どうぶつ 賠償責任事故通信 賠償責任事故の起きやすい場面 特集 「どうぶつ 賠償責任事故通信」は、ペット賠償責任特約を付帯されている方にお送りしております。 朝夕涼しく、お散歩が一層楽しい季節となりました。夏の暑い時期に比べて、ワンちゃん達もより活動的になって いるのではないでしょうか。 本号では、これまでにアニコムに寄せられた賠償責任事故の中から、事故発生時の状況として典型的なケースを 紹介します。 対人事故 知らない人に注意! ワンちゃんはデリケート。知らない人がいきなり頭を なでようとすると怖くて咬んでしまうことがあります。 特に子供たちはワンちゃんとの接し方を 知らないことがあり、咬まれるケースが 多くなっています。 宅急便の配達に注意! 来客の瞬間に室内犬が玄関に飛び出して 咬むことがあります。 ◆玄関チャイムの音に 反応する子は要注意! ◆怖がりな子は要注意! ウンチの片付けに夢中になってない? ウンチは健康のバロメータですから、きちんとチェックしてほしいものです。 しかし、片付けている際にちょっと目を離して、事故が起こってしまうことが あります。ほんの少しであっても油断は禁物です。 来客やお散歩中のトイレなど、普段よくある場面での賠償責任事故が多発しています。 ほんの一瞬、ワンちゃんから注意がそれただけで、ワンちゃんの思いがけない行動への対応は遅れてしまいます。 リードをつけていない状態で起きる来訪者への咬みつき、玄関からの飛び出しにはご注意ください。 対物・対どうぶつ事故 お家の中ではガジガジ事件多発! お客様が来られておしゃべりに夢中になっているときに気がついたら 来客の靴やカバンをかじっていた!そんな事故が多く発生しています。 ◆来客中は、サークルやケージに入れておきましょう。 楽しそうな集まりに僕も参加したいワン! 他のワンちゃんを見かけるといきなり走り出して、咬みついてしまうことがあります。 ワンちゃんには悪気はなくても、興奮して飛びかかったためにケガをさせてしまうことも。 特に子供がリードを持つ場合は止められないことがあるので注意が必要です。 また、伸びるリードにも気をつけましょう。走り出した瞬間にリードが伸びてしまい、 ワンちゃんや人に絡まったり、つまづいたりする事故の原因ともなります。 ワンちゃんにとって、見慣れない方の持ち物は興味の対象です。夜、寝ている間に、泊まりに来ていたお客様のバッグをあさり、中身で 遊んで破損させてしまう事故が多発しています。 また、お散歩中に他のワンちゃんと会った際、挨拶させようとしてケンカになったというケースもありました。じゃれあいでも危険になる 場合がありますが、ケンカをすればお互いに大きなケガをする心配があります。ワンちゃん同士にも「相性」がありますので、安易な 接触はとても危険です。 次のページでは、手軽にできる賠償責任事故の予防法についてお知らせしています。 事故を防ぐためにできること ちょっとした注意で、事故は防ぐことができます。 どうぶつさんとの楽しい毎日のために、ぜひお役立てください。 ◆ 室内でできること 物は出しっぱなしにせずに、 ワンちゃんの手の届かない 場所にしまうとあんしんです。 ◆ 玄関でできること チャイムに反応する子は 玄関まで飛び出さないよう ドアを閉めてから お客様を迎えると あんしんです。 来客中・・・ 知らない人が苦手な子はケージや クレートで落ち着かせてあげま しょう。 お留守番の際も、ケージの中に 入れてあげるとあんしんです。 チャイムに反応する子は 柵があるとあんしんです。 お客様の靴も、下駄箱の中に しまっておくとあんしんです。 ◆ 外出中にできること 知らない人が近づいてきたら・・・ ワンちゃんに向かって手を出さないように してもらいましょう。 日頃から、ご家族以外の方に ワンちゃんを 触らせないように するとあんしんです。 自転車やバイクに追い越されそうになったら・・・ ご家族が道路側を歩くなどして 直接ワンちゃんを追い抜かせないよう 気をつけましょう。 交通量が多い通りでは 抱っこしてあげると あんしんです。 咬みつき事故で多いのは、なでられそうになり咬んでしまう 咬みつき事故で多いのは、ご家族以外の方がワンちゃんをなでようとした時に咬んでしまう事故です。 お散歩ついでのお買い物の間、スーパーやコンビニにワンちゃんをつないだままにしていませんか? ご家族が目を離している時は特に危険です。外出時にワンちゃんだけで待たせるのは絶対にやめましょう。 また、ご家族が一緒にいるときであっても、子供たちには特に注意が必要です。見知らぬワンちゃんにはいきなり 手を出さないよう教えてあげましょう。絶対に咬まないと思っているワンちゃんでも、知らない人相手では予期 せぬ行動をとることがあります。外出の際にはご家族が周囲に注意しましょう。 繰り返し事故を発生させてしまった場合、ペット損害賠償責任特約の継続契約をお引受できない場合がありますのでご了承ください。 w y.higuchi c miho.kuriyama LK439-1510-05
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