研究に実施に関する情報公開 八尾市立病院では、臨床研究審査委員会の承認を得て、下記の研究を実施します。 この研究においては、患者様のカルテに記載された臨床データを研究資料として使用させていた だきます。患者様には臨床データ利用の目的と趣旨をご理解いただきますよう宜しくお願い申し上 げます。 受付番号:八病H26-39 研究課題名:若年者自然気胸手術における胸膜被覆処置が術後再発率に及ぼす影響を 調査する多施設共同後向き観察研究 研究期間:西暦 年 対象材料: □病理材料(対象臓器名 □生検材料(対象臓器名 □血液材料 □遊離細胞 ■その他( 診療録 ) 上記材料の採取期間:西暦 月(倫理委員会承認後)〜西暦 2016 年 12 月 31 日 ) ) 年 月(倫理委員会承認後)〜西暦 2016 年 12 月 意義と目的: 若年者における自然気胸手術後の気胸再発率が高いため、近年、再発予防処置 として手術時に胸膜被覆処置が行われるようになっていますが、その効果についてはま だ根拠が乏しい現状です。本研究では胸膜被覆処置が再発率の低下に寄与してい るのかを明らかにすることを目的としています。 対象: 平成 20 年 1 月 1 日から平成 24 年 12 月 31 日の 5 年間に原発性自然気胸の 同側初回手術を受けられた、手術当時 15 才以上 30 才未満のすべての患者さん 方法: 1)適格基準、除外基準をみたす患者さんを被験者として研究事務局:大阪大学大 学院医学系研究科 呼吸器外科学へ登録を行います。 2)登録患者さんについて気胸再発の有無を調査します。再発の有無が確認できた 患者さんにおいて、下記の臨床情報を診療録より利用し、術後 2 年以内に通院 終了となっている患者さんに対しては、八尾市立病院より郵便または電話で調査 いたします。 【利用するカルテ情報】 患者基本情報 :性別、手術時年齢、手術年月) 気胸治療時の情報 : ①臨床所見(患側、同側気胸の既往、対側気胸の既往) ②手術方法(アプローチ、嚢胞切除方法、切除数、胸膜被覆 の有無、被覆材の種類、血液製剤使用の有無、胸膜癒着 の有無) ③術後情報(再手術の有無、再手術の原因、術後ドレーン留 置期間) 再発に関する情報 :術後の同側気胸再発の有無、再発年月、無再発最終確認 年月、再発時治療施設、治療方法 今回使わせたいただく情報は、どの方のものかわからないように番号が付けられてい ますので、お名前など個人が特定される情報が外部に出ることはありません。また、研 究成果は学会や論文等で発表させていただくことがありますが、すべてのデータを一緒 にして発表することはあっても、個人情報を公表することはありません。 将来別の医学研究に今回のデータを二次利用する場合には、新たに計画・実施 される医学研究について八尾市立病院臨床研究審査委員会で承認された後に利 用されます。その場合にも同様に情報公開を行います。 問い合わせ・苦情等の窓口 八尾市立病院 呼吸器外科 : 兒玉 憲( こだま けん ) 〒581-0069大阪府八尾市龍華町一丁目3番1号 TEL:072-922-0881,FAX:072-924-4820 八尾市立病院 臨床研究センター : 香川 雅一 (かがわ まさかず) 〒581-0069大阪府八尾市龍華町一丁目3番1号 TEL:072-922-0881(PHS 2924),FAX:072-922-0754
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