JFS地域の経済と幸せプロジェクト JFS/幸せ経済社会研究所 新津 尚子 幸福度指標作成に取り組む自治体との イベント共催・交流・情報発信(荒川区・熊本県・兵庫県) 国内外の有識者との情報・意見交換 プロジェクトページ (ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ氏・草郷孝好氏) 2 JFS地域の経済と幸せプロジェクトで 重視していること • 地域の中で仕事をつくりだし、お金を地 域内で循環させることが重要なのでは ないか? 地域の経済のあり方を見直す様々な取り組み • 働き方 • 投資の仕方 • 地域の自立 働き方 モンドラゴン協同組合企業 • スペインのバスク地方の都市モンドラゴンに基盤を おく労働者協同組合の集まり – 60年以上かけて、疲弊した金属加工労働者の町 から、最大の労働者協同組合グループの拠点へ と発展。 • スペインが25%の失業率に苦しんでいるときも、モン ドラゴン協同組合企業には失業者はいなかった。 – 働き手を再教育して、勢いのある部門へと移動。 – http://www.centerforneweconomics.org/e-newsletters/lessons-basque-country – http://ishes.org/cases/2014/cas_id001391.html 地域に投資する スロー・マネー運動 • 「スロー・マネー」は地元の小規模な食料業者への投資 を呼びかける米国の運動 – これまでに3,900万ドル(日本円で46億円相当)が小 規模な食料事業者に投資されている。 – 投資の機会でもあるスロー・マネーのイベントは、米 国以外の7カ国でも行われている。 • この運動は、クラウド・ファンディングやクレジット・ユニオ ンと並んで、金融分野で5本の指に入る流行と報道され ている。 *換算レートは2015年1月現在 https://slowmoney.org http://ishes.org/cases/2015/cas_id001476.html 地域に投資する 英国トットネスの「リ・エコノミー・プロジェクト」 地域起業家フォーラム 昨年のフォーラムでは、起業家による5つの プロジェクトの発表 約5万ポンド(約890万円)の投資と贈与を集 める 法律・マーケティングなどのサービス 労働力・食事・ハグ http://www.transitiontowntotnes.org/groups/reconomybusinessnetwork/local-entrepreneurforum/ 地域の自立 トットネスの「地域経済の青写真」 飲食物 3,000万ポンドがトットネ ス地方の全ての小売店 などで食べ物や飲み物に 使われている 供給 緑色の部分は、地 域内からの調達を 増やせるチャンスを 示している レートは2015年2月現在 http://www.transitiontowntotnes.org/groups/reconomybusinessnetwork/economic-blueprint/ http://www.japanfs.org/ja/files/wbg_131205_03.pdf 地域の自立 飲食物 支出 緑の部分は、地 元の店での買 い物を増やせる チャンスを示し ている レートは2015年2月現在 http://www.transitiontowntotnes.org/groups/reconomybusinessnetwork/economic-blueprint/ http://www.japanfs.org/ja/files/wbg_131205_03.pdf 地域の自立 漏れバケツ理論(New Economic Foundation) 観光や投資によって地域にお金が入っても、 それが遠くのデイケアセンターや、建設業者へ の支払いに使われた場合、すぐに地域から出 ていってしまう。 http://www.pluggingtheleaks.org http://www.japanfs.org/ja/files/wbg_131205_02.pdf New economic foundation
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