社会の在り様について理解を深める。
また、ソーシャルワークの方法を用いた集団活動や相談のあり方についても学びを深める。
② 学習の到達目標
・ソーシャルワーク理論を踏まえた子どもの集団活動のあり方を学ぶ
・集団活動と個別支援活動及び保護者等への関わり方について学ぶ
③ 授業の内容・計画 第1回
アイスブレイク〜お互いを理解し合う
第2回
ソーシャルワークの理論・概念・領域
第3回
コミュニティソーシャルワーク構成要素と理論
第4回
子どもの支援者としての専門性を磨く〜自己覚知
第5回
子ども観・人間観を養う〜倫理綱領から
第6回
面接技法の習得〜ロールプレイから伝えることの難しさ/記録のとり方を理解する
第7回
地域福祉力向上のために福祉研修プログラム作成
第8回
まとめ/講義内レポート試験
④ 授業時間外の学習
これまでの学習を整理し、子どもの生活に関する必要な支援と想定事項や専門的技能について復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、課題への取り組み、参加意欲等を勘案する
⑥ 履修上の注意など
保育士はソーシャルワーク(保育ソーシャルワーク)の担い手でもあることに意識をおき、地域・家庭・保護
者支援のための実践方法としての理論を学ぶという意識で受講をすること。
追・再試験は実施しない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:レジュメ配布、講義にてその都度紹介。
− 124 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
児 童 館 実 習
(ZE1030)
2
40
資格取得要件区分
3 通年 選択 児童厚生一級指導員資格取得必修
担当者名
研究室
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
実 習
① 授業の概要・ねらい
施設実習Ⅱにおける児童館に対する基礎的な理解をもとに本実習では、より専門性の高い児童厚生員を目指し
実習を行う。児童館との地域の関わりや、子ども一人ひとりの理解に応じた対応の在り方、また職員間の連携や
保護者対応など根より実践的な能力の獲得を目指す。
② 学習の到達目標
児童館についての基礎的な知識と能力を有し、児童館の専門性とスキルの獲得ができるようにする。
③ 授業の内容・計画 ・児童館における実習
・施設実習は3年前期(施設実習Ⅱの時期)に、10日間程度実施する
・期間中は児童館職員の指導のもと実習を行い、実習記録をつけて提出する。
・実習期間中には、大学教員が巡回指導を行い学生・施設との連携及び適切な指導を行う。
④ 授業時間外の学習
これまでの実習体験をもとに、自らの課題や意欲の持ち方について再認識しておく。また以前の実習日誌を読
み返し、実習に対するイメージを持つ。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:実習先からの評価、実習に望み事前の準備・事後指導等
「その他」:実習日誌、提出物等
⑥ 履修上の注意など
施設実習等の学びを踏まえて、指導を受けてきた事項を遵守し、真摯な態度で実習に臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:実習先からの指定図書等その都度紹介
− 125 −
− 126 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
い の ち の 理 解
(E11000)
2
15
4 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎光成研一郎
上田 國寛
7 号館 5 階
松田 正文
研究室 他
松葉 祥一*
関本 雅子*
保育士資格取得選択必修
講 義
① 授業の概要・ねらい
生命(いのち)は地球 46 億年の歴史の中で奇跡的に生み出された分子の集まりである。今日見る生き物はす
べて原始生命の “ 種 ” から進化したものである。その中で、ヒトだけが知性脳を発達させ、高度な文明をもつ社
会を築くことに成功した。人類はその経験と知恵を言葉によって共有し、教育を通して次世代に伝えている。し
かし、いのちがどのようなものか、いのちがなぜ大切かについては、必ずしも広く理解されているとは言い難い。
事実、国際的な争いの火種は消えず、わが国の教育現場においても近年虐待やいじめ、自殺などの問題が噴出し、
いのち軽視の風潮が蔓延している。本講義では、医学的見地から「いのち」と「いのちの営み」に関する科学的
知識を与えるとともに、倫理的・教育的見地からこどもたちにいのちの大切さと生きる意味をどのように伝えて
行くことができるかを考える。
② 学習の到達目標
医学的・倫理的・教育的見地から「いのち」について理解を深め、教員・保育者としていのちの大切さと生き
る意味について理解し、こどもたちに伝える力を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
育ついのちと消えゆくいのち
第3回
医療を受けない(中止する)決断
第4回
いのちのはじまり ― いのちを育んだ十の奇跡
第5回
遺伝子に秘められた進化・発展の歴史
第6回
いのちの働き ― 生物と無生物を分けるもの
第7回
ヒトは “・・・” する唯一の生物である
第8回
いのちとは何か
第9回
なぜいのちを大切にしないといけないのか
第10回
いのちを守るためにはどうすればよいか
第11回
終末医療と緩和ケアについて
第12回
死について考えるワークショップ
第13回
いのちの大切さをこどもたちに伝えるために
第14回
いのちの大切さをこどもたちに伝えるために
第15回
補足とまとめ
(担当者 上田・光成)
(担当者 松田)
(担当者 松田)
(担当者 上田)
(担当者 上田)
(担当者 上田)
(担当者 上田)
(担当者 松葉)
(担当者 松葉)
(担当者 松葉)
(担当者 関本)
(担当者 関本)
(担当者 光成)
(担当者 光成)
(担当者 上田・光成)
④ 授業時間外の学習
講義終了後に適宜課題を提示する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業に臨む態度、課題の提出状況などを総合的に評価する。
⑥ 履修上の注意など
課題提出の期限は厳守すること。期限を過ぎた場合は受理しない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜紹介する。
− 127 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こ こ ろ の 理 解
(E11020)
2
15
4 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
柳原利佳子
7 号館 5 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
人は日常生活の中で、いろいろな " 心 " の働きや状態をあらわしている。心理学は目に見えない人間の心やそ
の結果として表れる行動を、科学的方法を用いて、論理的に理解することを主とする学問である。本講義では、
知覚、学習、人格、社会、健康などの広範囲に及ぶ心理学の領域からトピックスを扱い、人間の心の働きや状態、
行動の仕組みや行動の予測、制御のメカニズムなどに関する基礎的な理論について概説する。心理学的な考え方
を身につけ、自分自身をより良く理解し、人との関わりを考えることで人間をより深く理解できるようになるこ
とを目的とする。
② 学習の到達目標
「こころ」を理解するための心理的研究の手法と成果について学習することを通して、自分自身の行動の意味
を探り、自己理解・他者理解に役立つ心理学の基礎的な理論を理解する。
③ 授業の内容・計画 第1回
心理学とは
第2回
日常体験の不思議を心理学しよう 1 見えの不思議・図形の認知
第3回
日常体験の不思議を心理学しよう 2 見えの不思議・錯視図形
第4回
日常体験の不思議を心理学しよう 3 記憶の不思議・系列位置効果
第5回
日常体験の不思議を心理学しよう 4 思考の不思議・構え
第6回
パーソナリティを心理学しよう 1 パーソナリティの測定・20 答法
第7回
パーソナリティを心理学しよう 2 パーソナリティの測定・Y ‐ G性格検査
第8回
対人関係を心理学しよう 1 印象形成
第9回
対人関係を心理学しよう 2 対人魅力
第10回
人を動かす心理学しよう 1 説得
第11回
人を動かす心理学しよう 2 同調と服従
第12回
援助と攻撃を心理学しよう 援助行動
第13回
心の健康を心理学しよう 1 エゴグラム
第14回
心の健康を心理学しよう 2 ストレス
第15回
補足とまとめ
④ 授業時間外の学習
授業計画を事前に読んで、テキストのワークショップなどを各自で実施しておくこと。また、毎回復習チェッ
クもしくは小テストを実施するので、授業の中で出てきた専門用語など、授業後にその都度まとめて整理してお
くこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:小テスト・小レポートなど
⑥ 履修上の注意など
私語厳禁。積極的な授業参加を期待します。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ワークショップ心理学』 藤本忠明他著 ナカニシヤ出版
参考書:随時紹介する
− 128 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
医 療 と 文 化
(E11030)
2
15
4 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
野村 秀明
7 号館 2 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
医療は、人類に「時間的・空間的、さらに精神的活動の場の延長と拡大」をもたらし、
「生活の質(QOL)の向上と、
より高い文化的生活」を可能たらしめてた。その一方で、文化の発展は「医療の進歩・高度化とその普及」を実
現した。歴史を振り返る時、この medicine と culture の相互依存性は分かち難いものであることが理解できる。
本講義では、過去の「医療と文化の関係性」を明らかにして、医療の果たしてきた役割について学ぶとともに、
現代および近未来における医療の問題点(地域健康格差社会への国際医療活動の啓蒙、少子・高齢化社会に対応
する医療社会学的対応、さらにポストジェノミック時代における新しい生命倫理の導入)についても考える。
② 学習の到達目標
将来、子どもの指導にあたる教育者の資質として、「医療と文化の関わり」「社会における医療の必要性」を身
につけることを、到達目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
医療と文化の関わり(総論)
第2回
医療文化学、医療社会学、医療人類学
第3回
移植医療と社会文化
第4回
再生医療と社会文化
第5回
生殖医療と生命・社会倫理
第6回
遺伝子医療と社会文化
第7回
終末期医療と社会文化
第8回
災害医療と社会文化
第9回
環境医学と社会文化
第10回
社会格差、健康格差と医療
第11回
多様化する社会文化と医療
第12回
国際保健医療活動
第13回
世界における医療と文化(先進国における医療事情)
第14回
世界における医療と文化(開発途上国国における医療事情)
第15回
まとめ
④ 授業時間外の学習
医療と人間社会、文化との結びつきを学ぶために必要な社会学、文化人類学および倫理学などの基礎学の授業
外自習が必要である。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
20%
10%
「定期試験」:論述を中心とした筆記試験
「平常点」:授業出席状況、授業態度など
「製作物・実技など」:グループ討議
「その他」:レポート提出
⑥ 履修上の注意など
アクティブラーニング(AL)手法を取り入れた課題学習やグループ討議、レポート学習(ポルトフォリオと
してファイリングする)を行うので、何より学生自身の積極的な授業参加の姿勢が期待される。
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定はしない。授業時プリントを配布する。
参考書:『医療と文化』 リン・ペイヤー著 円山誓信訳 世界思想社
『現代医療と文化』 的場恒孝、野田進士著 石風社
『医療の比較文化論』 久間圭子著 世界思想社
− 129 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
生 涯 学 習 論
(E11100)
2
15
4 前期 必修
資格取得要件区分
担当者名
研究室
◎上月 素子
7 号館 5 階
宮田 英和*
研究室 他
林 芳樹*
保育士資格取得選択必修
講 義
① 授業の概要・ねらい
保育士・教員の資格免許を取得して社会に巣立つ学生は、「生涯学習の学び手」であると同時に「生涯学習の
担い手」でもある。誕生から始まる乳幼児期、少年期や青年期だけでなく職業人や専業主婦、高齢者など、人生
のあらゆる時期における学習、つまり生涯学習の在り方について、書物や見聞を通して理解を深める。その内容
を全員で共有し、生涯学習の円滑な接続を十分に担えるような存在としての視座を得る。
② 学習の到達目標
生涯にわたって人は学習する存在であることを理解し、職業として関わる対象の学習の在り方とともに、自らも学習
を続ける存在であることを自覚し、それぞれの興味関心に基づいて学びを深め、生涯学習継続のため手がかりを得る
③ 授業の内容・計画
第1回
生涯学習論とは
(担当:上月)
人の生涯について ―生涯発達論からの学び①―乳幼児期・学童期・青年期
第2回
ゲストスピーカー
第3回
人の生涯について ―生涯発達論からの学び②―成人期以降 ゲストスピーカー
第4回
生涯学習と情報①問題の認識
(担当:宮田)
第5回
生涯学習と情報②ディスカッション
(担当:宮田)
第6回
生涯学習と新聞
(担当:林)
研究テーマの検討①生涯学習の基盤(乳児期・幼児期前期・幼児期後期)
第7回
(担当:上月)
第8回
研究テーマの検討②学童期と生涯学習
(担当:上月)
第9回
研究テーマの検討③青年期と生涯学習
(担当:上月)
第10回
研究テーマの検討④初期成人期・成人期・成熟期と生涯学習
(担当:上月)
第11回
研究の具体的実践①インタビュー調査
(担当:上月)
第12回
研究の具体的実践②地域での資料収集
(担当:上月)
第13回
研究結果のまとめ
(担当:上月)
第14回
研究成果の発表①インタビュー調査
(担当:上月)
第15回
研究成果の発表②地域での資料収集
(担当:上月)
④ 授業時間外の学習
最終学年の総まとめとして、それぞれの目指す進路への興味関心をもとに研究テーマを設定し・調べ・まとめ
ていくため、課題に応じ、授業外の調査研究等の時間を含み、各自の学習時間と考える。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:積極的な参加姿勢や受講態度及び授業内のレポートなどの課題
⑥ 履修上の注意など
授業内容・計画は、進行具合等によって変更することがあり、事前連絡は授業で行うので、欠席した場合等は
各自の責任で確認する。授業内容はノートに記録し、配布資料等は保存する。個人またはグループでの活動を、
指定教室外で行う場合は、決められた方法で確認を受けることにより出席とみなす。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:『生涯発達論』 服部祥子
この他、授業時間に随時紹介する
− 130 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
国際社会の理解
(E11130)
2
15
4 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
谷口 弘行*
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
世界で起こっている具体的な問題を通して、国際社会の現状を理解し将来の方向を考える。それによって私た
ちの置かれている立場を明確にし、同時に自らと異なる相手の存在を認め合えるようになる。
② 学習の到達目標
国際社会の諸問題について、自らの理解と判断ができるようになる。そして既存の社会や国を超えた新しい世
界で、自信と希望をもって活躍できるようになる。
③ 授業の内容・計画 国際社会の中での日本の立ち位置を考える
第1回
①(高度経済成長、経済大国化、成熟社会、クールジャパン(Cool Japan)
)
第2回
②(幸福感・幸福度、世界初の平等社会から格差社会へ、世界初の少子高齢化社会)
中国はどのような国で、どの方向へ向かっているか
第3回
①(社会主義国家か、資本主義国家か、新文明の国家の創設か)
第4回
②(経済大国への展望、
超格差社会の現状と将来展望、
「憤青」
(怒れる若者)の世代)
イスラム原理主義と「イスラム国」の主張と現状を知る
第5回
①(イスラエル建国とパレスチナ問題、ジハード(聖戦)、テロ(terrorism)
)
第6回
②(湾岸戦争、アメリカ同時多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争)
中国の「反日」とはなにか、そしてなぜ
第7回
①(日中戦争、日中平和友好条約、ODA、村山談話、反日教育、尖閣諸島問題)
第8回
②(靖国神社参拝問題、歴史認識問題、歴史修正主義)
韓国の「反日」とはなにか、そしてなぜ
第9回
①(植民地支配、竹島領有問題、従軍慰安婦問題、河野談話、アジア女性基金)
第10回
②(日韓基本条約、植民地補償、「漢江の奇跡」、アジア通貨危機)
世界をつなぐ経済の自由化とグローバル化とは
第11回
①(世界自由貿易体制、WTO、FTA、EPA)
第12回
②(地域主義・地域機構、EU、ASEAN、TPP、APEC、FTAAP、RCEP)
世界の安全保障(戦争を防ぐこと)の体制はどのようなしくみか
第13回
①(国連の集団安全保障、平和維持活動(PKO)、個別的自衛権・集団的自衛権)
第14回
②(核開発、核兵器不拡散条約(NPT)、原発問題)
世界の教育の問題を考える
第15回
「教育は世界を救う」(マララ・ユスフザイ)、「教育は世界の共通語」か
④ 授業時間外の学習
世界や日本社会に関わるすべての問題について、疑問に思ったり知りたいことがあれば、常に書き留める習慣
を身につけてほしい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講票を使って、毎時間の疑問やコメントなどを書く。
⑥ 履修上の注意など
講義と対話によって授業を進めたい。積極的に参加してほしい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。毎時間用に、講義レジメと資料を配布する。
参考書:適時紹介する。
− 131 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
手話コミュニケーション
(E11280)
1
30
4 前期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
浅野 京子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
「手話」を知る機会はふえています。でも、聴覚障害者の気持ちや思いを理解するには、手話言語を学ぶだけ
では充分ではありません。特に、初めて手話や聴覚障害者の接する子どもたちには、教育に携わる人の見方・
考え方が大きく影響します。手話とともに聴覚障害者をとりまく様々な出来事や問題を学習します。
② 学習の到達目標
聴覚障害の理解、聴覚障害者の社会・生活について理解。手話の習得。
③ 授業の内容・計画 第1回
手話の起源
第2回
聴覚障害児・者の歴史(昔の社会の中で…)
第3回
聴覚障害児・者の歴史(ろう教育の変化の中で ・・・)
第4回
手話の発展と広がり
第5回
聴覚障害者と社会(聞こえないことへの理解)
第6回
聴覚障害者と社会(聴覚障害のいろいろ)
第7回
聴覚障害者と社会(手話と手話通訳者)
第8回
手話コミュニケーションとは
第9回
手話の実習① あいさつ
第10回
手話の実習② 自己紹介
第11回
手話の実習③ 相手への質問のしかた
第12回
手話の実習④ 2 人で会話
第13回
手話の実習⑤ グループで会話
第14回
手話の実習⑥ 場面を想定しての会話
第15回
全体のまとめ
※ 第 1 回目から手話指導を行いますが、第 9 回目以降は集中して行います。
④ 授業時間外の学習
聴覚障害児・者に関する情報に関心を持ってください。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:手話の実技試験
「平常点」:授業での積極性
⑥ 履修上の注意など
真摯な気持ちで学んでください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:プリントを配布します。
参考書:資料などを随時紹介します。
− 132 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
キャリアプロデュース
(E11330)
1
15
資格取得要件区分
4 通年 必修
担当者名
研究室
◎上月 素子
藤本由佳利
7 号館 5 階
光成研一郎
研究室 他
戸川 晃子
改発 照美
-
講 義
① 授業の概要・ねらい
専門職従事者として、高い意識と誇りをもって社会に貢献し、また自らのよりよいキャリアをスタートできる
よう、最終学年として総合的な力を養う。入学以来培った、望ましい職業観、勤労観及び職業に対する専門的知
識・技能を身に着け、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てるキャリア教育の総仕上
げとして、大学から社会への良好な接続を図ることを目指す。
② 学習の到達目標
さまざまな社会経験の豊かな、また専門領域を持つ有識者や先輩等から、社会で求められる基本的な知識と技
能及び態度について具体的に学び、実際に活用する力を身につける。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
(担当:上月・藤本・光成・戸川)
第2回
採用試験対策講座 1 ソーシャルマナー①
(担当:上月・藤本・改発)
第3回
採用試験対策講座 2 ソーシャルマナー②
(担当:上月・藤本・改発)
第4回
採用試験対策講座 3 ソーシャルマナー③
(担当:光成・戸川・改発)
第5回
採用試験対策講座 4 ソーシャルマナー④
(担当:光成・戸川・改発)
第6回
採用試験対策講座 5 ソーシャルマナー⑤
(担当:藤本・光成・改発)
第7回
採用試験対策講座 6 ソーシャルマナー⑥
(担当:藤本・光成・改発)
第8回
採用試験対策講座 7 集団面接
(担当:上月・戸川・改発)
第9回
採用試験対策講座 8 個人面接
(担当:上月・戸川・改発)
第10回
採用試験対策講座 9 まとめ
(担当:上月・藤本・光成・戸川)
ライフデザイン入門 1 社会人のための法律的知識
ゲストスピーカー
第11回
(担当:上月・藤本・光成・戸川)
ライフデザイン入門 2 社会人のための経済学
ゲストスピーカー
第12回
(担当:上月・藤本・光成・戸川)
第13回
ライフデザイン入門 3 職業と人生
(担当:上月・藤本・光成・戸川)
ライフデザイン入門 4 社会人になるにあたって
第14回
(担当:上月・藤本・光成・戸川)
第15回
ライフデザイン入門 5 まとめ
(担当:上月・藤本・光成・戸川)
④ 授業時間外の学習
授業内容は、ノートにまとめ、授業時間外に練習に励み、実際の採用試験にいかせるようにする。特にソーシャ
ルマナーは、授業外の日常生活に応用しながら、社会人としての身のこなしができるようになることが望ましい。
日頃から、社会の出来事や課題について、新聞や書籍等を通して考える態度を身につける。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加、受講態度、小レポート、グループ活動、口頭発表
⑥ 履修上の注意など
採用対策講座は、前期に集中し、毎回異なるテーマで、講義と実技(個人またはグループ)を行うので、体調
を整え必ず出席する。授業内容・計画は進行具合等によって変更することがあるし、内容により連続した授業を
実施する場合もあるので、変更連絡に注意する。
⑦ 教科書・参考書
教科書:資料配布
参考書:適宜紹介する
− 133 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教 育 行 政 学
(E13020)
2
15
4 前期 選択
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
桐村 豪文
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
この授業では、学校教育を支える教育行政の仕組み等について理解し、その在り方について自ら検討すること
を目的とする。具体的には以下の4点を目的としている。
(1)教育行政の全体の姿を理解する。(教育行政の役割、一般行政との違い、政策形成過程、予算編成過程など)
(2)学校教育と教育行政のつながりについて、具体例を用いて理解する。(いじめ自殺、体罰、学力問題など)
(3)教育法規についてその体系と理念を把握し、その解釈について理解する。(教育基本法、学校教育法など)
(4)昨今の教育政策の論点を理解し、自らそれについて検討する。
② 学習の到達目標
この授業の学習を通じて、以下のものを習得することを到達目標としている。
(1)学校教育の背後にあり、それを支える教育行政の仕組み等について、正しく理解する。
(2)教育法規の体系や理念について、正しく理解する。
(3)昨今の教育政策の展開について、知識を獲得する。
(4)教育行政、教育政策について学習したうえで、それらのあり方について、自ら考え、検討し、そしてその考
えを表現することができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
教育行政の全貌(中央教育行政とその役割)
第3回
教育行政の全貌(地方教育行政とその役割)
第4回
政策と教育行政(政策ができるまで、審議会等の役割)
第5回
政策と教育行政(昨今の政策の展開)
第6回
お金と教育行政(予算編成過程)
第7回
お金と教育行政(競争的資金)
第8回
学力と教育行政(学習指導要領)
第9回
学力と教育行政(全国学力テスト)
第10回
教員と教育行政(県費負担教職員制度)
第11回
教員と教育行政(人事制度、研修制度)
第12回
コミュニティによる学校運営(コミュニティスクールの仕組み)
第13回
コミュニティによる学校運営(社会関係資本と学力の関係)
第14回
教育法規(教育基本法、学校教育法)
第15回
教育法規(その他教育法規)レポート発表
④ 授業時間外の学習
予習:事前に配布する資料を読んでくること。
復習:授業中に学習した内容を踏まえて、レポート作成に向かうこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
20%
20%
0%
「定期試験」:中間試験 30% 最終試験 30%(計 60%)
「平常点」:授業参加態度(毎授業後に小レポートを提出してもらう)
「製作物・実技など」:レポート(各自任意に教育政策を取り上げ、その概要を調べ、検討し、発表する)
⑥ 履修上の注意など
毎回出席の上、講義内容を理解するように努めることはいうまでもありませんが、教育にかかわる時事情報に
も目を向けるようにしてください。
⑦ 教科書・参考書
教科書:適宜プリントを配付する。
参考書:授業中に紹介する。
− 134 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
家 庭 支 援 論
(E13230)
2
15
4 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
子育てに対する情報、施設、施策、サービス供給体制は整ってきている。しかし保護者の子育てや家庭の安定・
維持等については、不安がつきまとう。そのため、保育所には狭義の保育サービス(ケア)のみならず、保護者
及び家庭、それを取り巻く地域をも視野に入れた子育て支援(ソーシャル)の役割が期待されている。
そのような保育所や児童福祉説の機能・役割を踏まえ、家庭の意義・機能、子育て家庭を取り巻く社会的状況、
家庭への支援体制、子育て家庭のニーズに応じた多様な支援の展開と関係機関との連携等について理解する。
② 学習の到達目標
・家庭の意義・機能・役割の理解
・子育て家庭への支援体制と社会資源の理解
・子育てニーズに応じた多様な支援のあり方と関係機関との連携の理解
③ 授業の内容・計画 第1回
家庭支援の意義・役割について
第2回
家庭の機能について
第3回
家庭支援の必要性について
第4回
保育士が担う家庭支援とその限界について
第5回
地域社会の変容とそれに伴う家庭状況・支援
第6回
ワークライフバランスを踏まえた家庭支援の原理
第7回
家庭支援に有効な社会資源とその捉え方
第8回
子育て支援施策と児童福祉制度
第9回
子育て支援サービス概要
第10回
保育所保育士が担う子育て支援
第11回
児童福祉施設が担う子育て支援
第12回
地域における子育て支援の現状と在り方
第13回
要保護児童の対応とその家庭への支援
第14回
子育て家庭支援における関係機関の類型と連携
第15回
まとめにかえて〜子育て・家庭支援制度の課題と展望
④ 授業時間外の学習
子どもは社会全体で養護するという概念や保護者・環境との関係性に寄るところが大きい。これまでの学習を整理し、人
を支援するとはどういうことか考えておく。子育てにおいて必要な支援について想定事項や能力について意見をまとめておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、課題への参加意欲・取り組み態度
⑥ 履修上の注意など
保育士はソーシャルワーク(保育ソーシャルワーック)の担い手でもあることに意識をおき、地域・家庭・保
護者支援のための実践方法としての理論を学ぶという意識で受講をすること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育福祉小六法』 みらい
適宜レジュメを配布。
参考書:『保育と社会福祉』 橋本好市編 みらい
その都度適宜紹介。
− 135 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保 育 相 談 支 援
(E13240)
1
30
4 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
明柴 聰史
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
演 習
① 授業の概要・ねらい
保育相談支援の基本となる援助者と相談者が互いに関係を作るための技術及び知識について学びを深める。
理論的援助技術をもとに、実践的なコミュニケーションのあり方、面接の行い方を身に付ける。
また、様々な具体的な事例検討を通して保育相談の理解と技術を身に付ける。
② 学習の到達目標
児童家庭福祉実践や保育現場では、様々な子育てや保育に関わる相談を受けることとなる。そこでは相談者と
の関係を結びながら、対象や場面、環境に合わせて、相談と助言を展開していくことが求められる。保育の領域
では、子どもの支援のみならず保護者・地域への援助と実践的範囲が広がり、ソーシャルワークスキルを用いた
対応が求められてきている。保育士の役割が重要視されているため、より具体的で実践的な学びを行うこととす
る。
③ 授業の内容・計画 第1回
自己紹介と授業の進め方についてのオリエンテーション
第2回
保育とソーシャルワークの関連とその意義について理解する
第3回
保育におけるソーシャルワークの考え方と視点を理解する
第4回
保育におけるソーシャルワークの機能と実際を知る
第5回
保育におけるソーシャルワークの方法と技術を理解する
第6回
保育ソーシャルワークの重要性を知る
第7回
保護者との関係構築のために、自己の人間性と専門性を理解する
第8回
地域子育て支援における保育ソーシャルワークの在り方を学ぶ
第9回
事例分析に必要な方法について学ぶ
第10回
面接の技法(傾聴、感情の理解)を学ぶ
第11回
面接の技法(ロールプレイ)を演習し、経験する
第12回
保育士としての資質向上に向けた事例分析①保育所における事例
第13回
保育士としての資質向上に向けた事例分析②児童養護施設における事例
第14回
相談援助の整理、記録、評価の意義と実際
第15回
授業のまとめ
④ 授業時間外の学習
近接する科目で学んだ知識や技術をいかした授業内容となるため、復習を行っておくこと(児童家庭福祉・相
談援助など)。事前にテキストを積極的に読む。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(保育相談の事例を分析し、スーパービジョンを立てる。論述形式。)
「平常点」:小テスト・受講態度・提出物で総合的に評価する。
⑥ 履修上の注意など
保育士として、家庭との連携は必須である。そのことを意識し、授業に積極的に望んでもらいたい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『保育士のための相談援助・相談支援』 立花直樹・波田埜英治・安田誠人 晃洋書房
参考書:『児童家庭福祉の相談援助』 相沢譲二・井村圭壮・安田誠人編者 建帛社
『保育実践に求められるソーシャルワーク―子どもと保護者のための相談援助・保育相談 支援』
直島正樹・橋本好市編者 . ミネルヴァ書房
− 136 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
生徒・進路指導論
(E13250)
2
15
4 前期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
小学校教諭一種免許状取得必修
永島 聡
7 号館 4 階
研究室
講 義
① 授業の概要・ねらい
生徒指導ないし進路指導の歴史、職務の内容、学校での位置付け等に関する知識を習得し、さらにそれらを踏
まえた上で、非行、不登校、いじめ等々具体的問題への対処のあり方、他職種との連携等について学んでいく。
なお講義に並行して、授業中にワーク、小レポート等を課す場合がある。
② 学習の到達目標
今の学校には今に特有の様々な問題が生起している。この授業においては、生徒指導ないし進路指導の方法論
とその実際に関して、昨今の教育現場における児童生徒と保護者と教員の間で繰り広げられる人間関係の現状に
即した理解を目指す。
③ 授業の内容・計画 第 1 回 「はじめに」授業に関するオリエンテーション
第 2 回 「生徒・進路指導とは」生徒・進路指導の歴史と課題
第 3 回 「生徒指導の内容」生徒指導の職務の内容と領域
第 4 回 「生徒指導の体制と組織」学校内における生徒指導の位置付け
第 5 回 「学級経営・学年経営・危機管理」担任の役割、保護者・地域との連携
第 6 回 「児童生徒 - 教師関係」近年の小学校における児童と教員との関係性
第 7 回 「集団活動の意味と意義」集団活動の意義と集団活動の指導
第 8 回 「不登校・いじめ問題」生徒指導的アプローチ、関係機関との連携
第 9 回 「非行問題」生徒指導的アプローチ、関係機関との連携
第10回 「進路指導の内容」進路指導の基本的概念
第11回 「進路指導の体制と組織」学校内における位置付け等について
第12回 「人権教育」生徒指導と人権問題、学校内における人権教育のあり方等について
第13回 「特別支援教育」特別支援教育、特別支援学校、発達障害等について
第14回 「福祉教育」福祉教育のあり方について、関係機関との連携
第15回 「まとめ」授業内容のまとめおよび質疑応答等
④ 授業時間外の学習
各講義前に、テキストおよび配布されたプリントの必要箇所をあらかじめ熟読しておくこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
100%
0%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
⑥ 履修上の注意など
受講するにあたって相応しくない行為は認めない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『生涯学習時代の生徒指導・キャリア教育』 西岡正子・桶谷守編 教育出版 2013
その他、随時プリントを配布する。
参考書:適宜紹介する。
− 137 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
社会的養護内容
(E13400)
1
30
4 後期 選択
資格取得要件区分
担当者名
研究室
保育士資格取得必修
明柴 聰史
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
演 習
① 授業の概要・ねらい
この科目では、社会的養護における児童の権利擁護と保育士等の倫理責務について、施設や里親養護などの具
体的に様々な事例を通して学ぶ。さらに、支援の計画を作成し、事例分析を通して理解を深める。
② 学習の到達目標
(1)社会的養護における児童の権利擁護や保育士などの倫理・責務について具体的に学ぶ。
(2)事例を通して、施設養護及び他の社会的養護の実際について学ぶ。
(3)個々の児童に応じた支援計画を作成し、日常生活の支援、治療的支援、自立支援の内容について具体的に学ぶ。
(4)社会的養護にかかわるソーシャルワークの方法と技術について理解する。
(5)社会的養護を通して、家庭支援、児童家庭福祉、地域福祉について理解や認識を深める。
③ 授業の内容・計画 第1回
子どもの養護と保育士
第2回
児童福祉施設利用者について
第3回
援助の内容
第4回
施設養護のプロセスと理解
第5回
保育士の基本的な養護援助・支援
第6回
こころの援助
第7回
親子関係の援助
第8回
地域・学校との関係づくり・整備の援助
第9回
自己実現・自立への支援・援助
第10回
援助の理念
第11回
子どもの最善の利益と権利擁護
第12回
児童福祉施設の運営管理
第13回
児童福祉施設援助者について
第14回
児童福祉施設における保育士の資質と倫理
第15回
保育士における専門援助技術
④ 授業時間外の学習
「社会的養護」に関する様々な問題について、日頃から関心を高めておくこと
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験(社会的養護に関する事例を通して、考察する。論述形式。)
「平常点」:小テスト・受講態度・提出物を総合して評価
⑥ 履修上の注意など
1 回生の社会的養護をより実践的に学ぶ。事例を通して、社会的養護における課題を見出すこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『演習・保育と社会的養護内容』 橋本好市・原田旬哉 編者 みらい
参考書:『改訂保育士をめざす人の社会的養護内容』 辰己隆・岡本眞幸 編著みらい
− 138 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
教 職 実 践 演 習
(幼稚園・小学校)
(E13480)
2
15
4 後期 選択
演 習
資格取得要件区分
担当者名
幼稚園教諭一種免許状取得必修
小学校教諭一種免許状取得必修
研究室
◎多田 琴子
7 号館 5 階
他E科
研究室 他
専任教員
① 授業の概要・ねらい
教職課程を締めくくる最終段階として位置づく実践的授業科目である。
教員として求められる「教職員としての使命感と責任感」の自己覚知を行い、
「社会性と対人関係力」を伸長し、
「学級経営力・実践的指導力」の向上を目指すものである。さらには、教職に携わる者として「教育諸科学にお
ける知見」を深め、「教育の専門家としての確かな力量」と「教育的愛情を含めた総合的な人間力」を伸長し続
ける自覚をもつ。
② 学習の到達目標
・4年間積み上げてきた履修カルテで教職課程の履修と修得状況を振り返り、自己課題の自覚化を図る。
・教育の構造とその裏付けとなる法律や教育行政を把握する。
・教育対象者の理解及び、彼らと協働者との対人関係力を形成する。
・保育・教育内容の焦点化と指導力を修得する。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション・履修カルテ活用
(担当者:多田・柳原)
第2回
教職の構造 ①教職の基礎
(担当者:光成・國崎・桐村)
教職の構造 ②授業実践・学級経営(事例研究を含む) (担当者:光成・國崎・桐村)
第3回
第4回
志望職種別学級経営 ①子どもの場面ロールプレー
(全担当者)
第5回
志望職種別学級経営 ②グループディスカッション・学びの共有 (全担当者)
第6回
志望職種別学級経営 ③職場の人間関係場面ロールプレー
(全担当者)
第7回
志望職種別学級経営 ④グループディスカッション・学びの共有 (全担当者)
第8回
志望職種別模擬保育・模擬授業 ①教材研究
(全担当者)
第9回
志望職種別模擬保育・模擬授業 ②実践
(全担当者)
第10回
志望職種別模擬保育・模擬授業 ③振り返り
(全担当者)
第11回 「実習」を伝える ①体験による自己課題と伝達事項のまとめ
(全担当者)
第12回 「実習」を伝える ②実習前アドバイス
(全担当者)
第13回 「実習」を伝える ③成果と課題についてのレポート発表
(全担当者)
第14回 「実習」を伝える ④振り返りと学びの共有
(全担当者)
第15回
振り返り・自己評価と共有
(全担当者)
④ 授業時間外の学習
・履修カルテを活用し、教職課程最終年度の自己課題を明確化しておくこと。
・授業に関する情報収集を行い、授業毎に提示できるようにまとめておく。
・教材研究や模擬保育・模擬授業において、事前の教材研究を協働で進める。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:ロールプレー・グループディスカッションなどへの参加度
「製作物・実技など」:履修カルテ・レポート
⑥ 履修上の注意など
・過年度分の履修カルテは記入済みのこと
・実践的科目であるため必ず出席のこと
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:必要に応じて適宜資料配付する
− 139 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
課 題 別 実 習
(E14410)
2
30
4 通年 選択
資格取得要件区分
担当者名
幼稚園教諭一種免許状取得選択
小学校教諭一種免許状取得選択
実 習
研究室
◎井上 文雄
多田 琴子
7 号館 5 階
牛頭 哲宏
研究室
光成研一郎
松尾 寛子
① 授業の概要・ねらい
課題別実習は、これまでの実習体験を生かし、教師・保育士として職務を把握しさらなる実践力の向上を目指
すものである。将来、幼稚園・小学校教諭や保育士、施設職員に携わるものとして、幼稚園、保育所、小学校、
施設などにおける教育活動を指導者として体験する。そして、幼稚園・小学校教諭や保育士、施設職員としての
資質や能力をさらに向上させ、自己研鑽に励む。さらに、今後、進むべき自分の進路を見据え、指導者としての
指導技術はもとより、任務と使命のさらなる自覚を高める。
② 学習の到達目標
・幼稚園・小学校教諭、保育士、施設職員にふさわしい資質と能力をより一層高める。
・保育技術や指導技術の実践的指導力を身につける。
・指導者の一員として、他の指導者との協調的、協力的指導を体得する。
・教師、保育士などの指導者としての任務や使命を体得する。
~
③ 授業の内容・計画 第1回
課題別実習のねらい・意義
第2回
実習に向けての諸注意
第3回
実習日誌、出席表について
第 3 回の事前学習の後に、課題別実習を行う。
第4回
方法 9 月の連続した 2 週間、または、10 月~ 12 月にかけて週 1 回の実習を幼稚園、
保育所、小学校、施設において行う。
8 時間× 10 回
内容 保育や学習の補助、配慮を要する園児・児童の補助など実習先学校園、施
第14回
設の指示に従い活動する。
第15回
課題別実習終了後の振り返り・実習校園への礼状
④ 授業時間外の学習
実習先学校園、施設の地域の特徴などを把握しておくとともに、実習先学校園や施設の特色ある教育活動を理
解しておく。事前に受け入れ先学校園、施設と打ち合わせをしておく。
毎回、活動報告書を実習先学校園、施設、または、大学の担当教員へ提出する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
0%
50%
「平常点」:巡回指導や実習先学校園、施設からの聞き取りなどの実習参加態度
「その他」:毎回の活動記録
⑥ 履修上の注意など
・履修者は、事前・事後指導を必ず受講すること。原則として遅刻・欠席は認めない
・次年度教育・福祉現場につくという最終の実習であることを自覚し、積極的に活動する。
・小学校教諭免許と幼稚園教諭免許の両方を取得する人は必ず受講すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:資料などを配布する。
− 140 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育内容研究F
(ピアノ実践奏法)
(E15050)
1
30
4 前期
演 習
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎瀬川 和子 7 号館 5 階
戸川 晃子
研究室
-
① 授業の概要・ねらい
保育士・教員として音楽を通してこどもや児童の感性や能力を高めていくためには、指導者本人が常に表現力
を磨くことが求められる。そのために童謡や唱歌などさまざまな教材をより深く理解し研究することや、個人の
能力と進度に応じた楽曲を通してピアノの技術をさらに磨き音楽的表現法を高めていくことで、音楽的な演奏が
できるようになる力を身に付けることを目標とする。
② 学習の到達目標
童謡・唱歌およびピアノ楽曲それぞれにふさわしい演奏表現を高めながら、保育士・教員に求められる音楽表
現力を習得する。
③ 授業の内容・計画 第1回
ハ長調・ト長調の楽曲 童謡の弾き歌い:アイアイ
第2回
ハ長調・ト長調の楽曲 童謡の弾き歌い:おんまはみんな
第3回
ニ長調・イ長調の楽曲 各自の進度に応じた課題 マーチ・駆け足・ワルツ
第4回
ホ長調の楽曲 童謡の弾き歌い:とんでったバナナ 第5回
イ短調・ヘ長調の楽曲 童謡の弾き歌い:コンコンクシャンのうた
第6回
イ短調・ヘ長調の楽曲 各自の進度に応じた課題 スキップ・ギャロップ・ワルツ
第7回
変ロ長調・半音階の楽曲 童謡の弾き歌い:クラリネットこわしちゃった
第8回
変ロ長調・半音階の楽曲 童謡の弾き歌い:こんぺいとう
第9回
ハ長調・ト長調の楽曲 各自の進度に応じた課題 スキップ・ギャロップ・ワルツ
第10回
ニ長調・イ長調・ホ長調の楽曲 童謡の弾き歌い:おどろうたのしいポーレチケ
第11回
ニ長調・イ長調・ホ長調の楽曲 童謡の弾き歌い:いちねんせいになったら
第12回
イ短調・ヘ長調の楽曲 各自の進度に応じた課題 スキップ・ギャロップ・ワルツ
第13回
変ロ長調・半音階の楽曲 童謡の弾き歌い:はたけのポルカ
第14回
変ロ長調・半音階の楽曲 童謡の弾き歌い:あわてんぼうのサンタ
第15回
補足とまとめ 各自の進度に応じた課題 童謡の弾き歌い
④ 授業時間外の学習
実技中心であるので、前回授業の復習および授業回課題の練習をして授業に臨むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
50%
20%
0%
「定期試験」:ピアノ実技
「平常点」:授業参加・受講態度・演奏発表
「製作物・実技など」:各自の進度に応じた楽曲の演奏・童謡の弾き歌い
⑥ 履修上の注意など
音楽 A Ⅰおよび B Ⅰ他、今まで音楽関連の授業で習得してきた多様な楽曲・童謡を繰り返し練習し、また新
たな童謡・楽曲に取り組むことでレパートリーを増やす努力を続けること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『ピアノへのアプローチ』 伊藤嘉子編著 音楽之友社
『こどものうた 200』 小林美実編 チャイルド本社
参考書:ブルグミュラー・25 の練習曲 , ソナチネ・アルバム 1・2 ソナタ・アルバムⅠ等 随時紹介する。
− 141 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
リ ト ミ ッ ク Ⅱ
(E15080)
1
30
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
古木 登紀子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
4 前期 選択
演 習
① 授業の概要・ねらい
エミール・ジャック=ダルクローズが創設した、音楽基礎教育の具体的な実践教育である『リトミック』の技
術的習得と指導法学習を行う。リトミックⅠで習得した技術を基盤とし、リズム・ピアノ演奏法・指導法(4 歳児、
5 歳児)を習得する。
② 学習の到達目標
・リズムを表現する基礎的な動きができるようになること。
・リズム指導における基礎的なピアノ演奏法ができること
・4歳児、5歳児指導法の年間カリキュラムを把握してそれを実践できること
③ 授業の内容・計画 第1回
4 歳児 1 学期の指導法
第2回
4 歳児 1 学期のティーチング
第3回
4 歳児 2 学期の指導法
第4回
4 歳児 2 学期のティーチング
第5回
4 歳児 3 学期の指導法
第6回
4 歳児 3 学期のティーチング
第7回
5 歳児 1 学期の指導法
第8回
5 歳児 1 学期のティーチング
第9回
5 歳児 2 学期の指導法
第10回
5 歳児 2 学期のティーチング
第11回
5 歳児 3 学期の指導法
第12回
5 歳児 3 学期のティーチング
第13回
まとめ 1 リズム
第14回
まとめ 2 ピアノ演奏法
第15回
まとめ 3 実践
④ 授業時間外の学習
授業前 教科書の記載されている指導におけるピアノの課題を各自練習をしておくこと。
授業後 授業内でしたピアノの課題、リズムを復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:実技試験(幼稚園・保育園での 4 歳児、5 歳児に対しリトミックの指導が可能な技能をはかる)
「平常点」:授業参加、授業態度
⑥ 履修上の注意など
身体を動かす授業です。動きやすい服装で、そこの薄いバレエシューズなどを用意して出席してください。
靴下、裸足も可能です。
⑦ 教科書・参考書
教科書:『幼稚園・保育園のためのリトミック 4 歳児用』 リトミック研究センター(1990)
『幼稚園・保育園のためのリトミック 5 歳児用』 リトミック研究センター(1990)
参考書:適宜配布する
− 142 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
保育・教育メソッドの探究
(E15090)
2
15
4 後期
講 義
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎上月 素子
7 号館 5 階
小林 純子
研究室 他
村上 郁子
-
① 授業の概要・ねらい
現実の保育・教育界には課題が多く、保育士・教師の責務は大きい。広く目を世界に向けると、多様な保育・
教育メソッドが生まれ継承され、保育・教育の実践にいかされている。その中でも、日本の保育・教育界に時代
を経て受け入れられている代表的なメッソドについて、深く学ぶことを通して、保育課題の解決の糸口を見出し、
自信をもって社会に巣立つことを目指す。
② 学習の到達目標
コダーイ・オルフ・モンテッソーリという、国も時代も異なる 3 人を中心として、保育・教育理念と、人とし
ての歩みを学びつつ、それぞれの生み出したメソッドの具体的な保育への展開と実践の在り方を身に着ける。
③ 授業の内容・計画 第1回
保育・教育メソッドを探求するにあたって
(担当者:上月)
モンテッソーリメッソドおよびその他の保育・教育メッソド① 歴史的背景
第2回
(担当者:上月)
モンテッソーリメッソドおよびその他の保育・教育メッソド② 理論と実践
第3回
(担当者:上月)
第4回
コダーイ芸術教育とわらべうた①歴史的背景
(担当者:小林)
第5回
コダーイ芸術教育とわらべうた②理論
(担当者:小林)
第6回
コダーイ芸術教育とわらべうた③実践
(担当者:小林)
第7回
コダーイ芸術教育とわらべうた④展開
(担当者:小林)
第8回
コダーイ芸術教育とわらべうた⑤まとめ
(担当者:小林)
第9回
オルフ音感教育①歴史的背景
(担当者:村上)
第10回
オルフ音感教育②理論
(担当者:村上)
第11回
オルフ音感教育③実践
(担当者:村上)
第12回
オルフ音感教育④展開
(担当者:村上)
第13回
オルフ音感教育⑤まとめ
(担当者:村上)
モンテッソーリメッソドおよびその他の保育・教育メッソド③展開(担当者:上月)
第14回
第15回
保育・教育メッソドを探求して
(担当者:上月)
④ 授業時間外の学習
講義内容を実際の保育の場で活用できる力に定着させるためには、予習復習時間を各自の深度に合わせて十分
にとることが求められる。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:積極的な参加姿勢や受講マナー及び授業内のレポート課題など。
⑥ 履修上の注意など
内容によっては、連続講義や保育実践園への見学を実施することも検討しており、そのため、補講や交通費が
発生することもある。授業内容・計画は、進行具合等によって変更することもある。保育現場縁覚の際は、実習
に準ずる準備態度で臨むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:資料を配布する
参考書:授業内で適宜紹介する
− 143 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
現代こども教育論
(E15100)
2
15
4 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
土戸 敏彦
7 号館 2 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
子どもたちが遊び、学び、成育する環境や条件は、近年になって急激な変化を蒙っている。この現代において
子どもを教育することの困難さと課題について、さまざまな文献を用いて濃密な議論を交わし、各自が主体的に
考えることを通して、未来への展望を開きたい。
② 学習の到達目標
子どもという存在について、単に「可愛い」とか「腕白だ」という素朴な感情レベルではなく、理論的・歴史
的・体系的に捉えたうえで、各自が子どもに向き合うスタンスを確立することを目標とする。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
第2回
河合隼雄『子どもと悪』岩波書店 1997
第3回
見田宗介・河合隼雄・谷川俊太郎『子どもと大人』岩波書店 1997
第4回
本田和子『異文化としての子ども』紀伊國屋書店 1982
第5回
小浜逸郎『方法としての子ども』大和書房 1987
第6回
中河伸俊・永井良和『子どもというレトリック』青弓社 1993
第7回
斎藤次郎『「子ども」の消滅』雲母書房 1998
第8回
芹沢俊介『子ども問題』春秋社 1995
第9回
村瀬 学『子ども体験』大和書房 1984
第10回
小谷敏編『子ども論を読む』世界思想社 2003
第11回
永井均『〈子ども〉のための哲学』講談社現代新書 1996
第12回
香山リカ『テレビゲームと癒し』岩波書店 1996
第13回
内田 樹『下流志向・学ばない子どもたち働かない若者たち』講談社 2007
第14回
尾木直樹『子どもの危機をどう見るか』学陽書房 2000
第15回
自己評価・総括
④ 授業時間外の学習
可能なかぎり、それぞれに与えられた課題に関わる情報を収集すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50 %
50 %
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、授業への参加度、ミニレポートなど
⑥ 履修上の注意など
毎回、順番を決めて、文献の要約とコメントを記載した詳細なレジュメを作成して発表してもらう。
また、文献テキストはあらかじめ受講者全員が読んでおくことを前提とする。
ただし、上記の文献の順序と、採用する文献そのものには変更の可能性があることを承知おき願いたい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:指定しない。
参考書:授業の中で適宜紹介する。
− 144 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
多 文 化 教 育 論
(E15110)
2
15
4 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
栗原 真弓
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
人が一人では育たず生きられないように、国も他国との協力なくしては存続できない時代になりました。情報の共有や
物質的交流や経済的影響は、地球規模で加速化・広域化しています。一方、激しい対立や争いや伝染病などが、人々
を排他的閉鎖的にさせるのではないかとの危惧もあります。地球上に住む人間同士として共生するにはどうすればいい
かを、一人ひとりが考えるべき時がきています。マザー・テレサは「愛の反対は無関心です」と言われました。異なる人
や文化との出会いは、大切な気づきや喜びを与え、感性や柔軟性や理解力を鍛えてくれます。
② 学習の到達目標
根をしっかりと張っている木は安定し豊かに茂ります。人間にとっての根である自己信頼感や自文化理解を強化する
ことが、最初の到達目標です。次に、異文化体験がもたらす葛藤や人間的成長について学びます。その上で、多文化
共生について共に考え、次世代を担う子どもたちに何を伝えたいかを分かち合います。この授業では、臨床心理学的
角度から人間と文化についての学びを深め、多様なものの見方や考え方を身につけることを目指します。
③ 授業の内容・計画 第1回
はじめに :文化とは?ミクロ的視点とマクロ的視点
第2回
自文化を振り返る① :自己をみつめ、自分史を振り返る
第3回
自文化を振り返る② :自己を受け入れ、自分らしさを生かす 第4回
自文化を振り返る③ :他者との相互作用で成長する
第5回
自文化を振り返る④ :日本語の特殊性と日本人気質(精神面と行動面)
第6回
異文化と触れる① :カルチャーショックのメカニズム
第7回
異文化と触れる② :異文化体験のもたらす恩恵
第8回
異文化と触れる③ :サードカルチャーキッズについて
第9回
多文化教育のあり方①:多文化共生について考える
第10回
多文化教育のあり方②:諸外国で実施されていること
第11回
多文化教育のあり方③:日本の現状と改善に向けて
第12回
コミュニケートする①:真の対話とは?
第13回
コミュニケートする②:気持ちを通わせる対話-技術を超えて
第14回
コミュニケートする③:実習-カウンセリング的アプローチをヒントにして
第15回
おわりに :“今、できること(行動)”と“次世代に伝えたいこと(使命)”
④ 授業時間外の学習
課題として出される小レポート(1 回)の作成と発表(1 回)の準備をすること。紹介される参考文献や資料
に目を通すこと。毎回の授業の後「振り返りノート」に短い記述を残すこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
30%
50%
20%
プラスα
「定期試験」:筆記試験(エッセー形式によるもの)
「平常点」:授業中の積極的姿勢・取り組み
「製作物・実技など」:小レポート&発表、「振り返りノート」の記述
「その他」:多文化理解に関する学生の自主的行為に対して点数を加算 ⑥ 履修上の注意など
学生参加型の主体的授業です。授業の場で「感じる」「考える」「出会う」「交流する」体験を重ねていきます。
“Here & Now” に集中することで、自分の内部感覚を感受する力や思考を強める力が自然に身につき、様々な局面で
落ち着いて適切に対応できるようになります。そのために、出席を最優先に考えていただきたいと思います。
⑦ 教科書・参考書
教科書:随時紹介します。
参考書:随時紹介します。
− 145 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
法 と 教 育
(E15120)
2
15
4 前期
講 義
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎谷口 弘行* 7 号館 2 階
浅井 憲一 非常勤講師
渡部 吉泰
控室
-
① 授業の概要・ねらい
こどもの保育・教育に携わる保育士・教員という職業にはどのような法がどのようにかかわってくるのか。本
授業では各分野の専門家を講師としてお招きし、次の 3 つのことを通して、保育士・教員という職業に法がいか
にかかわるのかを理解していきたい。
1)こどもの権利を守る法を改めて理解し、実際の裁判例などを含めて認識を深める。
2)現場で生じる諸問題に対する法的根拠を視野に入れた対応について理解を深める。
3)保育士・教員を守るものとしての法を理解する。
② 学習の到達目標
・子どもや保育士・教員に関わる多様な法について説明できる。
・子どもの権利や保育士・教員を守る法について理解している。
・法的根拠等を視野に入れながら、保育士・教員として現場で遭遇する諸問題について具体的に議論できる。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション
(担当者:谷口)
第2回
こどもの権利条約
ゲストスピーカー
第3回
こどもの権利
こどもの権利にかかわる裁判
ゲストスピーカー
第4回
こどもの権利についての討論
(担当者:谷口)
第5回
いじめへの対応
(担当者:浅井)
第6回
不登校と学校教育
(担当者:浅井)
第7回
その他の問題
(担当者:浅井)
第8回
いじめについて
(担当者:谷口)
学校現場の問題
第9回
とじこもりと登校拒否・不登校について (担当者:谷口)
第10回
体罰について
(担当者:谷口)
第11回
学校現場の問題についての討論①
(担当者:谷口)
第12回
学校現場の問題についての討論②
(担当者:谷口)
第13回
(担当者:渡部)
保育士・教員にか 保育士・教員をめぐる事件
かわる法
第14回
保育士・教員を守る法
(担当者:渡部)
第15回
まとめ
(担当者:谷口)
④ 授業時間外の学習
オムニバスの授業であるため、各先生の指示に従うこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
50%
0%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:受講態度、小レポートなどを総合的に評価する
⑥ 履修上の注意など
それぞれの分野の専門家が事例等に触れながら講義を行われるので、積極的に質問をするなど意欲的な授業参
加を求めます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:随時紹介します。
参考書:随時紹介します。
− 146 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こ ど も と 病 気
(E15130)
2
15
4 後期
講 義
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
7 号館 2 階
◎角田 信子
非常勤講師
森田 恵子
控室
-
① 授業の概要・ねらい
子どもの病気について小児と大人の疾病の違いを理解し、子どもの自覚症状の把握、観察のポイント並びに時
間とのたたかいの中で的確に分析・判断できる能力を習得する。さらに家庭環境や子どもの心理面・情緒面・身
体面において子どもを支援する保育者・教員のかかわり方を習得する。また、子どもの安全な生活について危機
予測・事故対応・医師の選択・保護者への対応及び医療機関との連携の仕方を習得する。
② 学習の到達目標
1)子どもの病気、異常を的確に分析・判断し対応できる実践力を身に付ける。
2)保育者、教員として保護者に対応できる実践力を身に付ける。
3)子どもの成長発達過程での病気やけが、入院や手術といった体験から学ぶことは何か、その時に保育者だか
らこそできることは何かを考えることができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション 保育・教育職に必要な子どもの健康知識とは
(担当者:角田)
第2回
子どもの健康観察と心の健康問題
(担当者:角田)
第3回
異常発見時の対応(事例検討)
(担当者:角田)
第4回
子どもの感染症について
(担当者:角田)
第5回
感染症発生時の対応と予防対策(Q & A)
(担当者:角田)
第6回
子どもの病気(心因性を含む)について
(担当者:角田)
第7回
子どもの病気の対応(事例検討)
(担当者:角田)
第8回
アレルギー疾患について
(担当者:角田)
第9回
アレルギー性疾患児への対応(緊急時対応を含む)
(担当者:角田)
第10回
子どもの心のケア(事例検討を含む)
(担当者:角田)
第11回
子どもの事故について
(担当者:角田)
第12回
救急時の対応(ヒヤリハット事例検討)
(担当者:角田)
第13回
小児医療と医療保育の現状と課題
(担当者:森田)
第14回
治療教育的遊びの概要と保育環境
(担当者:森田)
第15回
入院をしている子どもの保育と理論的根拠
(担当者:森田)
④ 授業時間外の学習
こどもの保健 1 を復習しておくこと。また、新聞、参考図書などを読み興味をもって取り組むこと。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業参加、受講態度、課題提出、事例検討時の取り組みなど
⑥ 履修上の注意など
常に課題意識を持って取り組むこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:『園・学校でみられる子どもの病気百科』 内海裕美 監著 少年写真新聞社
『保育保健の基礎知識』 巷野悟郎 監修 日本保育園協議会 適宜紹介する。
『医療保育テキスト』日本医療保育学会編
『Therapeutic Play Activities for Hospitalized Children』Hart Robyn,Mather Patricia 著
− 147 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こどもの歯と健康
(E15150)
2
15
4 後期
講 義
資格取得要件区分
選択
必修
担当者名
研究室
◎御代出三津子
7 号館 1 階
野村 慶雄
研究室他
澤田美佐緒
-
① 授業の概要・ねらい
人は乳歯から永久歯へ人生で一度だけ交換する。乳歯の期間は短いがこの時がとても大切であることを学ぶ。
こどものときに身についた習慣、例えば食べ物の好き、嫌い、しっかり咀嚼して食べる習慣、噛まない習慣が
成人になって影響が出てきてしまうことがある。生涯を通して自分の口で食事ができるための予防方法を学ぶ。
② 学習の到達目標
人間にとっての口腔の役割りが説明でき、こどもの成長期である学童期に口腔内は乳歯から永久歯に交換する。
この時期がとても重要であることが理解できる。
③ 授業の内容・計画 第1回
口腔とは・・・
第2回
乳歯の発生とこどもの発育
第3回
乳歯の萌出とこどもの口腔の発育
第4回
口の働き
第5回
食べること
第6回
永久歯の発生・萌出
第7回
むし歯の原因、進行、治療
第8回
乳歯・永久歯の外傷 歯周病の原因、進行、治療
第9回
むし歯の予防方法 その 1(歯磨きを中心に)
第10回
むし歯の予防方法 その 2(食事を中心に)
第11回
こどもへの歯と口の健康教育の指導案作り 原稿作成
第12回
こどもへの歯と口の健康教育の指導案作り 媒体作製
第13回
こどもへの歯と口の健康教育の指導案作り 練習
第14回
指導案の発表
第15回
まとめ
(担当者:野村)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:澤田)
(担当者:澤田)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
(担当者:御代出)
④ 授業時間外の学習
歯磨きを毎日実施していると思うが少し自分の歯や口腔に関心を持ち、歯ブラシや磨き方にも注意を払って欲
しい。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
10%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業態度
「製作物・実技など」:レポート、提出物
⑥ 履修上の注意など
授業時には資料を配布して、進めていく予定です。こどもの発達に口腔はかなり重要ですので、積極的に取り
組んで下さい。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:適宜紹介する
− 148 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こどもとレジリエンス
(E15160)
2
15
4 前期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
白山真知子
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
現代の子ども達が直面するプレッシャーとストレスの大きさはその前の世代と比べてはるかに増していると言われ
ている。困難な状態に出会った時「レジリエンス:回復力」を幼児期から身に付けると、その後の子どもの社会・情緒・
行動面に長期的によい変化をもたらすことが研究で示されている。そのレジリエンスを育成する方法について理解を
深め、就学前からこどもの保育・教育に携わる立場でこどもを支援し、子どものレジリエンスを高める力を育成する。
② 学習の到達目標
子どもにレジリエンスを育み「生きる力」を養うためには、指導者もその方法を知る必要がある。思考・行動・
感覚に働きかける心理教育について理論を学ぶと共にワークをとおして、自らのレジリエンスを高めることを身
に付け、子どものレジリエンスを育てる方法について学ぶ。
③ 授業の内容・計画 第1回
レジリエンスとは理論と歴史
ワーク① 私をしる
第2回
レジリエンスのある人とは
ワーク② ハッピーなこと
第3回
レジリエンスと災害
ワーク③ 他人をしる
第4回
子どもの不安と鬱
ワーク④ 自分の気持ち
第5回
自尊感情と自己肯定感
ワーク⑤ 色々な気持ち
第6回
どうして、子どもの心を育てる必要があるのか ワーク⑥ 相手の気持ち
第7回
マインドフルネス
ワーク⑦ リラックス
第8回
社会的スキル
ワーク⑧ 社会的スキル
第9回
情動的適応力
ワーク⑨ 頭のなかの声-1
第10回
予防教育とは
ワーク⑩ 頭のなかの声-2
第11回
世界の予防教育
ワーク⑪ こころを軽くする大人の言い方
第12回
困難な課題に挑戦する-1
ワーク⑫ 困難な課題に挑戦する-1
第13回
困難な課題に挑戦する- 2
ワーク⑬ 困難な課題に挑戦する-2
第14回
個別支援のアイディア 事例検討
第15回
先生の力
ワーク⑭ 全てを使って ④ 授業時間外の学習
授業で習ったワークを実践する。授業で出された課題の提出。授業で紹介された文献を読み、知見を広め、レ
ジリエンスについて深く学ぶ。ワークに関連する絵本や物語、歌についても探究する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
20%
30%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業への積極的参加度
「製作物・実技など」:レポートやロールプレイなどの実技
⑥ 履修上の注意など
こどもに上手に伝えるには、ことばの指示の仕方で大きく変わります。指示の出し方など色々想定して、考え
ながらの積極的な授業の参加を望みます。
⑦ 教科書・参考書
教科書:プリントを配布する。
参考書:『子どもの「こころの力」を育てる―レジリエンス―』 深谷和子・上島博他著 明治図書
授業内で適宜紹介する。
− 149 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
児童虐待対応実践
(E15170)
1
30
4 後期
演 習
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
野尻 紀恵
7 号館 2 階
非常勤講師
控室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
子どもの発達、子どもの権利、子どもと家庭福祉など、これまでの講義で学んできた理論を確認し、子どもに
とってもっとも身近な生活集団である家族や地域社会のありように目を向け、児童虐待問題の実態と虐待を取り
巻く背景課題について深く理解する。そのうえで、実際に児童虐待に対応する際の考え方と判断力を磨くための
知識を身につけ、ケースに対応するために必要とされる援助技術について知ることをねらいとする。
② 学習の到達目標
本授業の到達目標は以下の5点である。
(1)子どもの発達、子どもの権利、子ども家庭福祉の理論について理解を深める。
(2)子どもを取り巻く家庭や地域、現代社会の状況について理解することができる。
(3)児童虐待問題の実態と、その背景課題について深く理解することができる。
(4)児童虐待に対応するための法律と制度についての知識を得る。
(5)児童虐待へのケース対応に必要な援助技術を学び、現場での対応について追求することができる。
③ 授業の内容・計画 第1回
オリエンテーション、児童虐待について知っていることを話し合う
第2回
子どもの発達、子どもの権利、子ども家庭福祉の理論から考える児童虐待問題
第3回
現代社会の状況
第4回
子どもを取り巻く地域社会の状況
第5回
現代社会における子育て・子育ちの現状
第6回
児童虐待の実態
第7回
子どもの発達課題と児童虐待
第8回
保護者の抱える課題と児童虐待
第9回
生活困窮問題と児童虐待
第10回
児童虐待対応のための法律・制度・スクールソーシャルワークの理解
第11回
児童虐待への対応事例から学ぶ知識と援助技術① 児童、保護者への対応と通告
第12回
児童虐待への対応事例から学ぶ知識と援助技術② 家庭生活を維持ケースへの対応
第13回
児童虐待への対応事例から学ぶ知識と援助技術③ 家庭からの分離ケースへの対応
第14回
児童虐待への対応事例から学ぶ知識と援助技術④ アセスメントと諸機関との連携
第15回
マルトリートメントという考え方の理解
④ 授業時間外の学習
毎回の授業最後に、次回授業内容理解のための自宅学習テーマを提示するので、調べておくこと。
期間中にレポートを2回課すので、提出すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
50%
30%
20%
0%
「定期試験」:レポート試験
「平常点」:授業参加・毎回の授業で提出するコメントペーパーの記述内容
「製作物・実技など」:2回課すレポートの記述内容
⑥ 履修上の注意など
授業内容理解のための事前学習をした上で、積極的な態度で授業に出席すること。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:授業内に提示する。
− 150 −
授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
医療から見た特別支援
(E15180)
2
15
4 後期
講 義
資格取得要件区分
担当者名
研究室
-
岩越 美恵
7 号館 3 階
研究室
選択
必修
① 授業の概要・ねらい
最近の障害児の疫学的動向では、周産期医療の進歩に伴い超出征体重児の脳性マヒの頻度が 2.5/1000 出生と増
加してきた。また、自閉症スペクトラム障害を含めた発達障害児も通常のクラスで 6.5/100 人と言われ、増加傾向にある。
このような中で、教育現場では、それぞれの障害の特性を正しく理解し、適切な支援が求められる。障害児個人に対
する支援のみならず、今後わが国でも目指すところの障害児も含めたインクルーシブ教育の実現のためには、まわりのい
わゆる健常児たちにも支援が必要である。それらの合理的支援がどのようなものであるか、ケースバイケースで考え、
支援方法を生み出せる教育者でなければ、クラス運営も困難となる。そのために必要な医療的知識を学ぶ。
② 学習の到達目標
・障害とは何かを、社会との関係において理解することができる。
・様々な障害に関する医療的な知識や教育現場で役立つ技術を身に着けている。
・インクルーシブ教育について理解している。合理的援助とはどういうものであるかを理解している。
・障害児を支える社会制度を知っている。
・保護者との連携の大切さを知っている。
③ 授業の内容・計画 第1回
障害とは何か
第2回
正常の運動発達と遅れに対する支援
第3回
運動発達の障害の理解と支援(脳性マヒ)
第4回
運動発達の障害の理解と支援(脳性マヒ以外の疾患)
第5回
正常の精神発達
第6回
知的障がいの理解と支援
第7回
発達障害の理解と支援(自閉症スペクトラム障害)
第8回
発達障害の理解と支援(AD/HD と発達性協調運動障害)
第9回
発達障害の理解と支援(学習障害:LDの理解と支援)
第10回
重症心身障害児の理解と支援
第11回
重症心身障碍児の地域生活・学校生活における課題
第12回
まわりの健常児たちへの支援、障害児を含めたクラス運営。保護者との連携。
第13回
合併症としてのてんかんについて
第14回
地域における児童発達支援センターの役割と連携。
第15回
障害児と家族を支える社会制度
④ 授業時間外の学習
障害に関する新聞記事を収集する。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
80%
20%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:授業態度、発表内容など
⑥ 履修上の注意など
どのような分野にも興味・関心が持てると、人生が何倍も楽しくなります。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しません。
参考書:『障害児保育の理論と実践―インクルーシブ保育の実現に向けて-』 堀智晴ら 著 ミネルヴァ書房
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授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
卒 業 研 究
(E15210)
2
30
資格取得要件区分
4 通年 必修
担当者名
研究室
◎後藤 晶子
7 号館 5 階
他E科
研究室 他
専任教員
-
演 習
① 授業の概要・ねらい
研究的態度をもって一年間 1 つのテーマに取り組み、主体的に自身の専門性と資質を高め、またさまざまな課
題に対応する力を育成することをねらいとする。指導教員の専門性に基づいて、自らの関心のある内容について
検討を重ね、自身のテーマを設定し、研究方法を定め、データ収集・分析・検討・実践研究等を行う。最終的に
は大学教育の集大成として、論文や作品にまとめ、各々の専門性に応じた形での発表を行う。
② 学習の到達目標
教育や社会、子どもにかかわるテーマなどについて、問題の把握・解決方法の検討・実施・振り返りや専門性
に沿った発表等を効果的に進める力を習得し、新たな課題に取り組む態度を身につける。
③ 授業の内容・計画 内容:各教員のゼミテーマ
大森:教育・保育における ICT 活用について
尾上:日本語・日本文字・近代日本語教育史の研究
桐村:小学校教員として教壇に立つために(1)
國崎:小学校教員として教壇に立つために(2)
上月:保育内容の実践的探求
牛頭:小学校教員として教壇に立つために(3)
後藤:こどもの心の発達・状態をとらえる
笹井:学内における生物調査
瀬川:音楽的表現力を高めたい人へ ピアノ作品を通して
多田:子どもの前に立つにふさわしい保育者を目指す
土戸:「人間」「人生」「教育」「子ども」などについて考える
橋本:社会福祉をさらに深く学びたい君へ ~社会福祉の専門的知識と資質向上に向けて
藤本:絵画制作
松尾:子育て支援・障がいのある子どもの保育について
光成:保育・教育方法について考える
柳原:人間発達の理解と探究
脇本:想像力を触発する TEYL(Teaching English to young leaners)
④ 授業時間外の学習
・各指導教員と相談し、各自必要な学習を行うこと。
・参考文献などの資料について、図書館やインターネット等で積極的に収集すること。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
0%
50%
50%
0%
「平常点」:卒業研究に対する取り組み・態度。
「製作物・実技など」:卒業研究の成果物(報告書、制作物など)およびプレゼンテーション。
⑥ 履修上の注意など
・学ぶ悦び、知る愉しさを実践できるよう自ら考え取り組む主体的な態度を求める。
・指導教員が学外に研究の場を整えるときには、学生にふさわしい態度で赴くこと。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない。
参考書:適宜各指導教員より紹介する。
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授業科目名(コード番号)
時間
単位
開講 卒業
数/ 学年
数
時期 要件
授業形態
単位
こ ど も の 活 動
(コミュニティワーク演習)
(ZE1020)
演 習
1
資格取得要件区分
15 1 ~ 4 前期 選択 児童厚生一級指導員資格取得必修
担当者名
研究室
橋本 好市
7 号館 5 階
研究室
① 授業の概要・ねらい
ソーシャルワークに類型されるコミュニティ・ワークの理論を踏まえ、地域における子どもたちの安全やその
関係機関の在り方について学ぶ。
地域の社会資源を理解し、それらの施設の活用と地域とのかかわりについて学び、地域における子どもたちの
育ちとそれらを支える地域社会の在り様について理解を深める。
また、ソーシャルワークの方法を用いた集団活動や相談のあり方についても学びを深める。
② 学習の到達目標
・ソーシャルワーク理論を踏まえた子どもの集団活動のあり方を学ぶ
・集団活動と個別支援活動及び保護者等への関わり方について学ぶ
③ 授業の内容・計画 第1回
アイスブレイク〜お互いを理解し合う
第2回
ソーシャルワークの理論・概念・領域
第3回
コミュニティソーシャルワーク構成要素と理論
第4回
子どもの支援者としての専門性を磨く〜自己覚知
第5回
子ども観・人間観を養う〜倫理綱領から
第6回
面接技法の習得〜ロールプレイから伝えることの難しさ/記録のとり方を理解する
第7回
地域福祉力向上のために福祉研修プログラム作成
第8回
まとめ/講義内レポート試験
④ 授業時間外の学習
これまでの学習を整理し、子どもの生活に関する必要な支援と想定事項や専門的技能について復習しておく。
⑤ 成績評価の方法・基準
定期試験
平 常 点
製作物・実技など
そ の 他
60%
40%
0%
0%
「定期試験」:筆記試験
「平常点」:受講態度、課題への取り組み、参加意欲等を勘案する
⑥ 履修上の注意など
保育士はソーシャルワーク(保育ソーシャルワーク)の担い手でもあることに意識をおき、地域・家庭・保護
者支援のための実践方法としての理論を学ぶという意識で受講をすること。
追・再試験は実施しない。
⑦ 教科書・参考書
教科書:使用しない
参考書:レジュメ配布、講義にてその都度紹介。
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