血管造影X線画像診断装置一式 入札要項および

血管造影X線画像診断装置一式
入札要項および仕様書
平成27年7月
恩賜
社会福祉法人財団済生会支部
福岡県済生会二日市病院
院長
間野
正衛
目次
1. 調達の背景及び目的
2. 調達物品名及び構成内訳
3. 調達物品に備えるべき技術的要件の概要
4. 設置条件等
1.調達の背景及び目的
今回の調達の目的は、高性能、高機能のX線画像診断装置を導入することにより、
画像診断技術および機器を用いた治療を行い事などにより、更なる患者QOLの向上
を図るためである。
.2調達物品名及び構成内訳
Ⅰ) X線画像診断措置1式
2)上記物品の搬入
3)上記物品の搬入、据付、配線、接続、調整を含む
4)上記仕様の詳細に関しては、調達物品に備えるべき技術的要件に示す。
血管造影X線診断装置 仕様書
1
Cアーム支持装置(以下、アーム)は以下の要件を満たすこと。
1-1
正面用アームとして以下の要件を満たすこと。
1-1-1
設置方式は、アーム床支持部が検査用テーブル直下にない床置式であり、
アーム形状はオフセットのないストレート方式であること。
1-1-2
回転範囲はLAO/RAO方向に120゚/130゚以上であること。
1-1-3
回転範囲はCRA/CAU方向に55゚/45゚以上であること。
1-1-4
回転速度は可変速でLAO/RAO方向に最大25゚/秒以上であること。
1-1-5
回転撮影時の回転速度は最大40゚/秒以上であること。
1-1-6
回転速度は可変速でCRAN/CAUD方向に最大18゚/秒以上であること。
1-1-7
SID(焦点-FD間距離)は、最短で90cm以下、最長で119cm以上であるこ
と。
1-1-8
安全制御機構を有すること。
1-1-9
アームの奥行きは90cm以上であること。
1-2
側面用アームとして以下の要件を満たすこと。
1-2-1
設置方式は、天井懸垂式であること。
1-2-2
回転範囲は、LAO/RAO方向に27°/115°以上であること。
1-2-3
回転範囲は、CRA/CAU方向に45°/45°以上であること。
1-2-4
回転速度は可変速で、8°/s以上であること。
1-2-5
SID(焦点-FD間距離)は、最短で90cm以下、最長で119cm以上であるこ
と。
1-2-6
安全制御機構を有すること。
1-3
バイプレーン装置として以下の要件を満たすこと。
1-3-1
アイソセンタ高は115cm以下であること。
1-3-2
患者を乗せ替えることなく、バイプレーンで頭足から90cm以上の透視・
撮影視野を有すること。
1-3-3
アームプログラミングは、角度、視野サイズ、焦点-FD間距離、コリメ
ーション、補償フィルタを含めて可能であること。
1-3-4
アームコントローラは検査室および操作室の2箇所に設置すること。
1-3-5
参照画像とアームとの双方向連動を可能とするオートマップ機能を有す
ること。
1-3-6
バイプレーン透視が行えること。
2
検査用テーブルは以下の要件を満たすこと。
2-1
テーブルの高さは、780mm以下~1070mm以上の範囲であること。
2-2
天板固有ろ過は、1.5mmAl当量以下であること。
2-3
長手方向の可動範囲は1200mm以上であること。
2-4
横手方向の可動範囲は±175mm以上であること。
2-5
テーブルの旋回角度は、+90°~-120°以上であること。
2-6
FDおよびコリメータが回転可能であること。
2-7
テーブルの耐荷重は250kg以上であること。
2-8
心肺蘇生用に100kg以上の加重が可能であること。
2-9
マットレスは圧力分散型素材であること。
3
X線高電圧発生装置は以下の要件を満たすこと。
3-1
制御方式は、インバータ方式であること。
3-2
短時間定格出力は100kW以上であること。
3-3
最短曝射時間は1msec以下であること。
3-4
デジタルパルス透視が可能であること。
3-5
操作コンソールは、デジタル画像処理装置と統合されていること。
4
正面および側面用X線管装置は以下の要件を満たすこと。
4-1
X線管は2焦点以上を有し、小焦点0.5mm以下、大焦点1.0mm以下であるこ
と。
4-1
X線管は3焦点以上を有する場合加点として評価する。
4-2
最大陽極蓄積熱容量は2400kHU以上であること。
4-3
最大陽極蓄積熱容量が5000kHU以上である場合加点とする。
4-3
最大陽極冷却率は15000HU/sec以上であること。
4-4
最大陽極冷却率は25000HU/sec以上である場合は加点として評価する。
4-5
陽極冷却方式は油冷または水冷併用方式、または併用方式であること。
4-6
短時間出力は大焦点で90kW以上であること。
4-7
陽極は液体ベアリング方式であること。
4-8
陽極直径は140mm以下であること。
4-9
X線管重量は40kg以下であること。
4-10
コリメータ内に補償フィルタを有し、検査室および操作室のどちらから
でもフィルタおよびコリメータのセッティングができること。
4-11
総濾過フィルタとして2.5mmAl当量以上有すること。
5
正面および側面用フラットディテクタ(FD)装置は以下の要件を満たすこ
と。
5-1
FDは正面・側面ともに間接変換方式であること。
5-2
量子検出効率(DQE)は73%以上であり、濃度分解能は14bit以上である
こと。
5-3
ディテクタサイズは30.0cm x 39.0cm以下であること。
5-4
ピクセルサイズは160μm以下であること。
5-5
解像度は3.2p/mm以上であること。
5-6
入力面視野は6段階以上の切替が可能であり、デジタルズームも可能であ
ること。
5-7
最小視野サイズは11cm x 11cm以下であること。
5-8
最小視野サイズが8cm x 8cm以下である場合加点とする。
5-9
外形寸法は41cm x 52cm以下であること。
5-10
検出器本体にFD上下動ボタンを有すること。
6
X線TVモニタ装置は以下の要件を満たすこと。
6-1
検査室側のモニタおよびモニタ懸架システムとして以下の要件を満たす
こと。
6-1-1
対角56インチ以上のカラー液晶モニタを装備すること。
6-1-2
表示解像度は、3840×2160以上であること。
6-1-3
モニタ輝度は400cd/㎡以上であること。
6-1-4
ライブ、リファレンスを含め、18種類以上の映像信号を入力・表示可能
であること。
6-1-6
デジタル画像処理装置の操作卓にて、表示レイアウト変更が可能である
こと。
6-1-7
検査室用モニタ懸架システムは天井懸架式で、上下・水平・回転が可能
であること。
6-2
操作室側のモニタとして以下の要件を満たすこと。
6-2-1
対角19インチ以上の高輝度白黒液晶モニタを4台以上装備すること。
6-2-2
表示解像度は、1280×1024以上であること。
6-2-3
モニタ輝度は1000cd/㎡以上であること。
7
デジタル画像処理装置は以下の要件を満たすこと。
7-1
画像容量は1k x1kマトリクス, 12bit以上で50,000画像以上であること。
7-2
透視マトリクスは1k x1kマトリクスおよび10bit以上であること。
7-3
透視マトリクスは1k x1kマトリクスおよび12bit以上である場合加点とす
る。
7-4
収集マトリクスは1k x1kマトリクスおよび10bit以上であること。
7-5
収集マトリクスは1k x1kマトリクスおよび12bit以上である場合加点とす
る。
7-4
DSA撮影機能を有しリアルタイムピクセルシフトを4軸以上にて行える
こと。
7-5
DSA撮影機能を有しリアルタイムピクセルシフトを6軸以上にて行える
場合加点とする。
7-6
ロードマップ機能を有し、DSA画像をマップ像として用いることができる
こと。
7-7
検査室の操作卓は、タッチパネル方式であること。
7-8
オンライン濃度補正処理の設定が行えること。
7-9
撮影シーンの代表画像一覧表示機能を有し、また、撮影での冠状動脈の
ステント強調画像機能を有すること。
7-10
リアルタイム透視画像処理機能として、マルチ周波数ノイズ低減機能、
線量対応輪郭強調機能、検出器視野対応輪郭強調機能、画像ピクセル濃
度差対応輪郭強調機能、画像表示ウインドウ値自動設定機能等を有する
こと。
7-11
撮影後の自動ループ再生機能を有すること。
7-12
ECG波形をモニタ上に表示できること。
7-13
デジタル画像処理装置からの転送は、バックグランドにて行えること。
7-14
DICOM3.0に準拠したオフライン記録用メディアとして、DVD-Rに対応でき
ること。
7-15
オフライン記録用メディアに、画像とともにECG波形も記録できること。
7-16
DICOM 3.0 MWM、Storage、Q/R、Print機能を有すること。
8
被ばく低減機構は以下の要件を満たすこと。
8-1
1kマトリクス、10bit以上で1.0p/s~30p/sのデジタルパルス透視が可能
であること。
8-2
患者被ばく低減用の付加フィルタとして、3種類以上のCuフィルタを装備
可能であること。
8-3
ラストイメージホールド画像上のグラフィックマーカを確認しながら、
透視をせずにテーブルパニングできる機能を有すること。
8-4
コリメータ内部に面積線量計を有すること。
8-5
ラストイメージホールド画像上のグラフィックを確認しながら、透視を
せずにコリメータ・補償フィルタの設定ができる機能を有すること。
8-6
X線照射方向ごとの仮想皮膚線量積算値のモニタリング機能を有するこ
と。
8-8
検査ごとの実施情報および照射履歴を、DICOM SR形式で出力できること。
9
画像処理ワークステーションは以下の要件を満たすこと。
9-1
自社製ワークステーションを装備すること。
9-2
ワークステーション用に19インチ以上のカラー液晶モニタを2台装備す
ること。
9-3
血管撮影装置の画像データを、オンラインでかつ自動的にワークステー
ションに転送する機能を有すること。
9-4
3Dのための回転DSAおよび回転DA時の回転範囲は200°以上であること。
9-5
回転撮影終了後直ちにワークステーションにデータが転送され、転送中
も透視・撮影が可能であること。
9-6
1k×1kマトリクス以上で収集された回転DSA画像から3D再構成可能であ
ること。
9-7
最大512ボクセルで3Dアンギオグラフィー画像を作成できること。
9-8
3D画像の拍動補正を有する場合加点とする。
9-9
3D画像とアームの双方向連動が可能であること。
9-10
3Dロードマップ機能を有し、患者テーブル天板の長手移動に自動追従で
きること。
9-11
CTライクイメージング機能を有し、256ボクセルでの再構成時間が最短20
秒以内であること。
9-12
CTライクイメージング再構成画像を用いて、3Dで脳実質内の血液量をカ
ラーマップ化する機能を有する場合加点とする。
9-13
脳動脈瘤の解析および、頭蓋内ステントのシミュレーション機能を有す
ること。
9-14
CTライクイメージング再構成画像を用いた非血管IVR支援機能を有し、パ
ス投影のためのCアーム角度と3D画像の連動が可能であること。
9-15
CTライクイメージング再構成画像と、CTやMRIなどの異なる3Dボリューム
データのとのフュージョン機能を有すること。
9-16
2方向の透視像を用い、CTやMRIなどの異なる3Dボリュームデータの透視
へフュージョン機能を有すること。
9-17
栄養血管のセンターラインおよび腫瘍を自動抽出し、透視画像と重ね合
わせ表示する腫瘍塞栓術を支援する機能を有すること。
9-18
デジタルシネ画像表示機能を有していること。
9-19
DSA画像の表示および処理が可能であること。
9-20
造影された血流が血管各部へ到達するまでの時間をカラー化したDSA表
示機能を有し、術前/術後、病変部/正常部での血流比較が可能であるこ
と。
9-21
狭窄度解析機能を有すること。
9-22
金属アーチファクト除去アプリケーションを有すること。
9-23
1×1ビニングでの高精細CTライクイメージング機能を有すること。
設置条件等
(1)設置場所
福岡県済生会二日市病院放射線室
(2)設備要件
本院及び、建築、設備業者と供給者側が協議を行い、本院が用意した機器設置に
必要な設備以外の電源設備、給排水設備、空調設備、情報設備、があれば供給者に
おいて用意すること。
(3)搬入、据付、配線、接続、調整
機器の搬入、据付、配線、接続、調整については、支障をきたさないように
本院と協議の上、その指示によること。
(4)保守体制
納入検査後1年間は、通常の使用により故障した場合の無償修理に応じること。
また、故障時において迅速に対応が可能であること。