政策1 市街地の計画的整備 施策1 秩序あるまちづくり

政策1 市街地の計画的整備
施策1 秩序あるまちづくり
事務事業の概要
事務事業名称
まちづくり協議会助成事業
会計
予算科目
款
項
目
一般
8
1
重点テーマ
担当課
住民が地域の課題を解決
する「地域力」の向上
都市計画課
決算額(円)
4
下海印寺まちづくり協議会活動 (学識経験者によるまちづくり勉強会の開催)
410,000
目的
地域住民主体のまちづくりを推進します。
内容
まちづくり構想の計画立案と実現に向けた事業活動
を行っているまちづくり協議会に対して助成を行い
ます。
事務事業の目標と成果
目標指標と実績
地域住民主体のまちづくり構想の作成と構想の実現化に向けた活動を行うまちづくり協議会を増やし
ます。
現 状
(計画策定時)
1団体
(平成21年度)
年度
23
24
25
26
目標
2団体
2団体
2団体
実績
1団体
1団体
1団体
27
2団体
2団体
平成25年度の事業内容
・まちづくり協議会で作成された事業計画に対して、助成金の交付や活動に対する助言・技術支援を
行いました。
・助成を行った下海印寺まちづくり協議会では、チョボラ30 (ちょっとボランティア30分活動)を6
回(防災訓練含む) 開催し参加延べ人数は304名、駅周辺開発((京都府京田辺市・木津川市)の先
進地視察23名の参加、協議会ニュースの発行 (10月、3月各300部)、今後のまちづくり協議会につ
いての勉強(講演)会の開催(11月、参加者38名) などが実施されました。
平成25年度の達成状況
ほぼ達成できた(目標の80%~100%)
年度目標の達成状況
・市民ニーズの多様化に伴い、まちづくりに関する課題は市内すべての地域に多種多様に存在してい
ますが、下海印寺まちづくり協議会に続く協議会発足までの機運醸成には至っていない状況です。
・長岡天神駅周辺の協議会発足に向けて関係者(自治会等)の役員会に出向き、まちづくり協議会の説
明を行いました。
・今後新たなまちづくり協議会設置に向けて、市としての働きかけの方策等の検討のため、京都府ま
ちの仕事人制度との連携や長野県飯田市への先進地視察を行いました。
課題と今後の対応
・市として地域ごとのまちづくりに対する施策の提案なども重要ですが、地域の住民が主体となると
いうまちづくりの原点からも、地域をとりまとめるリーダーの育成などが必要であり課題です。
・新しいまちづくり協議会の発足に向けた地域全体の説明会の前段として、協議会認定要綱を精査し
て実情に即した形への見直しの検討や、先進地事例の研究や府との協働を推進していきます。
・地域への働きかけとしては、学識経験者等による講演会(まちづくり勉強会)の開催等を通じ、まち
づくり協議会発足の機運の高まりに結びつけていきます。
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政策1 市街地の計画的整備
施策1 秩序あるまちづくり
事務事業の概要
事務事業名称
担当課
都市景観形成事業
会計
予算科目
款
項
目
一般
8
1
都市計画課
決算額(円)
4
長岡京市景観百選[まちなみ絵はがきコンテスト(長岡中学校区編)] 金賞作品
433,510
目的
長岡京らしい良好な景観の形成を図ります。
内容
景観形成の基礎調査を実施し、その結果に基づいて
景観計画の見直しを行い、重点地区の指定を目指し
ます。
事務事業の目標と成果
目標指標と実績
景観計画の見直しを行うとともに、市民及び事業者との協働による景観計画の充実を図ります。
現 状
(計画策定時)
現状データ収
集の実施
(平成23年度)
23
年度
24
25
26
27
景観計画の見直 景観計画の見直 景観計画の重点
景観計画の見直 景観計画の見直 しの基礎調査と
しの基礎調査と 地区の指定を目
目標
しの基礎調査
しの基礎調査
審議
審議
指します。
※25年度からの目標値
実績
現状データ収集
の実施
現状データ収集 景観計画見直し
の整理
に向けた検討
平成25年度の事業内容
・景観条例に伴う届出制度(届出件数 377件)と合わせて完了検査(現場確認件数 407件)を実施し
ました。
・「長岡京市景観百選・まちなみ絵はがきコンテスト(長岡中学校区編)」を実施し、66作品の応募が
あり、10作品が入賞しました。
・大規模建築物等に係る届出の適合審査をするためデザイン審査会を8回開催し、大規模建築物10件
について審査しました。
平成25年度の達成状況
ほぼ達成できた(目標の80%~100%)
年度目標の達成状況
・長岡京市の景観のすばらしさを多くの人に知ってもらい、景観計画に掲げている景観形成の意識の
向上に向けた取組みの一つである「長岡京市景観百選」として行ってきた写真コンテストに引き続
き、まちなみ絵はがきコンテストを実施し環境フェアの来場者に投票してもらい、入選作品は表彰
をし、広報紙への掲載や公共施設での展示を行いました。
・八条ヶ池周辺地区が、平成25年度都市景観大賞空間部門で最高位の大賞(国土交通大臣賞)を受賞
しました。
課題と今後の対応
・良好な景観を子や孫に引き継いでいくために、継続的な市民・事業者・行政の協働による取組みが
必要となります。今後の協働による体制づくりに向けて、まちづくり条例に基づくまちづくり協議
会制度を活用していきます。
・景観条例や景観計画について、より一層の理解と認識を持ってもらうため市民・事業者に向けた説
明会や出前ミーティング、景観啓発のコンテストや景観顕彰制度などを計画し実施していきます。
・行政が良好な景観形成の実現に向けて、先導的な役割を果たせるように景観重点地区の指定を目指
し、景観基礎調査やデータ収集・整理内容を基に検討を行います。
・市内小中学校等の教育機関と連携し、景観教育への助言・指導を行います。
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政策1 市街地の計画的整備
施策2 中心市街地の整備
事務事業の概要
事務事業名称
阪急長岡天神駅周辺整備事業
会計
一般
予算科目
款
項
8
4
重点テーマ
担当課
新しい都市基盤の構築とその活用によ
る「交流・活力・にぎわい」の創出
まちづくり推進室
決算額(円)
目
1
まちの将来像(長岡天神駅周辺のまちづくり構想より)
5,535,938
目的
長岡天神駅周辺のバリアフリー化により、歩きたく
なるまちづくりを進め、さらに魅力ある中心市街地
を創出することで活性化を目指します。
内容
バリアフリー化の実現や阪急の連続立体交差事業を
含む中心市街地整備方針を市民とともに策定します。
事務事業の目標と成果
目標指標と実績
交通社会実験の結果を受け、バリアフリー化実現のための具体的な手法を検討します。それをまちづ
くりの契機とし、魅力ある中心市街地の実現のための各種検討を行います。
現 状
(計画策定時)
道路や電線共
同溝の整備に
ついて検討
し、道路管理
者である京都
府と協議を実
施
京都府が検討
業務に着手
(平成23年度)
年度
23
24
25
連続立体交差事
交通社会実験の結 業や区画整理事
長岡天神駅周辺
果に基づく、バリア 業を含めた駅周
目標 フリー化実現のため 辺の整備計画策 整備計画案の検
討
の手法の検討
定に向けての検
討
道路や電線共同溝
の整備について検
討し、道路管理者
実績 である京都府と協
議を実施
京都府が検討業務
に着手
道路と鉄道との交
差方法について、
地形や経済性な
どから連続立体交
差事業の実現可
能性について検
討を実施
26
27
長岡天神駅周辺
整備計画案の検
討や、シンポジウ
ム等の開催による
市民への広報・意
見の聴取
長岡天神駅周辺
整備計画に基づ
き、具体的施策に
着手
※26年度からの目標
値
長岡天神駅周辺
が抱える課題を整
理し、その解決の
ための今後のまち
づくりについて検
討を実施
平成25年度の事業内容
・長岡天神駅周辺の抱える課題解決のため、連続立体交差事業やそれと一体的に行う面整備など、総合
的なまちづくりの視点が必要であり、今年度は長岡天神駅周辺のまちづくりについて検討を行い、ま
ちづくりの視点から連続立体交差事業の必要性について検討を行いました。また、その内容につい
て、京都府とも情報を共有するため協議を行いました。
平成25年度の達成状況
ほぼ達成できた(目標の80%~100%)
年度目標の達成状況
・安全で活力のある中心市街地形成を図るため、阪急長岡天神駅周辺の抱える課題等を整理し、その
解決のためにどのようなまちづくりを行うべきかについて、総合的な庁内での検討、京都府、阪急
電鉄㈱等関係機関との協議を行いました。
課題と今後の対応
・阪急京都線の踏切による渋滞や事故の防止を目的とした連続立体交差事業や、緊急車両も進入可能
な安全で快適な、活力ある中心市街地にするための阪急長岡天神駅周辺整備事業は、多額の事業費
と長期に渡る事業期間が必要となるため、財政シミュレーションや費用対効果も含め、事業の必要
性について、庁内での検討、関係機関等との綿密な協議を行い、意思決定を行う必要があります。
・当事業は市民の理解と協力が不可欠であり、計画検討にあたっては計画策定手法や検討内容等につ
いて、広報紙やホームページを活用した情報発信と、アンケートやパブリックコメント、協議会の
設立など、市民の意見が反映できるしくみ作りによる意見の聴取に努めます。
-149-
政策1 市街地の計画的整備
施策3 にそと・阪急新駅周辺の整備
事務事業の概要
事務事業名称
京都第二外環状道路周辺整備事業
会計
一般
予算科目
款
項
8
4
重点テーマ
担当課
新しい都市基盤の構築とその活用によ
る「交流・活力・にぎわい」の創出
まちづくり推進室
決算額(円)
目
1
京都第二外環状道路
59,053,824
目的
京都第二外環状道路の側道および側々道の安全性の向上を
目指します。にそと高架下の緑地空間整備および西代公園
整備並びにそれらの管理運営体制の構築を目指します。
内容
有効利用可能な高架下空間及び西代公園の整備について、
事業者と調整しながら整備していきます。
事務事業の目標と成果
目標指標と実績
京都第二外環状道路の側道および側々道の供用開始を支援し、西代公園整備事業並びににそと高架下緑化空間の
整備を推進します。
現 状
(計画策定時)
京都第二外環
状道路の供用
開始に向けた
支援、西代公
園基本計画、
高架下整備計
画の策定
(平成23年度)
23
年度
目標
実績
24
25
第二外環状道路の
供用開始に向けた
支援、西代公園整
道路用地買収の完了
備の工事完了、高
架下整備工事の完
了
京都第二外環状道路
の供用開始に向けた
支援、西代公園基本
計画、高架下整備計
画の策定
京都第二外環状道
路の供用開始に向
けた支援、西代公園
基本計画の策定、
高架下整備計画(拠
点1)の策定
26
27
にそと側道および
側々道の供用開始、
西代公園の工事、に 西代公園の工事完
西代公園の設計完
そと高架下緑化空 了、にそと高架下緑
了、にそと高架下緑
間の工事
化空間の工事完了
化空間の設計完了
※25年度からの目標値
京都第二外環状道
路の供用開始に向
けた支援、西代公園
実施設計、高架下緑
地空間(拠点1)の工
事、拠点2の実施設
計
平成25年度の事業内容
・京都第二外環状道路は事業者および関係機関と協議調整を行い、4月21日に供用開始しました。
・平成24年度に引き続き沿線地域の懇談会を開催し、沿線地域住民の理解を得るため事業の進捗状況
および工事概要説明を行いました。
・京都第二外環状道路高架下緑地空間(拠点1)整備工事を着工しましたが一部平成26年度への繰越
事業となりました。拠点2は地元と協議を行いながら実施設計を行いました。
・西代公園について、地元及び関係機関との協議を行い、実施設計を行いました。
平成25年度の達成状況
ほぼ達成できた(目標の80%~100%)
年度目標の達成状況
・京都第二外環状道路については4月21日、側道の一部については阪急西山天王山駅開業日の12月21
日に供用開始しました。側々道の一部は平成26年度の供用開始となる予定です。
・京都第二外環状道路高架下緑地空間実施設計(拠点1)については工事を着工しましたが、側道と
の調整により平成26年度に事業を繰越しました。
・西代公園実施設計のうち、公園設計は年度内に完了しましたが、管理棟については地元や関係機関
と調整により、平成26年度に実施設計を行うこととなりました。
課題と今後の対応
・供用開始がなされていない、京都第二外環状道路の側々道について、安全性の向上に向けて、地元
自治会やまちづくり協議会と協議し、事業者や公安委員会に要望を行います。
・京都第二外環状道路高架下緑地空間については、引き続き地元の意見を活かした整備を行っていく
とともに、管理運営計画について庁内関係部署と協議調整を行っていきます。
・京都第二外環状道路高架下緑地空間(拠点1)については、早期の工事完了に努めます。また、拠
点2については、地元自治会やまちづくり協議会と協議し、整備工事を行います。
-150-
政策1 市街地の計画的整備
施策3 にそと・阪急新駅周辺の整備
事務事業の概要
事務事業名称
阪急新駅周辺整備事業
会計
予算科目
款
項
目
一般
8
1
重点テーマ
担当課
新しい都市基盤の構築とその活用によ
る「交流・活力・にぎわい」の創出
まちづくり推進室
決算額(円)
4
阪急新駅周辺整備事業の立体イメージ図
1,587,634,708
目的
国及び阪急電鉄㈱などの関係機関や関係市民と連携
して阪急新駅及び周辺整備に係る都市再生整備計画
を策定し、それに基づき京都第二外環状道路と一体
的に整備します。
内容
阪急新駅を設置するとともに、京都第二外環状道路
の高架下を利用した駅前広場や駐輪場・駐車場など
の整備を行います。
事務事業の目標と成果
目標指標と実績
国及び阪急電鉄㈱などの関係機関や関係市民と連携して阪急新駅及び周辺整備に係る都市再生整備計
画を策定し、それに基づき京都第二外環状道路と一体的に整備します。
現 状
(計画策定時)
都市再生整備
計画の第4回
及び第5回変
更
阪急新駅の工
事
東西自由通路
の工事
(平成23年度)
年度
23
24
25
26
27
阪急新駅駅舎工事
阪急新駅駅舎及 新駅駅舎および
の推進、東西自由
周辺整備事業の
目標 通路整備工事の完 び周辺整備事業 完了
の完了
※25年度からの目標値
了
都市再生整備計画
の第4回及び第5回
変更
実績 阪急新駅の工事
東西自由通路の工
事
都市再生整備計
画の第6回変更
阪急新駅の工事
阪急新駅の工事 駅前広場等の工
駅前広場等の工 事
事
平成25年度の事業内容
・新駅の継続工事、駅前広場、駐輪場B及びC、パークアンドライド駐車場、高速バス停関連施設、
東西自由通路の整備工事を行いました。
・新駅周辺の地権者を対象とした「下海印寺地区土地区画整理世話人会」を8回開催しました。
平成25年度の達成状況
ほぼ達成できた(目標の80%~100%)
年度目標の達成状況
・国、府、西日本高速道路㈱、阪急電鉄㈱及び関係機関との協議を定期的に行い、駅舎建設工事、駅
前広場・駐輪場B及びC・パークアンドライド駐車場・高速バス停関連施設・東西自由通路の整備
工事を阪急西山天王山駅開業に合わせて完了しました。
・下海印寺地区における土地利用について計画案づくりを作成していくための「土地区画整理世話人
会」を開催し、テナントヒアリングを行うとともに事業計画案を作成しました。
課題と今後の対応
・阪急西山天王山駅周辺土地利用については、今後も土地利用の動向を見据えながら、「下海印寺土
地区画整理世話人会」を中心にまちの将来像に向けた計画案づくりを行っていきます。
-151-