PDF版フライヤー(340KByte)

一般社団法人 日本シュタイナー幼児教育協会 公開講演会
「現在の幼児教育改革とその対応 」
∼シュタイナーの社会論の視点から∼
講師: 今井重孝(青山学院大学教授)
・日時 2月7日(土) 10:00~12:00
・会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 311号室
・参加費 一般 3000円 (会員 2000円)
今年4月から施行される「子ども・子育て新
制度」は、まだ保護者の方々にはそれほど
実感をもって受けとめられてはいませんが、
幼稚園・保育園関係者を大いに混乱させま
した。戦後最大の制度改革とも言われる変
化のもと、幼稚園・保育園の存在意義が改
めて問われています。
今井重孝・・・・1948 年、愛
知県に生まれる。教育学博士
(東京大学)。東京工芸大学
教授、広島大学教授を経て
2000 年 4 月より青山学院大
学教授。ドイツの教育制度、
経済格差が広がり、子どもの貧困、待機児
童、働く女性への子育て支援などが取り沙
汰されるなかで、日本社会の行方とこれか
らの教育のあり方を真剣に問い直すべき時
が来ているようです。第一次世界大戦後の
社会運動から始まったシュタイナー教育は、
今日の私たちの社会のなかでどのような課
題と可能性をもっているのでしょうか?
教育思想の研究を中心としながら、最近では、
そのような問いとともに、今回は、一貫し
て社会との関連のなかで教育のあり方を研
究してこられた青山学院大学の今井重孝教
授に講演をお願いいたしました。今井先生
は「現在の幼稚園・保育園が置かれている
状況について、シュタイナーの『社会の三
分節化』構想の観点からお話ししたいと思
編著『いのちに根ざす日本
シュタイナーの思想と現代(教育)思想をつな
げる仕事に力点を置いている。2003 年度より、
シュタイナー学校をテーマとした公的研究補助
を受けベルリンのシュタイナー学校の訪問調査
などを行った。著書に、単著『“シュタイナー”
『自由の哲学』入門』(イ
ザラ書房)、吉田敦彦と共
のシュタイナー教育』(せ
せらぎ出版)などがある。
藤野の学校法人シュタイナー
学園の評議員、日本比較教
育学会理事・編集委員
います」と応じてくださいました。 私たち
の現在を見つめ、シュタイナー教育の原点
から未来への方向を探る貴重な時間になる
ことと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
お問い合わせ:
日本シュタイナー幼児教育協会
[email protected]