紫波町議会定例会一般質問通告書(写) いじめ・不登校問題について

紫波町議会定例会一般質問通告書(写)
平成27年定例会9月会議
質問議員
[1]
1番
戸塚 美穂
質
問
の
内
容
○いじめ・不登校問題について
答 弁 を
求める者
教育委員長
平成 27 年3月の一般質問でいじめ・不登校の現況と解決に向け
ての対策の質問があった際、学校での対応は解決に至っていると
のこと。平成 26 年度認知されているいじめと不登校数にも触れて
いたが掘り下げて伺う。
1 学校での対応は解決に至っているとの事だったが、その対応
策を小学校・中学校でどの様に行われていたか具体的に伺う。
2 いじめ・不登校の認知数
いじめ 小学校2件 中学校4件
不登校 小学校2件 中学校 31 件とのこと。
いじめと不登校の因果関係、いじめを認知しない不登校にはど
の様な原因があったのか伺う。
3 いじめを抱えていた担任教諭へのメンタル面を含め、学校側
でのサポート対応・対策はでき、それが周知されていたのか伺
う。
町長
○地方創生について
地方での戦略で、一番の問題は人口減少に歯止めをかけるこ
と。特に重要になるのはお子さんを産んで頂ける女性と、これか
らを担う子どもたちにとって魅力ある町づくりなのではと思わ
れる。
1 町内でも婚活イベントが行われている様だが、紫波町のPRを
含めた転入に結び付ける全国的な発信はされているのか伺う。
2 平成 21 年8月に募集された第二次紫波町総合計画策定の際
の、小中学生作文、平成 21 年度小中学生「新しいまちづくりに
私たちの夢を」について6年経った今、子どもたちの夢が現実に
向け取り組まれているのか伺う。
[2]
16番
藤原 恵子
○教育問題「いじめ」について
いじめ問題に対する対処方針及び防止対策について伺う。
紫波郡内において未来ある中学生が自らその命をたつという
痛ましい事件がおきている。身近な問題であり、どの地域でも悲
惨な事件を二度と繰り返さないためにも、はじめに町長と教育委
員会の見解を伺う。
2 いじめ防止対策推進法を踏まえた学校の取り組み状況を改め
て伺う。
3 人間教育は家庭からはじまると思っている。家庭環境も事情に
より異なるが、
「他を思いやる心、負けない心」を育む家族の対
話運動の推進も必要ではないかと思うが伺う。
1
- 1 -
町長
教育委員長
質問議員
質
問
の
内
容
○直営及び第 3 セクター等の運営について
答 弁 を
求める者
町長
平成 26 年度の決算の内容をふまえ、27 年度の計画目標への、
取り組んでいる努力の経過の状況をどうとらえているか伺う。
1 えこ3センター
2 (株)紫波まちづくり企画
3 (株)紫波フルーツパーク
4 紫波町農林公社
町長
○地方創生について
2015 年6月 30 日、地方創生関連施策の指針となる「まち、
ひと、しごと創生基本方針 2015」が閣議決定された。
1 地域・しごと支援
2 都市と農村の交流
3 奨学金を活用した大学生の地方定着
4 子育て
等、地方交付税や各省庁の補助金だけでは対応できない事業
に、柔軟に使うことができるようにとらえている。この「新型
交付金」で稼ぐ力、総合力、民の知見等を引き出し、紫波町の
「人が生きる地方創生」の実現は可能にできるか伺う。
[3]
2番
佐々木 純子
○農業経営基盤の強化の促進に関する構想に基づく施策の 町長
方向と新たな担い手について
昨年9月に策定された「農業経営基盤の強化の促進に関する
構想」は、紫波町の農業と農業者に明日の生活と将来の夢を共
に手にするバイブルとして、策定されたものと認識している。
事実、この構想により「農業に未来」があると感じたのである。
決して、絵に描いた未来にしてはならない。この構想に基づく
施政の状況、方向性について何点か伺う。
1 農業後継者及び担い手不足に起因する農業経営の問題点
2 紫波町に相応しい園芸品目と導入方法
3 環境保全型農業のあるべき姿
4 新たに農業経営を営もうとする青年について
① 経営手法習得支援
② 生産基盤確保支援
③ 青年就農計画の実現に向けた取り組み
- 2 -
質問議員
質
問
の
内
容
○子育て支援について
答 弁 を
求める者
町長
子ども子育て三法の施行により、我が国の子育て支援施策は
大胆な前進が図られた、図られるに違いないと、一般に思われ
ているが伺う。
1 保育園、学童保育の保育は短くなっていないか。保育料が実
質値上げになっていないか。それに対し町はどのような施策を
講じているか。
2 負担額もさることながら、お母さん達が安心して働くために
は、保育時間が同様に肝心である。フルタイムを想定した保育
標準時間とパートタイムを想定した保育短時間に分けられる
が、年度途中で短時間から標準時間への移行は可能か。又、保
育士は充足しているか、逆に極端な余剰はないか、町内保育所
の状況を伺う。
3 今日、流通系事業所の増加により土日就労のお母さん方が沢
山いるが、現実的に町内保育所ではニーズはないか。
[4]
7番
細川 久
○特定健診の進捗状況と健康づくりについて
町長
1
元気はつらつ紫波計画に定める特定健康診査受診率の数値
目標の進捗状況について伺う。
2 新聞等の慶弔欄に 40 代から 60 代前半の方が亡くなられてい
るのをよく目にするが、生活習慣病が主な死因と思われるが、
その予防策として町の対策の状況とその成果について伺う。
3 少子化に伴い、若い年代の介護者が減り、元気な高齢者が介
護する側になるような取り組みが、今後必要と言われ初めてい
る。その実態と展望について伺う。
4 長野県が日本一の長寿県となった。お年寄りに仕事があるこ
と、減塩運動、健康体操等日頃の取り組みの成果だと聞いてい
る。健康の増進について学ぶべきことがあると思うが所見を伺
う。
選挙管理委
1 現在、当町では投票時間が午後8時までとなっているが、投 員長
票率を上げるために時間延長した午後6時以降の投票者数は
少ないと聞く。期日前投票が充実してきていることもあり、従
来のように午後6時に戻すことが出来ないものか伺う。
2 国政に限らず選挙の投票率が低下してきている現状である
が、来年の参議院選挙から、18 歳以上に選挙権が与えられ、
岩手県では2万人と聞いている。新たな対象者を含めて若い
方々へ政治への関心を持たせる必要があると考えるが、その対
策について伺う。
○選挙投票時間の短縮と投票率の向上について
- 3 -
質問議員
[5]
9番
及川 ひとみ
質
問
の
内
容
○防災対策について
答 弁 を
求める者
町長
平成 27 年7月に町内9カ所で地域防災計画の地区説明会が
開催され災害時の情報の発信、入手要領や自主防災活動の紹
介、防災マップの確認などが話し合われた。災害時に人命を守
るためには早い情報の入手や地域の自主防災も重要なものと
思う。8.9 の大雨で山が崩れ、土石流により被害を受けた人家
もあるが、危険箇所の整備も併せて行い防災とするべきではな
いか。地域防災計画資料編には危険箇所や危険区域の一覧があ
るが、修復がされず人家が被害を受ける恐れがある箇所の把握
と調査はされているか。また、急傾斜地危険箇所の防災につい
ての考えを伺う。
町長
○介護問題について
第6期の介護保険制度が始まり、保険料の改正で町民の負担
が増している。さらに8月から所得によって利用者の2割負
担、補足給付の適用要件の見直しなど大幅に改正となり、町民
に丁寧な対応が必要と考える。町民に対しての説明や周知はど
のようになされたのか、改正によっての状況や今後の介護制度
について次の2点について伺う。
1 介護保険負担限度額認定申請書があるが対象者数と申請状
況、2割負担となる利用者はどれくらいか。また、改正によっ
て懸念される点についての対応は検討しているか伺う。
2 総合事業には「住民主体の多様なサービス」が盛り込まれて
いるが、現行の介護予防通所・訪問サービスの縮小や代替は重
度化への防波堤にはならない。総合事業の中身で検討されてい
るものはあるのか伺う。
教育委員長
○教育問題について
平成 27 年7月に矢巾町でいじめに関して起きたことは、昨
年、滝沢市で同様のこともあったため、誰もが衝撃と悲しみを
感じたことと思う。町では、平成 27 年6月に「紫波町いじめ
防止等のための基本的な方針」が策定されているが、その後に
起きたことであり、悲しいなかでの教訓としてどう生かしてい
くのか見解を伺う。また、いじめの早期発見や対処について各
小中学校との連携の取り組みについて伺う。
- 4 -
質問議員
質
問
の
内
容
[6]
3番
佐々木 賢一
○長年放棄されている大規模民間遊休地について
[7]
8番
村上 秀紀
○「安心・安全な食」のさらなる推進について
[8]
6番
根水 康博
○第二次総合計画前期計画実現状況について
答 弁 を
求める者
町長
古館地域において、10 年位経過する民間遊休地がある。草が
生え放題、フェンスがさびて今にも倒れそうであり、地域住民か
らは虫の発生がかなりあり、蚊もかなり発生しており、夏場は結
構さされると言っている。また、夜間においては防犯灯が無いた
め防犯上怖いものがあるとのことである。住宅地域の中心部分付
近にあるため町として対策を取れるか、下記について伺う。
1 防犯灯等の設置は可能か。
2 草刈り、整地等の指導は可能か。
3 紫波町まち・ひと・しごと創生において、公民連携によるまち
づくり推進で町側からの活用提案ができるか。また可能性がある
か。
町長
昼夜間比率 83.4%(平成 22 年国勢調査)という県内一のベッ
ドタウンである当町が、今後もさらに住みよい町を推進していく
中で、欠かせないものの一つに「安心・安全な食」がある。
1 「産直のまち紫波」の取り組みによって、生産者の顔が見える
「安心・安全な食財」を提供しているが、売上高やホームページ
閲覧数の推移、また、産地直売所をめぐる今後の展望を伺う。
2 食糧自給率 170%をほこる当町の学校に通う子ども達がいつ
も楽しみにしている「安心・安全な給食」だが、食材総額におけ
る町内産の割合と、そのさらなる拡大へ向けた取り組みや、課題
について伺う。
3 食育推進計画および地産地消促進計画の現状と課題を伺う。
町長
前期基本計画の最終年として、目指す将来像5つの政策方針に
対する経過と成果、現状を踏まえた実現に向けての取り組み姿勢
について伺う。
○観光振興計画の取り組み実施状況について
町長
観光振興計画の達成度見込みと効果の波及について、期待され
る効果が掲げられているが、評価はどのように考えているのか伺
う。
○エネルギーステーション事業に係る事業収支計画内容に 町長
ついて
運用計画収入の部における住宅収入は 2018 年以降にあっては
安定した計画内容となっているが、当初計画では 2016 年までに
熱供給利用住宅が 40 軒となっている。現在の進捗状況を見る限
り、収支計画の見直しが必要と思われるが、その場合、町として
の対応はどうなのか伺う。
- 5 -
質問議員
[9]
15番
細川 恵一
質
問
の
内
容
○子育て支援対策について
答 弁 を
求める者
町長
1
子どもの医療費助成について
いま、進められている地方創生では、人口減少対策が大きな課
題とされている。次代を担う子どもや子育て世代を応援する施策
を展開し、戦略として検討するべきものと思う。この間の議会で
も取り上げているが、子どもの医療費助成は、少子化や人口減少
に歯止めをかける重要な制度であると考える。地方創生との関連
も含めて、改めて子どもの医療費助成に関して見解を伺う。
2 保育料について
平成 23 年 10 月から、少子化対策として階層の保育料額の見直
しが行われ軽減されてきた。また、多子世帯への第3子保育料無
料化も行われてきた。しかし、今年からの「子ども子育て支援制
度」では、保育料が制度実施前と比較すると値上げになったので
はないか。また、第3子の保育料の無料化は3人同時入所に条件
が変更され、利用者の負担増が懸念される。その影響と保育料軽
減の対策を伺う。
○いこいの家問題について
町長
いこいの家については、助成金が削減されるなどの問題で議会
で議論されてきたところである。この間のまちづくり座談会など
で、いこいの家の予算は来年度には戻すと答えているが、いこい
の家は、一人暮らしの高齢者などの生活を支える大きな役割を果
たしている。この事業を充実して早期に復活するべきではないの
か。
○住宅リフォーム奨励事業について
町長
この事業は昨年度まで実施され、27 年度からは中止というこ
とになっているが、昨年度まで 182 件のリフォームで3億3千4
百万円の工事額となった。助成額の 22 倍の経済効果を生み出し、
地域経済に大きく貢献している。事業は、地元業者の仕事と雇用
を増やし、地域経済の活性化につながるもので復活するべきと考
えるが見解を伺う。
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