平成26年度 さいたま市立教育研究所教科研究委員会要項 1 研究の趣旨 (1) 児童生徒一人ひとりのよさを生かし、確かな学力を身に付けさせるために、教科研 究及び「Lesson Study 研修会」(授業研究会)等を通して、先進的な授業の在り方に ついて提言し、各校の教育課程の編成及び学習指導の充実を支援する。 2 研究主題 「学ぶ楽しさを味わわせ学習意欲を高める授業の創造」 ~「身に付けさせたい力」を明確にした言語活動の工夫~ 3 研究主題設定理由 さいたま市においては、「生きる力」をはぐくむ教育を推進するために、「さいたま 市学校教育ビジョン」に基づき、落ち着いた学習環境の中で、児童生徒一人ひとりが 生き生きとした表情で主体的・創造的に学習する授業を目指している。 教育研究所教科研究委員会では、昨年度の研究主題を、「『児童生徒が共に高め合う 授業の創造』~言語活動を通した学び合いの工夫~」 、一昨年度の研究主題を「『児童 生徒一人ひとりが生き生きと学ぶ授業の創造』~主体的な言語活動の工夫~」として 言語活動の充実を図る研究を進めてきた。各教科の特性に応じ、児童生徒が互いに表 現し合い、高め合う授業を目指し、一定の成果を収めた。 今年度は昨年度までの研究の成果を踏まえるとともに、児童生徒が行う言語活動に 明確なねらいをもたせ、より教材の本質を追究できるよう、学習活動を充実させるこ とが重要だと考えた。そこで、研究主題を「『学ぶ楽しさを味わわせ学習意欲を高める 授業の創造』~『身に付けさせたい力』を明確にした言語活動の工夫~」と設定し、 「身 に付けさせたい力」を明確にした上で、学ぶ楽しさを味わわせ学習意欲を高めるため の授業の在り方を研究する。 4 研究の方法 (1)「全国学力・学習状況調査」「さいたま市学習状況調査」等の結果から、さいたま 市の児童生徒の学習状況を把握・分析し、小・中学校を見通した各教科の課題等 を明らかにする。 (2)各学校における「小・中一貫教育カリキュラム」を分析し、各単元での「身に付 けさせたい力」を明確にする。 (3) 「さいたま市国語力向上プログラム」や「基礎学力定着プログラム」等、市の施策 の趣旨を踏まえる。 (4) 「Lesson Study 研修会」 (授業研究会)を開催し、授業改善の方法について具体的 に検証する。 5 研究委員会 (1)構成 ○国語科 社会科 算数、数学科 理科 音楽科 図画工作、美術科 体育、保健体育科 家庭、技術・家庭科 … 研究委員 小 2 名、中 2 名 担当指導主事 1 名 ○生活科 英語科… 研究委員 3 名 担当指導主事 1 名 (2)開催 年間5回以内 (うち、1回は、Lesson Study 研修会とする。) 6 研究の全体構想図 さいたま市学校教育ビジョン 「ゆめをもち、未来を切り拓く、さいたま市の子ども」 学びの向上さいたまプラン ―確かな学力の向上― 研究主題 「学ぶ楽しさを味わわせ学習意欲を高める授業の創造」 ~「身に付けさせたい力」を明確にした言語活動の工夫~ 各教科研究テーマ 国 語 音 社 楽 会 算数、数学 図画工作、美術 家庭、技術・家庭 学習状況調査等 結果からの課題 各学校の ニーズ 理 科 活 体育、保健体育 英 語 各校の「小・中一貫教育カリ キュラム」の分析 生 国語力向上 プログラム・基 礎学力定着プロ グラム Lesson Study 研修会
© Copyright 2024 ExpyDoc