ストップ 労働災害!

社会福祉施設で働く皆さまへ
ストップ
労働災害!
≪転倒災害、腰痛を予防しましょう≫
労働災害は、転倒災害と腰痛が多数を占めています。
転倒事故には、「見える化」で危険認識や注意喚起して予防を!
腰痛には、省力化、作業姿勢の改善や予防体操等で予防を!
死傷災害の発生状況(H21年∼)※H26年はH27年1月末までの速報値 ※棒グラフは社会福祉施設
1,311
1,500
1,372
1,296
1,345
1,000
500
76
61
51
150
1,247
1,146
100
76
49
33
50
0
0
21年
22年
23年
24年
25年
26年
社会福祉施設・事故の型別 発生状況(H21年∼) ※H26年はH27年1月末までの速報値
140
120
100
80
60
40
20
0
131
95
20
18
3
7
9
社会福祉施設・年齢別 発生状況(H21年∼)
25
25
5
※H26年はH27年1月末までの速報値
112
120
100
80
49
35
40
0
80
69
60
20
8
i
1
∼19歳
20歳代
30歳代
40歳代
50歳代
厚生労働省 山口労働局・労働基準監督署
60歳∼
死傷災害は減少傾向、死亡災害は増加傾向!!
『労働災害ゼロ』を目標に、リスクアセスメントの実施な
ど施設の安全化措置、作業の安全衛生管理、安全衛生教育の
実施等労働災害防止に取り組みましょう!
労働災害防止のポイント
転倒災害
「STOP!転倒災害プロジェクト2015」展開中!(平成27年1月20日∼12月31日まで)
さまざまな対策の紹介などの特設サイトを開設。詳しくは厚生労働省HP「STOP!転倒災害プロジェクト2015」で検索
≪施設等≫
1 作業床面、通路面、階段は、つまづき、すべり等がないこと 「見える化」で注意喚起を!
・4S活動(整理・整頓・清掃・清潔)
・水分・油分が多い職場について耐滑塗装等作業面の改善
2 除雪・融雪・凍結防止等により作業通路を確保
3 滑りにくい靴の使用
≪教育≫
1 「急がない」「あせらない」など、急ぐ時ほど落ち着くことの徹底
2 「走らない」「前をよく見る」「○○しながら歩行の禁止」等安全ルールの徹底
腰痛災害
≪作業管理≫
1 リフト等福祉用具の導入による人力作業の省力化
2 前屈姿勢、中腰、ひねった姿勢、体を後ろに傾けながらねじるなど不自然な姿勢を無くす
3 腰に過度の負担が無いよう2名以上で作業する
≪作業環境管理≫
1 転倒災害の防止(転倒災害の欄参照)
2 適切な照度の確保により足元や周囲の安全確認
3 不自然な作業姿勢や動作とならないよう適切な作業空間を確保
≪健康管理≫
1 腰痛の健康診断を実施
2 ストレッチを中心とした腰痛予防体操の実施
墜落・転落災害
≪墜落・転落による危険防止≫
1 イスを作業台として使用することは不可
必ず、踏台、脚立など専用の用具を使用
≪昇降時の危険防止≫
1 高さ1.5mを超える箇所へは昇降するための設備の備え付け
2 移動はしご、脚立、踏み台等の使用(脚立、はしごは別の人に押えてもらう)
「見える化」で作業の安全を!
◎「見える化」は、危険認識や作業上の注意喚起を分かりやすく知らせるこ
とができ、また、一般の労働者も参加しやすいなど、安全確保のための有効
なツールです。
◎厚生労働省ホームページにリーフレットの掲載あり、見える化ステッカー
の入手も可能です。(「見える化で作業の安全を」で検索)