「幼児車内放置ゼロ」巡回活動の結果について

平成26年10月6日
「幼児車内放置ゼロ」巡回活動の結果について
本活動の結果につきまして、以下のとおりご報告します。
《報告事項》
活動報告書の結果について
平成17年8月1日からの活動開始以来10年目を迎え、例年どおり7月1日から
8月末日までの2ヶ月間を「特別強化月間」として、本活動を推進してまいりました。
期間終了後、組合員からの報告書が多数提出されましたので、その中からいくつか
の事項についてご報告させていただきます。
発見事例としては、平成18年、平成19年と、2年連続での車内放置の発見事例
があったほか、平成23年においても発見事例があり、平成17年の活動開始からの
6年間で、組合員7社により10名の幼児を発見しております。幸いにも今年は、発
見事例はありませんでした。
【活動状況や気づいたこと】
<巡回時の留意点等について>
●気温の高い日には特に注意して巡回した。
●警備員のいない店舗では、猛暑日の日中、特にくまなく巡回した。
●できるだけ遠い場所に駐車し、店舗までを巡回した。
●店舗付近の駐車場も巡回した。
●日中の陽射しは大人でも危険を感じるほどの暑さであり、子どもがいたらと想像す
るだけで恐怖を感じる。
●エンジンを掛けっぱなしにしている車両やワンボックスカーを特に注意して巡回し
た。
●チャイルドシートを着けている車両は特に注意して巡回した。
●窓ガラスが空いている車両、スモークガラス、着色フィルム装着車両に特に注意し
て巡回した。スモークガラスの車両や立体駐車場内の見えにくい車両は、ペンライ
トを使いながら巡回した。
●夕方の巡回であったため、ライトで車内を照らして巡回した。
●立体駐車場で1階から5階まである大きい駐車場で、影になっている場所もしっかり
確認した。
●帰宅途中時も巡回した。
<巡回中に目立った点等について>
●炎天下ではほとんどの車両が立体駐車場に止めてあった。
●大型SUV車は車高が高く車内の目視がしづらい車種もあった。
●窓が少し開いている車両が何台かあり、盗難防止のため店舗に報告した。
●施錠していない車両が数台あり、店舗管理者に報告した。
●見えるところに小銭やかばんがあり、車上荒らしが心配された。
●ライトの消し忘れがあった。
●犬などのペットを多く見かけたので、店舗に報告した。
●雨の日は車内が見づらかった。
<巡回活動ツールについて>
●ビブス(メッシュ地のベスト)を着用していたので巡回中にお客に怪しまれることは
なかった。巡回時のビブスの着用は効果的だと感じた。
<その他>
●取引先の店舗の周辺に大型スーパーがあり、主婦層が店舗に来店することを考慮し
て平日の午後を中心に巡回した。
●夏休みとあって駐車場付近にも子どもを多く見かけた。車両との接触事故等の危険
があるので注意した。
【ホール様の反応】
●巡回に併せて駐車場内の清掃も行ったところ、店舗の方に感謝の言葉をいただいた。