誰にでもわかる!主管のやり方! 【はじめに・・・】 この文章は、昨今の主管離れを危惧した歴代の全日本医科学生オーケストラ(以下、夏オ ケ)実行委員長達が「主管を引き受ける」というボンヤリフワフワ不安の残ることについて わかりやすく解説したものであり、これを読んで主管がいかに魅力的か、そして主管をよ り身近なものに感じてもらえればと考えております♪ 【主管とは・・・?】 主管とはこの全日本医科学生オーケストラフェスティバルを企画運営する団体のことで あり、フェスティバル開催中(合宿中)の練習後毎日行われる『連絡員会議』にて 2 年後の 主管を決めることになっております。 主管大学として立候補がでなければ、クジで 2 年後の主管ブロックを決め後はブロック 内で話し合ってどうやって主管を運営していくかが考えられます。 主管がいないと当然ですが、この夏オケは開催されませんし各大学間での交流や幅広い 人間関係構築のチャンスも失われてしまいます…。「主管」とはそんなとっても大切な存在 な訳です。 【主管がやってること】 「主管を引き受ける=大変な重荷を大学に負わせること」というイメージを持っている 方は少なくないでしょう。しかし、本当に本当にそうでしょうか・・・? 具体的に主管がやっていることを書いてみましょう!一般向けでは初公開のはずです(照) 【1 年目~主管決定~】 合宿所決め、ホール決め、指揮者決め の 3 本立て 実はこの 3 つ大変そうに見えてこの夏オケではとっても頼りになるトレーナーの先生方 のご協力により、実際に主管がやらなければならないことは「連絡」が殆どです。つま り多くの人の手を煩わせることはありません。合宿所決めも不安があるかもしれません が、それも素晴らしいベテラン旅行会社さんとの連携で何とかしていただけます! 一年目に他にやるべきことは次の夏オケに向けたチラシ作りや次期パートリーダー さん達への連絡を纏めたりといった細かなことばかりですが、それらは既に膨大に蓄積 された引継ぎ資料を参考にすれば 1~3 日で作れるわけです。 あと大切なのは部員集めです!夏オケを手伝ってくれるような部員を 15 人くらい集 めましょう!部内で集まらなければ学外の医オケ経験者に頼むのもよし!これはその 部の発展にも繋がるのではないでしょうか? 【2 年目~いよいよです~】 2 年目にやることはそれこそ細々とした事務作業が多くここでは言及しません。一言 で云うと「合宿と本番を成功させるための肉付け作業」でしょう。 夏オケの基本骨格である 3 本柱は既に 1 年目でほぼ完成しているわけですから、あとは それらに肉付けをして合宿開始まで盛り上げていくのみ!少し具体的に例を挙げてみ ますと・・・ ☆パートリーダー会での選曲開始と楽譜の確保 ☆合宿計画を皆で考えて、合宿所との入念な打ち合わせ ☆同じく本番のホールと打ち上げ会場との打ち合わせ ☆CD,DVD,パンフレットなどの業者との連絡 ☆夏オケ T シャツやグッズなどのデザイン作成 ☆宣伝活動の本格化(協賛、後援の依頼や広告の依頼など) ☆いろんな場所への下見!(←これがまた楽しい♪) …てな感じです♪まだまだ細々言い始めるとキリがないですがどれもやりがいのある 大切なお仕事です!ある程度主管内で協力してやることに大きな意味を感じます(^^) 各係りの仕事は時に大変で時にラクチンです。どの係りにもたくさんの引継ぎ資料とト レーナーの先生方や経験者の方からの心強いアドバイスがありますから、気持ちさえあ れば誰にだってできるんです! 【主管の引き受け方】 ① 夏オケに行く前に各大学内で「主管を引き受けて部活を盛り上げよう的な話し合い」を する ② 引き受けようと思ったらその年の実行委員長に相談 ③ 連絡員会議前に景気付けの一杯 ④ 連絡員会議にて「再来年の主管に立候補する大学は」の問いに元気よく利き手を挙げて 「○○大学行きます!」 ⑤ 拍手と歓声、そして温かい空気に包まれる連絡員会議 ⑥ 各セクションに行って主管決定の報告⇒拍手喝采! ⑦ 大学に帰って報告♪みんなで頑張ろう! 【最後に・・・】 主管について簡単に述べてきましたが、わかっていただきたいのは『「主管を引き受ける」 ということは苦労もありますが、「かけがえのない何か」を部内に取り込むことができる』 ということであります。50 万円前後の主管優遇費で部の設備を充実するもよし、主管から の夏オケ参加者の負担を軽減するもよし。しかしそういったお金の問題だけではないもの、 それはオーケストラ運営のノウハウであったりみんなで何か一つの大きなことを成し遂げ るための空気感だったりするでしょうが、そういったものを部にもたらすのも主管の醍醐 味ではないでしょうか?
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