株式会社タツミプランニング

 魅力的な人間を育て
「素敵な会社」
株式会社タツミプランニング
代表取締役 米山 茂氏
すごい会議コーチ 太田 智文
株株式会社タツミプランニング
設 立 : 1996 年
事業内容 :住宅新築事業 / リフォーム事業 / 断熱事業
セッション開始:2011 年 5 月
想い を一つにする仕組み
̶̶すごい会議導入の経緯は?
知人が既に太田さんからすごい会議を導入していまして、当時まだやり始めだったんですが「成果があがりそうだ。」と話して
いました。その知人も更に別の知人からの紹介だったようですよ。その知人からすごい会議の話を聞いて「これは面白い仕組
みだ」と思いました。太田さんとは最初、居酒屋で会ったんですが、実はその時にはもう既に導入を決めていてお会いしたん
です。
̶̶導入前の御社はどのような状況でしたか?
ちょうど社員が30~40人から70~80人に増えてき
ていたタイミングだったんですね。その時に、新しく入
社してきた人材に対して会社が考えている事をどのよ
うに共有するか、既存の社員も含め皆が何を考え何
を目標にしているのか、日常のコミュニケーションだけ
ではなかなか追いつかない。そこを、この会議の仕組
みを導入する事によって、まずは経営チームを固め
て、その経営チームからさらに社員全体へと浸透させ
る事が出来るんじゃないかと考えました。ただ漠然と
業務だけをこなしていたものが、“想い”を一つにする
事が出来るんじゃないか、と。
̶̶すごい会議の仕組みでお感じになった事は?
C o p y r i g h t ( C ) 2 0 1 3 株式会社すごい会議. A l l r i g h t s r e s e r v e d .
会議というと、「右に倣え」で隣の意見を聞いてから発言するなど、つ
い意見が横並びになってしまう。すごい会議の場合、全員が一斉に
意見を出すやり方で各々が考えている事が全て出てくる仕組みにな
っていますよね、面白いと思います。
人のせい
にしている事は 罪
̶̶社員の方々に変化はありましたか?
目的意思を持つようになりました。目的が明確になりましたよね。そしてそれは一時的なものではなくて、継続的にチェックす
る機能があるので、ただ「忙しい、忙しい」と走っているのではなく、出来たのか?出来ていないのか?が定期的にはっきりさ
せることが出来る。
しかもトップダウンで「これはこう!」と上から押し付けられた目標じゃなくて皆で考え合意した目標なので、これまでやらされ
感で動いていたものが薄れてきていますね。つい逃げる為に文句を言ってみたり、根本的な考え方として人のせいにしてしま
う事も結構多かった、それが言えない環境になってきています。
人のせいにする事が自分を楽にする事ではないと理解出来てきた。
何か問題が発生した時に、「自分は関係ない」と人のせいにするんじゃなくて、その問題に対して自分は何か出来たんじゃな
いか?その問題が起きる前に止められなかった自分にも責任があるんじゃないか?と自分に返って考えられるようになってき
たと思います。これまでそういった責任感を元々持っていた人は更にその想いは強くなり、まったく持っていなかった人は少し
ずつ考えられるようになった。“人のせい”にしている事は“罪”なんだと感じていると思います。
一つの目標に向かって皆が一致団結して進んで行ける
̶̶ご自身で何か感じられたものはありましたか?
やはり経営チームにもやらされ感のようなものがあったんですが、経営チームが一致団結して「やって行こう!」という雰囲気
になってくれたのはすごく嬉しいですよね。「社長がこう言っているから」とか「社長が立てた目標だから」と、経営者は孤立し
がちなものですが、「自分達の目標なんだ」と考えてくれた。一つの目的に向かって皆が一致団結して進んでゆける。そう思
えたのは嬉しいですね。
̶̶目標に対しての実績はいかがですか?
うちの場合はすごい会議導入前から目標は高く設定してきていまして、前々期から前期には売上も倍で達成してきているん
ですね。今期は更に倍です。
もともとそういう倍々の計画の中で、引っ張り上げる若しくは追い立てるだけでは段々と厳しくなってくる。すごい会議を導入し
て、目標に向かって各々が自発的に色々な動きを取るようになってきたので、その分自分は後方支援や新しい事業展開の
仕掛けなどに動く事が出来ます。目標達成がより確実なものになるので助かりますよね。
̶̶今後の御社の方向性や期待していることをお聞かせ下さい。
私が期待しているのは、ただの会社ではなく「素敵な会社」にしたいんですね、その為にはスタッフ一人一人が素敵な人間に
なっていかなきゃならない。仕事の考え方もそうだし、行動、プライベートも大事にしてもらいたいと思ってます。このすごい会
議の導入によって、一人一人が魅力的になってくれる可能性が十分にあるなと感じられたんですね。皆、そのポテンシャル
は持っているんです。人材の採用時には「誠実かどうか」を基準にしています。誠実であれば可能性がある。社会に貢献でき
るような愛される「魅力的な人間」を育て、愛される「素敵な会社」にしたいんです。最高を目指す。そのあたりの目標設定に
関してはすごい会議の目標の立て方に似ているかもしれませんね。本気で最高を目指して努力していないとその下の目標
にも届かない。最高に「素敵な会社」を目指していれば、数字は自然に付いてくるものだと思っています。
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