前期 生物プリント NO.2(解答) 教 P.110,113 原核細胞での転写調節機構の発見 遺伝子の中には,他の遺伝子のはたらきを調節する(1 調節 )遺伝子があり,転写の開始の調節に関 係する(2 調節 )タンパク質の(3 アミノ酸 )配列を決めている。 調節タンパク質が DNA の特定の塩基配列である(4 オペレーター )に結合することによって,遺 伝子の(5 転写 )が抑制または促 進 されるという説を(6 オペロン説 )といい,(7 ジャコブ ) と(8 モノー )が提唱した。 ラクトースが(9 ない )とき,調節タンパク質が DNA のオペレーターに(10 結合する )ため, 転写が(11 抑制 )される。 ラクトースが(12 ある )とき,調節タンパク質はラクトースの代謝産物と(13 結合する )結果, 調節タンパク質が DNA のオペレーターから(14 離れる )ため,転写の抑制が(15 解除 )されると, (16 RNA ポリメラーゼ )が,DNA の特定の塩基配列である(17 プロモーター )に直接 結合することで転写が(18 開始 )する。 教 P.112 真核生物での転写調節機構 真核細胞の DNA は(19 ヒストン )などと結合して,(20 ヌクレオソーム )を形成し,その つながりは折りたたまれ,(21 クロマチン )構造を形づくっている。このような状態の DNA には, 転写を行う RNA ポリメラーゼが(22 結合できない )ので,遺伝子は(23 転写されない )。 遺伝子が転写されるには,遺伝子とその近くを含む部分が,ある程度(24 ほどけた )状態になって いる必要がある。 (25 RNA ポリメラーゼ )が,転写の開始を助けるタンパク質の(26 基本転写因子 )と, DNA の特定の塩基配列である(27 プロモーター )が複合体を形成することで転写を(28 開始 ) する。 教 P.116 ホルモンによる遺伝子発現の調節 昆虫の変態を誘導するホルモンを(29 エクジステロイド )という。 エクジステロイドは標的細胞の中に入り,(30 受容体 )と結合し複合体をつくり,核内に移行し, (31 転写 )が活性化する。 転写が活性化している部位を(32 パフ )といい,膨らんで見える。 教 P.118 遺伝子組換え 目的の遺伝子を取り出して調べる技術や遺伝子を操作する技術を(33 バイオテクノロジー ) という。 ある生物からとった遺伝子の DNA の断片を,別の生物の(34 DNA )中につなぎ込む技術のことを (35 遺伝子組換え )という。 目的の遺伝子を切り出すのに使われる酵素を(36 制限 )酵素といい,特定の(37 塩基 )配列の部 分で(38 2 )本の DNA 鎖を切断することができる。 制限酵素で切断した後,DNA をつなぎ合わせる酵素を DNA(39 リガーゼ )という。 教 P.120 遺伝子の運び手 目的の遺伝子の DNA を特定の細胞内に運び込むときに使われるものを(40 ベクター )という。 細胞内にある細胞独自の DNA とは異なる環状の(41 2 )本鎖の DNA を(42 プラスミド )とい い,ベクターとしてよく使用される。 細胞に,別の系統の遺伝子が入ることにより,その遺伝子の形質が発現することを(43 形質転換 ) という。 1 教 P.122,123 クローニングと遺伝子増幅 プラスミドを使って大腸菌で増やす方法や,PCR 法など,目的の遺伝子と(44 同一 )の塩基配列を もつ(45 DNA )断片を得る操作を(46 クローニング )という。 DNA ポリメラーゼを使って,DNA 断片を短時間で数十万倍以上に増幅させる方法を(47 PCR )法 という。 鋳型の DNA と,その一端と相補的な塩基配列をもつ短い DNA 断片である(48 プライマー )と, DNA(49 ポリメラーゼ )という酵素,4 種類のヌクレオチドを試験管に入れ,95℃で(50 加熱 ), 60℃で(51 冷却 ),72℃で(52 加熱 )を繰り返し,プライマーを DNA 複製の起点にして,DNA 鎖 を増幅させる。 DNA ポリメラーゼは,(53 温泉 )などに生息する(54 バクテリア )から単離されたものを使用 する。 教 P.124 DNA の塩基配列を読む 1970 年代後半に,(55 サンガー 取る技術を開発した。 )は DNA 断片をプラスミドに組み込み,DNA 断片の配列を読み 教 P.126 ゲノムプロジェクト 遺伝子(gene)という語に,全体を意味する(ome)を足した「遺伝子全体」を意味する語を(56 ゲノム ) という。 ショウジョウバエ,シロイヌナズナ,イネ,マウス,チンパンジー,ヒトの中でゲノムサイズが最も小 さい生物は,(57 シロイヌナズナ )である。 ゲノムの全 DNA の塩基配列を決める作業を(58 ゲノムプロジェクト )という。 ゲノムプロジェクトにより解明されたヒトゲノムの全塩基対は,およそ(59 30 億 )塩基対である。 教 P.129 トランスジェニック生物(外来の遺伝子を組み入れた生物 本来はその生物にはない外来遺伝子を導入する技術を(60 トランスジェニック )技術という。 この技術を利用して,成長ホルモンを多くつくらせるように 遺伝子を操作したマウスは,通常のマウスに比べて,体の大きさが(61 大き )くなり,他の変化は (62 なかった )。 教 P.130,131 細胞内の遺伝子の発現に関する技術 下村脩博士により,オワンクラゲの発光を研究する過程で発見された(63 緑 )色の蛍光を発するタン パク質を(64 GFP )といい,生きた細胞の中で遺伝子の発現を確認することができる。 2
© Copyright 2024 ExpyDoc