2012年度(平成24年度)シラバス 公衆衛生学 4学年前期 選択2単位 担当教員:鮎川 恵理 バイオ環境工学専門棟B214室 オフィスアワー:木曜16:10-17:40 【授業の到達目標・テーマ】 公衆衛生の意義、健康の概念、公衆衛生活動を理解し、わが国の衛生行政、保健政策、地方自治体における衛生行政の仕組を学習し、公衆衛生が、地域・共同社会に おける、組織的な疾病の予防や健康(身体的・精神的)の増進にいかに重要であるかを認識することを目標とする。 【授業の概要】 公衆衛生学では、疫学調査の方法、疫学と疾病予防、公衆衛生に関係する生活・職場環境、食品衛生ならびに、社会福祉などを講義し、健康増進の評価と方法を講義 する。さらに、衛生行政、保健政策、関係法規などを講義し、環境調和および食品衛生管理監督に従事する際に必要な公衆衛生の知識を身に付ける。 【教育目標・時間】 学習・教育目標:(C-5)。時間:公衆衛生の意義、健康の概念、公衆衛生活動、わが国の衛生行政、保健政策、地方自治体における衛生行政の仕組を理解する12時間、 公衆衛生が、地域・共同社会における、組織的な疾病の予防や健康(身体的・精神的)の増進にいかに重要であるかを理解する10.5時間。 合計22.5時間。 【授業計画】 第1回:公衆衛生の概念、憲法 (C-5) 第2回:WHO憲章、健康の概念 (C-5) 第3回:衛生行政、保健政策、行政組織 (C-5) 第4回:公衆衛生活動 (C-5) 第5回:疫学調査の意義、方法 (C-5) 第6回:衛生統計、主な衛生指標 (C-5) 第7回:環境汚染・公害 (C-5) 第8回:環境衛生、自然環境 (C-5) 第9回:環境衛生、上水、下水、住居 (C-5) 第10回:労働衛生・職場環境 (C-5) 第11回:感染症予防、食中毒 (C-5) 第12回:感染症対策と関係法規 (C-5) 第13回:生活習慣病 (C-5) 第14回:国生活と社会保障制度 (C-5) 第15回:定期試験 (C-5) 【準備学習の内容】 第1回:1.公衆衛生の概念、憲法 予習:教科書第1章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第2回:WHO憲章、健康の概念 予習:教科書第2章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第3回:衛生行政、保健政策、行政組織 予習:教科書第2章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第4回:公衆衛生活動 予習:教科書第3章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第5回:疫学調査の意義、方法 予習:教科書第2章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第6回:衛生統計、主な衛生指標 予習:教科書第4章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第7回:環境汚染・公害 予習:教科書第5章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第8回:環境衛生、自然環境 予習:教科書第5章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第9回:環境衛生、上水、下水、住居 予習:教科書第5章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第10回:労働衛生・職場環境 予習:教科書第10章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第11回:感染症予防、食中毒 予習:教科書第4章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第12回:感染症対策と関係法規 予習:教科書第8章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第13回:生活習慣病 予習:教科書第6章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第14回:国生活と社会保障制度 予習:教科書第11章を読むこと。 復習:重要事項をまとめること 第15回:定期試験 予習:すべての重要事項についてまとめること。 復習:不明箇所について調べること。 【テキスト】 【参考書・参考資料】 「わかりやすい公衆衛生学第3版」 竹田美文・安達修一編 三共出版 を使用す る。 【成績評価の基準・方法】 【その他】 公衆衛生の意義、健康の概念、公衆衛生活動を説明できる(30%)、衛生統計、 衛生指標から健康事象を把握する能力、疫学調査の意義を説明できる(30%)、わ が国の衛生行政、保健政策、地方自治体における衛生行政の仕組を説明できる (40%)、についての達成度を評価する。成績は小試験(30%)と定期試験 (70%)の合計100点満点で60点以上を合格する。不合格者には再試験を行い90点 満点で60点以上を合格する。 授業コード:7051374001 【地球温暖化対策・環境・エネルギー関連科目】
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