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3年生 選択科目D「課題研究」授業のシラバス
教科名
数学
科目名
課題研究
単位数
3
○数学Ⅰ、数学A、数学Ⅱ、数学Bについて学び、入学試験に必要な基礎的な知識と技能を身に付ける。
○数学的に考察する力を培い、数学のよさを知る。
○数学の有用性について学び、学んだ事を活用する態度を身に付ける。
2016大学入試 10日あればいい短期集中
教科書 使用しない
副教材
ゼミ数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
1 学習の目標
(1)センター試験・中堅私大に対応できる基礎的な問題から標準的な問題までを解く力を培う。
(2)授業、予習、復習、宿題などの取り組みを通して、徐々に実力を養う。
(3)授業をとおして、考える力や発表する力、相手に正しく伝える力を伸ばす。
2 学習の方法
(1)予習について
○指示された教科書の例題、練習問題に事前に取り組むこと。
(2)授業について
○授業のテーマ(ねらい)や定義、定理、公式、法則などのポイントを板書するので、授業ノートに書き写そう。
○例題は家庭学習でやっておくこと。練習問題の解答、解説を授業で行う。黒板に解答を発表してもらうこともあ
るので、積極的に参加することを期待する。
(3)復習・宿題について
○授業ノートの他に復習・宿題ノートを用意するように。授業ノートにあるポイントを復習・宿題ノートに書き写
し、授業で取り組んだ練習問題を復習・宿題ノートでもう一度解くことを勧める。
○宿題は適宜、別の教材から類似問題を選んで課す。
(4)単元テスト、小テストについて
○単元の終わりや定期考査前に、小テストや確認テストを行う予定。
(5)定期考査について
定期考査は行わないが、考査期間中の授業時に確認テストを行い、定期考査同様に扱う。
○授業のポイントで紹介する用語や公式を問う問題を出題する。
○問題の難易度は、テキストの練習問題程度を予定している。
〈学習のアドバイス〉
数学の学習は積み重ねが大切です。定義、定理、公式、法則などのポイントを正確に覚え、練習問題の復習、宿題で
課す類題にしっかりと取り組んでください。また、数学の学習をとおして発言する力や考える力、伝える力を伸ばすこ
とも意識してください。最後まで努力した者に天使は微笑みかけるでしょう。
教科の
目 標
3 評価について
(1)評価の観点
観 点
趣 旨
全ての分野に、偏りなく関心をもち、数学のよさを認識し、それらを考察に活用しようと
しているか。
(授業、宿題など、学習の取組を評価する。
)
数学的に考察し表現したり、思考の過程を振り返り多面的・発展的に考えたりすることで、
②数学的な見方や考え方
数学的な見方や考え方を身に付けているか。
(問題の見方、考え方を評価する。
)
定義、定理、公式、法則を用いるなど、数学的に表現・処理する仕方や推論の方法などの
③数学的な技能
技能を身に付けているか。
(定理、公式の利用、計算、作図の仕方を評価する。
)
基本的な概念、原理・法則、用語・記号などを理解し、知識を身に付けているか。
④知識・理解
(定義、定理、公式を正しく理解しているかを評価する。
)
(2)評価の方法(観点①~④は、
(1)評価の観点と対応する。
)
①関心・意欲・態度
評価材料
観 点
定期
考査
単元
小
テスト
テスト
①関心・意欲・態度
○
○
②数学的な見方や考え方
○
○
③数学的な技能
○
○
④知識・理解
○
○
実技
実習
発言
発表
○
作品
レポ
―ト
ノート
ワーク
シート
討議
○
○
○
○
宿題
○
※評価の観点の①は「関心・意欲・態度」
、②は「数学的な見方や考え方」
、③は「数学的な技能」
、④は「知識・理解」を意味する。
○
4 授業計画
月
単 元
4
数学Ⅰ
数と式
2次関数
5
6
図形と計量
集合と論理
データの分析
数学A
場合の数
確率
整数の性質
7
8
9
10
11
12
1
2
学習内容
評価の観点
・因数分解
・対称式
・二重根号・絶対値
・平行移動・対称移動
・最大最小・条件式のある最
大最小
・連立不等式
・三角比
・三角方程式&不等式
・最大、最小
・必要条件、十分条件
・度数分布、箱ひげ図
・順列の基本・いろいろな順
列・組み合わせ・図形への
応用
・確率と順列組み合わせ
・余事象の確率
①授業での発言、発表、宿題に取
り組んでいる。
②因数分解の公式を理解し、使う
事が出来る。
二重根号が外せる。
絶対値を外せる。
③平方完成ができ、グラフを描く
事が出来る。平行移動対称移動
が出来る。
④簡単な三角方程式・不等式が解
ける。
⑤必要条件、十分条件、逆、裏、
対偶について理解している。
⑥度数分布、代表値、箱ひげ図に
ついて理解している。
⑦順列・組み合わせの基本的な問
題が解ける・
⑧余事象の考え方が身に付いてい
る。
⑨簡単なGCM、LCMの問題が
解ける。
⑩簡単な互除法の問題が解ける。
⑪簡単な不定方程式が解ける。
⑫円周角の考え方が理解できる。
⑬方べきの定理、メネラウスの定
理が使える。
・GCMとLCM
・約数の個数とその総和等
・互除法
・不定方程式等
図形の性質
・円周角等・内心&外心
・方べきの定理、メネラウス
数学Ⅱ
・
複素数と方程式・式と ・二項定理、多項定理
証明
・複素数の計算
・剰余の定理、因数定理
・相加平均、相乗平均
図形と方程式
・直線の平行・垂直
・点と直線の距離
・k の値にかかわらず定点を
通る直線
・円の方程式と接線の方程式
・平行移動
・軌跡と領域
・領域における最大最小
三角関数
・加法定理
・三角関数の合成
指数・対数
・累乗・累乗根の大小
・指数方程式、指数不等式
・対数計算
・大小、桁数等
微分・積分
・曲線上の点における接線
・増減表と極大極小
・関数の最大最小
・定積分と最大最小
・定積分と面積
数学B
・等差数列、等比数列
数列
・Σ計算
・群数列、漸化式
ベクトル
・ベクトルの演算
・共線条件
・ベクトルの内積
・三角形の面積
・線分の交点の求め方
・直線のベクトル方程式
・空間のベクトル
・正四面体の問題
・空間における直線
・
定期考査等
小テスト
小テスト
確認テスト
(前期中間考
査の代わり)
小テスト
小テスト
①二項定理を理解し使える。
②複素数の計算が出来る。
③剰余の定理、因数定理を理解し、
用いる事が出来る。
④平行条件、垂直条件を理解して
いる。
確認テスト
⑤点と直線との距離の公式が使え (前期期末テ
る。
ストの代わり)
⑥円の方程式が理解できる。
⑦軌跡と領域の簡単な問題が解け
る。
⑧加法定理を正確に覚え、使う事
が出来る。
⑨三角関数の合成が出来る。
⑩指数法則を理解し、その計算が
出来る。
⑪対数の性質を理解し、対数法則
を用いた計算が出来る。
⑫増減表が描けて、グラフを描く
事が出来る。
⑬最大最小の問題に応用できる。
⑭定積分と面積の関係を理解し、
簡単な問題が解ける。
①基本的なベクトルの計算ができ
る。
②内積について理解し、簡単な問
題が解ける。
③内分、外分の公式を理解し、用
いる事が出来る。
④直線のベクトル方程式について
理解し、簡単な方程式が作れる。
⑤正志面体の典型的な問題を理解
し、簡単な問題が解ける。
小テスト
小テスト
確認テスト
(後期中間テ
ストの代わり)
小テスト
確認テスト
(後期期末テ
ストの代わり)
反省等