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やっ
七月二十八日︵日︶に開催した本
ぱ
群馬の夏は、 り
暑か
っ
た
!
年度第一回目の﹁グッドぐんまの産
地交流会﹂。群馬県産農畜産物販売
①エダマメ農家訪問
協力店の関係者の皆様にも、多数ご
食べたい!旬の食材
Vol.2
開催のご報告
早朝に収穫を終えたエダマメが、
脱莢、選別、洗浄を経て袋詰めされ
脱
ていく様子を見学しました。
て
緑のじゅうたんが
一面に広がるヤマト
イモ畑で尾島大和芋
研究会の石川さんか
らお話を伺いました。
収穫の5分の1も廃棄して品質
を維持していること、鮮度を維持
するために特殊なフィルムで包装
していることなど、生産者・大川
さんのひたむきさが印象的でした。
②ヤマトイモ畑見学
②
水やりや肥料くれなど、夏場の栽培管理が重要なのだとか。
の栽培管理が重要なのだとか。
時期によっては甘みの強いヤマトイモが出荷されることもあ
トイモが出荷されることもあ
る、というお話には、皆さん興味深く耳を傾けていました。
味深く耳を傾けていました。
③ニガウリ畑見学
キャベツ畑に
圧倒
エダマメにヤマトイモ、そしてニ
。どれをとっても群馬東
……
ガウリ
部地域の夏を代表する農産物。ほ場
の風景ともどもご記憶に留めておい
ていただいて、売り場で見かけた際
には、ぜひ群馬県産をお買い求めい
ただけたら幸いです。
昼食や試食など、実際に召し上
がっていただいた際には、おいしい
と好評だった一方で、もっと素材の
良さを味わいたい、料理ではなくて
野菜そのものの味が知りたい、そん
なご意見も頂戴しました。こういっ
たご意見も参考にさせていただいて、
次回以降、より一層充実した産地交
流会にしてまいります。
次回の開催は冬。群馬の冬だから
こそおいしい、そんな食材と産地を
ご用意しお待ちしております。今回
ご参加いただけなかった皆さんもぜ
いつも「旬感ぐんま」をご覧いた
だきありがとうございます。
今回はキャベツ出荷最盛期を迎え
た嬬恋村へ、キャベツ農家の黒岩さ
んのお話を伺いに行きました。恥ず
かしながら初めての嬬恋村訪問でし
たので、見渡す限り一面に広がるキャ
ベツ畑にただ圧倒されてしまいまし
た。黒岩さんに オススメのおいし
いキャベツの食べ方 を尋ねたとこ
ろ、これが意外や「生のキャベツに
醤油とマヨネーズ」が黒岩家流なの
だとか。試してみたら、これがなか
なかの美味。嬬恋キャベツの素材の
良さを味わえる一品でした。皆さん
も是非お試しください。 「いつもよりだいぶ涼
しいです」とJA担当
者は笑いますが、昼下
がりの最も暑い時間の
見学となりました。 歯ごたえのあるニガウ
リを出荷するために、
早朝涼しいうちに収穫
するそうです。
本場沖縄からも視察に訪れるほど確かな栽培技術
が評価されています。
ひ、お越しください。
ャベツを食べても、おいしいと感じ
てもらえるはずです﹂
八月から九月が夏秋キャベツの出
荷最盛期。午前二時から収穫作業が
するためには、そんな技術が欠かせ
始まります。作業が集中しないよう
つまごいパノラマラインへと車を
ません。こうして収穫されたキャベ
に、畑ごとにしっかりと収穫期を管
走らせると、そこは見渡す限り一面
ツは、すぐに予冷庫に入れられ、鮮
理する。本当においしい状態で収穫
に広がるキャベツ畑。嬬恋村だけで
度を保ったまま首都圏へ出荷される
高原で育った
新鮮なキャベツ
三千㌶、およそ五〇〇戸の農家がキ
のです。
キャベツ
夏秋キャベツ出荷量
全国第一位
ャベツを栽培しています。黒岩大門
﹁消費者の皆さんには、実際にキャ
すね。どんな環境でキャベツが育て
もその一人、今年は七㌶の畑
﹁この広さ、この規模が、嬬恋キ
られているかを見ていただければ、
さん
ャベツの強みなんです﹂年間六万ケ
もっとキャベツを好きになってもら
(37)
ベツの産地を見にきてもらいたいで
ース、最盛期には日に七百ケースを
えると思います﹂
を手がけています。
超える量を出荷する黒岩さん。﹁日
ベツに特化した産地はありません。
本のどこを探しても、これほどキャ
栽培条件の下、巻きがしっかりした
大量に、しかも安定した品質で出荷
群馬県の西北端に位置する吾妻郡
嬬恋村。周囲を二千㍍級の山々に囲
まれ、標高七百∼千四百㍍の高原が
広がります。この嬬恋村の特産と言
えばキャベツ。七月から十月にかけ
て出荷される夏秋キャベツの出荷量
は日本一を誇り、この時期、首都圏
で消費されるキャベツの八割を嬬恋
産が占めると言われるほどです。
夏の高原特有の冷涼な気候、昼夜
の温度差、降り注ぐ陽の光に輝くみ
。この恵まれた
ずみずしい朝露 ……
柔らかくて甘みがあるシャキシャキ
することができる。嬬恋村のどのキ
黒岩 大門さん
(群馬県嬬恋村)
としたキャベツが作られています。
今年は天候に悩まされました。春
先には大雪が降ったり、その後は雨
が非常に少なかったりと、本当にい
いことがなかったんです。4月20日
から定植を始めたんだけど、GW前
には枯れてしまって急いで植え替え
です。キャベツを始めて8年、これ
までも大変なことはあったけど、初
めてですよ、苗が枯れるなんて。
一緒にやっている父は、この道40
年。いまだに現役です。キャベツ栽
培は天候に左右されることも多いか
ら、父の経験に学ぶことも多いです
ね。自分は10年ほど会社勤めをして
からこの業界に入りましたが、初め
のうちは朝は早いし、仕事はきつい
し、大変だったけど、父に助けられ
ながら何とかやってきた。今では本
当にやりがいを感じています。何よ
り苦労して育てたキャベツを知り合
いや親戚に配ったときに「おいし
かったから、またちょうだい」そう
言われるのが一番嬉しいんですよ。
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参加いただき、誠にありがとうござ
今
8月∼10月
8月∼10月
いました。連日気温三十五度を超す
ん
2013
猛暑が続く太田館林地域を訪問した
ま
感
ぐんまブランド推進室
ぐんまブランド推進室
産地交流会の一日をリポートします。
ぐ
旬
群馬県農政部蚕糸園芸課
群馬県農政部蚕糸園芸課
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群馬県蚕糸園芸課ぐんまブランド推進室販売戦略係(〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1 ☎027-226-3129)
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